JP3134641U - 電子コンパス - Google Patents

Abstract

【課題】生産コストが安くて使いやすく、且つ運転の安全性をさらに高めることが可能な電子コンパスを提供する。
【解決手段】コイルユニット及び自然の地磁気による作用力を利用し、前方の地理位置情報を測定する。また、その情報はマイクロ制御ユニットによる計算を経てデータに変換させてからディスプレイに表示され、ディスプレイに表示されているデータを前方の反射蓋の内側の表面に反射することができるため、使用者は容易に目を通すことができる。
【選択図】図３

Description

本考案は電子コンパスを提供し、前方の地理位置情報を測定するのに運用される。本考案は特に製造コストが安い、且つデータを反射して逆に表示することができる電子コンパスを指す。

図１を参照すること。図中に示されるのは周知の電子コンパス１０の立体外観図である。図に示されているように、従来の電子コンパス１０はケース１０１、ディスプレイ１０２及び複数の操作ボタン１０３から構成されている。その中、前述ディスプレイ１０２及び操作ボタン１０３はケース１０１の表面に設けられている。このような電子コンパス１０にはナビゲーション、温度測定、時間表示の機能を備え、操作ボタン１０３の操作によりこれらの機能のコントロールまたは調整ができる。その測定により取得した方位、環境温度、時間などのデータはディスプレイ１０２に表示される。前述前述の電子コンパス１０は一般の自動車に設置することができる。電子コンパス１０内にあるコイルユニットで車両の方位情報を取得し、その信号を電子コンパス１０に内蔵されているマイクロ制御ユニットにより計算し、結果をディスプレイ１０２に転送して表示させる。旅行中の利便性を向上するため、周知の電子コンパス１０には環境の温度差及び時間の表示機能を設けるが、電子コンパス１０は自動車車内にある平面に設置されなけらばならず、そうすると、運転者が自動車を運転する時は視線をディスプレイ１０２に集中しなければいけない。視線を移すと、交通事故に繋がるおそれがある。

また、前述コイルユニットは精密な測定機構で作成されているため、従来電子コンパス１０の量産コストは極めて高い、使用普及には困難なところがある。その中、前述操作ボタン１０３の操作方法は複雑であるため、回路複雑化の原因にもなる。そのため、従来の技術で量産した電子コンパス１０は比較的にハイテクノロジーのナビゲーションの用途に適用される。

本考案の主な目的は生産コストが安い、使いやすい、且つ運転の安全性をさらに高めることが可能な電子コンパスを提案することである。

上記目的に基づいて、本考案の電子コンパスは台座、回路モジュール、ケース、ディスプレイ及び反射蓋から構成されている。前述台座の下部には電池ソケット及び電池蓋が設けられており、台座の上部には回路モジュールが設置されている。また、台座はケースと組み合わせて設置され、ケースの表面にはディスプレイを設ける。ケースの外側には旋回軸部を形成し、それは旋回軸がバネと反射蓋を穿設して構成した旋回軸部の構造である。前述反射蓋の表面に上固定部があり、それはケースにある下固定部と嵌め合わせてから固定することができる。下固定部の近くに押しスイッチユニットが設けられており、利用者は押しスイッチユニットを押してから反射蓋はバネの作用力で開かれ、ケースとの間に適切な角度を形成する。この際、ディスプレイに表示されたデータは反射蓋の表面に反射され、利用者は反射蓋上のデータを直視することができる。また、本考案にはコイルユニットが含まれ、当該コイルユニットは先方の地理情報を計測する機能がある。従来技術より簡易であるため、回路設計も簡易にできる。よって、量産コストも安いため、一般的な使用に適用できる。

