JP3137235B2 - Icカード封切判別方法とicカード及びicカードシステム - Google Patents

Icカード封切判別方法とicカード及びicカードシステム

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JP3137235B2 JP09107953A JP10795397A JP3137235B2 JP 3137235 B2 JP3137235 B2 JP 3137235B2 JP 09107953 A JP09107953 A JP 09107953A JP 10795397 A JP10795397 A JP 10795397A JP 3137235 B2 JP3137235 B2 JP 3137235B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICカード封切判
別方法とその実施に直接使用するICカード及びICカ
ードシステムに係り、さらに詳しく言えば、ICカード
によるサービスを提供する装置側に、カード使用時にマ
ーキングを付与したり、あるいは、カードにラッピング
がなされているかなどを検出するための特別な機構を設
けることなく、利用者がそのカードのみでそのカードが
使用開始されているものであるかどうかを容易に識別で
きるようにした新規なICカード封切判別方法とICカ
ード及びICカードシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICカードは、サービスを提供する装置
内のカードリーダライタとデータのやり取りを行うこと
により、予め指定された機能(所有者の認証や度数管理
など)を提供する。カード発行者は、利用者が支払う対
価に対して、所定の機能を持つカードを発行する。
【0003】その際、カード発行者は、カードにその対
価に見合う所定の機能が具備された筆降ろしの新品であ
ることを示さなければならない。即ち、カード製造後、
当該カードが未使用であることを示す必要がある。カー
ドの未使用を示す最も一般的な方法としては、カードリ
ーダライタを備えておき、カードの使用状態を利用者に
示す方法が考えられる。
【0004】その場合、発行(販売)を行うすべての場
所に装置を設置する必要があり、多様な販売、流通形態
が望まれるものには適さない。多様な販売・流通形態が
望まれるカードシステムにおいては、カード発行者やカ
ード利用者がカードのみにより使用開始済みの中古かど
うかを判別可能とすることが望ましいことから、カード
自体に直接・間接に使用履歴を残す方法が用いられてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図12は、斯かる従来
例の一つを示すものである。1’はICカードであり、
その内部には、カードリーダライタ21との間で接触式
若しくは非接触で信号を送受信する信号送受信手段1
1、個人の認証番号(ID情報)や度数若しくは電子マ
ネー等の金額など所定の情報を記憶し当該ICカード
1’が予定する初期の目的を実現するためのカード機能
実現手段12及びICカード1’の使用履歴を記録して
おく使用履歴記録手段16を有している。
【0006】一方、2’はサービス提供装置であり、カ
ードリーダライタ21、及び該カードリーダライタ21
を介して読み出したカード機能実現手段12からの情報
に基づいて、予定された所定のサービス(例えば、電話
機による通話サービス)を提供するサービス提供部22
及び該ICカード1’の使用履歴をICカード1’に書
き込むための使用履歴書込手段23からなる。
【0007】該履歴の書き込みは、周知の通り、例えば
テレホンカード等は、利用度数に応じてカードへパンチ
穴をあけるなど、刻印という手段が用いられ得る。その
他、各種プリペイドカード(たとえばパチンコカー
ド)、オレンジカード(商標)、ハイウェイカードなど
の利用履歴も刻印という手段が用いられている。しか
し、斯かる方法もサービスを受ける場所のすべての装置
に斯かるマーキング機能が必要になるという問題があ
る。
【0008】さらに、図13に示すように、ICカード
1”にラッピングを施す方法もある。ラッピングとは、
例えば、未使用のICカード1”をプラスティック透明
包装袋17などに密封することにより、当該ラッピング
を解かない限りカード1”を使用できない状態におくも
のである。
【0009】この場合は、確実にICカード1”を使用
できない状態にしなければならないと同時に、ラッピン
