JP3229543U

JP3229543U - 塗装用具持ち運び用容器

Info

Publication number: JP3229543U
Application number: JP2020003980U
Authority: JP
Inventors: 直樹清村
Original assignee: 株式会社ファーストペイント
Priority date: 2020-08-29
Filing date: 2020-08-29
Publication date: 2020-12-10
Anticipated expiration: 2030-08-29

Abstract

【課題】塗装の際に一斗缶、下げ缶の２種類別々の容器を持つ必要がなく、作業効率と安全性を高くする塗装用具持ち運び用容器を提供する。【解決手段】塗装用具持ち運び用容器は、一斗缶６にフックで引っ掛けて、尚且つ塗装用具持ち運び用容器の外側容器１に永久磁石を設け、一斗缶６との密着性を高め、一斗缶６から外れないように安全性を高めたものである。尚且つ塗装用具持ち運び用容器の内部に薄いプラスチック樹脂容器である内側容器４をはめ込み、使い捨てできる為、塗装用具持ち運び用容器の外側容器１は、繰り返し使用できるようにしたものである。【選択図】図３

Description

本考案は、刷毛やミニローラーなどを収納する塗装用具持ち運び用容器に関するものである。

従来、塗装する際に一斗缶でローラーを使用し、細部を塗る刷毛は、別の容器に入れ別々の容器で作業していた（特許文献１）。

特開２０１６−０７４１４１号公報

上述したように、塗装の際一斗缶、下げ缶の２種類別々の容器を持って高所等で作業する事が多く、作業効率が悪く危険性も伴う。従って一斗缶と下げ缶（刷毛容器）を一体化させる事により、前述の欠点を解決しようとするものである。

本考案は、一斗缶に樹脂製のコンパクトな容器をフックで引っ掛けて取り付ける物である。取り付け時外れないように、尚且つ永久磁石を用いて外れないようにする。尚且つ塗装用具持ち運び用容器を２重構造にし、内側容器を使い捨てにし、外側容器を繰り返し使用出来るようにする。

上記の様に本考案の塗装用具持ち運び用容器を、使う事により、従来２種類別々に使用していたものを、一度にコンパクトに持ち運び出来る様になる。また塗装作業も大壁、細部塗装も同時に進行できる。さらに足場の移動、昇り降りもスムーズに行う事ができ、安全性も高くなる。尚且つ内側容器を設ける事により、外部容器は、繰り返し使用できる。

（ａ）は、一斗缶に取り付けて使用する塗装用具持ち運び用容器の、外側容器の背面から見た斜視図である。（ｂ）は、一斗缶に取り付けて使用する塗装用具持ち運び用容器の側面から見た斜視図である。（ｃ）は、永久磁石により一斗缶に取り付けて使用する塗装用具持ち運び用容器の背面から見た斜視図である。（ｄ）は、一斗缶に取り付けて使用する、塗装用具持ち運び用容器の永久磁石を取り付けた側面図である。（ａ）は、塗装用具持ち運び用容器内に、嵌め込む内側容器の斜視図である。（ｂ）は、塗装用具持ち運び用容器内に、嵌め込む内側容器の側面図である。は、本考案の塗装用具持ち運び用容器を、一斗缶に取り付けた状態の正面から見た斜視図である。（ａ）は、本考案の塗装用具持ち運び容器を、一斗缶にフックで取り付けた状態の側面図である。（ｂ）は、本考案の塗装用具持ち運び容器を、一斗缶にフック及び永久磁石で取り付けた状態の側面図である。

本考案は、一斗缶その他の容器に取り付けて、刷毛及びミニローラー等を納める容器である。その際、種々の色の塗料を用いる場合があり、各々の色の塗料で汚れる為内側容器を装着して使い捨て可能にできる。

以下、添付図面に従って実施例を説明する。
図１（ａ）は、一斗缶に取り付けて使用する塗装用具持ち運び用容器の、外側容器の背面から見た斜視図である。図１（ａ）において、外側容器１は、プラスチック樹脂容器である。塗装用具持ち運び用容器は、フック取り付け部２により、一斗缶６（図３参照）のへりに、引っ掛けられる。
図１（ｃ）は、永久磁石により一斗缶に取り付けて使用する塗装用具持ち運び用容器の背面から見た斜視図である。図１（ｃ）において、塗装用具持ち運び用容器に、永久磁石３を取り付け、これで一斗缶６に引っ付けて、さらに外れないようにしたものである。
図２（ａ）は、塗装用具持ち運び用容器内に嵌め込む内側容器の斜視図である。図２（ａ）において、内側容器４は樹脂素材で、例えば、薄いプラスチック樹脂とすることができる。。

図３は、本考案の塗装用具持ち運び容器を、一斗缶に取り付けた状態の正面から見た斜視図である。図３において、外側容器１の中に内側容器４を嵌め込んだ塗装用具持ち運び用容器が、一斗缶６に取り付けられた状態を示している。内側容器４の中に、ミニローラー７、刷毛８、小刷毛９を、収める事ができる。内側容器４は、薄い樹脂容器で汚れると、使い捨て出来るようにしたものである。さらに、内側容器４には、凹凸のライン５が設けられ、材料をしごきやすくしている。よって、塗装の仕上がりが均等に、美しくなる。
このように、一斗缶６と持ち運び容器を一体化する事により、安全且つ作業効率も上がり、尚且つ大壁、細部も同時に塗装する事により、美しい仕上がりが得られる。

１外側容器
２フック取り付け具
３永久磁石
４内側容器
５ローラーしごき用の凹凸
６一斗缶
７ミニローラー
８刷毛
９小刷毛

Claims

開口部を有する外側容器と、前記外側容器の開口部に嵌入することができる内側容器とを備え、前記外側容器は、一斗缶容器その他の容器に取り付ける取り付け具を有する塗装用具持ち運び用容器。
前記外側容器又は前記内側容器は、樹脂素材で形成されたことを特徴とする請求項１記載の塗装用具持ち運び用容器。
前記取り付け具は、フックであることを特徴とする請求項１又は、請求項２のうちいずれか１項に記載の塗装用具持ち運び用容器。
前記取り付け具に、さらに永久磁石を備えていることを特徴とする請求項１から請求項３の内いずれか一項に記載の塗装用具持ち運び用容器。
前記内側容器の内側にローラーしごき用の凹凸を設けたことを、特徴とする請求項１から４のうちいずれか一項に記載の、塗装用具持ち運び用容器。