JP3132562U - 宝飾材料、及びこれを用いた宝飾品 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量で加工が容易な、美観的にも優れた宝飾材料、及びこれを用いた宝飾品を提供する。
【解決手段】土台である第一部材11と、第二部材12とが、接着、積層されており、積層側の面において、前記第一部材面11と前記第二部材面12とは、研磨工程を経て、共通する単一曲面を形成するようになされており、前記第一部材11及び第二部材12のモース硬度が、(第一部材のモース硬度)<(第二部材のモース硬度)であることを特徴とする宝飾材料10を提供する。
【選択図】図1

Description

本考案は、異なる素材を組み合わせて構成された宝飾材料、及びこれを用いた宝飾品に関するものである。
従来から、異なる複数の素材を組み合わせることによって美観性を高めた宝飾品が知られている。
例えば、色や模様や質感の相性が良い素材を組み合わせ、所定の形状に加工し、目的に応じた金具等を取り付けることにより、所望の宝飾品としたものが知られている。
特に、琥珀とトルコ石は、表面の模様が近似していることから、外観上の相性が良く、宝飾品としての利用価値が高い。
ところで、宝飾品は直接身に付けて利用するものであるから、重量負担を考慮した構成としなければならない。
また、宝飾具とするためには、所定の金具等をつけなければならないため、素材に穴を開けたり、研磨したりする等の加工がし易い構成とすることが必要である。
また更に、天然の素材は外観が一様ではないので、見かけ上の品質を一定の水準とし、素材の有効活用を図ることも重要である。
そこで本考案においては、宝飾品として実用上充分に軽量で、かつ加工がし易く、更には、美観も極めて優れた宝飾材料、及びこれを用いた宝飾品を提供することとした。
請求項1の考案においては、土台である第一部材と、第二部材とが、接着、積層されており、積層側の面において、前記第一部材面と前記第二部材面とは、共通する単一曲面を形成しており、前記第一部材及び前記第二部材のモース硬度が、(第一部材のモース硬度)<(第二部材のモース硬度)の関係を有していることを特徴とする宝飾材料を提供する。
請求項2の考案においては、前記第一部材が琥珀であり、前記第二部材が、トルコ石、珪孔雀石、藍銅鉱、碧玉のいずれかであることを特徴とする請求項1の宝飾材料を提供する。
請求項3の考案においては、請求項1又は2に記載の宝飾材料を用いたことを特徴とする宝飾品を提供する。
本考案によれば、特に土台となる部材に、軽量で比較的モース硬度の小さい素材を利用することにより、全体として比較的軽量なものとすることができ、また、穴を開けたり、研磨したりする等の加工も容易となり、低コストで優れた美観を有する宝飾材料、及び宝飾品を提供することができた。
また、本考案によれば、異なる素材を組み合わせて利用したことにより、見かけ上の品質を一定の水準とすることができ、天然素材の有効活用を図ることができた。
また更に、本発明によれば、素材を単独で使用した場合よりも、美観が向上した宝飾材料、及び宝飾品が得られた。
以下、本考案の宝飾材料について図を参照して具体的に説明するが、本考案は、下記の例に限定されるものではない。
図1に示すように、本考案の宝飾材料10は、第一部材11と第二部材12とが、それぞれの一主面で接着し、積層した構成を有している。なお、図1(a)は概略平面図、図1(b)は概略断面図を示す。
前記第一部材11と前記第二部材12とは、積層側の面において見かけ上、一体となっており、部材間の境界部分においても連続的な面を形成しており、通常の人の触感程度では境界部分が判別できない程度の共通の面を構成している。断面形状においては図1(b)に示すように、第一部部材11と第二部材12とは途切れの無い同一曲線を形成する。
第一部材11は、図1に示す宝飾材料10の土台部分を構成し、加工のし易さや最終的に目的とする宝飾品の、所定の金具等の付け易さを考慮して、モース硬度2.0〜2.5程度の比較的硬度が低い素材を適用する。また、直接身に付けて利用することを考慮して軽量な素材であることが好ましい。具体的な例として、琥珀(アンバー)は、比重1.05〜1.10と軽量であり好適である。
第二部材12は、最終的に目的とする宝飾品のデザインに応じた色や模様を有する素材を選定することができるが、後述する研磨工程を考慮して、モース硬度が2.0〜7.0程度の素材が好適である。具体的には、トルコ石(ターコワーズ、モース硬度3.0〜6.0)、藍銅鉱(アズライト、モース硬度2.0〜4.0)、珪孔雀石(クリソコーラ、モース硬度2.0〜4.0)、碧玉(ジャスパー、モース硬度6.5〜7.0)が好適な例として挙げられる。
次に、上述した宝飾材料10の製造方法の一例について、図を参照して説明する。
先ず、図2(a)に示すように、最終的に目的とする宝飾品のデザインに応じた素材である第一部材11と第二部材12とを用意する。これらの一主面を予め研磨して平滑面としておく。
次に、図2(b)に示すように、例えばABボンド系の接着剤13を用いて第一部材11と第二部材12とを接着し、積層した状態とする(図2(c))。
次に、積層面側から全面的に研磨処理を施す。研磨材は、第一部材11と第二部材12の材料の硬度に応じて従来公知のものを適宜選定して使用することができる。例えば、宝飾用砥石、ダイヤモンド・ディスク、サンドペーパー、布バフ、鹿皮バフ及び宝飾用研磨剤を使用する。
上記研磨処理により、第一部材11と第二部材12とが、見かけ上一体となるように部材間の境界部分が通常の人の触感程度では判別できない程度の共通面を形成するようにする(図2(d))。
上述のようにして作製した宝飾材料10に、最終的に目的とする宝飾品の形態に応じて、所定の穴を開けたり、研磨加工を施して形状を整えたり、チェーン、石台、金具、革紐、止め具等を取り付けたりすることにより、所望の宝飾品が得られる。具体例としては、ネックレス、イヤリング、ピアス、指輪、帯留、ブローチ、ペンダント、組紐ペンダント等が挙げられる。
特に、土台部分の第一部材11に琥珀を用いると、穴を開けたり、削って整形したりする等の加工が容易であり、しかも全体として軽量となるため、アクセサリーとしての利用価値が高いものとなる。
また、上述した本考案によれば、土台である第一部材11に、部分的に見かけ上の品質が劣る箇所があったとしても、積層する第二部材12を積層させて、その後、見かけ上一体となるように研磨処理を施すことにより、美観の著しい向上効果を奏することができ、双方の材料の有効利用が図られる。
(a)宝飾材料の概略平面図を示す。(b)宝飾材料の概略断面図を示す。 (a)〜(d) 本考案の宝飾材料の作製工程図を示す。
符号の説明
10 宝飾材料
11 第一部材
12 第二部材
13 接着剤

Claims (3)

  1. 土台である第一部材と、第二部材とが、接着、積層されており、積層側の面において、前記第一部材面と前記第二部材面とは、共通する単一曲面を形成しており、
    前記第一部材及び前記第二部材のモース硬度が、(第一部材のモース硬度)<(第二部材のモース硬度)であることを特徴とする宝飾材料。
  2. 前記第一部材が琥珀であり、前記第二部材が、トルコ石、珪孔雀石、藍銅鉱、碧玉のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の宝飾材料。
  3. 請求項1又は2に記載の宝飾材料を用いたことを特徴とする宝飾品。
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