グによるコスト増を最小限に押さえるため、簡易且つ経
済的なものとしなければならない。さらに、サービス提
供装置2”には、すべて、予め指定されたラッピングが
施されているかを検出するラッピング検出手段24を設
け、これを使用不可とする仕組みを具備する必要があ
る。
【0010】又、以上述べてきた二つの方法は、サービ
ス提供者の運用上の都合によりICカード1’、1”の
マーキングやラッピングを変更する場合に、サービス提
供装置2’、2”自体の機能も変更せざるを得ず、実質
的な運用はきわめて困難であるという問題がある。
【0011】ここにおいて、本発明の解決すべき主要な
目的は次の通りである。即ち、本発明方法の第1の目的
は、カード利用者が専用の装置を用いることなく、さら
に、サービス提供装置側に特別な機能を具備することの
ないICカード封切判別方法とICカード及びICカー
ドシステムを提供せんとするものである。
【0012】本発明の第2の目的は、入手したICカー
ドを見ただけで当該ICカードが新品か使用開始済み中
古であるか否かを直ちに判別可能なICカード封切判別
方法とICカード及びICカードシステムを提供せんと
するものである。
【0013】本発明の第3の目的は、当該ICカードの
使用開始により、該ICカードの修復不能な原形状の変
形又は該ICカードに再張り付け不能な正規貼着物の有
無により、当該ICカードが新品か使用開始済み中古で
あるか否かを直ちに判別可能なICカード封切判別方法
とICカード及びICカードシステムを提供せんとする
ものである。
【0014】本発明のその他の目的は、明細書、図面、
特に特許請求の範囲から自ずと明らかになるであろう。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決に当たり、信号送受信手段とカード機能実現手段との
配線接続間に電気的に介在させカード機能を停止(阻
止)する交流短絡手段をICカードに設けておき、IC
カードから交流短絡手段の分離の有無により外部から封
切使用開始済みであることを判別可能とするものであ
る。従って、サービス提供装置に誤認識、誤作動を招来
するICカード自体の、従来から行われてきた使用度数
等の使用履歴の外部刻印を無くし、これ等外部刻印によ
る使用履歴の修整又は改ざんを困難とする。
【0016】ここで、さらに、具体的詳細に述べると、
当該課題解決では、本発明が次に列挙する上位概念から
下位概念に亙るそれぞれの新規な特徴的構成手法及び手
段を採用することにより、前記目的を達成する。
【0017】即ち、本発明方法の第1の特徴は、外部の
カードリーダライタと信号の送受信を行う信号送受信手
段と、カード機能を実現するカード機能実現手段とを接
続配線して構成されたICカードにおける封切判別方法
であって、前記接続配線の対へ接続され、前記送受信手
段の端子対間を交流的に短絡させ前記カード機能の実現
を阻止する交流短絡手段が、前記ICカードから修復不
能に物理的に分離されたかを、外部から目視確認して新
品か否かを判断識別してなるICカード封切判別方法の
構成採用にある。
【0018】本発明方法の第2の特徴は、前記本発明方
法の第1の特徴における前記分離が、前記ICカード自
体から、前記交流短絡手段を有するカード片の切断分離
と当該交流短絡手段を有する正規貼着物の剥離分離の何
れかであるICカード封切判別方法の構成採用にある。
【0019】本発明方法の第3の特徴は、前記本発明方
法の第2の特徴における前記交流短絡手段が、前記IC
カードの一隅角部である前記カード片に埋設されてなる
ICカード封切判別方法の構成採用にある。
【0020】本発明方法の第4の特徴は、前記本発明方
法の第2又は第3の特徴における前記カード片が、新品
の前記ICカードにてミシン目を入れて切断分離自在に
構成されてなるICカード封切判別方法の構成採用にあ
る。
【0021】本発明方法の第5の特徴は、前記本発明方
法の第2の特徴における前記正規貼着物が、導電性シー
ルであるICカード封切判別方法の構成採用にある。
【0022】本発明方法の第6の特徴は、前記本発明方
法の第2又は第5の特徴における前記交流短絡手段が、
前記正規貼着物である導電性シールに、前記接続配線の
対に接続された外部端子対に接触する短絡端子対を介し
て、設けられてなるICカード封切判別方法の構成採用
にある。
【0023】本発明方法の第7の特徴は、前記本発明方
法の第2又第5の特徴における前記交流短絡手段が、前
記正規貼着物である導電性シールに、前記接続配線の対
に接続され且つ前記ICカード一側縁辺に埋設された電
