JP3137363U - イノシシ用囲いワナ - Google Patents
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Abstract
【課題】 金属製で箱形オリ状の鳥獣類捕獲用のワナは、使用において狩猟法等の許可等を要するが、ワナの形状が開放部を有するものは許可を要さないと規定され、その規格に沿って構成された製品を提供する。
【解決手段】 ワナの上部が開口した囲いワナであって、枠体側面の高さを充分に設けると共に、更に開口部には内側に傾斜し絞り込まれた形状をなす枠体を取り付けることによって捕獲した有害獣の逃走を防止するように構成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 ワナの上部が開口した囲いワナであって、枠体側面の高さを充分に設けると共に、更に開口部には内側に傾斜し絞り込まれた形状をなす枠体を取り付けることによって捕獲した有害獣の逃走を防止するように構成されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、有害獣捕獲用の金属製囲いワナで、狩猟法等の法規制を受けない範囲で使用できる移動設置型の捕獲ワナに関する。
従来より鳥獣類を捕獲するには、狩猟法等の関係法令によって許可された範囲においてのみ、有害獣を生け捕りで捕獲する箱形でオリ状のワナが使用されていた。
特開2005−304316
中型の有害獣(主としてイノシシ)又は小型の有害獣(キツネ、タヌキなど)は、日本国内における山間部のみならず、最近の山林伐採や宅地開発によって人々の住宅域や都市部においても時折侵入が見られており、駆除を目的とした捕獲が求められてきた。
しかしながら、ワナや銃による有害獣の捕獲については、狩猟法において無許可者の使用が規制されており、たとえ所有者自身の敷地内であっても自由にワナを仕掛けて捕獲することは許されていない。
本考案は、土地所有者が自身の敷地内において使用する場合に限り、有害獣の捕獲を規制している狩猟法に抵触しないワナとして示された構造に沿った製品であって、箱ワナの上部を開口した囲い形オリ状の枠体で構成されるよう手段を講じたものである。
この考案は前記のように構成されており、以下に記載のような効果を有する。
旧来の箱ワナと同等な捕獲機能を有しており、狩猟法等の法規制を受けずに土地所有者は自身の敷地において適宜設置・捕獲使用が可能である。
狩猟許可が無くても、自己の所有地内であれば使用可能であり、許可を要さないので狩猟税の納付も必要なく使用できる。
上部開口の囲いワナであっても、側面の枠体の高さが充分に設けられているので、捕獲後の有害獣が本製品である囲いワナ内で飛び跳ねても外部に逃走はできない。
また、本製品である囲いワナの上部開口部には内側に傾斜した枠体が取り付けられており、一旦内部に捕獲した有害獣は更に脱出しにくい構造となっている。
一方、側面開口部には閉鎖式の扉を設けており、囲いワナ内部に進入した有害獣が、当該扉のストッパー解除機構に触れた瞬間に扉が自動的に閉鎖され、進入した有害獣はワナ内部に捕獲される。
また、ワナ枠体完成後に充分な強度が確保できるならば、設置現場組み立て式とすることも可能であり、枠体を一旦解体し山路を移動する場合の可搬性が向上する。
ワナ枠材として、鋼鉄製又はそれ同等若しくはそれ以上の強度を有する素材、具体的にはアルミ合金製、チタン製、カーボンファイバー製などを用いる。
囲いワナの枠体には格子状や網目状などのオリが張られ、捕獲した有害獣が再び外部へ逃走できないように保持する目的をもって構成されている。
側面開口部には、一般的に蓋状の別個の枠体が浮動状態でワイヤーによって吊られており、これがストッパーにより係止される構造で、囲いワナ内に進入した有害獣がストッパーの解除機構に触れると係止されていた枠体が落下して、側面開口部が閉鎖されるようになっている。
本考案に基づく囲いワナの構造例を示す図1は、本考案製品の全体像を示す。
図1では、上部開口部1が内側に傾斜した枠体2によって絞りが設けられており、捕獲した有害獣が飛び跳ねても脱出しにくい形状となっている。
側面開口部3は、落下式の別個の枠体4によって閉鎖された状態であり、囲いワナ設置の現場においては、上方に引き上げられてストッパー5によって浮動状態にて係止され、ワナ内部へ有害獣を導き入れるように開口された状態となる。
また、図2は本考案製品の短尺面を示しており、側面開口部3および落下式の別個の枠体4をあらわす。
図3は、本考案製品の長尺面を示し、枠体6に格子状のオリ7が張られて、囲いワナを構成する状態をあらわす。
なお、図3に示すように本考案製品の側面の高さは充分に設けられており、更に内側に傾斜した枠体2が上部に取り付けられることによって、捕獲後の有害獣の逃走を防止する。
本考案の製品は、狩猟法に規制されない規格に基づいて製造されており、自己所有地において狩猟許可を得ずとも有害獣駆除をおこなうことができる。
また、本考案製品の枠材をアルミ合金製あるいはカーボンファイバー製など軽量化しても充分な枠体の強度が保たれる素材を利用すれば、設置場所の移動が容易となる利点がある。
更に、本考案製品の底部に専用キャリアーを取り付けることによって、移動時の可搬性が向上する。
1…上部開口部
2…内側に傾斜した枠体
3…側面開口部
4…落下式の別個の枠体
5…ストッパー
6…枠体
7…格子状のオリ
2…内側に傾斜した枠体
3…側面開口部
4…落下式の別個の枠体
5…ストッパー
6…枠体
7…格子状のオリ
Claims (2)
- 鋼鉄製又はそれ同等若しくはそれ以上の強度を有する枠体素材を用いて箱状の捕獲オリを形成し、その側面に閉鎖式の扉付き開口部を有すると共に、その枠体上部が常時開口状態であることを特徴とするイノシシ用囲いワナ。
- 常時開口状態にあるワナ枠体上部に、垂直角度より枠体内側に傾斜して取り付けられた枠体によって、開口部分が枠体側面より幾分絞られた構造であることを特徴とする請求項1に記載のイノシシ用囲いワナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007003U JP3137363U (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | イノシシ用囲いワナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007007003U JP3137363U (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | イノシシ用囲いワナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3137363U true JP3137363U (ja) | 2007-11-22 |
Family
ID=43287727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007007003U Expired - Fee Related JP3137363U (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | イノシシ用囲いワナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3137363U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7355417B1 (ja) | 2022-06-16 | 2023-10-03 | 房総プラント株式会社 | 動物捕獲罠、動物輸送檻及び動物捕獲輸送セット |
-
2007
- 2007-09-10 JP JP2007007003U patent/JP3137363U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7355417B1 (ja) | 2022-06-16 | 2023-10-03 | 房総プラント株式会社 | 動物捕獲罠、動物輸送檻及び動物捕獲輸送セット |
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