JP3135025B2 - 光コネクタの清掃具 - Google Patents

光コネクタの清掃具

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JP3135025B2
JP3135025B2 JP06258992A JP25899294A JP3135025B2 JP 3135025 B2 JP3135025 B2 JP 3135025B2 JP 06258992 A JP06258992 A JP 06258992A JP 25899294 A JP25899294 A JP 25899294A JP 3135025 B2 JP3135025 B2 JP 3135025B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光コネクタの接続作業
において、その光コネクタのフェルール外周面および端
面を同時に清掃する際に用いる光コネクタの清掃具に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、光ファイバ相互間の接続や切
り離しを容易に行うために、各種の光コネクタが用いら
れている。この光コネクタによれば、例えば光ファイバ
をフェルールの中心に固定してこれを精密な内径を有す
る中空円筒(整列スリーブ)内に挿入し、前記フェルー
ルの端面同士を突当てるようにしている。かかる光コネ
クタは、優れた接続特性を有するために、特に光通信の
分野において広く使われている。光ファイバ相互間の接
続や切り離しの際には、前記フェルールの端面や表面積
の大きい外周面にゴミあるいは油汚れなどが付着し易
い。このようにフェルールの端面および外周面にゴミあ
るいは油汚れなどが付着していると、光伝達が減衰し接
続特性が劣化する。
【0003】したがって、接続作業の前には必ずフェル
ールの端面および外周面を清掃する必要がある。
【0004】従来、フェルール端面を清掃するための装
置としては、例えば特開平2ー171706号:特開平
2ー264907号に示すものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術によれば、例えば0.1 デニール以下の極細
繊維で織られた布からなるテープ状の清掃布が用いられ
る。このテープ状の清掃布はリールに巻かれており、こ
の清掃布を繰り出すことにより未使用部分が露出し、こ
の露出している未使用部分により光コネクタのフェルー
ル端面だけを清掃する。
【0006】また、他の清掃手段としては、アルコール
と清掃布または清掃紙を用いてフェルール端面及びフェ
ルール外周面を清掃する方法もあるが、これは光コネク
タよりフェルールが飛び出ている部分しか、清掃ができ
ないという欠点があった。
【0007】従って、従来の清掃方法では、このような
フェルール端面以外のフェルール外周面の長手方向の先
端から奥までを万遍なく清掃するという考えは、全く見
当たらないものであった。
【0008】本発明は、上述したような事情に鑑み、簡
単な構造、簡単な操作で光コネクタのフェルール外周面
及び端面を同時に清掃することができる光コネクタの清
掃具を提供することを目的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる光コネク
タの清掃具は、前記目的を達成するための光コネクタの
フェルール外周面及び端面を同時に清掃する清掃具であ
って、ハウジングを設け、フェルール挿入口及び貫通孔
を有するスリーブ状フェルール清掃部を、前記ハウジン
グの外部からこのフェルール挿入口にアクセスできるよ
うに設けるとともに、前記ハウジングの内部に前記貫通
孔の下方に弾性体を上下動自在に配設し、かつ前記ハウ
ジングの内部に可撓性を有するテープ状の清掃体が巻か
れた供給リールを配設し、前記清掃体の未使用部分を前
記ハウジング内から所定長さずつ繰り出すことにより前
記スリーブ状フェルール清掃部のフェルール挿入口の上
に露出させ、この露出させた清掃体の未使用部分の上か
らフェルールを前記フェルール挿入口から貫通孔に挿入
させた時、フェルールの外周面が清掃体に当接するとと
