JP3132794U - 靴 - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP3132794U
JP3132794U JP2007002318U JP2007002318U JP3132794U JP 3132794 U JP3132794 U JP 3132794U JP 2007002318 U JP2007002318 U JP 2007002318U JP 2007002318 U JP2007002318 U JP 2007002318U JP 3132794 U JP3132794 U JP 3132794U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shoelace
tongue
tongue piece
insertion hole
storage portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007002318U
Other languages
English (en)
Inventor
信也 宮副
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asics Corp
Original Assignee
Asics Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asics Corp filed Critical Asics Corp
Priority to JP2007002318U priority Critical patent/JP3132794U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3132794U publication Critical patent/JP3132794U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】靴をルーズに履くことによって生じる見た目のだらしなさを解消すると共に、余った靴紐や結んだ靴紐を含む靴紐端部を舌裏と足首の間に入れる履き方をしても、着用感の劣化しない靴を提供する。
【解決手段】舌片4における着用時に外から見える表側Fから、あるいは舌片4における側面から、舌片4における着用時に外から見えない裏側へ向って舌片4を挿通可能とする手段としての挿通孔7が舌片4に形成され、挿通孔7を表側Fから裏側に向って挿通した靴紐6の一対の端部同士を結んだ結び目を収納可能な袋状の収納部30が舌片4の後部に設けられ、靴紐6の結び目を収納部30に入れることを可能とすると共に結び目を収納部30から取り出すことを可能とする出入口が舌片における着用時に外から見えない裏側に設けられている。
【選択図】図9