極端子対と非接触対向する短絡電極端子対を介して、設
けられてなるICカード封切判別方法の構成採用にあ
る。
【0024】本発明方法の第8の特徴は、前記本発明方
法の第2又は第5の特徴における前記交流短絡手段が、
前記正規貼着物である電磁誘導用導電性シールに、前記
接続配線の対に接続され且つ前記ICカード一側縁辺に
埋設された誘導コイルと非接触対向する閉ループ誘導コ
イルを介して、設けられてなるICカード封切判別方法
の構成採用にある。
【0025】本発明方法の第9の特徴は、前記本発明方
法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第
8の特徴における前記交流短絡手段が、電線又はコンデ
ンサであるICカード封切判別方法の構成採用にある。
【0026】本発明方法の第10の特徴は、前記本発明
方法の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7、第
8又は第9の特徴における前記交流短絡手段が、インピ
ーダンスに関して、前記カード機能実現手段の端子間の
それより十分低く設定されてなるICカード封切判別方
法の構成採用にある。
【0027】本発明カードの第1の特徴は、外部のカー
ドリーダライタと読み込み書き込みの信号の送受信を行
う信号送受信手段と、カード機能を実現するカード機能
実現手段とを内蔵したカードであって、前記カード機能
実現手段と前記信号送受信手段との接続配線の対への接
続により当該信号送受信手段の端子対間を交流的に短絡
させる交流短絡手段をもってカード機能の実現を停止さ
せるカード機能停止手段と、該カード機能停止手段にお
ける交流的な短絡を解除し、再停止を不能とする接続解
除手段と、該接続解除手段によって前記解除の有無をカ
ード利用者に判別可能に表示する接続解除表示手段とを
有してなるICカードの構成採用にある。
【0028】本発明カードの第2の特徴は、前記本発明
カードの第1の特徴における前記信号送受信手段が、前
記カードリーダライタに対し直接接触と、電磁誘導若し
くは静電誘導を用いる非接触との何れかで行う構成であ
るICカードの構成採用にある。
【0029】本発明カードの第3の特徴は、前記本発明
カードの第1又は第2の特徴における前記カードが、前
記接続解除手段として、前記カード機能停止手段を配置
した部分を前記カードから物理的に切断する手段を用
い、前記解除表示手段として前記切断によるカードの形
状変化を用いてなるICカードの構成採用にある。
【0030】本発明カードの第4の特徴は、前記本発明
カードの第1又は第2の特徴における前記カードが、前
記接続解除手段として、前記カード機能停止手段を配置
した部分を前記カードから容易に剥離し再貼り着け不能
な手段を用い、前記解除表示手段として前記剥離による
カードの外観変化を用いてなるICカードの構成採用に
ある。
【0031】本発明カードの第5の特徴は、前記本発明
カードの第1又は第2の特徴における前記交流短絡手段
が、再貼り着け不能な導電性シールに、前記接続配線の
対へ接続される外部端子対に接触する短絡端子対を介し
て、設けられてなるICカードの構成採用にある。
【0032】本発明カードの第6の特徴は、前記本発明
カードの第1又は第2の特徴における前記交流短絡手段
が、再貼り着け不能な静電結合用導電性シールに、前記
接続配線の対へ接続される静電結合用端子対と静電結合
する端子対を介して、設けられてなるICカードの構成
採用にある。
【0033】本発明カードの第7の特徴は、前記本発明
カードの第1又は第2の特徴における交流短絡手段が、
再貼り着け不能な電磁誘導用導電性シールに、前記接続
配線の対へ接続される誘導コイルと電磁結合する閉ルー
プ誘導コイルを介して、設けらてなるICカードの構成
採用にある。
【0034】本発明カードの第8の特徴は、前記本発明
カードの第1、第2又は第3の特徴における前記接続解
除手段が、カード片に設けられ、該カード片とカード本
体とは、ミシン目を入れて構成されてなるICカードの
構成採用にある。
【0035】本発明システムの第1の特徴は、前記本発
明カードの第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7
又は第8の特徴に記載されたICカードと、前記接続解
除手段により前記カード機能停止手段における交流的短
絡を解除することにより当該ICカードから読み取った
情報及び該ICカードに情報を書き込む前記カードリー
ダライタと、該カードリーダライタが当該ICカードか
