JP3132040U - アンカーボルト - Google Patents

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孝広 秋山
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株式会社アキテック
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Abstract

【課題】引っ張り力のみならず、回転力にも抵抗する構造となり、しかも、コンクリートに差し込む際の抵抗も軽減することができるアンカーボルトを提供する。
【解決手段】軸部1の一端部に埋設部2を設け、軸部1の他端部にボルト部3を設ける。埋設部2の底部形状を、底面から見て正六角形状を成す逆截頭角錐形状に形成する。埋設部2の逆截頭角錐形状の上面に薄い円盤状のフランジ部2Aを形成する。該フランジ部2Aの直径を、正六角形状の直径の最大値と同じ直径に形成する。軸部1の前記ボルト3がわ側面に、複数本の埋め込み目印1Aを設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は建築用金物として使用されるアンカーボルトに係り、引っ張り力及び回転力のいずれにも抵抗する構造となり、設置作業も容易に行えるアンカーボルトに関するものである。
建築工法において、例えば土台をコンクリート基礎上に固定する際に、アンカーボルトが使用されている。このアンカーボルトは、コンクリート基礎内に予め埋設されており、この基礎から上方に突出したボルト部分に土台を装着するように設けられたものである。
従来、コンクリート基礎内からの引っ張り抵抗力を高めようとしたアンカーボルトが、特許文献1に記載されている。このアンカーボルトは、下端部が略Jの字形状に屈曲された従来のアンカーボルトを改良したもので、コンクリート埋設部の下端部に、アンカーボルトの軸部の外周面より外側に突出した膨大部を設け、この膨大部が引っ張り力に対してバランスのよい抵抗となるとしている。
特開2004−11118号公報
特許文献1に記載のアンカーボルトは、膨大部の形状を、軸部の外周面より外側に突出した円盤状に形成しているものである。そのため、引っ張り力に対する抵抗は生じても、アンカーボルトの回転力に抵抗できる構造ではなかった。すなわち、アンカーボルトは、コンクリート基礎の上方に突出したボルト部にナットをネジ止めして他の構造物を固定するものであるから、このアンカーボルトには、引っ張り力と共に、回転力にも抵抗する構造が望ましいものである。特許文献1が改良する前の、下端部が略Jの字形状に屈曲された従来のアンカーボルトは、この回転力にも抵抗する構造になっていたが、特許文献1では、この回転力に抵抗する力が乏しい構造になっている。
さらに、この種のアンカーボルトをコンクリート構造物P内に埋設する場合、コンクリート基礎枠内に予めアンカーボルトを設置し、その後、コンクリートを打設するといった方法の外、先にコンクリートを打設し、このコンクリートが硬化する前にアンカーボルトを上から所定の深さまで差し込む方法もある。このような場合、特許文献1の如く、底面が平らな円盤状の膨大部では、差し込む際の抵抗が大きくなり、アンカーボルトを正確な位置に設置する作業に多くの手間を要するものである。
そこで、本考案は上述の課題を解消すべく案出されたもので、引っ張り力のみならず、回転力にも抵抗する構造となり、しかも、コンクリートに差し込む際の抵抗も軽減することができるアンカーボルトの提供を目的とするものである。
上述の目的を達成すべく本考案の第1の手段は、軸部1の一端部に設けた埋設部2と、軸部1の他端部に設けたボルト部3とを有し、コンクリート構造物P内に埋設部2を固定し、ボルト部3に他の構造物Qをネジ止めするアンカーボルトにおいて、埋設部2の底部形状を逆截頭角錐形状に形成したことにある。
第2の手段の前記埋設部2は、底面から見て正六角形状を成す逆截頭角錐形状に設けている。
第3の手段は、前記埋設部2の逆截頭角錐形状の上面に薄い円盤状のフランジ部2Aを形成し、該フランジ部2Aの直径を、正六角形の角部の直径と同じ直径に形成したものである。
第4の手段は、前記軸部1の前記ボルト3がわ側面に、複数本の埋め込み目印1Aを設けたことを課題解消のための手段とする。
本考案によると、請求項1の如く、埋設部2の底部形状を逆截頭角錐形状に形成したことにより、埋設部2の角部が回転力に対して抵抗力を有するものになった。しかも、埋設部2の底部形状が逆截頭角錐形状を成しているので、コンクリート効果前に埋設部2を差し込む作業においても、抵抗が少なくなり、正確な位置への設置が容易である。
また、請求項2により、底面から見て正六角形状を成す逆截頭角錐形状の埋設部2により、回転力に抵抗する力を有しながら、差し込む際の抵抗を軽減することができるものである。
請求項3によると、埋設部2の正六角形の角部の直径と同じ直径に形成したフランジ部2Aにより、埋設部2をコンクリートに差し込む際の抵抗を最小限にしながら、埋設部2に加わる抜き取り力に対して最大の抵抗力が得られるものになる。
請求項4では、軸部1の複数本の埋め込み目印1Aにより、埋設部2を所定の深さまで差し込む際の目印にすることが可能になり、埋設部2の形状と相俟って設置作業性を合理化することができる。
本考案の最良の形態は、埋設部2の底部形状を、底面から見て正六角形状を成す逆截頭角錐形状に形成し、埋設部2の逆截頭角錐形状の上面に薄い円盤状のフランジ部2Aを形成する。該フランジ部2Aの直径を、埋設部2の正六角形の角部の直径と同じ直径に形成し、軸部1の前記ボルト3がわ側面に、複数本の埋め込み目印1Aを設けることで、当初の目的を達成するものである。
以下、本考案を図示例に基づいて説明する。本考案は、軸部1の一端部に設けた埋設部2と、軸部1の他端部に設けたボルト部3とを有するアンカーボルトである(図2参照)。このアンカーボルトは、コンクリート構造物P内に埋設部2を固定し、ボルト部3に他の構造物Qをネジ止めするものである(図1参照)。
本考案アンカーボルトにおいて、埋設部2の底部形状を逆截頭角錐形状に形成している。逆截頭角錐形状とは、下方に向けて窄まった角錐形状で、最下端部が平らな形状を示すものである。そして、この埋設部2は、底面から見て正六角形状を成す逆截頭角錐形状に形成している(図3参照)。
さらに、埋設部2の逆截頭角錐形状の上面に薄い円盤状のフランジ部2Aを形成している。図示例のフランジ部2Aは、埋設部2と一体形成しているが、埋設部2と別体に形成した座金(図示せず)をフランジ部2Aに利用することも可能である。このフランジ部2Aの直径を、正六角形状の角部の直径と同じ直径に形成する。このように形成すると、フランジ部2Aは、埋設部2の正六角形状の角部に沿って円周を描く円盤となり、埋設部2が引っ張り力に抵抗する力と、埋設部2を差し込むときの抵抗を軽減する際のバランスが取れるものである(図3参照)。
また、軸部1の前記ボルト3がわ側面に、複数本の埋め込み目印1Aを設けている。この埋め込み目印1Aは、本考案アンカーボルトの埋設部2をコンクリート打設後にコンクリート構造物P内に差し込む際の目印にするほか、コンクリート打設前に本考案アンカーボルトを設置する際の目印にすることも可能になる。また、図中符号4は、認定番号や製品番号等を表示する表示部4であり、埋め込み目印1Aよりもボルト部3近くに表示部4を設けることで、コンクリート構造物P内に埋設されているアンカーボルトの品質やサイズ等を目視で確認することが可能になる。
本考案の使用例を図1に示す。図示例では、布基礎上に土台を接合する際に使用する状態を示している。すなわち、コンクリート構造物Pである布基礎内に、主筋S等と共に埋設部2を埋設し、この布基礎から上方に突出したボルト部3を、土台となる構造物Qに貫通させ、座金5とナット6にて連結したものである。この場合、ボルト部3の最下端部を、コンクリート構造物Pの下方に予め敷設したべた基礎Rに当接させておき、軸部1の埋め込み目印1Aまでコンクリートを打設することで布基礎を構築している。この際、埋設部2を逆截頭角錐形状に形成しているので、最下端部の平らな面を、べた基礎R上に安定した状態に設置することができる。このように、本考案アンカーボルトをスケールとして利用することも可能である。
尚、本考案において、軸部1の長さや直径、埋設部2の直径、あるいは使用態様などは図示例に限定されるものではなく、本考案の要旨を変更しない範囲で任意に変更することができるものである。
本考案の使用例を示す正面図である。 本考案の一実施例を示す正面図である。 本考案の埋設部を示す底面図である。
符号の説明
P コンクリート構造物
Q 構造物
R べた基礎
S 主筋
1 軸部
1A 埋め込み目印
2 埋設部
2A フランジ部
3 ボルト部
4 表示部
5 座金
6 ナット

Claims (4)

  1. 軸部の一端部に設けた埋設部と、軸部の他端部に設けたボルト部とを有し、コンクリート構造物内に埋設部を固定し、ボルト部に他の構造物をネジ止めするアンカーボルトにおいて、埋設部の底部形状を逆截頭角錐形状に形成したことを特徴とするアンカーボルト。
  2. 前記埋設部は、底面から見て正六角形状を成す逆截頭角錐形状に形成された請求項1記載のアンカーボルト。
  3. 前記埋設部の逆截頭角錐形状の上面に薄い円盤状のフランジ部を形成し、該フランジ部の直径を、正六角形の角部の直径と同じ直径に形成した請求項1又は2記載のアンカーボルト。
  4. 前記軸部の前記ボルトがわ側面に、複数本の埋め込み目印を設けた請求項1乃至3いずれか記載のアンカーボルト
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014034836A (ja) * 2012-08-10 2014-02-24 Misawa Homes Co Ltd アンカーボルト

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