JP3135853U - 記念物埋封型リング - Google Patents

Abstract

【課題】故人の供養の対象となる記念物を装身具にすることにより個人の供養と本人の精神的な支えとするものである。
【解決手段】貴金属製の外枠１と埋封部２、３とからなりこの埋封部には記念物として遺骨、遺髪、爪、 愛玩動物の骨、毛、爪、牙を透明の光硬化型化学合成樹脂と紫外線照射装置によって密封硬化させ装飾品としたものである。
【選択図】図１

Description

本考案は人間の遺骨や遺髪、愛玩動物の骨、毛などを記念物として記念物埋封型リングに埋封した装飾品である。

人間の遺骨や遺髪、愛玩動物の骨、毛などを自宅に保管したり細かくしてペンダントに納めたりお守り袋に入れて持ち歩いているが、温度湿度により変色や劣化があった。

少子化 核家族化が進む近年、墓や仏壇を持たない人が増えている。しかし、故人を偲びたい、語りかけたい、守ってもらいたいと願う満足できる対象物がなかった。

遺骨 遺髪などの記念物をそのままのカタチで持ち歩くと他人の目を気にすることがある。又、変色 劣化が懸念される。

近年葬送に変化がみられるが、故人の供養方法も多様化している。従来のしきたりよりも、故人らしい、自分らしい供養方法を選択する人に商品を提供することにより満足感を感じてもらうものである。

記念物を装飾品にすることにより、変色 劣化からの保護ができ、外観から容易に視認できるが第三者には容易に識別が困難である。

本考案は装飾品を普段身に付けて、いつでも、どこででも手を合わせられる対象物としたものであり、精神的な支え、癒しを得ることができる。

本考案は記念物を光硬化型化学合成樹脂で埋封することにより記念物を保護し又、記念物を視認できるものである。

本考案において貴金属製の外枠として例えば金、銀、プラチナ或はこれらの金属の合金を使用する事ができる。埋封される記念物としては例えば遺骨、毛髪、爪、愛玩動物の骨、毛、爪、牙などが挙げられる。

本考案に係る埋封部は記念物を密封し透明な光硬化型化学合成樹脂と紫外線装置によって埋封保存するものである。

遺骨、遺髪 愛玩動物の骨、毛、牙を埋封した記念物埋封型リングを作製するものである。

図２は記念物埋封型リングをロケットペンダントに収納した実施例であるが、本来のロケットペンダントの役割である写真を収納する性格を利用し組み合わせたものである。

本考案に係る記念物を光硬化型化学合成樹脂で密封埋封した記念物埋封型リングの正面図である。 本考案に係る記念物埋封型リングをロケットペンダントに収納したときの実施例を示したものである。

符号の説明

１ 貴金属製外枠
２ 遺骨、遺髪 爪、愛玩動物の骨、毛、爪、牙などの記念物
３ 光硬化型化学合成樹脂
４ ロケットペンダント本体
５ 写真挿入箇所

Claims (2)

1. 貴金属製の外枠と該外枠内に埋設される埋封部とからなる記念物埋封型リングであって前記埋封部は記念物を光硬化型化学合成樹脂と紫外線照射装置によって埋封し硬化されてなることを特徴とする記念物埋封型リングである。
2. 前記光硬化型化学合成樹脂は透明であることを特徴とする請求項１記載の記念物埋封型リングである。

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