ら読み取った情報を該カードリーダライタから受取り該
情報に基づき所定のサービスを該カード利用者に提供す
るサービス提供部と、からなるサービス提供装置、とを
有してなるICカードシステムの構成採用にある。
【0036】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を示すそのカ
ード例、カードシステム例、及び方法例を図面を参照し
て説明する。
【0037】(カード例及びカードシステム例) 図1は、本カード例を含む本カードシステム例の機能ブ
ロック図である。本カードシステム例は、本カード例と
してのICカード1とサービス提供装置2との組合わせ
構成からなる。
【0038】本カード例のICカード1は、サービス提
供装置2内のカードリーダライタ21に対して信号送受
信を行う信号送受信手段11と接続していることにより
当該ICカード1の内部電子回路機能を停止するカード
機能停止手段13を有するとともに、前記信号送受信手
段11とカード機能停止手段13との接続を修復不能に
解除し再接続不能とする接続解除手段14と、当該接続
を解除したか、即ち使用されたおそれがあるかを直ちに
使用者に判別可能に表示する解除表示手段15を有す
る。
【0039】尚、ICカード1にはカード機能実現手段
12が具備されており、信号送受信手段11を介してサ
ービス提供装置2との間で送受信した信号を用いて、当
該ICカード1の予定された機能を実現する。
【0040】サービス提供装置2は、ICカード1内部
の信号送受信手段11との間で信号の送受信を行うカー
ドリーダライタ21と、該カードリーダライタ21とI
Cカード1との間で送受信された信号を用いて所定のサ
ービスを提供するサービス提供部22とを有する。
【0041】ICカード1の発行者は、発行前、ICカ
ード1の信号送受信手段11と機能停止手段13の接続
を維持したままの状態で保管する。この状態では、IC
カード1の信号送受信手段11はそれに接続されたカー
ド機能停止手段13によりその機能を停止しており、I
Cカード1は使用できない。また、解除表示手段15
は、接続解除手段14が、信号送受信手段11とカード
機能停止手段13の接続を解除していないこと若しくは
解除していることを示すものである。
【0042】尚、図1においては、ICカード1の機能
構成をわかりやすくするために、信号送受信手段11と
カード機能実現手段12とに分けて記述している。
【0043】(方法例) 当該本カード例及び本カードシステム例に適用する本実
施形態の方法例の使用手順について図1を参照して説明
する。
【0044】本方法例では、接続解除手段14で信号送
受信手段11と内部電子回路を不作動とするカード機能
停止手段12の接続を一旦修復不能に解除すると、再度
接続できないようにしているので、解除表示をしていな
い状態のICカード1は、製造完了段階から現在まで、
信号送受信手段11とカード機能停止手段12は接続さ
れたまま使用不可能状態の新品であったことが保証され
る。
【0045】したがって、ICカード1の発行を受けた
者は、発行者より発行されICカード1の解除表示手段
15が解除表示していないことを確認するだけで、当該
ICカード1が未使用状態の新品であることを確認する
ことができる。カード使用者は、カード発行後、最初に
ICカード1を使ってサービス提供を受けようとする前
に、ICカード1の接続解除手段14を用いて、信号送
受信手段11とカード機能停止手段13の接続を解除す
る。これによって、信号送受信手段11のカード機能停
止状態が解除され、サービス提供装置2のカードリーダ
ライタ21との間での信号送受信が初めて可能となる。
つまり、ICカード1を使ってサービス提供を受けるこ
とが可能となる。
【0046】本方法例によれば、サービス提供装置2
は、カードインターフェース機能として、信号を送受信
するカードリードライタ21としての機能のみを有して
いればよく、ICカード1の使用開始を使用者が判別す
るためのマーキング付与やラッピング検出機能を具備す
る必要がなく、経済的なカードサービスのためのシステ
ムを提供できる。
【0047】本方法例に使用するICカード1は、従来
のものと比較して、カード機能停止手段13、接続解除
手段14、解除表示手段15を新たに具備するが、これ
らは、非常に小型でかつ安価なもので構成することがで
きる。
【0048】
【実施例】以下の図面を参照して、本実施形態の実施例
について説明する。 (実施例1) 図2は、本実施例1の使用開始前の内部電子回路図、図