Description

本考案は、舌片に収納部を有する靴に関する。
舌片に収納部を有する靴の考案として、下記の考案が挙げられる。
実公昭58−43851 実開昭56−137603
近年、特に若者の間で靴をルーズに履く履き方や、余った靴紐や結んだ靴紐を含む靴紐端部を舌裏と足首との間に入れる履き方が流行している。靴をルーズに履くことにより、着脱が容易になり、着用時における靴の締め付けが解消され、さらに、着用時の通気性が向上する。また、余った靴紐や結んだ靴紐を含む靴紐端部を舌裏と足首の間に入れて履くことにより、店頭のディスプレイに飾られている商品と同じ外観で靴を着用することが出来るため、見栄えが良くなる。
しかし、靴をルーズに履く履き方は靴紐をきっちり結ばないため、見る者にだらしない印象を与える。また、結んだ靴紐を含む靴紐端部を舌裏と足首の間に入れる履き方は、歩行時の衝撃等で、次第に前記端部が靴の内部(舌裏と足の甲の間)に入り込んでくるため、着用感が劣化する。
したがって、本考案の目的は、靴をルーズに履くことによって生じる見た目のだらしなさを解消すると共に、結んだ靴紐を含む靴紐端部を舌裏と足首の間に入れる履き方をしても、着用感の劣化しにくい靴を提供することである。
前記目的を達成するために、本考案は、足の甲を包むアッパーと、前記アッパーに形成された開口を覆う舌片と、前記アッパーにおける前記開口の左右両側にそれぞれ複数配列された小孔と、前記小孔に挿通されて前記アッパーを足の甲にフィットさせる靴紐とを備えた靴において、前記舌片における着用時に外から見える表側から、あるいは、前記舌片における側面から、前記舌片における着用時に外から見えない裏側へ向って前記舌片を挿通可能とする手段としての挿通孔が前記舌片に形成され、前記挿通孔を前記表側から裏側に向って挿通した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を収納可能な袋状の収納部が前記舌片の後部に設けられ、前記靴紐の結び目を前記収納部に入れることを可能とすると共に前記結び目を前記収納部から取り出すことを可能とする出入口が前記舌片における着用時に外から見えない前記裏側に設けられていることを特徴とする。
本考案の理解を深めるために、靴紐の結び目を設けた事例を中心に説明しているが、必ずしも靴紐は結ぶ必要はなく、結んでいない靴紐の両端部や余った靴紐を収納部に収納してもよい。また、靴紐を結ばず紐ストッパーで留めて、紐ストッパーと靴紐の両端部等を収納部に収納してもよい。
本考案において、複数の小孔に通された靴紐は挿通孔を介して舌片の表側または側面から裏側へ向って挿通され、裏側の空間において靴紐の端部同士が互いに結ばれる。これにより形成された結び目は出入口から収納部に押し込まれて、靴紐の端部が収納部に収納される。
このように、靴紐は舌片の挿通孔を介して舌片の裏側に入っているので、外観上靴紐を含むアッパーが美しい上、結んだ靴紐を収納部に収納できるから、靴紐でアッパーを甲に締め付けていなくとも、余った靴紐や靴紐が著しく緩んだ状態となって、靴が脱落するなどの不具合を抑制し得ると共に、靴紐をきっちり結んでいないことによって生じるだらしない感じが解消される。
ここで、収納部から結び目を取り出す前記出入口が前記舌片の裏側に設けられているから、着用時に余った靴紐や前記靴紐の端部が外から見えないので、見栄えが良い。
また、収納部は舌片の後部に設けられているから、結び目が足の甲の上面に当接しにくいので、着用感が劣化するおそれもない。
本考案の好的な実施例では、前記舌片に形成した前記挿通孔が前記袋状の収納部に向って開口し、前記靴紐の端部が前記挿通孔を介して前記収納部に挿入された後、前記出入口を介して前記舌片の裏側の空間に引き出し可能とされ、この引き出した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を前記出入口から前記収納部に入れることを可能としたことを特徴とする。
ここで、「挿通孔が収納部に向かって開口する」とは、収納部に形成した開口が挿通孔となり得ることを意味し、収納部が挿通孔を介して、収納部の外の空間と連通することをいう。
この実施例によれば、靴紐の結び目を含む端部が、前記挿通孔を介して舌片の裏側に現れることなく、収納部に収納される。そのため、靴紐における前記挿通孔よりも端の端部が外から見えないから、見栄えが著しく向上する。
また、着用後に靴紐の端部が挿通孔を介して引っ張られるようなことがあっても、結び目が収納部から飛び出すおそれがない。
なお、前述のように、本発明において、靴を着用する際には、必ずしも、靴紐の端部同士を結ぶ必要はなく、余った靴紐や結んでいない両端部を収納部に収納してもよい。また、靴紐を結ばずに紐ストッパーで留めて紐ストッパーと靴紐の両端部等を収納部に収納してもよい。
本考案の別の好的な実施例では、舌片は、前記表側の面を形成する部材である舌表と、前記裏側の面を形成する部材である舌裏とを備え、前記舌表と前記舌裏とが袋状に縫い合わされて前記収納部が形成され、前記挿通孔としての左右一対の第1の挿通孔が前記舌表に形成され、前記出入口が舌裏に形成され、この出入口が前記挿通孔としての第2の挿通孔を構成し、前記靴紐の端部が前記第1の挿通孔を介して前記収納部に挿入された後、前記収納部を通り前記出入口を介して前記舌片の裏側の空間に引き出し可能とされ、この引き出した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を前記出入口から前記収納部に入れることを可能としたことを特徴とする。
本考案の別の好的な実施例では、舌片は、前記表側の面を形成する部材である舌表と、前記裏側の面を形成する部材である舌裏とを備え、前記舌表と前記舌裏とが袋状に縫い合わされて前記収納部が形成され、前記挿通孔としての左右一対の第1の挿通孔が前記舌表と舌裏とが縫い合わされた部位またはその近傍の部位である前記側面に形成され、前記出入口が舌裏に形成され、この出入口が前記挿通孔としての第2の挿通孔を構成し、前記靴紐の端部が前記第1の挿通孔を介して前記収納部に挿入された後、前記収納部を通り前記出入口を介して前記舌片の裏側の空間に引き出し可能とされ、この引き出した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を前記出入口から前記収納部に入れることを可能としたことを特徴とする。
