JP3100280U - 葬儀用数珠及び葬儀用数珠セット - Google Patents
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Abstract
【課題】本考案は、火葬に際して焼却屑が残らない葬儀用数珠を提供する。
【解決手段】本考案の葬儀用数珠は、黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群3と、数珠球群3を輪状に連ねる状態で連結する紐体4と、数珠球3dに取り付けた房5とを有する葬儀用数珠1であって、前記数珠球群3のうち、房5を下にした状態で真上の数珠球3aには仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球3bには上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球3cには上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球3dには上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付して葬儀用数珠1を構成したものである。
【選択図】図1
【解決手段】本考案の葬儀用数珠は、黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群3と、数珠球群3を輪状に連ねる状態で連結する紐体4と、数珠球3dに取り付けた房5とを有する葬儀用数珠1であって、前記数珠球群3のうち、房5を下にした状態で真上の数珠球3aには仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球3bには上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球3cには上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球3dには上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付して葬儀用数珠1を構成したものである。
【選択図】図1
Description
本考案は、仏教式葬儀の際の慣習として被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた数珠を外すことなくそのままにして火葬(荼毘)に付すことができる葬儀用数珠及び葬儀用数珠セットに関するものである。
従来、仏教式葬儀の際の慣習として被火葬者(故人)の合掌した両手に例えば天然宝石等からなる数珠球群を使用した数珠をかけることが一般に行われている。
この場合、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた当該数珠は、天然宝石等からなる数珠球群を使用しているために、不燃或いは焼却屑が生じる等の環境衛生上の観点から、火葬前に、被火葬者(故人)の合掌した両手から取り外して火葬(荼毘)に付すようにしている。
この場合、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた当該数珠は、天然宝石等からなる数珠球群を使用しているために、不燃或いは焼却屑が生じる等の環境衛生上の観点から、火葬前に、被火葬者(故人)の合掌した両手から取り外して火葬(荼毘)に付すようにしている。
しかし、遺族の心境としては、当該故人の合掌した両手から数珠を外すということ自体信仰心のうえで到底忍び難いことであり、できれば数珠を両手にかけたまま火葬(荼毘)に付したいと願うのが強い実情である。
特許文献1には、木製及び透明珠からなる数珠球群を使用した数珠が提案されている。しかし、この特許文献1に掲載されている数珠の場合、木製の数珠球は焼却され尽くされるものの、透明珠からなる数珠球は、不燃或いは焼却残である焼却屑が生じる可能性が大きく、環境衛生上の観点から依然として問題を残している。
特開2001−37510号公報
解決しようとする問題点は、従来の数珠では、不燃或いは焼却屑が生じることから火葬前に故人の両手から取り外すことを余儀なくされている点である。
本考案は、黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群と、数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有する葬儀用数珠であって、前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には、仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付したことを最も主要な特徴とする。
この場合、上述した特徴を有する葬儀用数珠と、艶消しオニキス材からなる数珠球群を使用して他の構成を前記葬儀用数珠と同一とした喪主用或いは故人の遺族のための葬儀用数珠とをセットにした構成を採用することもできる。
当該葬儀用数珠のセットとしては、例えば、夫婦のいずれか一方が亡くなったような場合、艶消しオニキス製でその他の構成を前記木製の葬儀用数珠と同一とした数珠を、死後のいずれかの時点又は葬儀時で、故人となった夫又は妻である被火葬者(故人)の合掌した両手にかけて葬儀を行なう。そして、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時において、故人となった夫又は妻である被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられている上記オニキス製の当該数珠は前記木製の葬儀用数珠と交換して、故人から外されたオニキス製の当該数珠は、例えば喪主或いは故人の子供がこれを故人の遺志を代々継ぐというような意味合いを込めて携帯して葬儀を行なう。
これら一連の行為を、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時に行ない、これがセレモニー化されるならば、故人への一層手厚い葬儀となる。
この場合、上述した特徴を有する葬儀用数珠と、艶消しオニキス材からなる数珠球群を使用して他の構成を前記葬儀用数珠と同一とした喪主用或いは故人の遺族のための葬儀用数珠とをセットにした構成を採用することもできる。
