JP3134198U - 短脚2足歩行型ロボット - Google Patents
短脚2足歩行型ロボット Download PDFInfo
- Publication number
- JP3134198U JP3134198U JP2007003337U JP2007003337U JP3134198U JP 3134198 U JP3134198 U JP 3134198U JP 2007003337 U JP2007003337 U JP 2007003337U JP 2007003337 U JP2007003337 U JP 2007003337U JP 3134198 U JP3134198 U JP 3134198U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- center
- leg
- gravity
- robot
- upper body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
【解決手段】下半身側に上半身に対し相対的に短い2本の脚を有するロボットであって、左右に重心移動可能な上半身部体とこれに連なる下半身部体を有し、下半身部体には、重心移動した状態で重心の乗っていない側の遊脚を広げる手段と、重心移動した状態で重心の乗っている側の支持脚を回転させて遊脚を前方に振り出す手段とを備えた。
【選択図】図3
Description
なお、本考案において、ピッチ軸回転はX軸周りの回転を、ロール軸回転はY軸周りの回転を、ヨー軸回転はZ軸周りの回転をそれぞれ指すものとする。
また、脚部の回転軸の配置が上から下にロール軸、ヨー軸の順となっているため、重心を片足に乗せきり、足を前に振り出すべくヨー軸を回転させても、ロボットはヨー軸を回転させる前の状態を保ちながら回転することが可能なため、非常に安定した歩行を行うことができる。
また、上半身部体の付け根をロール軸回転させて左右に振ることにより横方向の重心位置を移動させるため、回転型歩行の実現とともに、上半身の仕様設計の自由度を増加させることができるなどのすぐれた効果が得られる。
これによれば、動物、キャラクターなどが体を横に揺すりながら歩行するので、かわいらしく愛嬌のある玩具となしえる。
図面は本考案による短脚2足歩行型ロボットの一実施例を示しており、図1と図2において、Aは本考案による2足歩行型ロボットであり、本体1と、これを被包する所望形象のぬいぐるみ2と、前記本体1を操作する手段3とからなっている。操作手段3はパソコン通信でもよいが、好ましくはマイコンを組み込んだ自律タイプである。
下半身部体1Aはアルミニウムなどからなる腰フレーム4を有し、腰フレーム4は下方に開口した溝形断面をなし、左右には下方に延在する股関節用のブラケット部40、40を有している。
前記腰フレーム4の中央には軸受41が固定され、これに紙面に対して前後方向にロール軸5が架設され、回転モータ6で駆動されるようになっており、前記ロール軸5には左右揺動可能にマウント部材7が支持され、これに上方に延在する上半身部体1Bが取り付けられている。
脚部8a,8bを詳しく述べると、前記ブラケット部40の先端付近に、紙面に対して前後方向にロール軸9a、9bが架設され、それぞれロール軸用回転モータ10a、10bで駆動するようになっている。前記ロール軸は足の上下動のための股関節として機能し、ロール軸以下の部分を左右に揺動させる。
前記ヨー軸12a、12bは足首関節として機能し、接地用ベース部体13a、13bから上の脚部が進行方向に対して前方に180度自由に回り得るように構成されている。
しかし、ペットロボットを動作させる上でのコミュニケーション性を考慮し、より擬人化した動作を得るためには可動部を多く設けることが好ましいので、この例では、上半身部体1Bは、頭部に2自由度、片腕に2自由度(両腕計4自由度)の関節を設けている。
すなわち、前記マウント部材7にはピッチ軸15とこれを回転するピッチ軸回転モータ16と、これの上部にヨー軸17とこれを回転するヨー軸回転モータ18と、該モータ18と背中合わせにもうひとつのヨー軸回転モータ19を直列状に配置し、最上位のヨー軸回転モータモータ19の出力側のヨー軸20に頭部部材21を取り付けている。
前記ピッチ軸回転モータ22、23の背後には前記各モータを制御するコントローラ32が搭載されている。
また、腕部などの適所にセンサーを搭載し、使用者の動作に対して反応動作を行えるようにすると、より柔軟なコミュニケーションを取ることが可能となる。また、会話機能を持たせることも、より柔軟なコミュニケーションを可能とする。
(b)は胴の中央のロール軸5を回転させ、上半身部体1Bを揺動させ重心を支持脚8aに乗せ、それとともに一方のロール軸9bを回転させ、片脚8bを地面から浮かせた状態であり、(c)は接地している支持脚8aのヨー軸12aを回転させ、ベース部体以外のすべてを進行方向に振り出し、地面から浮いている遊脚8bを前方に振り出した状態である。この次に上記の逆手順を踏み、ベース部体を接地させ1歩とするものである。
この状態で右脚部側のロール軸用回転モータ10bを駆動すれば、(c)のようにロール軸9bを介して腰フレーム4と左脚8aが傾動し、ベース部体13aが地面から浮かされる。
この状態で接地脚である左脚8aのヨー軸用回転モータ11aを駆動すれば、ヨー軸12aが回転するため(c)のように右脚8bが前方に振り出され、左脚部側のロール軸用回転モータ10aを駆動すれば、(d)のように右脚8bが着地し、腰フレーム中央のロール軸用回転モータ6を駆動すれば、重心がセンターに移動してくるため、(e)のように重心が中央に復帰することにより直立状態となる。以上の駆動を繰り返し行うことで、体を横に大きく揺らしながら回転歩行が行われる。
上半身部体1Bについては、上記のように多関節とすることにより、腕を開閉して抱きつく動作をさせたり、片腕を前方に伸ばし上下に動かすことにより握手をする動作をさせたりすることができる。
直立姿勢から腰部ピッチ軸を回転させることでおじぎ動作をさせたりすることができ、また、うつぶせに接地させた状態で腰部ヨー軸を駆動することにより全身をばたばたと動かせ、あたかも駄々をこねている状態を創成させたりすることができる。
1A 下半身部体
1B 上半身部体
2 ぬいぐるみ
4 腰フレーム
5 ロール軸
6 ロール軸回転モータ
8a 脚部(左脚)
8b 脚部(右脚)
9a、9b ロール軸
10a、10b ロール軸回転モータ
11a、11b ヨー軸回転モータ
12a、12b ヨー軸
13a、13b ベース部体
Claims (3)
- 下半身側に上半身に対し相対的に短い2本の脚を有するロボットであって、左右に重心移動可能な上半身部体とこれに連なる下半身部体を有し、下半身部体には、重心移動した状態で重心の乗っていない側の遊脚を広げる手段と、重心移動した状態で重心の乗っている側の支持脚を回転させて遊脚を前方に振り出す手段とを備えたことを特徴とする短脚2足歩行型ロボット。
