JP3135020U - 破裂防止装置を内蔵した電気湯たんぽ - Google Patents

Abstract

【課題】電気湯たんぽには電気分解の技術を利用し、水、又は、水に塩などの不純物を入れ、その液体に交流電圧をかけ、液体を発熱体として、温度上昇をさせる。あるいは、ヒーターを用いて温度上昇をさせております。いずれの技術を用いても、電気湯たんぽを繰り返し、何度も使用すると、電気湯たんぽは膨張します。水を変色させることなく、液体中に電圧を発生させることなく、安全に、短時間に温度上昇をさせ、電気湯たんぽが膨張した時、電気湯たんぽを破裂させない破裂防止装置を内蔵した電気湯たんぽを提供する。
【解決手段】電気湯たんぽに、リレー７、磁石８、温度ヒューズ５を組み込むことである。それらの回路が、電気湯たんぽ破裂防止機能である。
【選択図】図１

Description

本考案は、電気湯たんぽ内にリレースイッチ、温度ヒューズを取り付け、電気湯たんぽが膨張時に電源を切断する装置に関するものである。

電気湯たんぽは、水、あるいは、水に塩などの不純物を入れた液体に交流電圧を印加し、電気分解の技術、或いはヒーターで温度上昇をさせており、電気湯たんぽが膨らみ続ける。

その改善策として、リレースイッチ、温度ヒューズを用いて電源を切断する。
実願２００６−００４６０９

本考案は、電気湯たんぽ膨張時に破裂をなくすことが課題です。

本考案は上述の課題を解決する為に、リレースイッチ、温度ヒューズを電気湯たんぽ内に組み込み、膨張時に電源を切断する装置を提供するものである。

通電中に湯たんぽが脹らんだとしても、リレーが働き、電気湯たんぽが裂けることはなく、万一、リレーが動作しなかったとしても温度ヒューズが遮断され、安全である。

電源ラインにリレースイッチ、温度ヒューズを組み込むことです。

図１、図２を用い、本湯たんぽ破裂防止装置を説明します。
電気湯たんぽは電源コード１、湯たんぽ３で構成されており、湯たんぽの構造は電源ソケット２、バイメタルなどのサーモスタット４、温度ヒューズ５、ＬＥＤなどの表示器６、リレースイッチ７、磁石８、ヒーター９で形成されております。通電を繰り返し行なうことで、湯たんぽが膨張し、破裂する可能性もあり、その防止目的の為に、リレースイッチ７と磁石８が取り付けられております。その動作は、通常状態では、図２電気湯たんぽ３内の上部にリレースイッチ７が、下部にはプラスチック１１が取り付けられ、上下接合し、リレースイッチ７が通電状態です。しかし、電気湯たんぽが膨張１２すると磁石８とリレースイッチ７が離れ、電源が切断され、電気湯たんぽの破裂は防止されます。更に、過度な温度上昇に対しては、温度ヒューズ５が切断されます。

本考案は安全、安心な電気湯たんぽとして使用できる。

電気湯たんぽ配線図 電気湯たんぽ膨張前後図

符号の説明

１ 電源コード、プラグ
２ 電源ソケット
３ 電気湯たんぽ
４ バイメタルなどのサーモスタット
５ 温度ヒューズ
６ ＬＥＤなどの表示器
７ リレースイッチ
８ 磁石
９ ヒーター
１０ 水
１１ 上部に磁石が組み込まれ、電気湯たんぽ下部に貼り付けられたプラスチック
１２ 膨張後の電気湯たんぽ

Claims (2)

1. 湯たんぽの上面にリレースイッチを、下側に取り付けたプラスチック上部に磁石を設置し、湯たんぽが異常に脹らんだとき、上下の接合が離れ、電源がオフとなり、また、過度な温度上昇に対しては温度ヒューズが切断される装置を持った電気湯たんぽ。
2. 電気湯たんぽが脹らみ、リレースイッチが働き電源がオフとなった時には、水注入口を用いて、気体を抜き、リレーを復帰できる請求項１の電気湯たんぽ。

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