JP3132777U - 段ボール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた圧力抵抗性、防水性、断熱性、および防湿性の利点を有する段ボールの改良構造を提供する。
【解決手段】少なくとも1つの仕切りの表面が、平面状板紙に接着されるか、又は仕切りの2つの表面が平面状板紙にそれぞれ接着されるか、又は平面状の板紙、仕切り、平面状板紙、仕切り、および平面状板紙が互いに接着されて多層段ボールが形成される。仕切りは、波形形状の段ボール材から作られる。仕切りの強度と防湿性を高めるために、仕切りの表面が湿潤強度増強樹脂で被覆される。特徴は、生分解性層が平面状板紙の表面に均一に被覆されることである。この生分解性層は好ましくは、ポリ酸(いわゆるPLA)層である。このため、平面状板紙のかたさを効果的に高め得る。湿潤強度増強樹脂および生分解性層が、それぞれ仕切りおよび平面状板紙に被覆されるため、段ボールの厚さを効果的に低減できる。
【選択図】図1

Description

本考案は段ボール構造に関するものであり、また、より詳細には、工業製品を梱包する各種梱包材を提供するための、断熱性、防水性、防湿性、軽量性という利点を有するだけでなく、これらの梱包材を各種紙容器にする、斬新性のある技術に関するものである。
従来の段ボール構造は、2枚の平面状の板紙と、それらの間に配置される、波形形状の段ボール材から作成される仕切りとから成っている。波形形状の仕切りが平面状の板紙に接着された後、間隔をあけて並んだ複数の中空穴が自然に形成される。このため、段ボールは衝撃吸収能力、緩衝能力、およびつぶれに強いという能力を有しており、あらゆる種類の工業製品および日用品向けの梱包材に広く利用されている。また、段ボールは梱包物品の様々な重量の要件を満たす必要があるため、仕切りは、様々な基準および厚さを充足し得るような波形形状に設計されている。さらに、紙材の特性は限られているため、紙材の全高も限定される。したがって、重い商品を梱包する場合は、圧力抵抗を高めるために複数の段ボールが互いに接着される。この構造は、単一の段ボールの高さの制限を改善するための「多層構造を備える段ボール」と題する台湾特許第M299649号(特許文献1)に記載されている。
しかし、上記の段ボールで示される共通の欠点は、段ボールが防湿性を備えておらず、高い吸水率を有しているということである。段ボールをしばらく放置すると、段ボールは保管スペースの湿気を吸収して変形する。その結果、仕切りと平面状の板紙の間の接着剤が剥がれて、段ボールの構造が影響を受け、さらには段ボールの機能が失われる。また、段ボールの応用範囲は通常、梱包材またはパレットとみなされている。この応用範囲は狭すぎるように思われ、段ボールの特性を十分発揮することができない。
台湾特許第M299649号
したがって、上記の欠点を克服するために、本考案の考案者は、関連分野における長年の経験に基づいて段ボールの改良に関する広範な研究および実験を行い、ついに、元の機能を維持するだけでなく段ボールの高さ(厚さ)を効果的に低減する段ボール構造を考案した。本考案の応用範囲は、さらに食品容器にも及ぶ。
本考案の目的は、同時に梱包材および食品容器とされ得る、段ボールの改良構造を提供することである。
上記の目的を達成するために、本考案は、従来の二層、三層、または五層の段ボールを含むことができる、段ボールの改良構造を提供するものである。この段ボールでは、波形形状で仕切り表面上に湿潤強度増強樹脂を被覆させて、優れた防湿性を有し、強度を高めることが可能になる。本考案の特徴は、次のとおりである。
生分解性層が、段ボールの平面状の板紙の表面に均一に被覆される。この生分解性層はポリ酸(いわゆるPLA)層であるため、この段ボールは、断熱性、防水性、および優れた圧力抵抗性という利点を有しており、食品規制で規定された食品容器用の環境保護紙に匹敵する。したがって、この段ボールは、様々な紙製のコップ、容器、食器の製造において広く応用することができる。
本考案のその他の特徴および利点は、以下の説明、図面、および特許請求の範囲から明らかになるであろう。
図1〜図6を参照すると、概略図に段ボール構造を示している。段ボールは、波形形状の少なくとも1つまたは複数の仕切り(10)と、仕切り(10)の上面または下面に接着された、少なくとも1つまたは複数の平面状の板紙(20)とを含んでいる。この構造は、二層段ボール(図1および図2に示したような)、三層段ボール(図3および図4に示したような)、または五層段ボール(図5および図6に示したような)であり得る。湿潤強度増強樹脂(11)が上記の仕切り(10)の表面に被覆されるため、仕切り(10)は、その形状を変更しないでも、高い強度、優れた緩衝性、または高い防湿性という利点を有する。したがって、仕切りの厚さを効果的に低減できるため、使用する紙を少なくするという目標が達成される。さらに、製造コストおよび輸送コストを大幅に削減することもできる。本考案の構造の特徴は、次のとおりである。
生分解性層(21)が、段ボールの平面状の板紙(20)の表面に均一に被覆される。この生分解性層(21)は、抽出、発酵、および重合によってトウモロコシから作られた明確な環境保護材料であるポリ酸(いわゆるPLA)層である。さらに、このPLA層は、米国食品医薬品局や台湾、日本、および欧州連合の厚生省など、先進国の堆肥認証に適合しており、耐摩耗性および優れた防湿性という特徴を有している。
また、生分解性層(21)では、PLAが利用されるだけでなく、熱可塑性材料を形成するその他の生分解性材料、バイオポリマー、またはプラスチック生地も採用される。この熱可塑性材料はISO14855(国際標準化機構)の堆肥規格に適合することができ、環境に影響を及ぼさないと思われる。
例えば、この材料はポリエチレンテレフタレート(PET)に似ており、あるいは様々な材料が、DuPont社のBiomax 4024 PET、Far Eastern Textile社のFepol粒子、または低密度ポリエチレンなどのPETに似ている。
生分解性層(21)を段ボールの平面状の板紙(20)の表面に被覆した場合、段ボールの応用範囲を、より優れた断熱性を有する様々な食品容器にまで拡張することができる。
さらに、段ボールの仕切り(10)および平面状の板紙(20)は、それぞれ湿潤強度増強樹脂(11)および生分解性層(21)による処理を受けるものの、段ボールは製紙または堆肥にリサイクル可能である。すなわち、この段ボールは二酸化炭素および水に分解することができるため、環境汚染が効率的に避けられる。
本考案により開示される構造は、産業上の利用性、新規性、および非自明性を有していて、有用性の特許性を満たすものである。好ましい考案による実施形態の特徴および利点を開示したが、好ましい考案は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の特許請求の範囲および精神から逸脱しない修正および変更をすべて包含するものである。
本考案の好ましい実施形態による二層を備える段ボール構造を示す斜視図である。 図1による正面図である。 本考案の好ましい実施形態による三層を備える段ボール構造を示す斜視図である。 図3による正面図である。 本考案の好ましい実施形態による五層を備える段ボール構造を示す斜視図である。 図5による正面図である。
符号の説明
10 仕切り
11 湿潤強度増強樹脂
20 平面状の板紙
21 生分解性層

Claims (4)

  1. 波形形状で湿潤強度増強樹脂(11)が被覆された少なくとも1つまたは複数の仕切り(10)と、該仕切り(10)の上面または下面に接着された少なくとも1つまたは複数の平面状の板紙(20)を備える段ボールの改良構造であって、
    生分解性層(21)が前記平面状の板紙(20)の表面に均一に被覆されるものであり、ここで、前記段ボールは、断熱性、防水性、優れた圧力抵抗性、緩衝性、および耐衝突性を具有して、様々な食品容器に応用し得るようなものであることを特徴とする、段ボールの改良構造。
  2. 前記生分解性層(21)は、ポリ酸(PLA)層である、請求項1に記載の段ボールの改良構造。
  3. 前記生分解性層(21)は、バイオポリマー層である、請求項1に記載の段ボールの改良構造。
  4. 前記生分解性層(21)は、プラスチック生地層である、請求項1に記載の段ボールの改良構造。
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