JP3135494U - 刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】ローラーバケットは一度使用すると、別の色に変えて使用しようとすると、塗料の洗い落としや、清掃に手間がかかり、充分に乾燥させないと直ぐには使用できない。
又、ローラーバケットに刷毛入れポケット、もしくわ小刷毛室付等が装着されていないローラーバケットにおいては、刷毛の持ち運びが不便である。
【解決手段】本考案は塗料を入れて持ち運びするローラーバケット本体1と、当該ローラーバケット本体1の内側に、装着する脱着可能な刷毛入れ付ローラーバケット内容器2と、当該内容器2の、外側空間に固着された複数に区分けされた刷毛入れ容器3を、一体化形成した刷毛入れ付ローラーバケット内容器。
【選択図】図1

Description

塗装作業に必要な塗料と刷毛を持ち運びをする刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器に関するものである。
例えば、下記特許文献1に携帯用塗料容器、特許文献2にバケット構造、及び特許文献3にコーナー用小刷毛室付ローラーバケットが開示されている。
これらの特許文献1,2,3においてはローラーバケット本体に塗料を入れて持ち運ぶことに特徴がある。
ローラーバケット容器での塗装作業においては、ローラーバケット本体に塗料を入れ、刷毛入れ室等の装着されていないものにおいては、もう一方の手に刷毛等を持つか、又はローラーバケットの手提げと一緒に刷毛等を持つか、あるいは塗料の入ったローラーバケットの中に刷毛等を浸けて、双方を持ち運びながら塗装作業をしている。
一度使用したローラーバケット本体は、他の色で改めて使用するためには、入念な洗い落とし、拭き取り清掃作業と、乾燥にかなりの時間が必要である。
このような手間のかかる作業を省くために、色の異なる作業をする場合には色の数に合わせたローラーバケット本体を用意し、色別に使用している。
公開実用新案公報昭54−129550 実用新案公報昭58−2475 登録実用新案第3041208号
多くのローラーバケットを用意することを減らして、ローラーバケット本体を汚さずに、一緒に持ち運ぶ刷毛等を、持ち運びしやすくする。
塗料を入れて持ち運びをするローラーバケット本体の内側に装着する内容器に、複数の刷毛を収納する容器を、当該内容器の外側の空間に固着一体化形成する。
ローラーバケット本体にローラーバケット内容器をはめ込んで装着し、当該内容器には塗料を入れ、ローラーバケット本体の汚れを防止し、当該内容器の外側空間に、固着一体化形成された複数区分された刷毛を収納する容器には、ローラー刷毛や毛刷毛を収納して、塗料と刷毛等の持ち運びをしやすくする。
(イ)足場の上や、高所での移動しながらの塗装作業において、ローラーバケットに装着した、刷毛入れ付ローラーバケット内容器に、塗料材料と刷毛等を収納し,片手に持って移動できるので、両手がふさがらず、移動に伴う危険を軽減できる。
(ロ)使用していない刷毛を刷毛入れ容器に収納できて使用中の刷毛に集中できる。
(ハ)ローラーバケット本体の手提げと、刷毛等を片手に一緒に持って移動することがなくなり、刷毛の持ち替えによる刷毛の落下を防止できる。
(ニ)ローラー刷毛や毛刷毛をローラーバケット本体の塗料に、浸けておく必要がなくなり、刷毛等をしごくことがなく、次の作業へスムーズに移行できる。
(ホ)何色かで構成された、細かく複雑で、形の異なる複数の刷毛を使用する塗装躯体を作業する場合、複数の刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器を用意し、色がかわる都度、該内容器を、ローラーバケット本体より脱着交換することにより、次の作業が効率よく稼動し、又その間使用していた刷毛等は、刷毛入れ容器内に収めておいて、若干の塗料用溶剤を注入して、次に使用するまで刷毛の乾燥を抑えておける。
(ヘ)一度使用したローラーバケット本体は、装着している内容器を取り外して、簡単な拭き取りをして、別に用意した該内容器をローラーバケット本体に装着し、次の作業が速やかに準備できる。
(ト)ローラーバケット本体の入念な洗い落とし、拭き取り清掃作業や、乾燥の手間が減り、又、多数のローラーバケット本体を用意しなくてすむ。
本考案を実施するための最良の形態を以下の実施例に基づいて説明する。
ローラーバケット本体1に、刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器2を、はめ込んで装着し、当該内容器2の外側に固着されている複数区分けされた、刷毛入れ容器3が、ローラーバケット本体1の、外側に出るように装着する。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。
1はローラーバケット本体、2はプラスチックス等適宣素材にて形成された刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器、3は当該内容器2と固着一体化形成された、複数の空間に区分けされた刷毛入れ容器。
内容器2の上部辺縁には、内容器2の本体側面に対して略垂直に突出した、突縁部7、いわゆるミミを備える。
本考案の一実施例は上述の如き構成であるから、ローラーバケット本体1に、刷毛入れ付ローラーバケット内容器2を、ローラーバケット本体1にはめ込んで装着し、当該内容器2に塗料をいれる、ローラーバケット本体1の外側に出ている、固着一体化形成され、複数区分けされた刷毛入れ容器3には、ローラー刷毛、毛刷毛等を入れて持ち運びをする。
多くの塗装作業従事者は、日頃いかに効率よく作業が進められるか考えながら行動しています。
日本の家屋は近年著しく変貌して今日に至っている。最近の一般家屋の新築には工場塗装で生産された新建材が多く使われているので、新築現場での塗装作業は激減しているが、外装用新建材には5年から10年で塗り替えの需要がある。日本人は家屋に対する細やかな気持ちを持つ人が多くいます。
塗装の塗り替えを欧米人のように自分でやる人は少なく、プロに任せる人がほとんどです。
洗練されたプロの技術とスピードの向上に役立つ道具としてプロから支持を受け、又、使い易さから一般の人々が自分でやってみようとする関心が高まることを期待する。
刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器のローラーバケット本体装着外観斜視図 刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器斜視図 ローラーバケット本体斜斜図 刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器平面図 図2B視図 図4A−A’断面図
符号の説明
1 ローラーバケット本体
2 刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器
3 刷毛入れ容器
4 ローラー刷毛
5 毛刷毛
6 ローラーバケット手提げ
7 突縁部

Claims (2)

  1. 塗料を入れて持ち運びをするローラーバケット本体と、当該ローラーバケットの内側に装着される脱着可能な内容器と、該内容器に固着され、刷毛を入れるための容器、とからなることを特徴とする刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器。
  2. 前記刷毛を入れるための容器が複数の空間に区分されていることを特徴とする請求項1記載の刷毛入れ容器付ローラーバケット内容器。
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