当該葬儀用数珠のセットとしては、例えば、夫婦のいずれか一方が亡くなったような場合、艶消しオニキス製でその他の構成を前記木製の葬儀用数珠と同一とした数珠を、死後のいずれかの時点又は葬儀時で、故人となった夫又は妻である被火葬者(故人)の合掌した両手にかけて葬儀を行なう。そして、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時において、故人となった夫又は妻である被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられている上記オニキス製の当該数珠は前記木製の葬儀用数珠と交換して、故人から外されたオニキス製の当該数珠は、例えば喪主或いは故人の子供がこれを故人の遺志を代々継ぐというような意味合いを込めて携帯して葬儀を行なう。
これら一連の行為を、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時に行ない、これがセレモニー化されるならば、故人への一層手厚い葬儀となる。
本考案によれば、黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群を使用していることから、焼却屑が生じることが無く、仏教式葬儀の際の慣習として被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた数珠を外すことなくそのままにして火葬(荼毘)に付すことができる葬儀用数珠を提供できる。
また、本考案によれば、数珠球のうち、合計4個の数珠球には、仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」、「南」、「東」及び「西」の梵字が各々付されていることから、火葬に際して故人の安心成仏を強く願う遺族の仏教心を高揚することができる。
更に、本考案によれば、前記木製の葬儀用数珠と、数珠玉の材質のみを艶消しオニキス製とし他の構成を前記木製数珠と同一とした葬儀用数珠とをもって、被火葬者(故人)用、喪主用或いは故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)用の葬儀用数珠セットを提供でき、更にまた、数珠玉の材質のみを艶消しオニキス製とし他の構成を前記木製数珠と同一とした口径の異なる各葬儀用数珠をもって、男性・女性の参列者用の葬儀用数珠セットを実現でき、喪主、故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)をはじめとして、男性、女性の葬儀参列者がこれらの葬儀用数珠を手にかけて祈ることにより、火葬に際して故人に対する遺族の現世の祈りをいつまでも心に残すことができ故人への一層手厚い葬儀となる。
また、本考案によれば、数珠球のうち、合計4個の数珠球には、仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」、「南」、「東」及び「西」の梵字が各々付されていることから、火葬に際して故人の安心成仏を強く願う遺族の仏教心を高揚することができる。
更に、本考案によれば、前記木製の葬儀用数珠と、数珠玉の材質のみを艶消しオニキス製とし他の構成を前記木製数珠と同一とした葬儀用数珠とをもって、被火葬者(故人)用、喪主用或いは故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)用の葬儀用数珠セットを提供でき、更にまた、数珠玉の材質のみを艶消しオニキス製とし他の構成を前記木製数珠と同一とした口径の異なる各葬儀用数珠をもって、男性・女性の参列者用の葬儀用数珠セットを実現でき、喪主、故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)をはじめとして、男性、女性の葬儀参列者がこれらの葬儀用数珠を手にかけて祈ることにより、火葬に際して故人に対する遺族の現世の祈りをいつまでも心に残すことができ故人への一層手厚い葬儀となる。
黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群と、数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有する葬儀用数珠であって、前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付して葬儀用数珠を構成し、仏教式葬儀の際の慣習として被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた数珠を外すことなくそのままとすることで、焼却屑が残らないようにするという目的を達成した。
以下に、本考案の実施例を詳細に説明する。
図1は本実施例の葬儀用数珠1を示すものであり、この葬儀用数珠1は、黒漆塗りで艶消し加工された燃え易い木製の数珠球2を多数(例えば30個、108個等)用いた数珠球群3と、数珠球群3を輪状に連ねる状態で連結する例えば絹材等燃え易い材料からなる紐体4と、一つの数珠球2に取り付けた例えば絹材からなり紫色等に着色した房5とを有し、仏教式葬儀の際の慣習として被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた数珠1を外すことなくそのままとすることができる被火葬者用として構成したものである。
図1は本実施例の葬儀用数珠1を示すものであり、この葬儀用数珠1は、黒漆塗りで艶消し加工された燃え易い木製の数珠球2を多数(例えば30個、108個等)用いた数珠球群3と、数珠球群3を輪状に連ねる状態で連結する例えば絹材等燃え易い材料からなる紐体4と、一つの数珠球2に取り付けた例えば絹材からなり紫色等に着色した房5とを有し、仏教式葬儀の際の慣習として被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた数珠1を外すことなくそのままとすることができる被火葬者用として構成したものである。
前記数珠球群3のうち、図1に示すように、房5を下にした状態で、真上に位置する数珠球3aには仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球3bには上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球3cには上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球3dには上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を例えば金色等の色を呈する刻印により付している。
前記数珠球3a乃至数珠球3dを図2に拡大して示す。また、上述した数珠球3a乃至3dに各々付した各梵字は、図3に示すように、仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つとされ仏教上の四天王と称される多聞天(北方)、増長天(南方)、持国天(東方)、広目天(西方)を意味している。