- 全高に対し1/3以下の脚長を持つ2足歩行型ロボットであって、腰フレームの中央部にロール軸とこれを駆動する回転用モータを配置し、ロール軸上には重心位置を移動させるための重錘機能をはたす上半身部体を連設し、腰フレームの左右には、それぞれ下端に接地ベース部を有する2関節の脚を配し、各脚は、上部にロール軸とこれを駆動する回転モータを、下部にヨー軸とこれを駆動する回転モータを設けている請求項1に記載の短脚2足歩行型ロボット。
- 上半身部体と下半身部体が短脚のぬいぐるみに被包されている請求項1またはに記載の短脚2足歩行型ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003337U JP3134198U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 短脚2足歩行型ロボット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003337U JP3134198U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 短脚2足歩行型ロボット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3134198U true JP3134198U (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=43284796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003337U Expired - Lifetime JP3134198U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 短脚2足歩行型ロボット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3134198U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015098066A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 学校法人早稲田大学 | 2足走行ロボットの移動制御システム |
KR102011750B1 (ko) * | 2019-02-15 | 2019-08-19 | (주)에이티로봇 | 이족보행 로봇형 완구 |
KR102011751B1 (ko) * | 2019-02-15 | 2019-08-19 | (주)에이티로봇 | 이족보행 로봇형 완구의 제어 방법 |
-
2007
- 2007-05-10 JP JP2007003337U patent/JP3134198U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015098066A (ja) * | 2013-11-18 | 2015-05-28 | 学校法人早稲田大学 | 2足走行ロボットの移動制御システム |
KR102011750B1 (ko) * | 2019-02-15 | 2019-08-19 | (주)에이티로봇 | 이족보행 로봇형 완구 |
KR102011751B1 (ko) * | 2019-02-15 | 2019-08-19 | (주)에이티로봇 | 이족보행 로봇형 완구의 제어 방법 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3555107B2 (ja) | 脚式移動ロボット及び脚式移動ロボットの動作制御方法 | |
CN101870311A (zh) | 九自由度四足仿生爬行机器人 | |
JPH09142347A (ja) | 不整地移動装置 | |
JPWO2019054464A1 (ja) | コミカルに動作するロボットおよびその構造 | |
JP3134198U (ja) | 短脚2足歩行型ロボット | |
CN1245730A (zh) | 活动机械玩具 | |
WO2002040227A1 (fr) | Dispositif de commande a distance de robot bipede | |
KR20120131260A (ko) | 로봇 목관절 구조 | |
JP3683508B2 (ja) | 歩行ロボット玩具 | |
CN111532354B (zh) | 一种多运动模式的步行装置 | |
JP4660870B2 (ja) | 脚式移動ロボット及びその制御方法 | |
KR100572684B1 (ko) | 주행 모드로 천이되는 이족 보행 로봇 구동방법 및 그장치 | |
WO2013121469A1 (ja) | 脚式ロボット | |
JP4319974B2 (ja) | 人型ロボットの頭部支持構造 | |
KR20050092666A (ko) | 에어실린더로 움직이는 로봇 | |
JP4770990B2 (ja) | 脚式移動ロボット及びその制御方法 | |
JPH0735030B2 (ja) | 負荷軽減機構を有する多関節脚機構 | |
JP2005066810A (ja) | ロボットのための関節装置 | |
JP2001157972A (ja) | 脚式移動ロボット | |
JPH0465712B2 (ja) | ||
CN107128395B (zh) | 可移动机器人及可移动机器人的移动方法 | |
JP6208102B2 (ja) | 人型ロボット | |
JP2018075665A (ja) | 脚式ロボット | |
KR101157540B1 (ko) | 로봇 목관절 구조 | |
US20050170747A1 (en) | Motion toy |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070606 |
|
A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20070531 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100718 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110718 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120718 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130718 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |