JP3136955U - クーラにおける排水処理構造 - Google Patents

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克彦 望月
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Abstract

【課題】クーラにおいて、メンテナンスが容易で、かつ、消費電力が少なく、耐久性の良い排水処理構造を提供する。
【解決手段】筐体8を区画壁により第1チャンバ9および第2チャンバ10に区画し、前記第1チャンバ9には蒸発器4が収容され、前記第2チャンバ10には放熱器6が収容され、蒸発器4から導管5を介して圧縮機3により冷媒を放熱器6に圧送することで冷媒を循環させ、蒸発器4で冷却した空気を送風するクーラにおいて、蒸発器4で発生したドレン水を分散させて滴り落とす分水器と、分水器からのドレン水を吸水すると共に放熱器6からの暖気を通過させる吸水体40とを備え、吸水体40で吸水したドレン水を蒸発させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、制御盤やOA機器、サーバなどを冷却するクーラにおける排水処理構造に関するものである。
従来より、圧縮機によって冷媒を蒸発器から導管を介して放熱器に圧送することで冷媒を循環させて蒸発器の周囲を冷却する冷却装置が知られている。この種の冷却装置では、蒸発器の周りの空気が結露するから、結露した水を排水する必要が生じる。しかし、制御盤などは、通常、屋内に設置されているので、家電用のクーラと異なり排水が困難である。
そこで、従来より、気化蒸発方式やポンプ汲み上げ放熱気化方式などの種々のドレン処理装置が提案されている(特許文献1)。
特開平10−073365号
前記気化蒸発方式では、ドレン水をタンクに溜めて、それをヒーターで加熱し水蒸気にして送風ファンで外気へ送り出し、ドレン水を処理する。
この方式では確実にドレン水を気化処理できるメリットがある。しかし、ヒーターを使っているので電力を消費する。また、ヒーター周囲にスケールなどがこびりつき、メンテナンスが面倒になる。
ポンプ汲み上げ式放熱気化方式では、ドレン水をポンプで汲み上げ、放熱コイルにかける。放熱コイルは熱交換で高温になっているため、この放熱コイルの熱で気化させる。
放熱コイルはアルミのフィン構造になっているため、保水機能がなく、すぐ滴下するのでポンプがフル稼働になる欠点がある。また、工場環境ではポンプ内に切粉などが入り、故障するケースもある。
したがって、本考案はクーラにおいて、メンテナンスが容易で、かつ、消費電力が少なく、耐久性の良い排水処理構造を提供することである。
前記目的を達成するために、本考案は筐体を区画壁により第1チャンバおよび第2チャンバに区画し、前記第1チャンバには蒸発器が収容され、前記第2チャンバには放熱器が収容され、前記蒸発器から導管を介して圧縮機により冷媒を前記放熱器に圧送することで冷媒を循環させ、前記蒸発器で冷却した空気を送風するクーラにおいて、前記蒸発器で発生したドレン水を分散させて滴り落とす分水器と、前記分水器からのドレン水を吸水すると共に前記放熱器からの暖気を通過させる吸水体とを備え、前記吸水体で吸水したドレン水を蒸発させることを特徴とする。
本考案によれば、蒸発器で発生したドレン水は、ドレン受けで受けて分水器に流れ、該分水器の複数の小孔で分散されて吸水体に滴下する。吸水体においてドレン水が拡散し、ここに放熱器からの熱風が通ってドレン水が蒸発する。
本考案の構造は、長期間使用したら吸水体を交換するだけのメンテナンスでよいし、電力も消費せず、新たな駆動部分がないので、耐久性にも優れている。
本発明の好適な実施例では、前記分水器は、ドレン水を滴らせる複数の小孔を持つV字状の第1樋板と、前記第1樋板の下方に前記第1樋板と平行に設けられドレン水を下方の吸水体に滴下する複数の小孔を持つV字状の第2樋板とを備えている。
分水機能を持つ第1および第2樋板を上下に設けることで、分水機能が高まって、蒸発能力が高まる。
この場合、前記第1樋板の小孔から下方に滴る水滴が前記第1樋板の下面と前記第2樋板の上面との双方に同時に接するように、前記第1樋板の下面と前記第2樋板の上面とが接近していることが好ましい。
第1樋板と第2樋板とが接近しているので、両樋板の間において表面張力により水が保持されるので、各小孔から可及的に分水されて水が吸水体に滴下する。
以下、本考案の一実施例を図面にしたがって説明する。
まず、図1を用いて、本盤用クーラ1による冷却システムについて簡単に説明する。
圧縮機3は、蒸発器4において気体となった冷媒を、導管5を介して放熱器6に圧送し、さらに、放熱器6から膨張弁7に圧送して、循環させる。この際、冷媒は放熱器6および膨張弁7において、徐々に液化する。前記膨張弁7は、破線で示す極めて細い管からなる。冷媒は、膨張弁7から出て、蒸発器4内の比較的太い管で低圧となって、再び気化することにより、蒸発器4の周囲の熱を奪い、周囲温度を低下させる。したがって、第1ファン11により、制御盤(図示せず)内の暖気が取込孔から第1チャンバ9内に取り込まれ蒸発器4を通ると、暖気が蒸発器4で冷却されて、冷気が制御盤内に送り込まれる。一方、第2チャンバ10内に設けた放熱器6においては、冷媒が圧縮されて高温になるのに対し、第2ファン12により、放熱器6に外気を通すことで、冷媒の温度を低下させている。
なお、筐体8は第1チャンバ9と第2チャンバ10とを区画している。
つぎに、本考案の要部について説明する。
図2に示すように、蒸発器4の外表面では結露が生じ、この結露したドレン水Wは、第1ドレンパン20Aから排水管21を通って分水器30に排水される。分水器30の下方には吸水体40および第2ドレンパン20Bが設けられている。
前記分水器30は前記蒸発器4で発生したドレン水Wを分散させて滴り落とす。前記吸水体40は前記分水器30からのドレン水Wを吸水すると共に図1の前記放熱器6からの暖気Awを通過させ、これにより、前記吸水体40で吸水したドレン水Wが蒸発する。
図3(a)に示すように、前記分水器30は、ドレン水Wを滴らせる複数の小孔H1を持つV字状の第1樋板31と、前記第1樋板31の下方に前記第1樋板31と平行に設けられドレン水Wを下方の吸水体40に滴下する複数の小孔H2を持つV字状の第2樋板32とを備えている。
図3(b)に示すように、前記第1樋板31の小孔H1から下方に滴る水滴Wが前記第1樋板31の下面31fと前記第2樋板32の上面32fとの双方に同時に接するように、前記第1樋板31の下面31fと前記第2樋板32の上面32fとが接近している。
図2(b)に示すように、前記吸水体40は吸水性を持つ素材をハニカム状に積層して形成されている。吸水体40は木材パルプとポリエステル素材からなり、ある程度の固さと吸水性の高い素材として、上記の混合材になっている。形状としてはダンボールの断面のようなハニカム構造になっており、通風抵抗を限りなく小さくし、効率的な気化を実現している。
前記吸水体40は筐体8に設けたポケット8pに収納されて交換可能となっている。
本考案は、制御盤やOA機器、サーバなどを冷却するクーラにおける排水処理構造に用いることができる。
本考案にかかるクーラの概略構成図である。 (a)は本排水処理構造の概略を示す概念図、(b)は吸水体の斜視図である。 分水器の分解斜視図および横断面図である。 筐体の斜視図である。
符号の説明
1:クーラ
3:圧縮機
4:蒸発器
5:導管
6:放熱器
8:筐体
9:第1チャンバ
10:第2チャンバ
11:第1ファン
12:第2ファン
30:分水器
31:第1樋板
32:第2樋板
H1、H2:小孔
40:吸水体