前記数珠球3a乃至数珠球3dを図2に拡大して示す。また、上述した数珠球3a乃至3dに各々付した各梵字は、図3に示すように、仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つとされ仏教上の四天王と称される多聞天(北方)、増長天(南方)、持国天(東方)、広目天(西方)を意味している。
本実施例の葬儀用数珠1によれば、黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群3を使用していることから、火葬を行っても焼却屑が生じることが無く、従って、仏教式葬儀の際の慣習として被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられた数珠1を火葬に付す前に故人の両手から取り外す必要がなくそのまま火葬(荼毘)に付すことができ、前述した従来品の問題を解決できる。
また、本実施例の葬儀用数珠1によれば、多数の数珠球3のうち、合計4個の数珠球3a乃至3dには、各々「北」、「南」、「東」及び「西」を意味する梵字が付されていることから、火葬に際して、故人を心の底から供養し、故人の安心成仏を願う遺族の仏教心を高揚することができる。
また、本実施例の葬儀用数珠1によれば、多数の数珠球3のうち、合計4個の数珠球3a乃至3dには、各々「北」、「南」、「東」及び「西」を意味する梵字が付されていることから、火葬に際して、故人を心の底から供養し、故人の安心成仏を願う遺族の仏教心を高揚することができる。
次に、図4、図5を参照して本考案の他の実施例について説明する。
この実施例においては、前記被火葬者(故人)用の葬儀用数珠1と、故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)用の葬儀用数珠11とを組み合わせた葬儀用数珠セットとしたものである。
この実施例においては、前記被火葬者(故人)用の葬儀用数珠1と、故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)用の葬儀用数珠11とを組み合わせた葬儀用数珠セットとしたものである。
喪主用或いは故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)用の葬儀用数珠11は、艶消しオニキス製からなる多数の直径10mm(又は7mm)の数珠球12からなる数珠球群13と、この数珠球群13を輪状に連ねる状態で連結する紐体14と、一つの数珠球12に取り付けた例えば絹材からなり紫色等に着色した房15とを有するものである。
この葬儀用数珠11は、被火葬者の死後のいずれかの時点又は葬儀時に、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられ、そして、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時において、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられている当該葬儀用数珠11は前記木製の葬儀用数珠1と交換されて、故人から外された当該葬儀用数珠11は、例えば喪主或いは故人の子供がこれを故人の遺志を代々継ぐというような意味合いを込めて携帯して葬儀を行なう。
これら一連の行為を、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時に行ない、これがセレモニー化されるならば、故人への一層手厚い葬儀となる。
この葬儀用数珠11は、被火葬者の死後のいずれかの時点又は葬儀時に、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられ、そして、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時において、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられている当該葬儀用数珠11は前記木製の葬儀用数珠1と交換されて、故人から外された当該葬儀用数珠11は、例えば喪主或いは故人の子供がこれを故人の遺志を代々継ぐというような意味合いを込めて携帯して葬儀を行なう。
これら一連の行為を、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時に行ない、これがセレモニー化されるならば、故人への一層手厚い葬儀となる。
前記数珠球群13のうち、図4に示すように、房15を下にした状態で、真上に位置する数珠球13aには前記したと同様の「北」を意味する梵字、真下の数珠球13bには前記したと同様の「南」を意味する梵字、真右の数珠球13cには前記したと同様の「東」を意味する梵字、真左の数珠球13dには前記したと同様の「西」を意味する梵字を例えば金色等の色を呈する刻印により付している。
すなわち、喪主用或いは故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)用の葬儀用数珠11は、数珠球群13の材質が艶消しオニキス材である点を除き前記葬儀用数珠1と同様な構成としている。
この葬儀用数珠セットは、図5に示すように、例えば桐箱16に保存性のよい不織布17等で包まれようにして収納された販売され、また、購入者により保存、使用される。なお、桐箱16の蓋は図示省略している。
すなわち、喪主用或いは故人の遺志を代々継ぐべき者(例えば故人の子供)用の葬儀用数珠11は、数珠球群13の材質が艶消しオニキス材である点を除き前記葬儀用数珠1と同様な構成としている。
この葬儀用数珠セットは、図5に示すように、例えば桐箱16に保存性のよい不織布17等で包まれようにして収納された販売され、また、購入者により保存、使用される。なお、桐箱16の蓋は図示省略している。
この葬儀用数珠セットによれば、前述したように、この葬儀用数珠11を、被火葬者の死後のいずれかの時点又は葬儀時に、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけ、そして、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時において、被火葬者(故人)の合掌した両手にかけられている当該葬儀用数珠11を前記木製の葬儀用数珠1と交換し、故人から外された当該葬儀用数珠11を、例えば喪主或いは故人の子供がこれを故人の遺志を代々継ぐというような意味合いを込めて携帯して葬儀を行ない、これら一連の行為を、葬儀のいずれかの時点、出棺時又は火葬時に行ない、これがセレモニー化されるならば、火葬に際しての故人に対する遺族の現世の祈りをいつまでも心に残すことができ、故人への一層手厚い葬儀となる。
