JP3132026U - 光コンセント - Google Patents
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Abstract
【課題】オフィス内あるいは一般家庭内の壁面に取付けて光学的な信号の授受を行う光アダプタのハウジングを回動可能に軸支して取扱い操作性を飛躍的に改善した光コンセントを提供する。
【解決手段】壁面に取付ける取付枠体1の裏側に所定の間隔を存して左右一対の支持板4を突成する。この支持板4の上部に光アダプタハウジング5を枢着して光アダプタハウジング5を取付枠体1内において回動可能に軸支する。支持板4に前面に向けて左右一対の支持腕8を突成し、当該支持腕8の内面に形成した係合突条9を光アダプタハウジング5に係合させて通常の使用状態を保持できるようにすると共に、前記支持腕8を左右に拡開して光アダプタハウジング5のロック状態を解除し、光アダプタハウジング5に形成してある凹溝部10に係合突条を係合させることによって光アダプタハウジング5を所定の角度で保持できるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】壁面に取付ける取付枠体1の裏側に所定の間隔を存して左右一対の支持板4を突成する。この支持板4の上部に光アダプタハウジング5を枢着して光アダプタハウジング5を取付枠体1内において回動可能に軸支する。支持板4に前面に向けて左右一対の支持腕8を突成し、当該支持腕8の内面に形成した係合突条9を光アダプタハウジング5に係合させて通常の使用状態を保持できるようにすると共に、前記支持腕8を左右に拡開して光アダプタハウジング5のロック状態を解除し、光アダプタハウジング5に形成してある凹溝部10に係合突条を係合させることによって光アダプタハウジング5を所定の角度で保持できるようにした。
【選択図】図1
Description
本考案はオフィス内あるいは一般家庭内に設置される各種通信機器類を接続するための光コンセントに係り、特に壁面に取付けて光学的な信号の授受を行う光アダプタのハウジングを回動可能に軸支して取扱い操作性を飛躍的に改善した光コンセントに関する。
情報通信の高速化、情報量の増大に加え、最近では双方向通信と大容量通信の光ネットワークの構築が進展し、通信事業者と各端末を直接光ケーブルで結ぶ高速通信サービスも行われるようになってきている。このため、従来の金属線を用いた電話回線に加えて光ケーブルを用いた通信回線の使用が増えてきている。
従来、電源線、電話線、TV信号線等は壁面に取付けられたコンセントないしアウトレットを利用して各種機器類を接続するようにしている。光ケーブルが新たな情報通信手段として取り入れられた場合においても、このようなコンセントないしアウトレットを用いて各種情報機器類との接続が簡単に行えるようにすることが望ましい。
そのため、次に示す特許文献にも示されているように、一般住居等の壁面に取付けて各種端末機器類を接続できるようにした光コンセントが提案されている。
特開平9−127369公報
前記特許文献1に示された光コンセントは、建造物に固定される函と、この函の壁面を貫通して導入される第一の光ファイバケーブルに接続される第二の光ファイバケーブルと、この二つの光ファイバケーブルの各端部を相互に接続する第一の接続手段と、前記函の正面にネジ止めされる取付け枠と、この取付け枠を覆う表面板と、前記取付け枠に固着された第二の接続手段とを備え、この第二の接続手段に前記第二の光ファイバケーブルの他端部が接続され、この第二の接続手段は端末機器に導入される第三の光ファイバケーブルが着脱自在に接続される構造となっている。
このように、特許文献1に示されたコンセントにおいては、端末機器に接続される第三の光ファイバケーブルが着脱自在に接続される第二の接続手段は取付け枠に固着された状態となっていて、取付け枠を函の上下部分においてネジ止めする際に光アダプタ等からなる第二の接続手段が障害となって作業に支障を来すという問題点がある。
また、第二の接続手段が取付け枠に固定された状態となっているため建屋の構造体内に配設してある光ファイバケーブルの端末を当該第二の接続手段に接続するに当たっても狭隘なスペース内での作業であるため非常な困難を伴うことが多い。
そこで本考案は、前記した従来の光コンセントの構造上の問題点を解消し、建屋の構造体内に配設してある光ケーブルの端末と、各種情報機器類に接続してある光ケーブルの端末を接続する光アダプタのハウジングを取付枠体内において回動自在に保持し、取付作業時等には当該光アダプタハウジングを回動させて所定の開度で仮止めできるようにして作業性を大幅に改善した光コンセントを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、請求項1に係る考案は、壁面に取付ける取付枠体の裏側に所定の間隔を存して左右一対の支持板を突成し、この支持板の上部に光アダプタハウジングの上部を枢着して光アダプタハウジングを取付枠体内において回動可能に軸支すると共に、前記光アダプタハウジングの枢着位置より下方部の支持板に前面に向けて左右一対の支持腕を突成し、且つ当該支持腕の内面に形成した係合突条を前記光アダプタハウジングに係合させて通常の使用状態を保持できるようにすると共に、前記支持腕を左右に拡開して前記光アダプタハウジングのロック状態を解除し、光アダプタハウジングの左右側板に形成してある凹溝部に前記係合突条を係合させることによって光アダプタハウジングを所定の角度で保持できるように構成したことを特徴とする光コンセントである。
また、請求項2に係る考案は、取付枠体に光アダプタハウジングと併せて電話用モジュラージャックブロックをセットできるようになした請求項1記載の光コンセントである。
本考案は上記のように、壁面に取付ける取付枠体に、光アダプタをセットするためのアダプタハウジングを回動可能に取付けたものであり、しかも光アダプタハウジングを所定の角度で保持できるように構成したものであるから、SC形光プラグの脱着や、取付枠体及びスイッチプレート枠等のネジ止め作業を何ら支障なく円滑に行なうことができる。
以下、図面に基づき本考案に係る光コンセントの実施形態を詳細に説明する。
図1は本考案光コンセントの一実施形態を示す分解状態斜視図、図2は取付枠体の裏側の状態を示す斜視図、図3は光アダプタハウジングの左右側板に形成した凹溝部に係合する係合突条の詳細を示す説明図、図4は光アダプタハウジングを係合突条によって仮止めした状態の斜視図、図5は係合突条によって光アダプタハウジングをロック状態にしたときの斜視図、図6は施工手順を示す説明図である。
図中1は射出成形等によって作製された合成樹脂製の取付枠体であり、当該取付枠体1には、図示しない壁内に配設してある光配線箱等の開口部周縁所定箇所に取付枠体1をネジ付けたり、あるいは取付枠体1の周縁部に付設するスイッチプレート枠2等をネジ付けるための複数個の通孔3が設けられている。
4は前記取付枠体1の裏側に所定の間隔を存して突成した左右一対の支持板であり、当該支持板4,4の上部には光アダプタハウジング5の上部に突設した軸6,6を回動可能に枢着するための通孔7,7を穿設してある。この通孔7,7内に光アダプタハウジング5に突設した軸6,6を挿通させることにより、光アダプタハウジング5は取付枠体1内において回動可能な状態になる。
8は前記光アダプタハウジング5の枢着位置より下方部の支持板4,4に前面に向けて突成した左右一対の支持腕であり、この支持腕8,8は前記回動可能な光アダプタハウジング5を所定の角度で仮止めしたり、あるいは通常の使用状態を保持する作用をなす。
すなわち、支持腕8,8の対向する内面側には所要高さの突条9,9を斜行状に突成してあり、この斜行状をなす突条9,9が係合し得る凹溝部10,10を光アダプタハウジング5の左右側板に形成してあり、支持腕8,8に突成してある突条9,9を光アダプタハウジング5の凹溝部10,10内に係合させることによって、凹溝部の形成範囲内において光アダプタハウジング5を係止することができるのである。
また、壁面への取付けが完了して外側に化粧カバー11を取付ける際には、前記支持腕8,8の内面側に位置する光アダプタハウジング5を下方に向けて押圧すると、支持腕8,8に突成してある斜行状の突条9,9が光アダプタハウジング5の上面側両隅角部を抑え付けることとなるので光アダプタハウジング5はロックされた状態となる。
光アダプタハウジング5には、標準方式に適合するSC形光コネクタプラグに対応した光アダプタ12を挿着できるようになっており、当該光アダプタ12の脱着がスムーズに行なえるよう側面には切欠13が設けられている。
化粧カバー11にはロック状態となった光アダプタ12を挿着したアダプタハウジング5の先端部を覆う接続口部14が設けられており、当該接続口部14の先端開口部には塵埃の侵入を防ぐための開閉自在なシャッター蓋15が設けられている。
その他、図中の16は取付枠体1の上部に設けられた開口であり、当該開口16には電話用モジュラージャックブロック17が嵌着されるようになっている。
次に、図6に基づき本考案光コンセントの施工手順を説明する。
先ず、図6(a)に示すように、取付枠体1内において回動自在となっている光アダプタハウジング5を回動させて支持腕8,8に突成してある突条9,9を光アダプタハウジング5の凹溝部10,10内に係合させ、垂直状をなす取付枠体1に対して大きな開度が得られる位置にて光アダプタハウジング5を仮止めする。この状態でSC形光コネクタプラグ20を光アダプタハウジング5内に挿入して内部の光アダプタ12に接続する。
次に、この仮止め状態において、図示しない既設の光配線箱等の開口部周縁所定箇所に、適宜工具18を用いて図6(b)に示すように、取付枠体1をネジ付ける。光アダプタハウジング5は取付枠体1に対して大きな開度が得られる位置にて仮止めしてあるので、ネジ付け作業に支障を来すことなく円滑に作業を行なえる。
取付枠体1の取付け終了後、図6(c)に示すように、取付枠体1の周縁部を覆うようにスイッチプレート枠2をネジ止める。この作業も光アダプタハウジング5を上に持ち上げた状態で仮止めしてあるのでスムーズに行なうことができる。
次に、支持板4,4に突設してある支持腕8,8の内面側に突設してある突条9,9を光アダプタハウジング5の凹溝部10,10から外して、当該突条9,9を、図6(d)に示すように、光アダプタハウジング5の上面側両隅角部に当接させて光アダプタハウジング5をロック状態にする。
光アダプタハウジング5のロック状態を維持したまま、図6(e)に示すように美麗な表面を有する化粧カバー11を前記スイッチプレート枠2の周縁部に嵌着する。化粧カバー11の下端部に形成されている接続口部14のところには、通信機器類に接続されている光ケーブルの端末の図示しないコネクタ類を挿着する光アダプタ12の接続口が臨むようになっているが、不使用時にはシャッターによって覆われるため、塵埃等の侵入を防ぐことができる。次いで、化粧カバー11の外周縁に、図6(f)に示すようにスイッチプレート19を嵌着することにより取付け作業を終了する。
このように、本考案光コンセントによれば、壁面への取付けを簡単に行なうことができると共に、配線替えのときも前記手順と逆にスイッチプレート19と化粧カバー11を外し、支持腕8,8を指で拡開して光アダプタハウジング5のロック状態を解除し、突条9,9を光アダプタハウジング5の凹溝部10,10内に係合させれば仮止めすることができ作業を円滑に実施することができる。また、電話用モジュラージャックブロック17を取付枠体1に取付けた場合には、光コンセントとして使用できる他、電話用のアウトレットとしても利用することができ使用勝手の甚だ良好な光コンセントとなる。
1:取付枠体
2:スイッチプレート枠
3:通孔
4:支持板
5:光アダプタハウジング
6:軸
7:通孔
8:支持腕
9:突条
10:凹溝部
11:化粧カバー
12:光アダプタ
13:切欠
14:接続口部
15:シャッター
16:開口
17:電話用モジュラージャックブロック
18:工具
19:スイッチプレート
20:光コネクタプラグ
2:スイッチプレート枠
3:通孔
4:支持板
5:光アダプタハウジング
6:軸
7:通孔
8:支持腕
9:突条
10:凹溝部
11:化粧カバー
12:光アダプタ
13:切欠
14:接続口部
15:シャッター
16:開口
17:電話用モジュラージャックブロック
18:工具
19:スイッチプレート
20:光コネクタプラグ
Claims (2)
- 壁面に取付ける取付枠体の裏側に所定の間隔を存して左右一対の支持板を突成し、この支持板の上部に光アダプタハウジングの上部を枢着して光アダプタハウジングを取付枠体内において回動可能に軸支すると共に、前記光アダプタハウジングの枢着位置より下方部の支持板に前面に向けて左右一対の支持腕を突成し、且つ当該支持腕の内面に形成した係合突条を前記光アダプタハウジングに係合させて通常の使用状態を保持できるようにすると共に、前記支持腕を左右に拡開して前記光アダプタハウジングのロック状態を解除し、光アダプタハウジングの左右側板に形成してある凹溝部に前記係合突条を係合させることによって光アダプタハウジングを所定の角度で保持できるように構成したことを特徴とする光コンセント。
- 取付枠体に光アダプタハウジングと併せて電話用モジュラージャックブロックをセットできるようになした請求項1記載の光コンセント。
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Publications (1)
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JP3132026U true JP3132026U (ja) | 2007-05-31 |
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Family Applications (1)
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