Claims (4)

  1. 筐体を区画壁により第1チャンバおよび第2チャンバに区画し、前記第1チャンバには蒸発器が収容され、前記第2チャンバには放熱器が収容され、前記蒸発器から導管を介して圧縮機により冷媒を前記放熱器に圧送することで冷媒を循環させ、前記蒸発器で冷却した空気を送風するクーラにおいて、
    前記蒸発器で発生したドレン水を分散させて滴り落とす分水器と、
    前記分水器からのドレン水を吸水すると共に前記放熱器からの暖気を通過させる吸水体とを備え、
    前記吸水体で吸水したドレン水を蒸発させることを特徴とするクーラにおける排水処理構造。
  2. 請求項1において、前記分水器は、ドレン水を滴らせる複数の小孔を持つV字状の第1樋板と、前記第1樋板の下方に前記第1樋板と平行に設けられドレン水を下方の吸水体に滴下する複数の小孔を持つV字状の第2樋板とを備えたクーラにおける排水処理構造。
  3. 請求項2において、前記第1樋板の小孔から下方に滴る水滴が前記第1樋板の下面と前記第2樋板の上面との双方に同時に接するように、前記第1樋板の下面と前記第2樋板の上面とが接近していることを特徴とするクーラにおける排水処理構造。
  4. 請求項1,2もしくは3において、前記吸水体は吸水性を持つ素材をハニカム状に積層して形成されているクーラにおける排水処理構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010216714A (ja) * 2009-03-17 2010-09-30 Apisute:Kk 冷却装置
JP2011145012A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Ohm Denki Kk ドレン水蒸発機能付きクーラ
CN115451574A (zh) * 2022-09-21 2022-12-09 珠海格力电器股份有限公司 冷凝水处理方法、装置、空调器及存储介质

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