もに、フェルールの端面が清掃体を介して前記弾性体に
当接して前記スリーブ状フェルール清掃部内でフェルー
ルの外周面及び端面を清掃した後の清掃体を巻き取るよ
うにした巻取リールを前記ハウジングの内部に設けたこ
とを特徴とするものである。
【0010】また、光コネクタのフェルール外周面及び
端面を同時に清掃する清掃具であって、フェルール挿入
口及び貫通孔を有するスリーブ状フェルール清掃部と、
未使用の可撓性を有するテープ状のフェルール外周面の
清掃用清掃体が巻かれた供給リールと、この供給リール
から前記フェルール外周面の清掃用清掃体をそれぞれ所
定長さずつ繰り出すことにより未使用部分を前記スリー
ブ状フェルール清掃部のフェルール挿入口側から貫通孔
に挿入させ、前記スリーブ状フェルール清掃部内で使用
した後の前記フェルール外周面の清掃用清掃体をそれぞ
れ巻き取るようにした巻取リールとを設けるとともに、
前記スリーブ状フェルール清掃部の下方に配設した弾性
体と、この弾性体の上方において、移送させるように配
設したフェルール端面を清掃するためのフェルール端面
の清掃用清掃体とを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0011】
【作用】本発明の光コネクタのフェルール外周面及び端
面を同時に清掃する清掃具によると、フェルール挿入口
及び貫通孔を有するスリーブ状フェルール清掃部のフェ
ルール挿入口の上に、供給リールに巻かれた可撓性を有
するテープ状の清掃体の未使用部分を所定長さずつ繰り
出して露出させる。
【0012】この露出させた清掃体の未使用部分の上か
ら清掃しようとする光コネクタのフェルールを、前記フ
ェルール挿入口から貫通孔に挿入させ回転させると、前
記フェルールの外周面は、このフェルールと一緒に貫通
孔内に挿入される清掃体に当接するとともに、このフェ
ルールの端面も前記清掃体を介して当接する。
【0013】前記スリーブ状フェルール清掃部におい
て、光コネクタのフェルールの先端から奥までの外周面
及び端面を同時に清掃しようとする時には、前記テープ
状の清掃体によって光コネクタのフェルール外周面及び
端面は、同時に清掃される。
【0014】また、供給リールからテープ状のフェルー
ル外周面の清掃用清掃体を順次繰り出すことにより、こ
の清掃体の未使用部分を、スリーブ状フェルール清掃部
のフェルール挿入口側から貫通孔に挿入させる。
【0015】前記スリーブ状フェルール清掃部内で使用
した後の使用済のフェルール外周面の清掃用清掃体を、
巻取リールに巻き取るようにする。
【0016】テープ状のフェルール端面の清掃用清掃体
は、前記スリーブ状フェルール清掃部の下方における弾
性体の上方において所定方向に移送させる。
【0017】前記スリーブ状フェルール清掃部におい
て、光コネクタのフェルールの先端から奥までの外周面
及び端面を同時に清掃しようとする時には、フェルール
外周面の清掃用清掃体とフェルール端面の清掃用清掃体
の未使用部分とを、それぞれ前記スリーブ状フェルール
清掃部まで適宜繰り出しておく。
【0018】フェルールをフェルール挿入口側から貫通
孔に挿入させることにより前記テープ状の清掃体によっ
て光コネクタのフェルール外周面及び端面は、同時に清
掃される。
【0019】
【実施例】以下、図面を用いて本発明に係る光コネクタ
の清掃具について、詳細に説明する。
【0020】図1は、本発明に係る光コネクタの清掃具
の一実施例を示す中央部右側の一部を断面とした正面図
であり、図2は同平面図、図3は図1におけるAーA線
に沿う同縦断側面図、図4は図1におけるBーB線に沿
う上半分を断面とした同側面図、図5は図1の光コネク
タの清掃具に使用されているスリーブ状フェルール清掃
部の縦断面図である。図6は、本発明の要部を示す断面
図である。
【0021】本発明に係る光コネクタの清掃具10の一
実施例は、図1乃至図6に最も良く示されている。
【0022】20は、ほぼ四角形のハウジングであり、
ハウジング本体20aと、このハウジング本体20aに
内部を密封可能に取り付けたハウジングカバー20bと
より構成されている。22は、フェルール挿入口23a