これらの実施例によれば、前記好的な実施例の効果に加え、袋状の舌片で、つまり、舌片の舌表と舌裏との間で収納部を形成しているから、収納部のための部材を別途設ける必要がない。
本考案の更に好的な実施例では、前記挿通孔に金属製または樹脂製のループ材が装着されて、前記小孔における靴紐の挿通抵抗が、前記挿通孔における靴紐の挿通抵抗よりも大きいことを特徴とする。
一般に、舌片を構成する部材は小孔を形成する部材に比べ孔の部位が損み易いことが多いが、挿通孔の部分はループ材で保護されているので、舌片の損傷を防止し得る。
一方、小孔の部位についても滑り易くすると、靴紐が緩み、靴が着用中に脱落するおそれがあるが、この例によれば、小孔の部分の方が靴紐の滑りが悪いので、靴紐の緩みを防止し得る。
本実施例では、前記小孔における靴紐の挿通抵抗が、前記挿通孔における靴紐の挿通抵抗よりも大きく設定されているので、靴紐を結んでいなくても靴紐の緩みを防止することができる。
以下、本考案の実施例について説明する。
なお、以下の説明では、アッパーが足の踝の両面を覆う、いわゆるハイカットの靴を例示して説明する。
図1〜図10は実施例1を示す。
全体構成:
図9に示すように、本靴は、足の甲を包むアッパー1と、前記アッパー1に形成された開口11をアッパー1の内側から覆う舌片4と、靴紐6とを備えている。図1に示すように、アッパー1には、該アッパー1における開口11の左右両側に小孔5が複数配列されている。図9に示すように、前記小孔5には前記靴紐6が挿通されて、前記アッパー1が足の甲にフィットされる。
図2に示すように、前記開口11は、前記舌片で覆われ多数の小孔5が両側に形成された甲部開口11Fと、上方に向って開口し、着用時に脚が延び出る上部開口11Bとを備える。前記甲部開口11F は、足の甲を包むアッパー1によって包まれていない部分である。
前記アッパーにおける前記開口11の左右の両側には、補強部材20が縫着されている。前記補強部材20は、例えば、毛羽立った人工皮革などの摩擦の大きな材料で形成されている。
前記アッパー1における前記補強部材20の部位には、所定の間隔をもって、小孔5が配置されている。
なお、図9に示すように、通常、本靴をルーズに履く場合には、前記アッパー1の後部に設けられた小孔5aまで前記靴紐6を通す。
前記アッパーにおける前記踝を覆う立上り部11Sには、図2に示す切欠部21が形成されている。
舌片4:
前記舌片4の先端部は前記アッパー1の前部に縫着されている。前記舌片4の素材としては、例えば、メッシュ材や織物などの布が用いられる。また、前記舌片4には、係止部12が設けられてもよい。
図2の前記舌片4は表側Fの面を形成する舌表2と、図1の裏側Bの面を形成する舌裏3とを備えている。
前記舌表2には、前記アッパー1の前記切欠部21の近傍に設けられた小孔5aに対応する位置に、後述する一対の挿通孔7(第1の挿通孔)が設けられている。
収納部30:
舌片4の後部には、収納部30が設けられている。
前記収納部30は、靴紐6の一対の端部同士を結んだ結び目(結玉)を収納可能とするためのもので、前記舌片4の後部に設けられている。
図4に示すように、前記舌片4は、前記舌表2と前記舌裏3が袋状に縫い合わされて収納部30が形成されている。つまり、舌表2と舌裏3の周縁のみ縫い合わせることで、舌片4の内部(舌表2と舌裏3の間)に空間ができ、該空間が収納部30となる。
したがって、収納部30のための部材を別途設ける必要がない。
挿通孔7:
図2および図3に示すように、前記舌片4には左右一対の挿通孔7が形成されている。前記挿通孔7は、舌片4における着用時に外から見える表側Fから、前記舌片4における着用時に外から見えない裏側Bに向って前記舌片4を挿通する手段の一部を構成する。
なお、図10Aに示すように、挿通孔7には、円環状のループ材8が取り付けられている。
また、前記挿通孔7は一対以上あればよく、複数対を設けてもよい。
着用時に外から見える表側Fとは、図9に示す靴紐6を小孔5に挿通してアッパー1を足の甲にフィットさせた状態、つまり、着用時において、その面が外の空間に面しており、外から見える部分をいう。
着用時に外から見えない裏側Bとは、靴紐6を小孔5に挿通してアッパー1を足の甲にフィットさせた着用時に、着用者の脚部下端Lと舌片4の後部が向かい合うため、外から見えなくなる部分をいう。
前述のように、前記挿通孔7は、アッパー1の前記切欠部21の近傍に設けられた小孔5aに対応する位置、すなわち、アッパー1における開口11が上方に向って立ち上がる部分に設けた小孔5aに対応する位置に、左右一対設けられている。本靴をルーズに履く場合には、前記小孔5aまで靴紐6を通すので、該小孔5aと同程度の高さに前記挿通孔7を形成することで、舌片4が前に倒れることを防ぐことができる。
出入口9:
図1に示すように、舌裏3には出入口9が形成されている。図10Aに示すように、前記出入口9は、舌片4の幅方向Wの概ね中心において、図1に示すように、舌裏3を縦長に切欠することによって形成されている。
前記出入口9は、第2の挿通孔を構成しており、靴紐6の端部61が前記挿通孔7を介して前記収納部30に挿入された後、前記収納部30を通っている靴紐6の端部61が前記出入口9を介して前記舌片4の裏側Bの空間に引き出し可能とされる。この引き出した靴紐6の一対の端部同士を結んだ結び目60が前記出入口9から前記収納部30に再び入れられる。
このように、結ばれた靴紐6の端部61が、前記出入口9から前記収納部30に押し込まれるため、着用後に前記靴紐6の端部61が前記挿通孔7を介して引っ張られるようなことがあっても、結び目60が前記収納部30から飛び出すおそれがない。