3は、同使用開始済みの内部電子回路図である。図に示
す通り、本実施例のICカード3は、図1に示すカード
機能停止手段13が交流短絡手段25で、接続解除手段
14が切断手段26からなることを特徴とする。
【0049】交流短絡手段25は、信号送受信手段11
に電気的に接続された状態で、該信号送受信手段の両端
子a、b間を交流的に短絡するもので、具体的には、直
接電線若しくはコンデンサ27を介して前記両端子a、
b間を接続する端子25a、25bを設けている。該端
子25a、25bはカードの基盤に設けられた電気的配
線L1、L2を介して前記端子a、bに接続されている。
交流短絡手段25の信号周波数に対する交流インピーダ
ンスは、カード機能実現手段12のインピーダンスより
十分小さな値にする。
【0050】又、切断手段26は、ICカード3から前
記交流短絡手段25のみが配置された隅角部分をカード
使用者が物理的・電気的にカード片としてICカード3
自体から切断するために用いられる。図では、交流短絡
手段25がICカード3自体から三角形カード片に切断
されるように図示しているが、ICカード3原形を欠落
するように交流短絡手段25が配置されている部分のみ
がカード片として切断し得れば、切断される形状に制限
はない。
【0051】切断手段26の実現方法は、簡易な道具、
例えば、はさみやカッターナイフ等を用いて容易に切断
可能な素材で構成し、該切断部分に印を付しておくのも
よいし、あるいは、道具がなくとも切断しうるように、
予めミシン目を入れておくのでもよいが、切断前は該交
流短絡手段26が前記端子a,bに完全に電気的に接続
されていなければならない。
【0052】本実施例1においては、図3に示すよう
に、ICカード3の使用を開始するにあたって、交流短
絡手段25のみが配置された部分を、切断手段26に依
って切断することで、信号送受信手段11の両端子a、
b間の短絡を解除し使用可能な状態にすることができ
る。
【0053】又、この切断を行うと、ICカード3の原
形状に再生不可能な変更が生じることから、このICカ
ード3の原形状変更の有無を知ることにより、ICカー
ド3が使用開始済み中古であるか否かを直ちに確認する
ことができる。
【0054】又、信号送受信手段11とカードリーダラ
イタ21との間の信号の授受は、両者の電極を接触して
行う接触式、あるいは電磁誘導現象などを利用する非接
触式のいずれでもよい。
【0055】又、本実施例1のICカード3は、前記端
子a、b間を短絡するための配線L1、L2と、その途中
を切断分離可能な手段26を設けるのみで実現できるの
で、非常に安価に構成できる。
【0056】本実施例1では、前記接続解除前にはIC
カード3の全機能が停止する例を示したが、図4に示す
ように、複数の信号送受信手段11、11’及びカード
機能実現手段12、12’を設け、その内の少なくとも
一つには交流短絡手段25を設けないようにすれば、た
とえ他の信号送受信手段11に設けた交流短絡手段25
の接続を解除しなくても、動作すべき機能(例えばカー
ド機能の動作性チェック)だけは備えることができる。
交流短絡手段25の切断手段26を切断分離すれば、す
べてのカード機能を発揮させることができる(図5参
照)。
【0057】(実施例2) 次に、図6及び図7を用いて、本実施形態の第2の実施
例について説明する。本実施例2の場合、信号送受信手
段11の端子a,bにそれぞれ接続された外部端子a’、
b’を設け、交流短絡手段28として該外部端子a’、
b’に貼り付ける導電性シールを用いる。
【0058】そして、正規貼着物たるこの導電性シール
は、一旦剥がすと再度貼り付け修復不能なものを用い
る。又、この導電性シールの信号周波数に対するインピ
ーダンスは、前記第1実施例の交流短絡手段25と同
様、カード機能実現手段12のインピーダンスより十分
小さな値にしておく必要がある。
【0059】本実施例2のICカード5の場合、図7に
示すように、該ICカード5の使用を開始する前に、前
記外部端子a’、b’を交流的に短絡するように貼り付
けた該導電性シールを剥がすことで、信号送受信手段1
1の両端子a、b間の短絡を解除し、ICカード5を使
用可能な状態にすることができる。
【0060】この導電性シールは、前述の通り、再貼り
付けができないものを使用していることから、この導電
性シールがICカード5に貼り付けられているかどうか
を知ることにより、そのICカード5が使用開始済みで
あるかどうかを容易に確認することができる。再貼り付
け不能な導電性シールは市販されているものを用いるこ