と貫通孔23bとを有するクリーナヘッド23及びテン
ションヘッドボックス24よりなるスリーブ状フェルー
ル清掃部である。このクリーナヘッド23のフェルール
挿入口23aは、前記ハウジング本体20aの一面20
cのほぼ中央に形成した中央凹部20dに突設されてい
る。
【0023】前記クリーナヘッド23とテンションヘッ
ドボックス24とは、タッピングスクリュ25により密
封固定されている。また、このテンションヘッドボック
ス24は、ハウジング本体20aにスクリュなどにより
適宜固定されている。
【0024】前記テンションヘッドボックス24は、次
のように構成されている。
【0025】すなわち、ケース24aが設けられ、この
ケース24a内に,テンションヘッド26が前記クリー
ナヘッド23の貫通孔23bの下方から上下に滑動しう
るよう挿入されている。このテンションヘッド26の下
方には、スペーサ27が配設されており、さらにコイル
状の弾性体押圧用発条体28が配設されている。このコ
イル状の弾性体押圧用発条体28の下端28aは、下方
から螺入されるスクリュ30の上端30aに当接されて
いる。このスクリュ30の停止位置によって前記テンシ
ョンヘッド26のテンション強度を調節することができ
る。
【0026】32は、前記ハウジング20内の一方に回
転自在に配設されている未使用の可撓性を有するテープ
状の清掃体34が巻かれた供給リールである。この供給
リール32には、貫通孔32aを有する軸部32bとフ
ランジ部32cとが設けられている。このフランジ部3
2cの外周面には、ハウジング本体20aに装着された
ストッパ爪36と係合する逆回転防止用の歯32dが形
成されている。
【0027】38は、フランジ部38aを有する供給リ
ール軸で、前記軸部32bの貫通孔32aに軸通されて
いる。前記供給リール軸38の一方は、前記ハウジング
本体20aにタッピングスクリュ40によって止着さ
れ、この供給リール軸38の他方は、前記ハウジングカ
バー20bにタッピングスクリュ40によって止着され
ている。
【0028】42は、前記ハウジング20内の他方に回
動自在に配設されている、使用済の可撓性を有するテー
プ状の清掃体34が巻き取られるようにした巻取リール
である。
【0029】前記巻取リール42には、貫通孔42aを
有する軸部42bとフランジ部42cとが設けられてい
る。このフランジ部42cの外周面には、ハウジング本
体20aに装着されたストッパ爪44と係合する逆回転
防止用の歯42eが形成されている。
【0030】46は巻取リール軸で、前記軸部42bの
貫通孔42aに軸通されている。前記巻取リール軸46
の一方は、前記ハウジング本体20aにタッピングスク
リュ40によって止着されている。
【0031】48は、軸孔48aとネジ孔48bとを有
するツマミである。このツマミ48は、前記ハウジング
カバー20bに形成した前記ツマミ48の直径より僅か
に大きな透孔20eに、このハウジングカバー20bの
裏面側から遊嵌突設されている。
【0032】前記ツマミ48の軸孔48aに、前記巻取
リール軸46の他方と軸部42bとが挿通されている。
このツマミ48は、ネジ孔48bに螺入されるスクリュ
50によって軸部42bに固定されている。
【0033】20fは前記ハウジング本体20aに形成
した中央凹部20dの供給リール32側に穿設した前記
テープ状の清掃体34の導出孔で、20gは前記ハウジ
ング本体20aに形成した中央凹部20dの巻取リール
42側に穿設した前記テープ状の清掃体34の導入孔で
ある。
【0034】52はハウジング本体20aとハウジング
カバー20bとの間において、前記テープ状の清掃体3
4の導出孔20fの近傍に立設させた清掃体の案内ロー
ラである。
【0035】54はハウジング本体20aとハウジング
カバー20bとの間において、前記テープ状の清掃体3
4の導入孔20gの近傍に立設させた清掃体の案内ロー
ラである。
【0036】図6に示す56は光コネクタの一例で、5
6aは光コネクタ56のフェルールを示している。
【0037】なお、前記テープ状の清掃体34として
は、好ましくはポリエステル系あるいはナイロン系の0.
1 デニール以下の極細繊維で織られた清掃布、例えば
『ミラクレーション』(東レ株式会社製の商品名)のよ
うな市販されているテープを使用している。もちろん、
これ以外でも可撓性を有するテープ状の清掃体であれば
使用可能である。
【0038】本発明に係る光コネクタの清掃具10を使
用して光コネクタ56のフェルール56aの外周面及び
端面を清掃する方法について説明する。
【0039】一方の供給リール32には、未使用のテー
プ状の清掃体34が巻かれている。他方の巻取リール4
2には、スリーブ状フェルール清掃部22でフェルール
56aの外周面及び端面を清掃した使用済のテープ状の
清掃体34が巻かれるようになっている。
【0040】まず、スリーブ状フェルール清掃部22に
おいてフェルール56aの外周面及び端面を清掃しよう
とする時、ツマミ48を回す。これにより、使用済のテ
ープ状の清掃体34を、テープ状の清掃体34の導入孔
20gを通過させて前記ハウジング20内の巻取リール
42により巻き取る。同時に、供給リール32に巻かれ
ている未使用のテープ状の清掃体34を導出孔20fか
ら繰り出してスリーブ状フェルール清掃部22のフェル
ール挿入口23aの上に、前記清掃体34の未使用部分
を露出させる。
【0041】この露出させた清掃体34の未使用部分の
上からフェルール56aを、前記フェルール挿入口23
aから貫通孔23bに挿入させると、清掃体34は図6
に示す矢印のようにフェルール56aと一緒に貫通孔2
3b内に挿入される。この貫通孔23bの下方には、テ
ンションヘッド26及びスペーサ27を介して前記弾性
体押圧用発条体28が設けられているので、この弾性体
押圧用発条体28に抗して、フェルール56aの端面は
清掃体34に圧接される。
【0042】この時テンションヘッド26は、若干の弾
性を有しているので、フェルール56aの端面が円弧面
形状をなしていても、前記清掃体34は端面に密着す
る。
【0043】したがって、このフェルール56aを貫通
孔23b内で清掃体34の上から下方に押しつけながら
図6に示すようにM方向に回転させると、フェルール5
6aの先端から奥までの外周面及び端面を同時に清掃さ
せることができる。
【0044】しかる後、次のフェルール56aの外周面
及び端面を清掃しようとする時、ツマミ48を回すこと
により使用済の清掃体34を巻取リール42により巻き
取る。これにより、未使用部分の清掃体34をスリーブ
状フェルール清掃部22のフェルール挿入口23aまで
導出させる。
【0045】以下、同様にこれを繰り返し行うことによ
り、簡単にして、手軽にフェルール56aの外周面及び
端面を同時に清掃することができる。
【0046】図7及び図8は、本発明に係る光コネクタ
の清掃具60の他の実施例を示す概略斜視図及び同概略
断面図である。
【0047】これらの図に示すように、ハウジング62
を設け、このハウジング62内に、フェルール挿入口6
4a及び貫通孔64bを有する1つのスリーブ状フェル
ール清掃部64と、未使用の可撓性を有するテープ状の
フェルール外周面の清掃用清掃体65がそれぞれ巻かれ
た2つの供給リール66,68と、前記スリーブ状フェ
ルール清掃部64内で使用した後のフェルール外周面の
清掃用清掃体65をそれぞれ巻き取るようにした2つの
巻取リール70,72と、前記スリーブ状フェルール清
掃部64の下方に配設した弾性体74と、この弾性体7
4の上方において所定方向に移送させるように配設した
1本のフェルール端面を清掃するためのフェルール端面
の清掃用清掃体76とが設けられている。
【0048】2つの供給リール66,68は、別々に配
設された軸66a,68a上に互いに逆方向に回転可能
に分離して設けられている。また、2つの巻取リール7
0,72は、別々に配設された軸70a,72a上に分
離して設けられている。
【0049】この実施例によると、2つの供給リール6
6,68からフェルール外周面の清掃用清掃体65をそ
れぞれ順次繰り出すことにより、これら2本の清掃体6
5の未使用部分を、スリーブ状フェルール清掃部64の
フェルール挿入口64a側から貫通孔64bにそれぞれ
挿入させる。
【0050】前記スリーブ状フェルール清掃部64内で
使用した後の使用済の2本の清掃体65を、巻取リール
70,72に巻き取るようにする。1本のフェルール端