また、前記靴紐6の結び目61を前記収納部30に入れると共に、前記結び目60を前記収納部30から取り出すための前記出入口9が、前記舌片4における着用時に外から見えない前記舌裏3に設けられているため、見栄えが良い。
靴紐6の収納方法:
図4に示すように、まず、靴紐6をアッパー1の小孔5に通す。つぎに、前記靴紐6を、前記アッパー1の後部の小孔5a から、挿通孔7を介して舌片4の表側Fから、前記収納部30内を通して、図5の舌片4の裏側Bの出入口9に向って挿通する。更に、この靴紐6の端部を、出入口9を介して前記舌片4の裏側Bの空間に引き出す。
この引出後、図6および図10Aに示すように、出入口9を介して舌片4の裏側の空間に引き出した前記靴紐6の端部61を、前記舌片4の裏側Bに面した空間において結び、図10Bおよび図7に示すように、結んだ前記靴紐の結び目60を前記出入口9から収納部30に押し込み、前記靴紐6の端部を前記収納部30に収納する。
以上の過程を経て、図8および図10に示すように、前記靴紐6の端部は前記収納部30に収納されて、外から見えなくなる。
なお、図5に示す前記靴紐6を必ずしも結んで、前記出入口9に押し込む必要はない。前述したように、図3の小孔5a(5)が、例えば、人工皮革などの摩擦の大きい部材に形成されている場合は、前記小孔5aにおける前記靴紐6の挿通抵抗が大きいので、前記靴紐6の緩みを防止することができる。したがって、図4の靴紐6の端部61を挿通孔7から収納部30内に挿入するだけで結ばなくてもよい。
図11及び図12は実施例2を示す。
図11及び図12Aに示すように、舌片4の裏側Bには、上方に向かって開口したポケット状の収納部材10が設けられている。
前記舌表2と舌裏3とは、一体に貼り合わせられて舌片本体40を形成している。前記舌片本体40と収納部材10との間には、収納部30が形成されている。
図12A に示すように、前記舌片本体40に形成した挿通孔7が前記袋状の収納部30に向って開口し、前記靴紐6の端部61が前記挿通孔7を介して前記収納部30に挿入可能である。一方、収納部材10の上部の開口部分は靴紐6の端部61が上方に引き出される出入口となる。
なお、挿通孔7を介して靴紐6が前記収納部30に挿入されることを可能とするため、収納部材10の幅方向Wの長さは左右の挿通孔7,7間の幅方向Wの長さよりも長く設定されている。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
靴紐6の収納方法:
まず、図12Aおよび図12Bに示すように、靴紐6を挿通孔7から挿入し、収納部材10の前記出入口から上方に引き出した後、該靴紐6の一対の端部61同士を結んで結び目60を形成する。その後、図12Cに示すように、一対の端部61同士や結び目60を前記出入口から前記収納部30に入れる。
図13は実施例3を示す。
図13Aに示すように、舌片4には、舌裏3にも左右一対の挿通孔7及びループ材8が設けられている。その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その詳しい説明を省略する。
靴紐6の収納方法:
まず、図13A に示すように、舌表2および舌裏3に設けた挿通孔7を介して、靴紐6を収納部30に挿通して舌片4の裏側に引き出す。ついで、靴紐6の端部61同士を結んで結び目60を形成する。その後、靴紐6の端部を出入口9から収納部30に押し込み、図13B に示すように、靴紐6の端部を収納部30に収納する。
なお、実施例3においても、舌表2の挿通孔7に靴紐6の端部61を挿通し、舌裏3の挿通孔7から端部61を引き出さずに、出入口9から端部61を引き出して結び目60を形成し、前記出入口9から結び目60を収納部30に挿入してもよい。
図14は実施例4を示す。
図14Aに示すように、舌片4の両端部の側面には、挿通孔7が形成されている。前記挿通孔7は、舌表2と舌裏3とが縫い合わされた部位ないし、その近傍に形成されている。
なお、前記挿通孔7としては、舌表2および舌裏3の当該挿通孔7の周囲に篝縫いを施してもよいし樹脂製や金属製のループ部材を設けてもよい。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
変形例:
前述の各実施例は、踝を覆うハイカットの靴を例示して説明したが、アッパー1の上端部が踝よりも下に位置するローカットの靴や、その中間の高さのミドルカットの靴にも本考案を適用し得る。
なお、靴紐6の出入口は、ポケットティッシュの取り出し口のように、一方の面が他方の面を覆うようにして、靴紐の結び目が収納部から飛び出すのを防ぐようにしてもよい。
また、特にローカットの靴の場合には、出入口を舌片の幅方向に向って横長に生成するのが好ましい。かかる場合には、靴紐の端部が前記横長の出入口から飛び出さないようにフックを設けてもよいし、面ファスナーを備えた別布で前記出入口を閉鎖するようにしてもよい。
さらに、舌片の挿通孔には必ずしもループ材を設ける必要はない。
また、小孔に樹脂製や金属製のループ材を設けてもよい。かかる場合には、前記ループ材には滑り止め加工を施すのが好ましい。
本考案は、靴紐を備えた靴に用いることができる。
本考案の実施例1にかかる靴紐を通していない状態の靴を示す概略斜視図である。 同靴を示す概略斜視図である。 同靴を示す概略斜視図である。 靴紐の収納方法を示す概略斜視図である。 靴紐の収納方法を示す概略斜視図である。 靴紐の収納方法を示す概略斜視図である。 靴紐の収納方法を示す概略斜視図である。 靴紐の収納方法を示す概略斜視図である。 靴の着用状態を示す概略斜視図である。 靴紐の収納方法を示す舌片の概略横断面図である。 本考案の実施例2にかかる靴の着用時の状態を示す概略斜視図である。 靴紐の収納方法を示す舌片の概略縦断面図および横断面図である。 本考案の実施例3にかかる、靴紐の収納方法を示す舌片の概略横断面図である。 本考案の実施例4にかかる、靴紐の収納方法を示す舌片の概略横断面図である。
符号の説明
1:アッパー
2:舌表
3:舌裏
4:舌片
5(5a):小孔
6:靴紐
60:結び目
61:端部
7:挿通孔
8:ループ材
9:出入口
10:収納部材
11,11F :開口