図6は、本考案の更に他の実施例について説明する。
この図6に示す実施例においては、図4に示すものと同様な構成となっている男性参列者用の葬儀用数珠11と、口径の異なる女性参列者用の葬儀用数珠11Aを組み合わせ、葬儀用数珠セットとしたものである。
この図6に示す実施例においては、図4に示すものと同様な構成となっている男性参列者用の葬儀用数珠11と、口径の異なる女性参列者用の葬儀用数珠11Aを組み合わせ、葬儀用数珠セットとしたものである。
図6に示す男性参列者用の葬儀用数珠11は、図4に示すものと同様な構成となっている。女性参列者用の葬儀用数珠11Aは、艶消しオニキス材からなる多数の直径7mmの数珠球22からなる数珠球群23と、この数珠球群23を輪状に連ねる状態で連結する紐体24と、一つの数珠球22に取り付けた例えば絹材からなり紫色等に着色した房25とを有し、通夜、葬儀、火葬に際して喪主の妻等の女性参列者が各々手にかけて使用するものである。
前記数珠球群23のうち、房25を下にした状態で、真上に位置する数珠球23aには前記したと同様の「北」を意味する梵字、真下の数珠球23bには前記したと同様の「南」を意味する梵字、真右の数珠球23cには前記したと同様の「東」を意味する梵字、真左の数珠球23dには前記したと同様の「西」を意味する梵字を例えば金色等の色を呈する刻印により付している。
図6に示す男性参列者用の葬儀用数珠11及び女性参列者用の葬儀用数珠11Aからなる葬儀用数珠セットの場合も、図5に示す場合と同様、例えば桐箱に不織布等で包まれようにして収納された販売され、また購入者により保存、使用される。なお、図6に示すように、この葬儀用数珠セットは、男性参列者用の葬儀用数珠11、女性参列者用の葬儀用数珠11Aに加えて、前記被火葬者(故人)用の葬儀用数珠1を併せてセットにしても良い。
図6に示す葬儀用数珠セットによれば、口径の異なる葬儀用数珠11、11Aは、これを手首に適合した男性、女性が各々手にかけて通夜、葬儀、火葬に臨むことができ、弔問客への対応を万全とし、火葬に際しての故人に対する遺族の現世の祈りをいつまでも心に残すことができる。
本考案は、上述した場合の他、火葬を行う場合に故人とともに棺内に安置するネックレス等の副葬品等に対しても適用可能である。
1 葬儀用数珠
2 数珠球
3 数珠球群
3a〜3d 数珠球
4 紐体
5 房
11 葬儀用数珠
11A 葬儀用数珠
12 数珠球
13 数珠球群
13a 数珠球
13b 数珠球
13c 数珠球
13d 数珠球
14 紐体
15 房
16 桐箱
17 不織布
22 数珠球
23 数珠球群
23a 数珠球
23b 数珠球
23c 数珠球
23d 数珠球
24 紐体
25 房
2 数珠球
3 数珠球群
3a〜3d 数珠球
4 紐体
5 房
11 葬儀用数珠
11A 葬儀用数珠
12 数珠球
13 数珠球群
13a 数珠球
13b 数珠球
13c 数珠球
13d 数珠球
14 紐体
15 房
16 桐箱
17 不織布
22 数珠球
23 数珠球群
23a 数珠球
23b 数珠球
23c 数珠球
23d 数珠球
24 紐体
25 房
Claims (3)
- 黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群と、数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有する葬儀用数珠であって、
前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付したことを特徴とする葬儀用数珠。 - 黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群と、この数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有し、前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付した被火葬者用の葬儀用数珠と、
艶消しオニキス材からなる数珠球群と、この数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有し、前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付した喪主用の葬儀用数珠と、
からなることを特徴とする葬儀用数珠セット。 - 黒漆塗りで艶消し加工された木製の数珠球群と、数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有し、前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付した被火葬者用の葬儀用数珠と、
艶消しオニキス材からなり直径10mmの数珠球群と、数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有し、前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付した男性参列者用の葬儀用数珠と、
艶消しオニキスからなり直径7mmの数珠球群と、数珠球群を輪状に連ねる状態で連結する紐体と、数珠球に取り付けた房とを有し、前記数珠球群のうち、房を下にした状態で真上の数珠球には仏教信仰上において遺族から故人の安心成仏を願う等の深い意味を持つ「北」を意味する梵字、真下の数珠球には上記と同様の趣旨の「南」を意味する梵字、真右の数珠球には上記と同様の趣旨の「東」を意味する梵字、真左の数珠球には上記と同様の趣旨の「西」を意味する梵字を付した女性参列者用の葬儀用数珠と、
からなることを特徴とする葬儀用数珠セット。
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2003
- 2003-09-05 JP JP2003271024U patent/JP3100280U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5970733B1 (ja) * | 2015-08-05 | 2016-08-17 | 有限会社黒田デザイン事務所 | 副葬用装飾品 |
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