面の清掃用清掃体76を前記スリーブ状フェルール清掃
部64の下方における弾性体74の上方において所定方
向に移送させる。
【0051】前記スリーブ状フェルール清掃部64にお
いて、光コネクタ56のフェルール56aの先端から奥
までの外周面及び端面を同時に清掃しようとする時に
は、2本のフェルール外周面の清掃用清掃体65と1本
のフェルール端面の清掃用清掃体76の未使用部分と
を、それぞれ前記スリーブ状フェルール清掃部64まで
適宜繰り出しておく。
【0052】しかる後、光コネクタ56のフェルール5
6aを、前記スリーブ状フェルール清掃部64のフェル
ール挿入口64aから貫通孔64bに2本のフェルール
外周面の清掃用清掃体65に当接させながら挿入させ
る。
【0053】前記フェルール56aの先端をフェルール
端面の清掃用清掃体76に圧接させながら回転させる
と、フェルール56aの先端から奥までの外周面及び端
面は、前記各清掃体65,76によって無理のない状態
で同時に短時間にして確実に清掃される。したがって、
作業効率が良好である。前記フェルール外周面の清掃用
清掃体65が捩れるようなこともない。
【0054】なお、本発明に係る光コネクタの清掃具の
各実施例において、前記清掃体34,65がフェルール
56aの外周面に適度な接圧が加わるようにするため、
スリーブ状フェルール清掃部22,64のフェルール挿
入口23a,64aの内径がフェルール56aの直径よ
り僅かに太い径であることが望ましい。
【0055】フェルール56aの先端にテーパー部分を
形成してあるので、スリーブ状フェルール清掃部22,
64のフェルール挿入口23a,64aの内径がフェル
ール56aの直径と同等か、もしくはそれより僅かに小
さい径であっても、その長手方向に少なくとも1つのス
リットを設ければ使用できる。
【0056】
【発明の効果】本発明は、光コネクタのフェルール外周
面及び端面を清掃する清掃具であって、以上詳述したよ
うな構成にしたので、光コネクタのフェルールをスリー
ブ状フェルール清掃部のフェルール挿入口から貫通孔に
挿入し回転させることにより、フェルール外周面及び端
面を同時に確実にして、簡単に清掃することができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る光コネクタの清掃具の一実施例
を示す中央部右側の一部を断面とした正面図である。
【図2】 同平面図である。
【図3】 図1におけるAーA線に沿う同縦断側面図で
ある。
【図4】 図1におけるBーB線に沿う上半分を断面と
した同側面図である。
【図5】 図1の光コネクタの清掃具に使用されている
スリーブ状フェルール清掃部の縦断面図である。
【図6】 本発明の要部を示す断面図である。
【図7】 本発明に係る光コネクタの清掃具の他の実施
例を示す概略斜視図である。
【図8】 同概略断面図である。
【符号の説明】
10,60 光コネクタの清掃具 20,62 ハウジング 20a ハウジング本体 20b ハウジングカバー 20c 一面 20d 中央凹部 20e 透孔 20f 導出孔 20g 導入孔 22,64 スリーブ状フェルール清掃部 23 クリーナヘッド 23a,64a フェルール挿入口 23b,64b 貫通孔 24 テンションヘッドボックス 24a ケース 25,40 タッピングスクリュ 26 テンションヘッド 27 スペーサー 74 弾性体 28 コイル状の弾性体押圧用発条体 28a 下端 30 スクリュ 30a 上端 32 供給リール 32a 貫通孔 32b 軸部 32c フランジ部 32d,42e 逆回転防止用の歯 34 テープ状の清掃体 36,44 ストッパ爪 38 供給リール軸 38a フランジ部 42 巻取リール 42a 貫通孔 42b 軸部 42c フランジ部 46 巻取リール軸 42a 貫通孔 42b 軸部 48 ツマミ 48a 軸孔 48b ネジ孔 50 スクリュ 52,54 案内ローラ 56 光コネクタ 56a フェルール 65 フェルール外周面の清掃用清掃体 66,68 供給リール 66a,68a 軸 70,72 巻取リール 70a,72a 軸 76 フェルール端面の清掃用清掃体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 敏昭 