JP3136464U - うつ伏せに寝るための枕 - Google Patents

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Abstract

【課題】 うつ伏せ寝のときは、寝返りなど体を左右に変化させることが難しく、どうしても固定化された状態でうつ伏せ寝することになり、寝苦しい。
また、うつ伏せ寝時は顔が下向きのため呼吸によって息が蒸れるなどで不快感が拭い去れなかった。
【解決手段】 本考案は、うつ伏せ寝枕の形状を凸状にして、頭あて部は半楕円状にすることで、必然的に頭あて部に頬骨を乗せて寝ることになる。
この構造により、自然に顔を左右に振り分けることが可能となって、体も動かしやすくなるので安眠できる。
また、うつ伏せ寝時には呼吸を横に吐くことになるので、息による蒸れを防ぎ、不快感を防ぐことができる構造が特徴である。
【選択図】図1

Description

本考案は、うつ伏せに寝るための枕構造である
考案の従来の技術
従来より提案されているうつ伏せ寝枕構造は各種各様のものがあるが胸あて部と頭あて部が凸状(図1)に一体化されたものや、うつ伏せ寝時の左右体位変化に対応して、呼吸を横に吐くことで、息による蒸れの不快感を防止するような枕構造のものは提案されていなかった。
本考案は、うつ伏せ寝のときの事象、つまり、うつ伏せ寝時に左右体位変化が容易にできないこと、および、うつ伏せ寝時の呼吸によって息が蒸れる不快感を解決するものである。
上述の課題を解決するために、本考案は、うつ伏せ寝枕の形状を凸状(図1)にして、頭あて部(1)は半楕円状(a)にする。
このことにより、必然的に頭あて部(1)に頬骨を乗せて寝る体位となる。
この構造により、顔を左(8)右(9)に振り分けることが容易になるので、体も動かしやすく、体位変化を助け安眠が可能となる。
また、うつ伏せ寝時には呼吸を横に吐くことになり、息による蒸れを防ぎ、不快感を防ぐことができる構造が特徴である。
上述のように本考案による枕構造であれば、うつ伏せ状態で寝たときにも、うつ伏せ寝時の左右体位変化を容易にして確実に安眠ができ、うつ伏せ寝時の呼吸による息の蒸れと不快感を防ぐことができるものである。
また、胸あて部(3)と頭あて部(1)を一体構造(2)とすることにより睡眠中も枕の形を崩さず、本考案の効果を維持できるものとした。
本考案の、うつ伏せ寝枕を実施するにあたっては、使用者の体形、体格、癖などに合わせた寸法、柔らかさ、弾性を持たせるのが好ましい。
本考案の、うつ伏せ寝枕の材質、内容物については、何等限定されるものではないが、ウレタンあるいは発砲スチロール、羽類、植物殻、プラスチック粒、綿で形成することが好ましいものである。
また、使用者の体形、体格に応じて枕内容物入れ替口(6)より枕内容物を増量あるいは減量して枕形状を体形に合わせることが好ましいものである。
以下、実施例を図に基づいて説明する。
図3においてうつ伏せ寝枕の側面を示す。
胸あて部(3)は下辺から胸あて部の頂点(4)に向かって使用者の体形に合わせた上り勾配の斜面(5)として構成される。
図1における頭あて部(1)の高さは、使用者の鼻および口をふさがない高さの半楕円構造(a)として構成される。
図4の通り、うつ伏せに寝る際は胸あて部(3)に胸(7)を乗せ、頭あて部(1)に頭(10)と頬を乗せて使用される。
図5の通り、うつ伏せに寝る際は頭あて部(1)に頭を乗せ、体位変化により左(8)右(9)のように頭を振りながら使用される。
本考案によるうつ伏せ枕構造の立体図である。 本考案によるうつ伏せ枕構造の平面図である。 本考案によるうつ伏せ枕構造の側面図である。 本考案によるうつ伏せ枕構造の使用状態の側面図である。 本考案によるうつ伏せ枕構造の使用状態の前面図である。
符号の説明
1頭あて部
2頭あて部と胸あて部の一体化状態
3胸あて部
4胸あて部頂点
5胸あて部傾斜部
6胸あて部の内容物入れ替え開口部(チャック)
7人間の胸部と胸あて部の接触部
8人間の頭部・左向きの状態
9人間の頭部・右向きの状態
10人間の頭部

Claims (1)

  1. 胸あて部(3)と頭あて部(1)が凸状に一体化(2)された、うつ伏せ寝に用いる枕。
    頭あて部を半楕円状(a)とすることにより自然に顔を左右に振り分けることが可能で(8)(9)、睡眠中などの左右体位変化を容易にする構造。
    かつ、うつ伏せ時の呼吸による息の蒸れを防ぐ構造。
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