JP3133728B2 - 同報データ通信システム - Google Patents

同報データ通信システム

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JP3133728B2
JP3133728B2 JP10231819A JP23181998A JP3133728B2 JP 3133728 B2 JP3133728 B2 JP 3133728B2 JP 10231819 A JP10231819 A JP 10231819A JP 23181998 A JP23181998 A JP 23181998A JP 3133728 B2 JP3133728 B2 JP 3133728B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタモジュール
と複数のスレーブモジュールとが接続されたバスシステ
ムにおいて、マスタモジュールと複数のスレーブモジュ
ールとの間における同報通信を行う同報データ通信シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】マスタモジュールと複数のスレーブモジ
ュールとが接続されたバスシステムにて、マスタモジュ
ールから複数のスレーブモジュールとの間にて行われる
同報データ通信システムにおいては、マスタモジュール
から複数のスレーブモジュールに対して発行される同報
通信に対する確認応答を行わない第1のシステムと、確
認応答を行う第2のシステムとがある。
【0003】また、確認応答を行う第2のシステムにお
いては、受信側モジュールから時系列的に確認応答を順
次送信側モジュールに送信する方式と、専用の信号線ま
たはアドレス線等を用いて受信側モジュールをグループ
化し、それにより、確認応答を一括して送信側モジュー
ルに送信する方式とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の同報データ通信システムにおいては、以
下に記載するような問題点がある。
【0005】確認応答を行わない第1のシステムにおい
ては、送信側モジュールにおいて、同報通信を確実に実
施することができたがどうかを確認することができな
い。
【0006】また、受信側モジュールから時系列的に確
認応答を順次送信側モジュールに送信することにより確
認応答を行う方式においては、確認応答が時系列的に各
受信側モジュールから送信されてくるため、送信側モジ
ュールにおいて全ての受信側モジュールからの確認応答
を受信するためには長い時間が必要となってしまう。
【0007】また、専用の信号線を用いて確認応答を行
う方式においては、処理モジュール間を接続するための
信号線が増加してしまう。
【0008】また、再送処理を行う場合、該当するデー
タブロックの全てを再転送するという構成であるため、
データ再転送の効率が著しく悪く、転送速度の向上を図
ることが困難である。
【0009】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、応答確認及
び障害発生時における再送処理の効率を向上させること
ができる同報データ通信システムを提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、データの送信元となるマスタモジュール
と、該マスタモジュールとシステムバスを介して接続さ
れ、前記マスタモジュールから送信されてきたデータを
受信した場合に該データを受信した旨を前記マスタモジ
ュールに対して通知し、前記マスタモジュールから送信
されてきたデータを受信できなかった場合に該データの
再送を前記マスタモジュールに対して要求する複数のス
レーブモジュールとを有し、前記マスタモジュールから
前記複数のスレーブモジュールに対して前記データの同
報通信が行われる同報データ通信システムにおいて、前
記マスタモジュールは、前記データを同報通信を行うス
レーブモジュールの数分に分割し、分割されたデータの
それぞれに1から順に分割番号を付与するとともに、該
データのそれぞれに、同報通信を行うスレーブモジュー
ルの識別符号を応答用識別符号として1つずつ付与し、
該データを前記スレーブモジュールに対して順次送信す
る送信手段を有し、前記複数のスレーブモジュールはそ
れぞれ、前記マスタモジュールから送信されてきたデー
タを受信する第1の受信手段と、前記受信手段にて受信
されたデータに付与された応答用識別符号が自機の識別
符号であった場合のみ、前記データの受信の通知または
前記データの再送の要求を前記マスタモジュールに対し
て送信する応答手段とを有することを特徴とする。
【0011】また、前記複数のスレーブモジュールはそ
れぞれ、前記受信手段にて受信されたデータの分割番号
が格納される受信データ確認手段を有し、前記応答手段
は、前記受信手段にて受信されたデータに付与された応
答用識別符号が自機の識別符号であった場合、前記受信
データ確認手段内に、前記自機の識別符号が付与された
データに付与された分割番号よりも小さな分割番号が全
て格納されているかどうか確認し、格納されていない分
割番号が存在する場合、該分割番号を有するデータの再
