JP3135519U - 物品収納ケース - Google Patents
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Abstract
【課題】携帯可能な物品の取り出し動作を片手で容易に行なうことができ、携帯性の向上を図ることのできる物品収納ケースを提供する。
【解決手段】本考案は、形態可能な物品を収納するための物品収納ケース10であって、携帯可能な物品14を縦方向のスライド操作により出し入れ可能なように形成された収納凹部を備え、収納凹部の上部には出入口が開口されている一方、収納凹部の下部には携帯可能な物品14の底面の略中央部19と該底面の少なくとも左右いずれか一方の端部20とが露出するように切欠部が形成されており、収容凹部は、左右の幅寸法が上部から下部に向かって次第に狭くなるように形成され、下部における左右の幅寸法は、携帯可能な物品14の左右の幅に略一致又は該左右の幅より僅かに狭くなるように形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本考案は、形態可能な物品を収納するための物品収納ケース10であって、携帯可能な物品14を縦方向のスライド操作により出し入れ可能なように形成された収納凹部を備え、収納凹部の上部には出入口が開口されている一方、収納凹部の下部には携帯可能な物品14の底面の略中央部19と該底面の少なくとも左右いずれか一方の端部20とが露出するように切欠部が形成されており、収容凹部は、左右の幅寸法が上部から下部に向かって次第に狭くなるように形成され、下部における左右の幅寸法は、携帯可能な物品14の左右の幅に略一致又は該左右の幅より僅かに狭くなるように形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本考案は、煙草を収容したボックス型容器等の携帯可能な物品を収納するための物品収納ケースに関する。
一般に、煙草は、複数本単位でボックス型容器等の紙製の煙草箱に収納されて市販されている。そして、喫煙者は、このような煙草箱をポケットやバッグ等に格納して携帯し、喫煙の度にポケットやバッグ等から煙草箱を取り出し、さらに該煙草箱から煙草を1本ずつ取り出して喫煙している。
このように煙草箱は紙製で堅固なものではないため、ポケットやバッグ等に格納して携帯している間や、ポケットやバッグ等から取り出す時に、外部から煙草箱に物理的な力が作用することにより煙草箱が圧潰又は破損し、該煙草箱から煙草を取り出し難くなることがあった。
そこで、このような問題を解決するため、煙草箱を収納する煙草ケースが各種提案されている。
この種の従来のケースとしては、例えば、所定の煙草箱の大きさにほぼ対応した内法幅員を備えたほぼボックス状の剛性のケース本体を形成し、このケース本体の左右の側壁のいずれか一方には、煙草箱をその側方向でのスライド操作によって収納させるスライド出入口を開口形成し、いずれか他方には、ケース本体内に収納した煙草箱を、ケース本体外からの手指等の挿入押圧等によって押し出すための押圧口を開口形成した煙草箱収納ケースが知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−2282号公報
しかしながら、上記した従来のケースでは、煙草箱が側方向にスライドするように構成されているため、煙草箱がボックス型容器の場合には、ケースから煙草箱を完全に取り出さないと、ボックス型容器の上部の蓋を開閉することができない。そのため、喫煙時にケースから煙草箱を取り出す動作を片手で行なうことができず、煙草箱の取り出し動作を容易に行うことができないといった問題があった。
また、上記した従来のケースは、バッグ等に格納して携帯することを前提としているため、携帯性を高めることができないといった問題もあった。
本考案は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、煙草箱等の携帯可能な物品の取り出し動作を片手で容易に行なうことができ、携帯性の向上を図ることのできる物品収納ケースを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本考案は、携帯可能な物品を収納するための物品収納ケースであって、前記携帯可能な物品を縦方向のスライド操作により出し入れ可能なように形成された収納凹部を備え、該収納凹部の上部には出入口が開口されている一方、前記収納凹部の下部には前記携帯可能な物品の底面の略中央部と該底面の少なくとも左右いずれか一方の端部とが露出するように切欠部が形成されており、前記収容凹部は、左右の幅寸法が上部から下部に向かって次第に狭くなるように形成され、下部における左右の幅寸法は、前記携帯可能な物品の左右の幅に略一致又は該左右の幅より僅かに狭くなるように形成されていることを特徴とする。
そして、前記携帯可能な物品は煙草を収容するボックス型容器であってもよい。
また、前記収容凹部は、前記ボックス型容器を収納した状態では前記ボックス型容器の上部の蓋の開閉を規制するように形成されていると共に、切欠部を介して前記ボックス型容器の底面の左右いずれか一方の端部を押し込んで前記ボックス型容器を上方にスライドさせた状態では前記蓋の開閉を許容するように形成されていてもよい。
また、上端部にはストラップ取付部が設けられていてもよい。
さらに、前記物品収納ケースは、葉の形状を成していてもよい。
本考案によれば、携帯可能な物品を物品収納ケースから取り出したり、物品収納ケースに収納させたりする動作を片手で簡単に行うことができる。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。なお、以下の説明では、携帯可能な物品としてのボックス型容器14を煙草ケース10に収納する場合について例示して説明する。ここで、図1は本考案の実施の形態に係る煙草ケースを示す正面図、図2は同煙草ケースを示す平面図、図3は同煙草ケースを示す底面図である。
本発明の実施の形態に係る煙草ケース10は、いずれも木製で前後に対向して配設された前板11及び後板12と、該前板11及び後板12の上端部に取り付けられた金属製で軸状のストラップ取付部13とを主体に構成されている。前板11及び後板12は葉が傾斜した形状を成し、木目調の外観を有しており、前板11と後板12の間には、ボックス型容器14が縦方向のスライド操作により出し入れ可能なように収納凹部15が形成されている。
収納凹部15は、左右の幅と前後の奥行き寸法がボックス型容器14の左右の幅と前後の奥行き寸法にほぼ対応した内法寸法を有していると共に、高さがボックス型容器14の高さより低くなるように形成されており、収納凹部15にボックス型容器14を収納した状態においてボックス型容器14の上部の蓋16が前板11と後板12との間に挟持され、蓋16の開閉が規制されるようになっている。また、収容凹部15は、左右の幅寸法が上部から下部に向かって次第に僅かに狭くなるように形成されており、下部の停止位置SPにおける左右の幅寸法Wは、ボックス型容器14の底面側角部が停止位置SPで引っ掛かるように、ボックス型容器14の左右の幅に略一致又は該左右の幅より僅かに(例えば1mm程度)狭くなるように形成されている。
収納凹部15の上部には出入口17が開口され、該出入口17はボックス型容器14の底面より僅かに大きい平面形状を成している。一方、収納凹部15の下部には切欠部18が形成されており、収納凹部15にボックス型容器14を収納した状態においてボックス型容器14の底面の略中央部19と該底面の一方(図示では正面視左側)の端部20とが切欠部18から露出し、該露出部分21が正面視で略三角形状を成すようになっている。
このような構成を備えた煙草ケース10は、ストラップ取付部13に取り付けたストラップ(図示省略)を介してベルトやバック等に取り付けて携帯される。
そして、この煙草ケース10に煙草のボックス型容器14を収納させる場合、ボックス型容器14を底面側から出入口17を介して収納凹部15内に挿入し、ボックス型容器14の底面が収納凹部15の底面部22に当接するまでボックス型容器14を縦方向にスライドさせることにより行う。
また、このように煙草ケース10に収納されたボックス型容器14から喫煙者が煙草を取り出そうとする場合、図1中の矢印Aで示すように、ボックス型容器14の底面の一方の端部20を片手で上方に押し込む。そうすると、図4中の矢印A’で示すように、ボックス型容器14には斜め上方に向かって押圧力が作用し、ボックス型容器14の他方(図示正面視右側)の側面23は一方の端部20から遠い方の収納凹部15の他方の内側面24に接しながら上方にスライドする。
その後、ボックス型容器14の底面が下部の停止位置SPに達すると、ボックス型容器14の底面側角部が停止位置SPで煙草ケース10に引っ掛かることと、ボックス型容器14の他方の側面23と収納凹部15の他方の内側面24との間に摩擦力が生じることとが相俟って、ボックス型容器14の上方へのスライド動作は停止される。そして、この停止位置では、ボックス型容器14の蓋16が完全に露出するようになっているため、喫煙者は片手で蓋を開放し、ボックス型容器14から煙草を取り出すことができる。
そして、このように煙草を取り出した後、蓋を閉塞し、ボックス型容器14の上端を下方に押し込むと、ボックス型容器14は収納凹部15内を下方にスライドし、元の収納位置に戻る。
さらに、喫煙者が煙草ケース10に収納されたボックス型容器14内の煙草をすべて吸い終わり、ボックス型容器14自体を収納凹部15から取り出そうとする場合には、図1中の矢印Bで示すように、ボックス型容器14の底面の略中央部19を上方に押し込む。そうすると、図5中の矢印B’で示すように、ボックス型容器14には鉛直上方に向かって押圧力が作用し、ボックス型容器14は他方の内側面24に沿って上方にスライドし、ボックス型容器14の底面が下部の停止位置SPに達する。
しかし、この時、収容凹部15の左右の幅寸法が下部より上部の方が広くなっており、図5に示すように、停止位置SPより上方においてボックス型容器14の両側面23,25と収納凹部の両内側面24,26との間にそれぞれ隙間が生じるため、両者の間に摩擦力が発生することはない。したがって、この停止位置SPにおいて、ボックス型容器14の上部を把持して上方に引っ張ると、ボックス型容器14は、停止位置SPで停止することなく、さらに上方に移動し、ボックス型容器14を収納凹部15から簡単に引き抜くことができる。
上記したように本発明の実施の形態に係る煙草ケース10によれば、喫煙時にボックス型容器14から煙草を取り出す際、ボックス型容器14の底面の一方の端部20を上方に押し込む動作や、ボックス型容器14の蓋を開放する動作を片手で行なうことができる。また、ボックス型容器14自体を収納凹部15から取り出す際には、ボックス型容器14の底面の略中央部19を上方に押し込む動作や、ボックス型容器14の上部を引っ張る動作を片手で行うことができる。したがって、煙草の取り出し動作やボックス型容器14の取り出し動作を簡単に行うことができる。
さらに、この煙草ケース10は、ストラップ取付部13に取り付けたストラップによりベルトやバック等に取り付けて簡単に携帯することができるため、携帯性の向上を図ることができる。
なお、上記した実施の形態では、収納凹部15にボックス型容器14を収納した状態においてボックス型容器14の底面の略中央部19と該底面の一方の端部20とが切欠部18から露出するように形成されているが。これは単なる例示に過ぎず、切欠部18はボックス型容器14の底面の略中央部19と該底面の少なくとも左右いずれか一方の端部とが露出するように形成されていれば、他の形状や構造を成していてもよい。
また、煙草ケース10の形状、材質、外観等は、上記した形状や外観等に限定されるものではなく、各種変更が可能であることは言う迄もない。
さらに、上記した実施の形態ではボックス型容器14を煙草ケース10に収納する場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、例えば、紙又はプラスチック又は金属等によりボックス型容器14と略同一寸法に形成された内部用ケース(アジャスター)や、市販のソフトケース等の他のタイプの煙草容器の他、携帯電話、デジタルカメラ等の小型携帯機器を収納する場合にも本発明を適用することは可能である。
10 煙草ケース(物品収納ケース)
13 ストラップ取付部
14 ボックス型容器(携帯可能な物品)
15 収納凹部
16 蓋
17 出入口
18 切欠部
19 略中央部
20 一方の端部
13 ストラップ取付部
14 ボックス型容器(携帯可能な物品)
15 収納凹部
16 蓋
17 出入口
18 切欠部
19 略中央部
20 一方の端部
Claims (5)
- 携帯可能な物品を収納するための物品収納ケースであって、
前記携帯可能な物品を縦方向のスライド操作により出し入れ可能なように形成された収納凹部を備え、該収納凹部の上部には出入口が開口されている一方、前記収納凹部の下部には前記携帯可能な物品の底面の略中央部と該底面の少なくとも左右いずれか一方の端部とが露出するように切欠部が形成されており、前記収容凹部は、左右の幅寸法が上部から下部に向かって次第に狭くなるように形成され、下部における左右の幅寸法は、前記携帯可能な物品の左右の幅に略一致又は該左右の幅より僅かに狭くなるように形成されていることを特徴とする物品収納ケース。 - 前記携帯可能な物品は煙草を収容するボックス型容器である請求項1に記載の物品収納ケース。
- 前記収容凹部は、前記ボックス型容器を収納した状態では前記ボックス型容器の上部の蓋の開閉を規制するように形成されていると共に、切欠部を介して前記ボックス型容器の底面の左右いずれか一方の端部を押し込んで前記ボックス型容器を上方にスライドさせた状態では前記蓋の開閉を許容するように形成されている請求項2に記載の物品収納ケース。
- 上端部にはストラップ取付部が設けられている請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の物品収納ケース。
- 葉の形状を成している請求項1〜4のいずれか1の請求項に記載の物品収納ケース。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007005195U JP3135519U (ja) | 2007-07-06 | 2007-07-06 | 物品収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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