請求項１の考案は、スイッチユニット、電源ユニット、コイルユニット、マイクロ制御ユニット及びディスプレイを含み、
該スイッチユニットは電子コンパスの内部に設置されており、且つ電子コンパスの起動と電源ユニットを切れることを制御する機能があり、
該電源ユニットはスイッチユニットと電気的に接続され、
該コイルユニットは電子コンパスの内部に設置されており、且つ前述スイッチユニット及び電源ユニットと電気的に接続され、また、電気で磁場が生じるため、コイルユニットには外界の磁場を信号に転換してから送信することができ、
該マイクロ制御ユニットはコイルユニットと電気的に接続され、前述コイルユニットからの信号を受け取ってから、その信号をデータに変換させてから送信することができ、
該ディスプレイはマイクロ制御ユニットと電気に接続され、前述マイクロ制御ユニットからのデータを受信することができることを特徴とする電子コンパスとしている。
請求項２の考案は、当該電子コンパスはケーブルと電気的に接続されていることを特徴とする請求項１記載の電子コンパスとしている。
請求項３の考案は、当該電子コンパスの内部には電池セットが設けられ、当該電池セットには複数の電池を設置することができることを特徴とする請求項１記載の電子コンパスとしている。
請求項４の考案は、当該ディスプレイユニットにはＬＥＤ発光ダイオードモジュールを含むことができることを特徴とする請求項１記載の電子コンパスとしている。
請求項５の考案は、当該コンパスにはケースを有し、当該スイッチユニット、電源ユニット、コイルユニット、マイクロ制御ユニット、ディスプレイの設置に用いられることを特徴とする請求項１記載の電子コンパスとしている。
請求項６の考案は、台座、回路モジュール、ケース及び反射蓋を含み、
該台座は外側に複数の固定部が設けられており、且つ外側の片側に押しスイッチユニットが設置され、表面に電池セットが設置され、
該回路モジュールは起動スイッチユニットと電気的に接続され、台座のほかの表面に設置され、
該ケースは外側に複数の固定部が設けられ、当該固定部は台座にある複数の固定部と対応して固定することができ、また、その外側の片側にホールがあり、そのホールを使い台座の押しスイッチユニットを設置することができ、なお、ケースの表面にはディスプレイが設けられ、ディスプレイの近くに下固定部を形成し、当該下固定部と対応する反対側に旋回軸部を形成し、当該旋回軸部の近くに他のホールを形成し、そのホールは穿設されて当該起動スイッチユニットが設置し、
該反射蓋は反射蓋の片側には旋回軸部を形成し、当該旋回軸部、バネ、ケースの旋回軸部は旋回軸で穿設されて一体化になり、なお、当該反射蓋のもう一端には上固定部が設けられており、当該ケースの当該下固定部との互いに嵌め合わせに用いられることを特徴とする電子コンパスとしている。

本考案は電子コンパス、生産コストが安く、使いやすく、且つ運転の安全性を高める電子コンパスを実現できる。

図２を参照すること。当該図面は本考案の電子コンパスの構成図である。図面の通り、本考案の電子コンパス２０には、スイッチユニット２０１、電源ユニット２０２、コイルユニット２０３、マイクロ制御ユニット２０４及びディスプレイユニット２０５から構成されている。前述スイッチユニット２０１、電源ユニット２０２、コイルユニット２０３、マイクロ制御ユニット２０４及びディスプレイユニット２０５は電子コンパス２０の内部に設けられている。スイッチユニット２０１を起動してから、電流は電源ユニット２０２を通って起動する。同時にコイルユニット２０３を起動。この際、コイルユニット２０３には磁気力が生じ、地球の自然磁場(南極、北極の磁性)を検知することができる。検知した磁場は信号に転換され、マイクロ制御ユニット２０４に転送されてからデータに変換される。また、当該データはディスプレイユニット２０５に表示される。このように各部の共同作業を利用することにより、前方の地理位置情報を取得または表示することができ、簡単な操作が可能になる。且つ当該コイルユニットは２０３はナビゲーション機能として市場でよく見られているコイルユニットを使っていますので、製造コストが安いし、普及に使用されることが可能になる。

図３を参照すること。図面に本考案の構造図の組み合わせ図を表示する。図面に示されているように、本考案の電子コンパス３０は台座３０１、回路モジュール３０２、電池セット３０３、ケース３０４、ディスプレイ３０５、バネ３０６、反射蓋３０７、旋回軸３０８、外蓋３０９から構成されている。前述台座３０１の外側に複数の固定部３０１１があり、台座３０１の外側の端側に押しスイッチ３０１２が設けられている。その表面に回路モジュール３０２が設置されている。前述回路モジュール３０２の表面に起動スイッチ３０２１がある。また、電池セット３０３は電池ソケット３０３１及び電池蓋３０３２により構成されている。前述二つの構造はそれぞれ回路モジュール３０２のと台座３０１の近くの他の表面に設置されている。なお、ケース３０４の外側に複数の固定部３０４１があり、当該固定部３０４１と対応するほかの固定部３０１１があり、それと嵌め合わせてから固定することができる。ケース３０４の外側にホール３０４３があり、当該ホール３０４３を利用すれば押しスイッチ３０１２を組み立てることができる。前述ケース３０４の表面にディスプレイ３０５が設けられており、当該ディスプレイ３０５に表示されているデータは一般の発光灯またはＬＥＤ発光ダイオードモジュールを利用して表示される。前述ディスプレイ３０５の近くに下固定部３０４２を形成し、下固定部３０４２と対応する旋回軸部３０４４が設けられている。この旋回軸部３０４４はバネ３０６と反射蓋３０７の旋回軸部３０７１と、旋回軸３０８で穿設して一体化になる。近くにある旋回軸３０４４にはホール３０４５を設け、起動スイッチ３０２１の設置に用いられる。前述反射蓋３０７の表面に上固定部３０７２が設けられており、当該上固定部３０７２をケース３０４にある下固定部３０４２と嵌め合わせてから固定することができる。また、ケース３０４の表面に外蓋３０９があり、当該外蓋３０９の中央部に開け孔を設けている。当該開け孔は反射蓋３０７の開け閉め動作に用いられる。

図４を参照すること。本考案の立体外観図である。図面が示しているように、本考案の電子コンパス３０は使用する前、反射蓋３０７にある上固定部３０７２とケース３０４にある下固定部３０４２は互いに嵌め合っている。押しスイッチ３０１２を利用して前述箇所の嵌めあわせ状態を保持する。反射蓋３０７を閉めケース３０４の上に置くと、起動スイッチ３０２１が押され、ディスプレイ３０５も停電状態を示す。すなわち、電子コンパス３０はオフ状態である。押しスイッチ３０１２を押すと、反射蓋３０７の上固定部３０７２はケース３０４の下固定部３０４２から離れ、当該反射蓋３０７はバネ３０６の作用力で開かれ、また、旋回軸部３０４４、旋回軸部３０７１、旋回軸３０８が回転してケース３０４との間に適切な角度を形成する。この際、反射蓋３０７は起動スイッチ３０２１から離れる。言い換えれば、このとき電子コンパス３０の回路が接続な状態になり、ディスプレイ３０５には前方の地理位置情報を表示され始める。使用終了するとき、ユーザーは手動で反射蓋３０７をケース３０４の表面まで押すと、上固定部３０７２と下固定部３０４２は再びはめ合わせてから固定、非接続な状態に戻る。

図５を参照すること。本考案の実施例を示している。図面がに示されている押しスイッチ３０１２を押すと、反射蓋３０７がバネ３０６の作用力で開かれ、ケース３０４との間に適切な角度を形成する。前述スイッチユニット２０１と起動スイッチ３０２１は電気的に接続されているため、反射蓋３０７が起動スイッチ３０２１を押さないとき、スイッチユニット２０１を起動して信号を送信すれば、電源ユニット２０２が電気供給を開始する。電子コンパス３０も機能し始める。この際、電流が流れるコイルユニット２０３は前方の地理位置情報を検知しはじめ、その検知により取得した情報を前述マイクロ制御ユニット２０４に転送する。マイクロ制御ユニット２０４によりその情報が計算を経てデータに転換させ、引き続き前述ディスプレイユニット２０５に送信される。ディスプレイユニット２０５とディスプレイ３０５は電気的に接続されているため、ディスプレイ３０５には前述データが表示され始める。なお、ディスプレイ３０５に表示されているデータは発光方法で表示されているため、当該データは反射蓋３０７の表面に反射されることができる。その上に、ディスプレイ３０５にあるデータは逆方向で表示されているため、反射蓋３０７の表面に反射すると、反射蓋３０７の表面に正方向のデータを写すことができる。本考案の電子コンパス３０を平面に設置し、例えば車内に使用するとき、視線が届く平面に装着できる。反射蓋３０７がオープンすると、運転者が反射蓋３０７の表面のデータを直視できるため、従来電子コンパスを利用するとき、運転者が頭を下げてデータを確認しなければいけない欠点を解決することができ、運転中の不集中で事故を招くことを防ぐことができる。

図６を参照する。本考案の好ましい実施例(一)を示している。図面に示されいるように、電子コンパス４０はケース４０１、ディスプレイ４０２、起動スイッチ４０３及びケーブル５０から構成されている。前述ディスプレイ４０２はケース４０１の表面に設置されている。ディスプレイ４０２の近くに起動スイッチ４０３を設ける。ケーブル５０はケース４０１と電気的に接続されている上に、ケース４０１の片側に接続されている。ケース４０１の内部に前述のスイッチユニット２０１、電源ユニット２０２、コイルユニット２０３、マイクロ制御ユニット２０４及びディスプレイユニット２０５が搭載されている。そのディスプレイ４０２、起動スイッチ４０３およびケーブル５０と電気的な接続関係がある。すなわち、起動スイッチ４０３を押すと、この動作を前述の起動するスイッチユニット２０１により感知されたら、起動するスイッチユニット２０１は前述コイルユニット２０３を起動する。この際、ケーブル５０をコンセントに挿入すると、前述の電源ユニット２０２に電流が流れ、コイルユニット２０３に磁気力が生じ、地球の自然磁場(南極、北極の磁性)を計測することができる。その計測した磁場情報は信号に変換され、マイクロ制御ユニット２０４に転送されてからデータに変換される。そのデータは引き続いてディスプレイユニット２０５のディスプレイ４０２に表示される。

図７を参照する。本考案の好ましい実施例(二)を示している。図面に示されているように、電子コンパス６０の電源ユニット２０２を電池セット７０と接続させ、中には電池８０を入れて本考案の電源ユニットとする。前述ディスプレイユニット２０５のディスプレイ６０２はＬＥＤ発光ダイオードを含みむことができ、即ち、ＬＥＤ発光ダイオードモジュールを通して、ディスプレイ６０２に表示されているデータをケース６０１と傾斜している平面に反射することができる。ディスプレイ６０２に表示されているデータは逆方向でなければならず、その平面に反射されてからデータが正方向になるため、車内に装着することができる。フロントガラスの表面に反射させると、運転者は運転中にフロントガラスに映されるデータを直視できるため、運転安全度を高めることができる。

周知の電子コンパスの立体外観図である。 本考案の電子コンパスの構成図である。 本考案の構造図である。 本考案の立体外観図である。 本考案の実施例図である。 本考案の好ましい実施例(一)を示す図面である。 本考案の好ましい実施例(二)を示す図面である。

符号の説明

１０ 電子コンパス
１０１ ケース
１０２ ディスプレイ
１０３ 操作ボタン
２０ 電子コンパス
２０１ スイッチユニット
２０２ 電源ユニット
２０３ コイルユニット
２０４ マイクロ制御ユニット
２０５ ディスプレイユニット
３０ 電子コンパス
３０１ 台座
３０１１ 固定部
３０１２ 押しスイッチ
３０２ 回路モジュール
３０２１ 起動スイッチ
３０３ 電池セット
３０３１ 電池ソケット
３０３２ 電池蓋
３０４ ケース
３０４１ 固定部
３０４２ 下固定部
３０４３ ホール
３０４４ 旋回軸部
３０４５ ホール
３０５ ディスプレイ
３０６ バネ
３０７ 反射蓋
３０７１ 旋回軸部
３０７２ 上固定部
３０８ 旋回軸
３０９ 外蓋
４０ 電子コンパス
４０１ ケース
４０２ ディスプレイ
４０３ 起動スイッチ
５０ ケーブル
６０ 電子コンパス
６０１ ケース
６０２ ディスプレイ
６０３ 起動スイッチ
７０ 電池セット
８０ 電池

Claims (6)

1. スイッチユニット、電源ユニット、コイルユニット、マイクロ制御ユニット及びディスプレイを含み、
   該スイッチユニットは電子コンパスの内部に設置されており、且つ電子コンパスの起動と電源ユニットを切れることを制御する機能があり、
   該電源ユニットはスイッチユニットと電気的に接続され、
   該コイルユニットは電子コンパスの内部に設置されており、且つ前述スイッチユニット及び電源ユニットと電気的に接続され、また、電気で磁場が生じるため、コイルユニットには外界の磁場を信号に転換してから送信することができ、
   該マイクロ制御ユニットはコイルユニットと電気的に接続され、前述コイルユニットからの信号を受け取ってから、その信号をデータに変換させてから送信することができ、
   該ディスプレイはマイクロ制御ユニットと電気に接続され、前述マイクロ制御ユニットからのデータを受信することができることを特徴とする電子コンパス。
2. 当該電子コンパスはケーブルと電気的に接続されていることを特徴とする請求項１記載の電子コンパス。
3. 当該電子コンパスの内部には電池セットが設けられ、当該電池セットには複数の電池を設置することができることを特徴とする請求項１記載の電子コンパス。
4. 当該ディスプレイユニットにはＬＥＤ発光ダイオードモジュールを含むことができることを特徴とする請求項１記載の電子コンパス。
5. 当該コンパスにはケースを有し、当該スイッチユニット、電源ユニット、コイルユニット、マイクロ制御ユニット、ディスプレイの設置に用いられることを特徴とする請求項１記載の電子コンパス。
6. 台座、回路モジュール、ケース及び反射蓋を含み、
   該台座は外側に複数の固定部が設けられており、且つ外側の片側に押しスイッチユニットが設置され、表面に電池セットが設置され、
   該回路モジュールは起動スイッチユニットと電気的に接続され、台座のほかの表面に設置され、
   該ケースは外側に複数の固定部が設けられ、当該固定部は台座にある複数の固定部と対応して固定することができ、また、その外側の片側にホールがあり、そのホールを使い台座の押しスイッチユニットを設置することができ、なお、ケースの表面にはディスプレイが設けられ、ディスプレイの近くに下固定部を形成し、当該下固定部と対応する反対側に旋回軸部を形成し、当該旋回軸部の近くに他のホールを形成し、そのホールは穿設されて当該起動スイッチユニットが設置し、
   該反射蓋は反射蓋の片側には旋回軸部を形成し、当該旋回軸部、バネ、ケースの旋回軸部は旋回軸で穿設されて一体化になり、なお、当該反射蓋のもう一端には上固定部が設けられており、当該ケースの当該下固定部との互いに嵌め合わせに用いられることを特徴とする電子コンパス。

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