JP3132803B2 - 廃棄物処理装置 - Google Patents

廃棄物処理装置

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JP3132803B2
JP3132803B2 JP07314587A JP31458795A JP3132803B2 JP 3132803 B2 JP3132803 B2 JP 3132803B2 JP 07314587 A JP07314587 A JP 07314587A JP 31458795 A JP31458795 A JP 31458795A JP 3132803 B2 JP3132803 B2 JP 3132803B2
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flow generating
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晃一 渡部
直彦 加藤
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株式会社ハイゲン
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、廃棄物を収集処理
する廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実験用の犬やネズミ等の動物の飼
育室には、床敷として10〜20mm程度の木材のチッ
プが用いられている。飼育室に敷かれたチップには、飼
育動物の糞や尿等の汚物が吸収される。そこで、飼育動
物の飼育環境を清潔にするため、床敷として用いられた
チップを交換する等飼育室を定期的に清掃する必要があ
る。
【0003】この種の飼育室を清掃するため、真空掃除
機が用いられている。従来用いられている真空掃除機
は、汚物を含んだチップの廃棄物を掃除機本体内に配設
した収集袋に直接吸引して収集するものである。そし
て、収集袋が収集された廃棄物で満たされたときには、
この収集袋を掃除機本体から外し、廃棄物を他の廃棄用
の袋に移し変える必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、掃除機本体内
に配設される収集袋は、掃除機の大きさにより制約を受
け、十分に大きなものを用いることができない。そのた
め、収集袋を頻繁に取り外し交換する必要があり、清掃
の作業能率を悪くしてしまっている。
【0005】また、飼育室に用いられたチップに含まれ
る汚物には、粘着性を有するものが多く含まれる。この
ような粘性を有する汚物が掃除機本体内に付着してしま
うと、この付着した汚物を除去することが極めて困難と
なってしまう。特に、真空掃除機は、電動モータ等の電
気部品を用いているので、漏電等を考慮し、水を用いた
清掃を行うことができない。
【0006】さらに、収集される廃棄物の全てを吸引し
て収集してしまうと、掃除機本体内に配設したフィルタ
ーが容易に目詰まりを生じるので、定期的なフィルター
の清掃も必要となり長時間の連続運転ができないという
問題点がある。そこで、本発明の目的は、長時間に亘っ
て連続運転を行って廃棄物の処理を可能となす廃棄物処
理装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の目的は、粘性を有する汚物や
水分を含んだ廃棄物を容易に収集処理することを可能と
なす廃棄物処理装置を提供することにある。本発明のさ
らに他の目的は、装置自体の清掃管理が容易な廃棄物処
理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を達成するための手段】上述したような目的を達
成するために提案される本発明に係る廃棄物処理装置
は、廃棄物吸引口が設けられた旋回流発生部と、旋回流
発生部に第1の接続手段を介して接続され、旋回流発生
部に旋回流を発生させる真空掃除機と、旋回流発生部の
下部に旋回流発生部に連通されて配設された廃棄物収集
容器と、廃棄物収集容器内に装填される不透水性の可撓
性を有する廃棄物収納袋と、廃棄物収集容器に設けた吸
引口と上記真空掃除機とを接続する第2の接続手段とか
ら構成されてなるものである。
【0009】この廃棄物処理装置は、真空掃除機が駆動
すると、第1の接続手段を介して旋回流発生部が吸引さ
れ、旋回流発生部内に旋回流が発生する。この旋回流発
生部内に発生する旋回流によって、廃棄物吸引口を介し
て廃棄物の吸引が行われる。旋回流発生部内に吸引され
た廃棄物は、旋回流発生部に連通して配設された廃棄物
収集容器内に装填された廃棄物収納袋内に落下収集され
る。
【0010】また、真空掃除機が駆動を開始すると、こ
の掃除機に第2の接続手段を介して接続された廃棄物収
集容器内が吸引され、廃棄物収集容器内に装填された廃
棄物収納袋が廃棄物収集容器の内壁に密着するように拡
げられる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された廃棄物
処理装置を図面を参照して説明する。本発明に係る廃棄
物処理装置は、図1及び図2に示すように、上端面を閉
塞し下端面側を開放した円筒状をなす旋回流発生部1
備えている。この旋回流発生部1の外周面には、先端に
廃棄物吸引口2を設けた吸引筒3が接続方向に延長する
ようにして設けられている。この吸引筒3の廃棄物吸引
口2側には、動物の飼育室に敷設された汚物を含んだチ
ップ等の廃棄物を吸引する吸引部4が接続される。ま
た、旋回流発生部1内の中心部には、上端面を閉塞し下
端面側を開放した円筒状をなす補助筒5が配設されてい
る。この補助筒5の周壁の上端側には、真空掃除機6に
接続された第1の接続手段を構成する第1の連結ホース
7が連結されている。
【0012】ここで、真空掃除機6が駆動すると、第1
の連結ホース7を介して旋回流発生部1内のエアーが吸
引され、廃棄物吸引口2を介して外部のエアーの吸引が
行われる。円筒状をなす旋回流発生部1の外周部にその
接線方向に延長して配設された廃棄物吸引口2を介して
外部のエアーの吸引が行われることにより、旋回流発生
部1内に、図1及び図2中矢印矢印で示すような旋回流
Aが発生する。
【0013】旋回流発生部1は、支持フレーム8を介し
て、廃棄物収集容器9上に配設されている。この廃棄物
収集容器9と旋回流発生部1は、旋回流発生部1の開放
された下端側を連結部10として連通するように連結さ
れている。また、廃棄物収集容器9の周面の下端側に
は、吸引口11が設けられている。この吸引口11に
は、第1の連結ホース7から分岐された第2の接続手段
を構成する第2の接続ホース12が連結されている。
【0014】廃棄物収集容器9内には、この廃棄物収集
容器9の内周面から上端側の開口部12aの周縁を覆う
ようにして廃棄物収納袋15が装填される。ここで、用
いる廃棄物収納袋15は、不透水性の可撓性を有する材
料で形成されてなるものであって例えばポリエチレンシ
ート等の合成樹脂製のシートを用いて形成されている。
このように不透水性の可撓性を有する廃棄物収納袋15
を装填することにより、廃棄物収集容器9の内周面と廃
棄物収納袋15間は、密閉された空間となされる。な
お、廃棄物収納袋15は、廃棄物収集容器9に対し取り
外し自在に装填できるものである。
【0015】上述のように廃棄物収納袋15を廃棄物収
集容器9内に装填した所で、真空掃除機6を駆動する
と、廃棄物収集容器9の内周面と廃棄物収納袋15間の
密閉された空間内にエアーが第2の接続ホース12を介
して吸引され、廃棄物収納袋15は廃棄物収集容器9の
内周面に密着するように拡げられ、大きな収納空間を構
成する。
【0016】本発明に係る廃棄物処理装置は、真空掃除
機6及び廃棄物収集容器9をキャスター16を設けた台
車17上に設置されてなるものであって、自在に移動可
能となされている。台車17上には、真空掃除機6及び
廃棄物収集容器9に並列して、予備の廃棄物収納袋15
やその他の清掃用具を収納するための用具収納容器18
が配設される。さらに、台車17の一端側には、移動操
作時に用いられる把手19が取付けられている。
【0017】上述のように構成された廃棄物処理装置
は、真空掃除機6が駆動すると、第1の接続ホース7を
介して旋回流発生部1が吸引され、旋回流発生部1内に
図1及び図2中に矢印で示すような旋回流が発生する。
この旋回流発生部1内に発生する旋回流によって、廃棄
物吸引口2に接続された吸引部3を介して廃棄物の吸引
が行われる。旋回流発生部1内に吸引された廃棄物中の
重量のあるものや粘性あるものを含んだ廃棄物や水分
は、旋回流発生部1に連通して配設された廃棄物収集容
器9内に装填された廃棄物収納袋15内に落下収集され
る。そして、真空掃除機6には、軽い塵埃等が吸引され
るのみとなる。
【0018】また、真空掃除機6が駆動を開始すると、
この掃除機に第2の接続ホース12を介して接続された
廃棄物収集容器9内が吸引され、廃棄物収集容器9内に
装填された廃棄物収納袋15が廃棄物収集容器9の内壁
に密着するように拡げられる。
【0019】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る廃棄物処
理装置は、重量のある廃棄物や粘性あるものを含んだ廃
棄物、さらには水分は、廃棄物収集容器内の廃棄物収納
袋に収集することができるので、真空掃除機側に収集さ
れる廃棄物の量を減らすことができるとともに粘性を有
するものや水分の流入が少なくなるので、長期間に亘る
連続運転を行うことができる。
【0020】また、粘性あるものを含んだ廃棄物は、廃
棄物収納袋に収集されるので、廃棄物の処理が容易とな
り、真空掃除機の清掃管理が容易となる。さらに、真空
掃除機の駆動と同時に廃棄物収集容器内に装填された廃
棄物収納袋が自動的に拡げられるので、廃棄物を確実に
廃棄物収納袋に収集することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃棄物処理装置の側面図である。
【図2】上記廃棄物処理装置の平面図である。
【符号の説明】
1 旋回流発生部 2 廃棄物吸引口 6 真空掃除機 7 第1の接続ホース 9 廃棄物収集容器 10 連結部 11 吸引口 12 第2の接続ホース 15 廃棄物収納袋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−148250(JP,U) 実開 平6−21562(JP,U) 実開 平1−145356(JP,U) 実公 平7−22185(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/16 A47L 7/00 B65F 1/14

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を吸引する吸引部と、 上記吸引部が接続される 廃棄物吸引口が設けられ、下端
    面側が開放された旋回流発生部と、 上記旋回流発生部に第1の接続手段を 介して接続さ
    れ、上記旋回流発生部に旋回流を発生させる真空掃除機
    と、 上記旋回流発生部の下端面側に連通されて配設された廃
    棄物収集容器と、 上記廃棄物収集容器内に装填され、上記旋回流発生部内
    に吸引された廃棄物の落下収集をする不透水性の可撓性
    を有する廃棄物収納袋と、 上記廃棄物収集容器に設けた吸引口と上記真空掃除機と
    を接続する第2の接続手段とを備えてなる廃棄物処理装
    置。
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