送を前記マスタモジュールに対して要求することを特徴
とする。
【0012】また、前記応答手段は、前記受信手段にて
受信されたデータに付与された応答用識別符号が自機の
識別符号であった場合、前記受信データ確認手段内に、
前記自機の識別符号が付与されたデータに付与された分
割番号よりも小さな分割番号が全て格納されているかど
うか確認し、全ての分割番号が格納されている場合、前
記マスタモジュールから送信されたデータを全て受信し
た旨を前記マスタモジュールに対して通知することを特
徴とする。
【0013】また、前記マスタモジュールは、前記スレ
ーブモジュールから、送信したデータを全て受信した旨
が通知された場合は、次の分割番号を付与されたデータ
を前記送信手段から前記スレーブモジュールに対して送
信させ、データの再送が要求された場合は、該データを
前記送信手段から前記スレーブモジュールに対して送信
させる第2の受信手段を有することを特徴とする。
【0014】また、前記マスタモジュールは、前記スレ
ーブモジュールに対して送信するデータが格納される格
納手段を有することを特徴とする。
【0015】また、前記送信手段は、所定のスレーブモ
ジュールに対してデータを送信する場合は、送信先のス
レーブモジュールの識別符号を前記データに付与し、複
数のスレーブモジュールに対して同報通信を行う場合
は、同報通信を示す識別符号を前記データに付与するこ
とを特徴とする。
【0016】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、マスタモジュール内の送信手段において、デ
ータが同報通信を行うスレーブモジュールの数分に分割
され、分割されたデータのそれぞれに1から順に分割番
号が付与されるとともに、該データのそれぞれに、同報
通信を行うスレーブモジュールの識別符号が応答用識別
符号として1つずつ付与され、該データがスレーブモジ
ュールに対して順次送信される。複数のスレーブモジュ
ール内の第1の受信手段においてマスタモジュールから
送信されてきたデータが受信されると、応答手段におい
て、受信されたデータに付与された応答用識別符号が自
機の識別符号であった場合のみ、受信データ確認手段内
に、自機の識別符号が付与されたデータに付与された分
割番号よりも小さな分割番号が全て格納されているかど
うかが確認され、格納されていない分割番号が存在する
場合、該分割番号を有するデータの再送がマスタモジュ
ールに対して要求され、全ての分割番号が格納されてい
る場合は、マスタモジュールから送信されたデータを全
て受信した旨をマスタモジュールに対して通知される。
【0017】その後、マスタモジュールにおいて、スレ
ーブモジュールから、送信したデータを全て受信した旨
が通知された場合、次の分割番号を付与されたデータが
スレーブモジュールに対して送信され、データの再送が
要求された場合、該データがスレーブモジュールに対し
て送信される。
【0018】このように、マスタモジュールからスレー
ブモジュールに対してデータが分割して送信され、スレ
ーブモジュールにおいては、送信されてきたデータに付
与された応答用識別符号が自機の識別符号であった場合
のみ、データの受信の通知またはデータの再送の要求が
マスタモジュールに対して送信されるので、応答確認及
び障害発生時における再送処理の効率が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明の同報データ通信システム
の実施の一形態を示す図である。
【0021】本形態は図1に示すように、送信側モジュ
ールとなるマスタモジュール10と、受信側モジュール
となる複数のスレーブモジュール20−1〜20−N
と、マスタモジュール10とスレーブモジュール20−
1〜20−Nとを接続するシステムバス30とから構成
されており、マスタモジュール10には、スレーブモジ
ュール20−1〜20−Nに対して送信する同報用デー
タが格納された格納手段である同報用データメモリ11
と、スレーブモジュール20−1〜20−Nに対してデ
ータを送信するための送信回路12と、スレーブモジュ
ール20−1〜20−Nから送信されてきたデータを受
信して処理する第2の受信手段である受信回路13とが
設けられ、また、スレーブモジュール20−1〜20−
Nには、自機のID宛てまたは同報のデータを受信する
第1の受信手段である受信回路21と、受信回路21に
て受信したデータの分割番号を確認するとともに受信し
たデータの分割番号が格納される受信データ確認回路2
2と、マスタスレーブ10に対して送信する応答データ
を処理する応答回路23とがそれぞれ設けられている。
【0022】上記のように構成された同報データ通信シ
ステムにおいては、マスタモジュール10からスレーブ
モジュール20−1〜20−Nに対して送信されるデー
タが分割され、その後、分割されたデータが、マスタモ
ジュール10からスレーブモジュール20−1〜20−
Nのうち所定のスレーブモジュールに対して順次送信さ
れたり、全てのスレーブモジュール20−1〜20−N
に対して順次同報通信されたりする。
【0023】図2は、図1に示した同報データ通信シス
テムにおいてマスタモジュール10からスレーブモジュ
ール20−1〜20−Nに対して送信されるデータフレ
ームの一構成例を示す図である。
【0024】本形態においてマスタモジュール10から
スレーブモジュール20−1〜20−Nに対して送信さ
れるデータフレームは図2に示すように、通信相手を識
別するために個々のスレーブモジュール20−1〜20
−Nが固有に有するIDまたは同報通知を示すIDから
なるモジュール識別子101と、そのデータが分割され
た何番目のデータであるかを示す分割番号102と、同
報されたデータに対して応答を返さなければならないス
レーブモジュールのIDを示す応答識別符号である応答
モジュールID103と、送信される送信データ104
とから構成されている。なお、モジュール識別子101
においては、所定のスレーブモジュールに対してデータ
を送信する場合は、送信先のスレーブモジュールのID
となり、スレーブモジュール20−1〜20−Nに対し
て同報通信を行う場合は、同報通信を示す同報用IDと
なる。
【0025】以下に、上記のように構成された同報デー
タ通信システムにおける同報通信動作について説明す
る。
【0026】図3は、図1に示した同報データ通信シス
テムにおける同報通信動作を説明するためのフローチャ
ートであり、(a)はマスタモジュール10における処
理を示す図、(b)はスレーブモジュール20−1〜2
0−Nにおける処理を示す図である。また、図4は、図
3に示した流れを模式的に示す図であり、(a)はマス
タモジュール10からスレーブモジュール20−1〜2
0−Nに対して同報通信を行う際の動作を示す図、
(b)はあるスレーブモジュール20−Xからマスタモ
ジュール10に対して正常応答を送信する際の動作を示
す図である。
【0027】マスタモジュール10内の同報用データメ
モリ11に格納されたデータを各スレーブモジュール2
0−1〜20−Nに同報通信する場合、まず、送信回路
12において、同報用データをスレーブモジュール20
−1〜20−Nの数N個に分割し、1番目のデータを送
信する(ステップA101,A102)。なお、このと
き分割番号102は1とし、応答モジュールID103
はスレーブモジュール20−1のIDとする。
【0028】スレーブモジュール20−1〜20−Nに
おいてマスタモジュール10から送信されてきた同報デ
ータを受信すると(ステップB101)、受信データ確
認回路22内に、同報データに付加された分割番号10
2を格納することにより何番目のデータを受信したかを
記録する(ステップB102)。なお、ここでは1番目
のデータを受信したことを記録する。
【0029】また、同報データに付加された応答モジュ
ールID103が自機宛てのものであるかどうかを判断
し(ステップB103)、自機宛てのものであった場
合、今まで受信した同報データにおいて分割番号に抜け
がないかを判断する(ステップB104)。なお、ここ
では、同報データに付加された応答モジュールID10
3はスレーブモジュール20−1のIDであるため、ス
レーブモジュール20−1のみが、今まで受信した同報
データにおいて分割番号に抜けがないかを判断する。
【0030】ステップB104において抜けがなかった
場合、応答回路23からマスタモジュール10に対して
正常受信応答を送信する(ステップB105)。
【0031】マスタモジュール10においては、受信回
路13において、正常受信応答がスレーブモジュール2
0−1〜20−Nから送信されてきたかどうかを確認し
(ステップA103)、正常受信応答がスレーブモジュ
ール20−1〜20−Nから送信されてきたかことを確
認した場合、次にスレーブモジュール20−1〜20−
Nに送信すべきデータの分割番号102がスレーブモジ
ュール20−1〜20−Nの数Nよりも小さいかどうか
を判断し(ステップA104)、スレーブモジュール2
0−1〜20−Nに送信すべきデータの分割番号102
がスレーブモジュール20−1〜20−Nの数Nよりも
小さな場合のみ、分割番号102をインクリメントし
(ステップA105)、その分割番号102を有するデ
ータをスレーブモジュール20−1〜20−Nに対して
送信する。
【0032】なお、ここでは、マスタスレーブ10から
送信されたデータに付加された応答モジュールID10
3はスレーブモジュール20−1のIDであるため、マ
スタモジュール10は、正常受信応答がスレーブモジュ
ール20−1から送信されてきたかどうかを確認し、正
常受信応答がスレーブモジュール20−1から送信され
てきたかことを確認した場合、次にスレーブモジュール
20−1〜20−Nに送信すべきデータの分割番号がス
レーブモジュール20−1〜20−Nの数Nよりも小さ
いかどうかを判断する。ここでは、次にスレーブモジュ
ール20−1〜20−Nに送信すべきデータの分割番号
102は2である。
【0033】分割番号102をインクリメントした結
果、分割番号102は2となり、また、応答モジュール
ID103はスレーブモジュール20−2のIDとす
る。
【0034】一方、ステップB104において抜けがあ
った場合、応答回路23において、その抜けた分割番号
のうち最も大きな分割番号を有するデータの再送をマス
タモジュール10に対して要求する(ステップB10
6)。
【0035】マスタモジュール10は、スレーブモジュ
ール20−1〜20−Nからのデータの再送の要求を受
信すると(ステップA106)、該当する分割番号10
2を有するデータをスレーブモジュール20−1〜20
−Nに対して送信する(ステップA107)。
【0036】その後、スレーブモジュール20−1〜2
0−Nにおいて同報データが受信されると、スレーブモ
ジュール20−2は、分割番号103である2以下のデ
ータ、すなわち1番目のデータ及び2番目のデータを正
常に受信しているかどうかを判断し、正常に受信してい
る場合は正常受信応答をマスタモジュール10に返信す
る。
【0037】このようにして、X番目の分割データを同
報通信し、スレーブモジュール20−Xは、今まで受信
した1からXまでの分割番号を有する受信データがすべ
て正常に受信されているかどうかを判断し、正常に受信
されている場合は正常受信応答をマスタモジュール10
に返信する。
【0038】次に、あるスレーブモジュール20−Xに
おいて、今まで受信した分割データの中で正常に受信で
きなかった分割データが存在した場合について説明す
る。
【0039】図5は、図1に示した同報データ通信シス
テムにおいてあるスレーブモジュール20−Xにて今ま
で受信した分割データの中で正常に受信できなかった分
割データが存在した場合の動作を説明するための図であ
る。
【0040】スレーブモジュール20−Xが、分割番号
Xのデータを受信し、応答モジュールID103によっ
て応答モジュールとして指定されている場合において、
例えば分割番号2と4を有するデータを正常に受信でき
なかった履歴を受信データ確認回路22に格納していた
とする。
【0041】この場合、スレーブモジュール20−X
は、未受信のうち大きな分割番号4を有するデータの再
送要求をマスタスレーブ10に対して送信する。
【0042】マスタモジュール10では、スレーブモジ
ュール20−Xから送信されてきた再送要求を受信した
場合、直ちに要求された分割番号を有するデータを、応
答モジュールID103をスレーブモジュール20−X
のIDとして再度同報する。
【0043】スレーブモジュール20−Xは、今回受信
した分割番号4よりも小さな未受信データ、すなわち分
割番号2を有するデータがまだ未受信のため、再度分割
番号2を有するデータの再送要求を送信マスタモジュー
ル10に対して送信する。
【0044】すると、マスタモジュール10は、次に要
求のあった分割番号2を有するデータを、応答モジュー
ルID103をスレーブモジュール20−XのIDとし
て再度同報する。
【0045】その後、スレーブモジュール20−Xで
は、今回受信した分割番号2以下のデータはすべて受信
完了しているため、マスタモジュール10に対し正常受
信応答を送信する。
【0046】なお、他のスレーブモジュールでは、再送
されてきたデータは上書きとして再度受信する。
【0047】マスタモジュール10は、最後の分割番号
Nまでのデータを送信するまで、上記の処理を繰り返し
行う。
【0048】
【効果の説明】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、同報通信の応答確認する際のバス衝突を防
ぐことができ、また、必ず各モジュールが一度は応答を
返信するため、ライフチェックも実施することができ
る。
【0049】また、他のスレーブモジュールにて受信で
きなかったデータの再送を受け付けるため、自機の応答
後において受信に失敗したデータを再度受け取る確率を
向上させることができる。
【0050】また、データをスレーブモジュールの数分
に分割して送信するため、再送時のデータサイズを小さ
くすることができ、障害発生時の再送に要する時間を短
縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の同報データ通信システムの実施の一形
態を示す図である。
【図2】図1に示した同報データ通信システムにおいて
マスタモジュールからスレーブモジュールに対して送信
されるデータフレームの一構成例を示す図である。
【図3】図1に示した同報データ通信システムにおける
同報通信動作を説明するためのフローチャートであり、
(a)はマスタモジュールにおける処理を示す図、
(b)はスレーブモジュールにおける処理を示す図であ
る。
【図4】図3に示した流れを模式的に示す図であり、
(a)はマスタモジュールからスレーブモジュールに対
して同報通信を行う際の動作を示す図、(b)はあるス
レーブモジュールからマスタモジュールに対して正常応
答を送信する際の動作を示す図である。
【図5】図1に示した同報データ通信システムにおいて
あるスレーブモジュールにて今まで受信した分割データ
の中で正常に受信できなかった分割データが存在した場
合の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
10 マスタモジュール 11 同報用データメモリ 12 送信回路 13,21 受信回路 20−1〜20−N スレーブモジュール 22 受信データ確認回路 23 応答回路 30 システムバス 101 モジュール識別子 102 分割番号 103 応答モジュールID 104 送信データ
フロントページの続き (72)発明者 谷島 伸明 神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403 番地 日本電気テレコムシステム株式会 社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送信元となるマスタモジュール
    と、 該マスタモジュールとシステムバスを介して接続され、
    前記マスタモジュールから送信されてきたデータを受信
    した場合に該データを受信した旨を前記マスタモジュー
    ルに対して通知し、前記マスタモジュールから送信され
    てきたデータを受信できなかった場合に該データの再送
    を前記マスタモジュールに対して要求する複数のスレー
    ブモジュールとを有し、 前記マスタモジュールから前記複数のスレーブモジュー
    ルに対して前記データの同報通信が行われる同報データ
    通信システムにおいて、 前記マスタモジュールは、 前記データを同報通信を行うスレーブモジュールの数分
    に分割し、分割されたデータのそれぞれに1から順に分
    割番号を付与するとともに、該データのそれぞれに、同
    報通信を行うスレーブモジュールの識別符号を応答用識
    別符号として1つずつ付与し、該データを前記スレーブ
    モジュールに対して順次送信する送信手段を有し、 前記複数のスレーブモジュールはそれぞれ、 前記マスタモジュールから送信されてきたデータを受信
    する第1の受信手段と、 前記受信手段にて受信されたデータに付与された応答用
    識別符号が自機の識別符号であった場合のみ、前記デー
    タの受信の通知または前記データの再送の要求を前記マ
    スタモジュールに対して送信する応答手段とを有するこ
    とを特徴とする同報データ通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の同報データ通信システ
    ムにおいて、 前記複数のスレーブモジュールはそれぞれ、 前記受信手段にて受信されたデータの分割番号が格納さ
    れる受信データ確認手段を有し、 前記応答手段は、前記受信手段にて受信されたデータに
    付与された応答用識別符号が自機の識別符号であった場
    合、前記受信データ確認手段内に、前記自機の識別符号
    が付与されたデータに付与された分割番号よりも小さな
    分割番号が全て格納されているかどうか確認し、格納さ
    れていない分割番号が存在する場合、該分割番号を有す
    るデータの再送を前記マスタモジュールに対して要求す
    ることを特徴とする同報データ通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の同報データ通信システ
    ムにおいて、 前記応答手段は、前記受信手段にて受信されたデータに
    付与された応答用識別符号が自機の識別符号であった場
    合、前記受信データ確認手段内に、前記自機の識別符号
    が付与されたデータに付与された分割番号よりも小さな
    分割番号が全て格納されているかどうか確認し、全ての
    分割番号が格納されている場合、前記マスタモジュール
    から送信されたデータを全て受信した旨を前記マスタモ
    ジュールに対して通知することを特徴とする同報データ
    通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の
    同報データ通信システムにおいて、 前記マスタモジュールは、前記スレーブモジュールか
    ら、送信したデータを全て受信した旨が通知された場合
    は、次の分割番号を付与されたデータを前記送信手段か
    ら前記スレーブモジュールに対して送信させ、データの
    再送が要求された場合は、該データを前記送信手段から
    前記スレーブモジュールに対して送信させる第2の受信
    手段を有することを特徴とする同報データ通信システ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    同報データ通信システムにおいて、 前記マスタモジュールは、前記スレーブモジュールに対
    して送信するデータが格納される格納手段を有すること
    を特徴とする同報データ通信システム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
    同報データ通信システムにおいて、 前記送信手段は、所定のスレーブモジュールに対してデ
    ータを送信する場合は、送信先のスレーブモジュールの
    識別符号を前記データに付与し、複数のスレーブモジュ
    ールに対して同報通信を行う場合は、同報通信を示す識
    別符号を前記データに付与することを特徴とする同報デ
    ータ通信システム。
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