JP3137019U - 温室の透明板支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存の温室に対して、大型上押さえパッキンを用いることのない透明板支持構造へと容易に改装する。
【解決手段】本考案の温室の透明板支持構造は、左右両翼部に下側パッキンを、本体中央部に上側パッキンを嵌合させることのできる垂木10に対して、左右両翼部には下側パッキンP1,P1を嵌合させ、本体中央部には上側パッキンの代わりに、嵩上げレール20を嵌合させ、嵩上げレール20の上から、左右末広がりの脚部33,33の下面に防水テープTを貼り付けた垂木カバー30をネジ止め固定することにより、下側パッキンP1,P1と垂木カバーの脚部33,33との間にガラス板Gを挟んで固定する様にしたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、温室の屋根等における透明板の取り付けに使用される透明板支持構造に関するものである。
既存の温室の多くは、屋根構造として、図3に示す様に、下側パッキン101,101と、これら下側パッキン101,101を嵌合させる下側パッキン嵌合溝103,103を両翼部分に備え、本体中央に上側パッキン嵌合溝104を備える垂木105と、富士山状断面の大型上押さえパッキン102とを用いて、温室屋根のガラス板G,Gを上下から押さえ、大型上押さえパッキン102を垂木105にビス止め固定する方法を採用している。この種の屋根構造では、直射日光を受ける大型上押さえパッキン102が劣化し易く、頻繁に取り替えが必要な場合がある。
これに対し、近年、図4に示す様に、左右両側部にガラス支持部112を有すると共に中央部にタルキカバーの取付部113を備えた断面略逆「T字形」のタルキ111を配置し、タルキ111に沿って下段側からガラス板G,Gを重ね葺きし、ガラス板G,Gと取付部113との間の空隙Lを防水テープ110で目張りした後、タルキ111を覆うように取付部13に、両側部に押圧部114cを有するタルキカバー114をネジ117でネジ止めして、押圧部114cで防水テープ110を介してガラス板G,Gを押圧固定しする屋根構造が提案されている(特許文献1)。
実用新案登録第3076395号公報(図1,図2)
特許文献1の屋根構造は、補修等が便利であるが、上述した様な大型上押さえパッキンを使用している既存の温室の屋根構造をこれに交換することは困難である。
そこで、本考案は、大型上押さえパッキンを使用している既存の温室から、大型上押さえパッキンを用いずに透明板を固定する方式へと容易に改装することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた本考案の温室の透明板支持構造は、左右両翼部に下側パッキンを、本体中央部に上側パッキンを嵌合させることのできる垂木に対して、前記左右両翼部には下側パッキンを嵌合させ、前記本体中央部には上側パッキンの代わりに、嵩上げレールを嵌合させ、該嵩上げレールの上から、左右末広がりの脚部の下面に防水テープを貼り付けた垂木カバーをネジ止め固定することにより、前記下側パッキンと前記垂木カバーの脚部との間に透明板を挟んで固定する様にしたことを特徴とする。
ここで、本考案の温室の透明板支持構造において、前記嵩上げレールとして、以下の構成を備えるものを用いるとよい。
(A)前記垂木の上側パッキンを嵌合する溝に抜け止め状態で嵌合する下端膨らみ部を全長に渡って備えていること。
(B)左右壁面において上下方向にずらして形成された長手方向に伸びる突条が形成された内壁面を有する上開放溝を全長に渡って備えていること。
(C)前記上開放溝の上端から左右に張り出して前記垂木カバーを下から支持する垂木カバー支持部を全長に渡って備えていること。
上記目的を達成するためになされたより具体的な本考案の温室の透明板支持構造は、下側パッキンを嵌合保持することのできる垂木と、嵩上げレール及び垂木カバーとを用いて以下の様に構成される。
(1)垂木は、以下の構成を備えていること。
(1a)抜け止め状態で下側パッキンの下部の膨らみを嵌合させる下側パッキン嵌合溝を左右両翼部の全長に渡って備えていること。
(1b)抜け止め状態で上側パッキンの下部の膨らみを嵌合させる上側パッキン嵌合溝を本体中央部に全長に渡って備えていること。
(2)前記嵩上げレールは、以下の構成を備えていること。
(2a)前記垂木の前記上側パッキン嵌合溝に抜け止め状態で嵌合する下端膨らみ部を全長に渡って備えていること。
(2b)左右壁面において上下方向にずらして形成された長手方向に伸びる突条が形成された内壁面を有する上開放溝を全長に渡って備えていること。
(2c)前記上開放溝の上端から左右に張り出して前記垂木カバーを下から支持する垂木カバー支持部を全長に渡って備えていること。
(3)前記垂木カバーは、以下の構成を備えていること。
(3a)前記嵩上げレールの前記垂木カバー支持部によって支持される平板部と、該平板部の左右から斜め下方に向かって末広がりに伸びる傾斜板部と、該傾斜板部の下端から前記平板部と平行に外へ向かって伸びる脚部とを備えていること。
(3b)前記平板部の上面中心にネジ位置合わせ用溝が全長に渡って刻設されていること。
(4)前記垂木の前記下側パッキン嵌合溝に対して下側パッキンを嵌合させ、前記垂木の前記上側パッキン嵌合溝に対して前記嵩上げレールの下端膨らみ部を嵌合させ、前記垂木カバーの脚部に対して全長に渡って防水テープを貼り付け、前記下側パッキンと前記垂木カバーとの間にガラス板を挟み込み、前記垂木カバーの前記ネジ位置合わせ用溝から前記嵩上げレールに向かってネジを締め込む様にしたこと。
本考案によれば、大型上押さえパッキンを使用している既存の温室に対して、大型上押さえパッキンを用いずに透明板を固定する方式へと容易に改装することができる。
次に、本考案の実施の形態について説明する。実施形態としての温室の屋根構造は、図1に示す様な垂木10と、嵩上げレール20と、垂木カバー30とを用いてガラス板Gを固定する。
垂木10は、元々は、図3に示す様に、左右両翼部に下側パッキンP1,P1を、本体中央部に上側パッキンP2を嵌合させることのできるものである。このため、図1に示す様に、抜け止め状態で下側パッキンP1,P1の下部の膨らみを嵌合させる下側パッキン嵌合溝11,11を左右両翼部の全長に渡って備えている。また、抜け止め状態で上側パッキンP2の下部の膨らみを嵌合させる上側パッキン嵌合溝13を本体中央部に全長に渡って備えている。
嵩上げレール20は、上側パッキンP2の代わりに嵌合さるため、垂木10の上側パッキン嵌合溝13に抜け止め状態で嵌合する下端膨らみ部21を全長に渡って備えている。また、左右壁面において上下方向にずらして形成された長手方向に伸びる突条22が形成された内壁面を有する上開放溝23を全長に渡って備えている。さらに、上開放溝23の上端から左右に張り出して垂木カバー30を下から支持する垂木カバー支持部24,24を全長に渡って備えている。
垂木カバー30は、嵩上げレール20の垂木カバー支持部24,24によって支持される平板部31と、平板部31の左右から斜め下方に向かって末広がりに伸びる傾斜板部32,32と、傾斜板部32,32の下端から平板部31と平行に外へ向かって伸びる脚部33,33とを備えている。また、平板部31の上面中心に断面三角形のネジ位置合わせ用溝34が全長に渡って刻設されている。また、平板部31の下面には、嵩上げレール20の垂木カバー支持部24,24がちょうど嵌り込む様に、垂直壁35,35が全長に渡って備えられている。
ガラス板G,Gを固定する際には、図2に示す様に、垂木10の下側パッキン嵌合溝11,11に対して下側パッキンP1,P1を嵌合させ、垂木10の上側パッキン嵌合溝13に対して嵩上げレール20の下端膨らみ部21を嵌合させ、垂木カバー30の脚部33,33に対して全長に渡って防水テープT,Tを貼り付け、下側パッキンP1,P1と垂木カバー30との間にガラス板G,Gを挟み込み、垂木カバー30のネジ位置合わせ用溝34から嵩上げレール20に向かってネジを締め込む。
本実施形態によれば、図3に示した様な既存の温室に対して、大型上押さえパッキンを用いることのない透明板支持構造へと容易に改装することができる。
以上、本考案の一実施の形態について説明したが、本考案はこの実施の形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内においてさらに種々の形態を採用することができることはもちろんである。
実施形態の温室の透明板支持構造を示し、(A)は各部品を組み立てた様子、(B)は垂木カバー、(C)は嵩上げレール、(D)は垂木のそれぞれ正面図である。 実施形態の温室の透明板支持構造の正面図である。 既存温室の透明板支持構造の正面図である。 従来技術の透明板支持構造の正面図である。
符号の説明
10・・・垂木
11・・・下側パッキン嵌合溝
13・・・上側パッキン嵌合溝
20・・・嵩上げレール
21・・・下端膨らみ部
22・・・突条
23・・・上開放溝
24・・・垂木カバー支持部
30・・・垂木カバー
31・・・平板部
32・・・傾斜板部
33・・・脚部
34・・・ネジ位置合わせ用溝
35・・・垂直壁
G・・・ガラス板
P1,P1・・・下側パッキン嵌合溝
P2・・・上側パッキン嵌合溝

Claims (3)

  1. 左右両翼部に下側パッキンを、本体中央部に上側パッキンを嵌合させることのできる垂木に対して、
    前記左右両翼部には下側パッキンを嵌合させ、前記本体中央部には上側パッキンの代わりに、嵩上げレールを嵌合させ、
    該嵩上げレールの上から、左右末広がりの脚部の下面に防水テープを貼り付けた垂木カバーをネジ止め固定することにより、
    前記下側パッキンと前記垂木カバーの脚部との間に透明板を挟んで固定する様にしたことを特徴とする温室の透明板支持構造。
  2. 前記嵩上げレールが、以下の構成を備えていることを特徴とする請求項1記載の温室の透明板支持構造。
    (A)前記垂木の上側パッキンを嵌合する溝に抜け止め状態で嵌合する下端膨らみ部を全長に渡って備えていること。
    (B)左右壁面において上下方向にずらして形成された長手方向に伸びる突条が形成された内壁面を有する上開放溝を全長に渡って備えていること。
    (C)前記上開放溝の上端から左右に張り出して前記垂木カバーを下から支持する垂木カバー支持部を全長に渡って備えていること。
  3. 下側パッキンを嵌合保持することのできる垂木と、嵩上げレール及び垂木カバーとを用いて以下の様に構成される温室の透明板支持構造。
    (1)垂木は、以下の構成を備えていること。
    (1a)抜け止め状態で下側パッキンの下部の膨らみを嵌合させる下側パッキン嵌合溝を左右両翼部の全長に渡って備えていること。
    (1b)抜け止め状態で上側パッキンの下部の膨らみを嵌合させる上側パッキン嵌合溝を本体中央部に全長に渡って備えていること。
    (2)前記嵩上げレールは、以下の構成を備えていること。
    (2a)前記垂木の前記上側パッキン嵌合溝に抜け止め状態で嵌合する下端膨らみ部を全長に渡って備えていること。
    (2b)左右壁面において上下方向にずらして形成された長手方向に伸びる突条が形成された内壁面を有する上開放溝を全長に渡って備えていること。
    (2c)前記上開放溝の上端から左右に張り出して前記垂木カバーを下から支持する垂木カバー支持部を全長に渡って備えていること。
    (3)前記垂木カバーは、以下の構成を備えていること。
    (3a)前記嵩上げレールの前記垂木カバー支持部によって支持される平板部と、該平板部の左右から斜め下方に向かって末広がりに伸びる傾斜板部と、該傾斜板部の下端から前記平板部と平行に外へ向かって伸びる脚部とを備えていること。
    (3b)前記平板部の上面中心にネジ位置合わせ用溝が全長に渡って刻設されていること。
    (4)前記垂木の前記下側パッキン嵌合溝に対して下側パッキンを嵌合させ、前記垂木の前記上側パッキン嵌合溝に対して前記嵩上げレールの下端膨らみ部を嵌合させ、前記垂木カバーの脚部に対して全長に渡って防水テープを貼り付け、前記下側パッキンと前記垂木カバーとの間にガラス板を挟み込み、前記垂木カバーの前記ネジ位置合わせ用溝から前記嵩上げレールに向かってネジを締め込む様にしたこと。
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