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本多通信工業株式会社内 (72)発明者 岡村 宏正 東京都目黒区目黒本町6丁目18番12号 本多通信工業株式会社内 (72)発明者 長瀬 亮 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 岩野 真一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 日野 昇 東京都豊島区東池袋3丁目16番3号 エ ヌ・ティ・ティ・インターナショナル株 式会社内 (56)参考文献 特開 平2−171706(JP,A) 特開 平2−264907(JP,A) 特開 平4−298707(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/36 - 6/38 B08B 11/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光コネクタのフェルール外周面および端面
    を同時に清掃する清掃具であって、ハウジングを設け、
    フェルール挿入口および貫通孔を有するスリーブ状フェ
    ルール清掃部を、前記ハウジングの外部からこのフェル
    ール挿入口にアクセスできるように設けるとともに、前
    記ハウジングの内部に前記貫通孔の下方に弾性体を上下
    動自在に配設し、かつ前記ハウジングの内部に可撓性を
    有するテープ状の清掃体が巻かれた供給リールを配設
    し、前記清掃体の未使用部分を前記ハウジング内から所
    定長さずつ繰り出すことにより前記スリーブ状フェルー
    ル清掃部のフェルール挿入口の上に露出させ、この露出
    させた清掃体の未使用部分の上からフェルールを前記フ
    ェルール挿入口から貫通孔に挿入させた時、フェルール
    の外周面が清掃体に当接するとともに、フェルールの端
    面が清掃体を介して前記弾性体に当接して前記スリーブ
    状フェルール清掃部内でフェルールの外周面および端面
    を清掃した後の清掃体を巻き取るようにした巻取リール
    を前記ハウジングの内部に設けたことを特徴とする光コ
    ネクタの清掃具。
  2. 【請求項2】光コネクタのフェルール外周面および端面
    を同時に清掃する清掃具であって、フェルール挿入口お
    よび貫通孔を有するスリーブ状フェルール清掃部と、未
    使用の可撓性を有するテープ状のフェルール外周面の清
    掃用清掃体が巻かれた供給リールと、この供給リールか
    ら前記フェルール外周面の清掃用清掃体をそれぞれ所定
    長さずつ繰り出すことにより未使用部分を前記スリーブ
    状フェルール清掃部のフェルール挿入口側から貫通孔に
    挿入させ、前記スリーブ状フェルール清掃部内で使用し
    た後の前記フェルール外周面の清掃用清掃体をそれぞれ
    巻き取るようにした巻取リールとを設けるとともに、前
    記スリーブ状フェルール清掃部の下方に配設した弾性体
    と、この弾性体の上方において、移送させるように配設
    したフェルール端面を清掃するためのフェルール端面の
    清掃用清掃体とを設けたことを特徴とする光コネクタの
    清掃具。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の弾性体は、スリーブ状フ
    ェルール清掃部の下方において弾性体押圧用発条体を介
    して上下動自在に配設されていることを特徴とする光コ
    ネクタの清掃具。
  4. 【請求項4】請求項1乃至請求項3に記載のスリーブ状
    フェルール清掃部の内径がフェルールの直径より僅かに
    太い径であることを特徴とする光コネクタの清掃具。
  5. 【請求項5】請求項1乃至請求項3に記載のスリーブ状
    フェルール清掃部の内径がフェルールの直径と同等か、
    もしくはそれより僅かに小さい径であり、長手方向に少
    なくとも1つのスリットを設けたことを特徴とする光コ
    ネクタの清掃具。
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