Claims (5)

  1. 足の甲を包むアッパーと、前記アッパーに形成された開口を覆う舌片と、前記アッパーにおける前記開口の左右両側にそれぞれ複数配列された小孔と、前記小孔に挿通されて前記アッパーを足の甲にフィットさせる靴紐とを備えた靴において、
    前記舌片における着用時に外から見える表側から、あるいは、前記舌片における側面から、前記舌片における着用時に外から見えない裏側へ向って前記舌片を挿通可能とする手段としての挿通孔が前記舌片に形成され、
    前記挿通孔を前記表側もしくは側面から裏側へ向って挿通した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を収納可能な袋状の収納部が前記舌片の後部に設けられ、
    前記靴紐の結び目を前記収納部に入れることを可能とすると共に前記結び目を前記収納部から取り出すことを可能とする出入口が前記舌片における着用時に外から見えない前記裏側に設けられている靴。
  2. 請求項1において、前記舌片に形成した前記挿通孔が前記袋状の収納部に向って開口し、前記挿通孔を介して前記収納部に挿入された前記靴紐の端部が、前記出入口を介して前記舌片の裏側の空間に引き出し可能とされ、この引き出した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を前記出入口から前記収納部に入れることを可能とした靴。
  3. 請求項1において、前記舌片は、前記表側の面を形成する部材である舌表と、前記裏側の面を形成する部材である舌裏とを備え、前記舌表と前記舌裏とが袋状に縫い合わされて前記収納部が形成され、
    前記挿通孔としての左右一対の第1の挿通孔が前記舌表に形成され、
    前記出入口が舌裏に形成され、
    前記出入口が前記挿通孔としての第2の挿通孔を構成し、
    前記第1の挿通孔を介して前記収納部に挿入された前記靴紐の端部が、前記収納部を通り前記出入口を介して前記舌片の裏側の空間に引き出し可能とされ、この引き出した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を前記出入口から前記収納部に入れることを可能とした靴。
  4. 請求項1において、前記舌片は、前記表側の面を形成する部材である舌表と、前記裏側の面を形成する部材である舌裏とを備え、前記舌表と前記舌裏とが袋状に縫い合わされて前記収納部が形成され、
    前記挿通孔としての左右一対の第1の挿通孔が前記舌表と舌裏とが縫い合わされた部位またはその近傍の部位である前記側面に形成され、
    前記出入口が舌裏に形成され、
    前記出入口が前記挿通孔としての第2の挿通孔を構成し、
    前記第1の挿通孔を介して前記収納部に挿入された前記靴紐の端部が、前記収納部を通り前記出入口を介して前記舌片の裏側の空間に引き出し可能とされ、この引き出した靴紐の一対の端部同士を結んだ結び目を前記出入口から前記収納部に入れることを可能とした靴。
  5. 請求項1,2,3もしくは4において、前記挿通孔に金属製または樹脂製のループ材が装着されて、前記小孔における靴紐の挿通抵抗が、前記挿通孔における靴紐の挿通抵抗よりも大きいことを特徴とする靴。
JP2007002318U 2007-04-03 2007-04-03 Expired - Fee Related JP3132794U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002318U JP3132794U (ja) 2007-04-03 2007-04-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002318U JP3132794U (ja) 2007-04-03 2007-04-03