とができ、前記外部端子a’、b’に接触させる部分と
その間の部分を一連の導電パターンで構成する。
【0061】又、ICカード5の読み取りが接触式のも
のである場合、信号送受信手段11の外部端子a’、
b’は、カードリーダライタ21に挿し込む電極をその
まま短絡用電極として利用できる。非接触式の場合は、
信号送受信手段11の両端子a、bと外部端子a’、b’
を接続する配線L3、L4及び接点をカードに設ける。外
部端子a’、b’間の距離を短くしておけば、導電性シ
ールは低面積で済むのでコストを下げることができる。
【0062】(実施例3) 次に、本実施形態の第3の実施例について図面を用いて
説明する。図8は、使用開始前(発行前)のICカード
6の状態を表わしたものである。図示するように、信号
送受信手段11の両端子a、bの延長上に該ICカード
6外部と静電結合するための電極a”、b”を設けてい
る。該電極a”、b”は、ICカード6内部に設けられ
る。
【0063】そして、該電極a”、b”と静電結合する
再貼り付け不能な導電性シールを該ICカード6外面に
貼り付けている。このシールは、前記静電結合用の両電
極a”、b”とそれぞれ対向する電極29a、29b部
分とその間を導電パターンで構成する。
【0064】このシールはカード機能停止手段たる交流
短絡手段29を構成し、該シールを剥がさない限り信号
送受信手段11は交流的に短絡し、該ICカード6をカ
ードリーダライタ21に挿し込んでも、信号送受信手段
11はその機能を発揮しない。
【0065】図9は、前記静電結合用導電性シールをI
Cカード6から剥がした状態を表わしている。図示する
ように、該シールを剥がすことによって前記静電結合用
電極の短絡は解除され、信号送受信手段11は本来の機
能を発揮できるようになる。このシールも再貼り付け修
復できないようになっているので、該シールがICカー
ド6から剥がされていれば、該ICカード6が封切使用
開始済みの可能性のあることを知ることができる。
【0066】(実施例4) 次に、本実施形態の第4の実施例について図面を用いて
説明する。図10は、使用開始前(発行前)のICカー
ドの状態を表わしたものである。図示するように、信号
送受信手段11の両端子a,bの延長上に該ICカード
7外部と電磁誘導現象を生じさせるための高インダクタ
ンス誘導コイル7aを設けている。
【0067】該誘導コイル7aは、ICカード7内部に
設けられる。そして、該誘導コイル7aと電磁誘導結合
する閉ループ誘導コイル30aを設けた再貼り付け修復
不能なシールを前記誘導コイル7aと電磁結合する該I
Cカード7外面の所定の位置に貼り付けている。
【0068】このシールは、該閉ループ誘導コイル30
aを導電パターンで構成したものである。このシール
も、カード機能停止手段たる交流短絡手段30を構成
し、該シールをICカード7より剥がさない限り信号送
受信手段11は交流的に短絡し、該ICカード7をカー
ドリーダライタ21に挿し込んでも、信号送受信手段1
1はその機能を発揮しない。
【0069】図11は、交流短絡手段30たる導電性シ
ールをICカード7から剥がした状態を表わしている。
図示するように、該シールを剥がすことによって前記閉
ループ誘導コイル30aは分離除去され、信号送受信手
段11は本来の機能を発揮できるようになる。
【0070】このシールも再貼り付けできないようにな
っているので、該シールがICカード7から剥がされて
いる状態を知ることにより、該ICカード7が封切使用
開始済みの可能性のあることを知ることができる。尚、
図10及び図11で、コイル7a、30aをワンターン
で表示しているが、これはコイルを模式的に表わしたも
ので、実際は複数ターンで構成することができる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、カード
利用者が専用の装置を用いることなく、さらに、サービ
ス提供装置側に特別な機能を具備することなく、当該I
Cカードが封切使用開始済みであるか否かを直ちに判別
可能な判別方法とICカード及びICカードシステムを
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明システムの原理を表わす機能ブロック図
である。
【図2】本発明システムの実施形態を示す第1実施例の
ICカードの使用開始前の状態例の内部電子回路図であ
る。
【図3】本発明システムの実施形態を示す第1実施例の
ICカードの使用開始後の状態例の内部電子回路図であ
る。
【図4】本発明システムの実施形態を示す第1実施例の
他のICカードの使用開始前の状態例の内部電子回路図
である。
【図5】本発明システムの実施形態を示す第1実施例の
他のICカードの使用開始後の状態例の内部電子回路図
である。
【図6】本発明システムの実施形態を示す第2実施例の
ICカードの使用開始前の状態例の内部電子回路図であ
る。
【図7】本発明システムの実施形態を示す第2実施例の
ICカードの使用開始後の状態例の内部電子回路図であ
る。
【図8】本発明システムの実施形態を示す第3実施例の
ICカードの使用開始前の状態例の内部電子回路図であ
る。
【図9】本発明システムの実施形態を示す第3実施例の
ICカードの使用開始後の状態例の内部電子回路図であ
る。
【図10】本発明システムの実施形態を示す第4実施例
のICカードの使用開始前の状態例の内部電子回路図で
ある。
【図11】本発明システムの実施形態を示す第4実施例
のICカードの使用開始後の状態例の内部電子回路図で
ある。
【図12】従来のICカードシステムの機能ブロック図
である。
【図13】従来の他のICカードシステムの機能ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1、1’、3、4、5、6、7…ICカード 2、2’…サービス提供装置 11、11’…信号送受信手段 12、12’…カード機能実現手段 13…カード機能停止手段 14…接続解除手段 15…解除表示手段 16…使用履歴記録手段 17…包装袋 21…カードリーダライタ 22…サービス提供部 23…使用履歴書込手段 24…ラッピング検出手段 25、28、29、30…交流短絡手段 26…切断手段 27…コンデンサ a、b…端子 a’、b’…外部端子(電極) a”、b”…静電結合用電極 25a、25b、29a、29b…交流短絡手段内の端子
(電極) 7a、30a…誘導コイル L1〜L4…配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−255014(JP,A) 特開 平9−263083(JP,A) 特開 昭62−108099(JP,A) 特開 平6−115676(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 - 19/077

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部のカードリーダライタと信号の送受信
    を行う信号送受信手段と、カード機能を実現するカード
    機能実現手段とを接続配線して構成されたICカードに
    おける封切判別方法であって、 前記接続配線の対へ接続され、前記送受信手段の端子対
    間を交流的に短絡させ前記カード機能の実現を阻止する
    交流短絡手段が、前記ICカードから修復不能に物理的
    に分離されたかを、外部から目視確認して新品か否かを
    判断識別する、 ことを特徴とするICカード封切判別方法。
  2. 【請求項2】前記分離は、 前記ICカード自体から、前記交流短絡手段を有するカ
    ード片の切断分離と当該交流短絡手段を有する正規貼着
    物の剥離分離の何れかである、 ことを特徴とする請求項1記載のICカード封切判別方
    法。
  3. 【請求項3】前記交流短絡手段は、 前記ICカードの一隅角部である前記カード片に埋設さ
    れる、 ことを特徴とする請求項2記載のICカード封切判別方
    法。
  4. 【請求項4】前記カード片は、 新品の前記ICカードにてミシン目を入れて切断分離自
    在に構成される、 ことを特徴とする請求項2又は3記載のICカード封切
    判別方法。
  5. 【請求項5】前記正規貼着物は、 導電性シールである、 ことを特徴とする請求項2記載のICカード封切判別方
    法。
  6. 【請求項6】前記交流短絡手段は、 前記正規貼着物である導電性シールに、前記接続配線の
    対に接続された外部端子対に接触する短絡端子対を介し
    て、設けられる、 ことを特徴とする請求項2又は5記載のICカード封切
    判別方法。
  7. 【請求項7】前記交流短絡手段は、 前記正規貼着物である導電性シールに、前記接続配線の
    対に接続され且つ前記ICカード一側縁辺に埋設された
    電極端子対と非接触対向する短絡電極端子対を介して、
    設けられる、 ことを特徴とする請求項2又は5記載のICカード封切
    判別方法。
  8. 【請求項8】前記交流短絡手段は、 前記正規貼着物である電磁誘導用導電性シールに、前記
    接続配線の対に接続され且つ前記ICカード一側縁辺に
    埋設された誘導コイルと非接触対向する閉ループ誘導コ
    イルを介して、設けられる、 ことを特徴とする請求項2又は5記載のICカード封切
    判別方法。
  9. 【請求項9】前記交流短絡手段は、 電線又はコンデンサである、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又
    は8記載のICカード封切判別方法。
  10. 【請求項10】前記交流短絡手段は、 インピーダンスに関して、前記カード機能実現手段の端
    子間のそれより十分低く設定される、 ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8又は9記載のICカード封切判別方法。
  11. 【請求項11】外部のカードリーダライタと読み込み書
    き込みの信号の送受信を行う信号送受信手段と、カード
    機能を実現するカード機能実現手段とを内蔵したカード
    であって、 前記カード機能実現手段と前記信号送受信手段との接続
    配線の対への接続により当該信号送受信手段の端子対間
    を交流的に短絡させる交流短絡手段をもってカード機能
    の実現を停止させるカード機能停止手段と、 該カード機能停止手段における交流的な短絡を解除し、
    再停止を不能とする接続解除手段と、 該接続解除手段によって前記解除の有無をカード利用者
    に判別可能に表示する接続解除表示手段とを有する、 ことを特徴とするICカード。
  12. 【請求項12】前記信号送受信手段は、 前記カードリーダライタに対し、直接接触と、電磁誘導
    若しくは静電誘導を用いる非接触との何れかで行う構成
    である、 ことを特徴とする請求項11記載のICカード。
  13. 【請求項13】前記カードは、 前記接続解除手段として、前記カード機能停止手段を配
    置した部分を前記カードから物理的に切断する手段を用
    い、 前記解除表示手段として前記切断によるカードの形状変
    化を用いる、 ことを特徴とする請求項11又は12記載のICカー
    ド。
  14. 【請求項14】前記カードは、 前記接続解除手段として、前記カード機能停止手段を配
    置した部分を前記カードから容易に剥離し再貼り着け不
    能な手段を用い、 前記解除表示手段として前記剥離によるカードの外観変
    化を用いる、 ことを特徴とする請求項11又は12記載のICカー
    ド。
  15. 【請求項15】前記交流短絡手段は、 再貼り着け不能な導電性シールに、前記接続配線の対へ
    接続される外部端子対に接触する短絡端子対を介して、
    設けられる、 ことを特徴とする請求項11又は12記載のICカー
    ド。
  16. 【請求項16】前記交流短絡手段は、 再貼り着け不能な静電結合用導電性シールに、前記接続
    配線の対へ接続される静電結合用端子対と静電結合する
    端子対を介して、設けられる、 ことを特徴とする請求項11又は12記載のICカー
    ド。
  17. 【請求項17】交流短絡手段は、 再貼り着け不能な電磁誘導用導電性シールに、前記接続
    配線の対へ接続される誘導コイルと電磁結合する閉ルー
    プ誘導コイルを介して、設けられる、 ことを特徴とする請求項11又は12記載のICカー
    ド。
  18. 【請求項18】前記接続解除手段は、 カード片に設けられ、該カード片とカード本体とは、ミ
    シン目を入れて構成される、 ことを特徴とする請求項11、12、13記載のICカ
    ード。
  19. 【請求項19】請求項11、12、13、14、15、
    16、17又は18に記載されたICカードと、 前記接続解除手段により前記カード機能停止手段におけ
    る交流的短絡を解除することにより当該ICカードから
    読み取った情報及び該ICカードに情報を書き込む前記
    カードリーダライタと、 該カードリーダライタが当該ICカードから読み取った
    情報を該カードリーダライタから受取り該情報に基づき
    所定のサービスを該カード利用者に提供するサービス提
    供部と、 からなるサービス提供装置、とを有する、 ことを特徴とするICカードシステム。
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