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3132794U true JP3132794U (ja) 2007-06-21

Family

ID=43283499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002318U Expired - Fee Related JP3132794U (ja) 2007-04-03 2007-04-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3132794U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529995A (ja) * 2010-06-30 2013-07-25 ディーラックス シュポルトアルティーケル ハンデルス ゲーエムベーハー 靴のタング、および靴
US9392835B2 (en) 2013-08-29 2016-07-19 Nike, Inc. Article of footwear incorporating a knitted component with an integral knit ankle cuff

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013529995A (ja) * 2010-06-30 2013-07-25 ディーラックス シュポルトアルティーケル ハンデルス ゲーエムベーハー 靴のタング、および靴
US9392835B2 (en) 2013-08-29 2016-07-19 Nike, Inc. Article of footwear incorporating a knitted component with an integral knit ankle cuff
TWI613974B (zh) * 2013-08-29 2018-02-11 耐克創新有限合夥公司 包含具有一整體式編織踝帶之一編織組件之鞋類物件
US10918155B2 (en) 2013-08-29 2021-02-16 Nike, Inc. Article of footwear incorporating a knitted component with an integral knit ankle cuff

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3576560B1 (en) Footwear with closing mechanism permitting easy donning and doffing
US7877901B2 (en) Slip on athleisure shoe
US6601323B2 (en) Shoelace cover
EP2621302B1 (en) Heel-end slip shoe
US4958447A (en) Athletic shoe with break-away high top
US20100064547A1 (en) Shoe having a form fitting closure structure
JP5087793B2 (ja) 紐締めフィッティング構造を備えた靴
US6094841A (en) Tongue for footwear
US9820526B2 (en) Footwear cover system
US7464491B2 (en) Packaged shoes
US20040163285A1 (en) Pouch for concealing and containing shoelaces
JP3132794U (ja)
US20080110004A1 (en) Shoelace holder
JP3163095U (ja)
JP3814345B2 (ja) 甲被足胛緊締紐を具えたシューズ
JP2005046520A (ja) 舌片を配した靴
JP5444558B2 (ja) 紐締めフィッティング構造を備えた靴
WO1999017628A1 (en) Improved tongue for footwear
KR20130012311A (ko) 결속끈을 숨길 수 있는 신발
JPS5843851Y2 (ja) ポケット付靴
JP3082371U (ja) 運動靴
JP2007330466A (ja)
JP4452915B2 (ja)
KR880003159Y1 (ko) 발등지지체를 가진 신발
JP2012223549A (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20070403

A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20070418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100530

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110530

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120530

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130530

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140530

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees