JP4851990B2 - 光アウトレット構造 - Google Patents

光アウトレット構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4851990B2
JP4851990B2 JP2007126334A JP2007126334A JP4851990B2 JP 4851990 B2 JP4851990 B2 JP 4851990B2 JP 2007126334 A JP2007126334 A JP 2007126334A JP 2007126334 A JP2007126334 A JP 2007126334A JP 4851990 B2 JP4851990 B2 JP 4851990B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outlet
optical
main body
opening
adapter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007126334A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008281807A (ja
Inventor
卓爾 石井
靖男 鈴木
光穂 田中
貴司 佐藤
幹夫 北條
靖弘 渡辺
順生 井口
Original Assignee
三和電気工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三和電気工業株式会社 filed Critical 三和電気工業株式会社
Priority to JP2007126334A priority Critical patent/JP4851990B2/ja
Publication of JP2008281807A publication Critical patent/JP2008281807A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4851990B2 publication Critical patent/JP4851990B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本発明は、室内の各種電気機器を接続して電気的および光学的な信号の授受を行うために、壁面に取付けられた光アウトレット構造に関する。
従来による電源線、電話線、TV信号線等のアウトレットとしては、これを光学的な信号授受を可能とする複合型にするために、例えば特許文献1に開示されているようなアウトレット構造が存在する。すなわち、この既存のコンセントプレートを、通常の電気的な接続用のアウトレットのコンセントプレートに置き換えて取付けるもので、合成樹脂等で成形された光ファイバ収納プレートとカバープレートからなり、光ファイバ収納プレートはカバープレートに嵌め込み等により取付けられるようになっている。そして、コンセントプレートのプレート面には、電気的接続のための接続口、例えば、電話用モジュラージャックをコンセント穴から露出するように取付けて接続口が形成され、プレート前面方向から電話用プラグが接続される。
このとき、コンセント穴を複数個設け、電話用モジュラージャックを配設する以外に電源用コンセント、TV用アンテナ端子等を配設するように、これらを組み合わせる形態とされ、コンセントプレートの下方側には、光学的接続の接続口、例えば、単心用又は多心用の光コネクタ接続アダプタの接続口が下方に向くように取付けられ、光コネクタプラグはプレート面と平行な下方から接続口に挿入して接続するものとされている。
特開2004−157263号公報
しかしながら、従来においては、壁面に取付けられた既設のアウトレットボックスのプレート枠とフェイスプレートを、光ファイバーが収納されるコンセントプレートと置き換えるなど、これの構成部品の一部あるいは全部を取り外して新たな構成部品と置き換えるものであるから、既設のアウトレットから上記した複合型のアウトレットに変更する場合、作業に手間が掛かり、しかも部品点数が増えることから、コストも掛かってしまう問題がある。
また、この複合型のアウトレットのコンセントプレートは、合成樹脂等で成形された光ファイバ収納プレートとカバープレートからなり、光ファイバ収納プレートはカバープレートに嵌め込み等により取付けられるようになっているため、アウトレット構造がとりわけ複雑となり、作業に時間と手間が掛かる問題がある。
さらに、壁面内にあるアウトレットボックスからの光屋内線の取り出しに際し、この光屋内線の取り出し方向は加入者側のコネクタの方向によって決定されるのであるが、従来の複合型のアウトレットのコンセントプレートは光接続用アダプタの位置を変更できないことから、光屋内線の取り出し方向に対するアウトレットの組み付け自由度および組み付け性能が低下するものとなるという問題がある。
そこで、本発明は、叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、コンセントプレートと一体化された複合型のアウトレットの配設作業が簡単となり、しかも部品点数が増えずに低コストとなると共に、複合型のアウトレット構造が、スイッチボックスや取付枠を備えた既設のアウトレット部品を一部利用することで容易に組み付け形成することができ、さらに光屋内線の取り出し方向に対する光アダプタの位置を変更可能にすることで、アウトレットの組み付け自由度および組み付け性能、さらには光コネクタ挿入性能も向上するものとなる光アウトレット構造を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明にあっては、コンセントプレートと一体化してなるアウトレット本体を備え、該アウトレット本体は、内側に光コネクタ接続用の光アダプタを備え且つ光ケーブルを巻装収容可能とし、前面側に電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための接続部が設けられてなる光アウトレット構造であって、前記光アダプタに対する光コネクタ接続用の開口部をアウトレット本体の片側一端における上下対称箇所に設けることで、アウトレット本体を180度回転させることによって前記上下開口部をアウトレット本体の右端または左端のいずれかの位置に配置させることができるものとなっており、前記光アダプタは、前記開口部を介してアウトレット本体の内側に押し込むだけで脱着可能となって収容されてなることを特徴とする。
光コネクタ接続用の使用されていない開口部は、脱着可能とした光アダプタと同構造の係止構造をもつキャップの装着により閉塞可能としてある。
光コネクタ接続用の開口部内側には、当該開口部に挿入された光アダプタを係止固定させる係止片を備え、前記キャップに設けられたクサビを、この係止片にあてがって係止固定を解除することで光アダプタの取り外しが可能となるようにしてある。
光アダプタには、遮光と防塵のためのシャッター機構を備えている。
光ケーブルが巻装収容されるアウトレット本体の裏面には、当該光ケーブルの予め設定された巻き付け経路に沿って浮き文字が複数箇所に刻設されている。
アウトレット本体の裏面外縁部には、自体の高さを変更するためのスペーサを保持固定機構を介して付設可能としてある。
アウトレット本体を壁面に配設された取付枠に固定するための脱落防止構造によるネジユニットを備え、該ネジユニットは、アウトレット本体にスナップフィット止めされるネジ固定リングと、該ネジ固定リングに嵌挿されたネジ部とからなる。
電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための接続部は、アウトレット本体に部分的に繋がれた連結部分を切断することで個別に切り抜き開放可能となっているとともに、切断後の切り残し部分が外部から見えない位置に設けられたノックアウトプレート方式による複数の目隠しパネルが配されてなる。
本発明によれば、コンセントプレートと一体化された複合型のアウトレットの配設作業が簡単となり、しかも部品点数が増えずに低コストとなると共に、複合型のアウトレット構造が、スイッチボックスや取付枠を備えた既設のアウトレット部品を一部利用することで容易に組み付け形成することができ、さらに光屋内線の取り出し方向に対する光アダプタの位置を変更可能にすることで、アウトレットの組み付け自由度および組み付け性能、さらには光コネクタ挿入性能も向上するものとなる。
すなわち、本発明は、光アダプタに対する光コネクタ接続用の開口部がアウトレット本体の片側一端における上下対称箇所に設けられ、前記光アダプタは前記開口部内側に脱着可能となって形成されているので、電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための接続部が例えば2口または3口となったアウトレット本体を壁面に取付ける際に、光コネクタの接続位置を壁に向かって右端あるいは左側に配置したい場合、アウトレット本体を180度回転させることによって右端配置、左端配置いずれかの位置を容易に選ぶことができる。
このとき、アウトレット本体が180度回転配置されることにより光コネクタの接続側が上方を向いてしまう場合は、容易に取り外し可能な光アダプタを用いてこれを下方に向けることも可能となる。
また、このとき、光アダプタは、光コネクタ接続用の開口部に対する押し込むだけのワンタッチ動作で容易に固定させることができ、キャップを使用することでのワンタッチ動作で容易に離脱させることができる。
さらに、アウトレット本体の開口部内側は、光アダプタ外周4面ともに抱え込むように形成されており、プラグ挿入方向に対し直角方向への固定把持が可能な強固な構造となっている。
光コネクタ接続用の使用されていない開口部は、脱着可能としたキャップの装着により閉塞可能としてあるので、不使用となっている開口部側からアウトレット本体内部への異物や埃等の浸入を未然に防止することができる。このとき、キャップを光アダプタの係止構造と同構造に形成することで操作性が向上する。
光コネクタ接続用の開口部内側には、当該開口部に挿入された光アダプタを係止固定させる係止片を備え、前記キャップに設けられたクサビを、この係止片にあてがって係止固定を解除することで光アダプタの取り外しが可能となるようにしてあるので、特別な治具を使用しなくても簡単な操作で光アダプタの取り外しが可能となる。
光アダプタには、遮光と防塵のためのシャッター機構を備えているので、光アダプタを介しての光コネクタ接続に際し、前記機能の他に、光コネクタ先端部の損傷等を未然に防止することができる。
光ケーブルが巻装収容されるアウトレット本体の裏面には、当該光ケーブルの予め設定された巻き付け経路に沿って浮き文字が複数箇所に刻設されているので、該浮き文字に沿って光ケーブルを巻き付けることで誤配線を容易、確実に防止することができる。
アウトレット本体の裏面外縁部には、自体の高さを変更するためのスペーサを保持固定機構を介して付設可能としてあるので、アウトレット本体の高さを容易にして、しかも自由に変更させることができ、例えばアウトレット本体内部に配設されるスイッチボックスや取付枠等の機構部品に寸法上の変更があった場合においても機械的な干渉を受けない構造に変えることができる。
アウトレット本体を壁面に配設された取付枠に固定するための脱落防止構造によるネジユニットを備え、該ネジユニットは、アウトレット本体に容易に交換可能なスナップフィット止めされるネジ固定リングと、該ネジ固定リングに嵌挿されたネジ部とからなるので、前記取付枠の介設によるアウトレット本体の高さの変化に対応して、長さの異なるネジ固定リングおよびネジ部それぞれが交換される際に、この交換作業に手間がかかったりネジやネジ取付部に損傷を与えるようなことがないものである。
電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための接続部は、アウトレット本体に部分的に繋がれた連結部分を切断することで個別に切り抜き開放可能となっているとともに、切断後の切り残し部分が外部から見えない位置に設けられたノックアウトプレート方式による複数の目隠しパネルが配されてなるので、必要とする目隠しパネルの連結部分を切断することで、任意の位置に取付けられた既設のモジュールのための窓を容易に開けることができる。これにより既設のモジュールの位置変更を行う必要が無くアウトレット取付工事が容易、迅速となる。さらに、目隠しパネルの除去後の状態が見栄えの良い状態となり、しかも安全性が増し切り残し部分によって手等に傷を負わせるようなこともないものである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の一形態を説明する。
本発明に係る光アウトレット構造は、図1に示すように、壁面に穿った開口部aを介して内装されたアウトレットボックスRにおいて、例えば電話用モジュラージャックやLAN用モジュラージャック等を取付固定した状態でアウトレットボックスRの前面開口部側のネジ孔SにネジTでネジ止め固定される取付枠2と、該取付枠2にスペーサ3を介して前面から取付けられ、電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための複数口の例えば3個が縦一列となった接続部4を形成してなるアウトレット本体1とを備えている。
このアウトレット本体1は、図1乃至図4に示すように、裏面側に内蔵される局側光コネクタP1と加入者側光コネクタP2との二つの光コネクタ同士を接続するためのシャッター機構Qを備えた光アダプタ5を備え、該光アダプタ5に対する加入者側光コネクタP2接続用の開口部6がアウトレット本体1の片側一端における上下対称箇所に設けられている。この光アダプタ5自体は、前記開口部6を介して脱着可能となるように収容してある。
すなわち、図3乃至図5に示すように、開口部6内側には、撓曲可能な係止片7を備え、開口部6に挿入された光アダプタ5の上面に突設されている略三角形状の複数の突起8を係止させることで当該光アダプタ5は開口部6内側で収容固定されるようにしてある。また、一方の開口部6が使用可能とされている場合には、他方の開口部6は脱着可能としたキャップ9で閉塞される。
このキャップ9の片面には略三角形状の突起10が形成され、キャップ9が開口部6内側に挿入された際には、当該開口部6の係止片7に突起10が係止して固定される。一方、開口部6からキャップ9を取り出す場合には、図3に示すように、内側から開口部6外方に向けてキャップ9を強制的に押し出せば良い。
また、キャップ9の他面にはクサビ11を備えており、光アダプタ5を開口部6から取り外す場合には、図4および図5(a)乃至(d)に示すように、取り出し後のキャップ9のクサビ11を係止片7にあてがっておき、該係止片7をクサビ11で持ち上げるようにして係止固定を解除させることで光アダプタ5の取り外しが可能となるようにしてある。このキャップ9は上下2箇所の開口部6の何れにも装着可能であり、このキャップ9の使用後には、図5(e)乃至(g)に示すように、アウトレット本体1の光アダプタ5が配されていない側の開口部6に装着しておくものである。
これによって加入者側光コネクタP2の取出方向はアウトレット本体1の180度回転により左右共に可能となる。すなわち、図2に示すように、加入者側光コネクタP2の接続位置を壁に向かって右端あるいは左側に配置したい場合には、アウトレット本体1を180度回転させることによって右端配置、左端配置いずれかの位置を選べば良い。このとき、アウトレット本体が180度回転配置されることによって加入者側光コネクタP2の接続側が上方を向いてしまう場合は、取り外し可能な光アダプタ5を用いてこれを下方に向けることが可能となる。
また、図6および図7に示すように、アウトレット本体1の裏面側には、局側光コネクタP1の光ケーブルLを接続部4の周囲を取り巻くようにして巻装収容されることで、壁面からの配線工事に必要な光ケーブルLの長さを収納できるようになっており、工事の失敗分の余長も確保できる。このとき、光ケーブルLが巻装収容されるアウトレット本体1の裏面には、開口部6内側に配された光アダプタ5の位置から光ケーブルLの巻き付け経路に沿って、例えばアルファベット等の浮き文字12が複数箇所に刻設されており、この浮き文字12のアルファベット順に引き回すことで光ケーブルLの誤った引き回しを未然に防げるようにしてある。
この浮き文字12としては、一方の開口部6からは大文字のアルファベットが順次刻設され、他方の開口部6からは小文字のアルファベットが順次刻設されている。これにより、アウトレット本体1の180度回転によって、局側光コネクタP1が右下に配置された場合には、図6に示すように、大文字のアルファベットによる浮き文字12の順に引き回され、局側光コネクタP1が左下に配置された場合には、図7に示すように、小文字のアルファベットによる浮き文字12の順に引き回されるようにしてある。
図8に示すように、アウトレット本体1の裏面外縁部には、アウトレット本体1自体の高さを変更するための矩形枠状のスペーサ3を保持固定機構14を介して付設可能としてある。この保持固定機構14としては、例えばアウトレット本体1の裏面外縁部における四隅に孔部14aが形成され、スペーサ3の片面四隅に形成された突起14bを、この孔部14aに嵌合させることによってスペーサ3自体が保持固定されるようにしてある。こうして、例えばアウトレット本体1内部に配設される、例えばスイッチボックスや取付枠2等の機構部品に寸法上の変更があった場合においても機械的な干渉を受けない構造にすることができる。
このスペーサ3は、図9に示すように、3個の接続部4が縦一列となった1口型のアウトレット本体1である場合、図10に示すように、3個の接続部4が縦二列となった2口型のアウトレット本体1である場合、図11に示すように、3個の接続部4が縦三列となった3口型のアウトレット本体1である場合それぞれに対応した大きさに形成されている。
また、図12に示すように、アウトレット本体1は、壁面に配設されたアウトレットボックスRの前面開口部側にネジ止め固定されている取付枠2に、脱落防止構造によるネジユニット15を介して固定される。このネジユニット15は、アウトレット本体1のネジ取付孔13にスナップフィット止めされるブッシング状のネジ固定リング15aと、該ネジ固定リング15aに嵌挿されたネジ部15bとからなり、ネジ固定リング15a、ネジ部15bそれぞれは一体化されている。
そして、ネジ取付孔13へのネジユニット15の装着は表側から手指で押圧すれば良く、一方、ネジユニット15の取り外しは裏側から手指で押圧すれば良い。こうして、道具無しでもネジユニット15の脱着が確実、容易に行える。
また、取付枠2等の機構部品に寸法上の変更があった場合には前記スペーサ3を使用することとなるが、これに伴ってネジユニット15の長さも変更する必要がある。例えば、図13に示すように、厚さサイズの大きなスペーサ3を使用する場合には、長目のネジユニット15を使用する。
電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための接続部4には、アウトレット本体1に部分的に繋がれた連結部分を切断することで個別に切り抜き開放可能としたノックアウトプレート方式による複数の目隠しパネル17が配されている。すなわち、図14に示すように、この接続部4の開口縁に合致した目隠しパネル17を略L字型の連結リブ18を介して当該開口縁に連結されることで抜き打ち破断可能とした所謂ノックアウトプレート方式を採用し、接続部4は目隠しパネル17の必要な連結リブ18の根元位置をニッパー16等で切断して使用する。
例えば、3個の目隠しパネル17の内の1個を破断して使用し、残りの2個の目隠しパネル17は付けたままとする。このとき、図14に示すように、連結リブ18は、略L字型に形成され、この端部が接続部4の開口縁の後側に連結されているため、この端部根元を切断した後の切り残し部分は外部から見えないものとなる。
次に、以上のように構成された最良の形態についての組立、使用、動作の一例について説明する。
先ず、例えば電話用モジュラージャックやLAN用モジュラージャック等を取付固定した状態でアウトレットボックスRの前面開口部側のネジ孔SにネジLでネジ止め固定されている取付枠2と壁面との間に形成されている隙間を利用して光屋内線が取り出される。また、必要に応じて取付枠2のネジを緩めて取付枠2と壁面との間に充分な隙間を確保しておく。
そして、図14に示すように、アウトレット本体1の接続部4は、この目隠しパネル17の必要な位置における連結リブ18の根元をニッパー16等で切断して使用する。例えば、3個の目隠しパネル17の内の1個を破断して使用し、残りの2個の目隠しパネル17は付けたままとする。
アウトレット本体1は、これを180°回転しての設置に伴い光アダプタ5の位置を左右いずれかに変更する。このアウトレット本体1からの光アダプタ5の取り外しは、キャップ9を用いて行う。
すなわち、アウトレット本体1の上下対称位置にある開口部6相互間での光アダプタ5の配置換えに際し、図3に示すように、開口部6の内側から外方へキャップ9を抜脱する。そして、図4および図5(a)乃至(d)に示すように、キャップ9のクサビ11を係止片7にあてがっておき、該係止片7をクサビ11で持ち上げるようにして係止固定を解除させることで光アダプタ5が取り外される。
そして、この取り出した光アダプタ5を他方の開口部6に取付ける。このキャップ9の使用後には図5(e)乃至(g)に示すようにアウトレット本体1の光アダプタ5が配されていない側の開口部6に当該キャップ9を装着しておく。
ついで、図6または図7に示すように、光アダプタ5の内側の嵌合端には局側光コネクタP1を嵌合接続し、局側光コネクタP1の光ケーブルLを浮き文字12のアルファベット順に引き回すことでアウトレット本体1の裏面側に収容される。
また、図8および図12に示すように、アウトレット本体1の裏面外縁部にはスペーサ3が保持固定機構14によって装着され、取付枠2の前面にネジユニット15を介して固定される。このとき、ネジユニット15は、アウトレット本体1のネジ取付孔13にスナップフィット止めされるブッシング状のネジ固定リング15aと、該ネジ固定リング15aに嵌挿されたネジ部15bとからなり、ネジ固定リング15a、ネジ部15bそれぞれは一体化されているので、アウトレット本体1のネジ取付孔13へのネジユニット15の装着は表側から手指で押圧すれば良く、一方、ネジユニット15の取り外しは裏側から手指で押圧すれば良い。
また、取付枠2等の機構部品に寸法上の変更があった場合、例えば、図13に示すように、厚さサイズの大きなスペーサ3を使用する場合には、長目のネジユニット15を使用する。
図2に示すように、アウトレット本体1の開口部6への加入者側光コネクタP2の接続に際し、光アダプタ5の嵌合端に加入者側光コネクタP2を嵌合させる前では、シャッター機構Qは、不図示の板バネにより当該嵌合端を閉鎖している状態となっているが、加入者側光コネクタP2の差し込みによってシャッター機構Qが押され、板バネの弾発力に抗して嵌合端内側に当該シャッター機構Qが傾倒する。
そして、加入者側光コネクタP2を更に押し込むと、シャッター機構Qは水平状態となり、その外側面上方に形成されているガイド部材の突起部における傾斜ガイドに加入者側光コネクタP2はガイドされながら移動する。
加入者側光コネクタP2が完全に押し込まれた際には、板バネの弾発力によって、ガイド部材の突起部と、光アダプタ5の上側壁との間で加入者側光コネクタP2がしっかりと挟持された状態となる。而して、両コネクタ同士の接続が完了する。
本発明を実施するための最良の形態における光アウトレット構造を示す分解斜視図である。 同じくアウトレット本体の使用の一例を示すもので、(a)は斜視図、(b)は180度回転して使用した場合の斜視図である。 キャップの取り外し例を示すもので、(a)はアウトレット本体からキャップを押し出す状態の斜視図、(b)はキャップ押出後の斜視図である。 同じくキャップによる光アダプタの取り外し例を示すもので、(a)はアウトレット本体から光アダプタを押し出す状態の斜視図、(b)は光アダプタ押出後の斜視図である。 (a)乃至(d)はキャップによる光アダプタの取り外し手順を説明する一部切欠断面図、(e)乃至(g)はアウトレット本体の開口部にキャップを装着する手順を示す一部切欠断面図である。 アウトレット本体の裏面側での光ケーブルの引き回しの一例を示し、(a)はアウトレット本体の裏面図、(b)は局側光コネクタが左下位置に配されている状態の裏面図、(c)は光ケーブル引き回し後の状態の裏面図である。 アウトレット本体の裏面側での光ケーブルの引き回しの他例を示し、(a)はアウトレット本体の裏面図、(b)は局側光コネクタが右下位置に配されている状態の裏面図、(c)は光ケーブル引き回し後の状態の裏面図である。 スペーサ取付の一例を示すもので、(a)は分解斜視図、(b)はスペーサ取付後の斜視図である。 1口型の接続部を備えたアウトレット本体にスペーサを取付ける状態を示す分解斜視図である。 2口型の接続部を備えたアウトレット本体にスペーサを取付ける状態を示す分解斜視図である。 3口型の接続部を備えたアウトレット本体にスペーサを取付ける状態を示す分解斜視図である。 アウトレット本体を薄目の取付枠に固定する一例を示し、(a)は分解斜視図、(b)はネジユニットを取付ける前状態の一部切欠断面図、(c)はネジユニットを取付けた後状態の一部切欠断面図、(d)は取付枠固定後の一部切欠断面図である。 アウトレット本体を厚目の取付枠に固定する一例を示し、(a)は分解斜視図、(b)はネジユニットを取付ける前状態の一部切欠断面図、(c)はネジユニットを取付けた後状態の一部切欠断面図、(d)は取付枠固定後の一部切欠断面図である。 目隠しパネルを切断する状態を示し、(a)は切断前の状態の斜視図、(b)は(a)のX−X断面図、(c)は切断後の断面図である。
P1 局側光コネクタ
P2 加入者側光コネクタ
Q シャッター機構
R アウトレットボックス
S ネジ孔
L 光ケーブル
T ネジ
a 開口部
1 アウトレット本体
2 取付枠
3 スペーサ
4 接続部
5 光アダプタ
6 開口部
7 係止片
8 突起
9 キャップ
10 突起
11 クサビ
12 浮き文字
13 ネジ取付孔
14 保持固定機構
14a 孔部
14b 突起
15 ネジユニット
15a ネジ固定リング
15b ネジ部
16 ニッパー
17 目隠しパネル
18 連結リブ

Claims (8)

  1. コンセントプレートと一体化してなるアウトレット本体を備え、該アウトレット本体は、内側に光コネクタ接続用の光アダプタを備え且つ光ケーブルを巻装収容可能とし、前面側に電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための接続部が設けられてなる光アウトレット構造であって、前記光アダプタに対する光コネクタ接続用の開口部をアウトレット本体の片側一端における上下対称箇所に設けることで、アウトレット本体を180度回転させることによって前記上下開口部をアウトレット本体の右端または左端のいずれかの位置に配置させることができるものとなっており、前記光アダプタは、前記開口部を介してアウトレット本体の内側に押し込むだけで脱着可能となって収容されてなることを特徴とする光アウトレット構造。
  2. 光コネクタ接続用の使用されていない開口部は、脱着可能とした光アダプタと同構造の係止構造をもつキャップの装着により閉塞可能としてある請求項1記載の光アウトレット構造。
  3. 光コネクタ接続用の開口部内側には、当該開口部に挿入された光アダプタを係止固定させる係止片を備え、前記キャップに設けられたクサビを、この係止片にあてがって係止固定を解除することで光アダプタの取り外しが可能となるようにしてある請求項1または請求項2記載の光アウトレット構造。
  4. 光アダプタには、遮光と防塵のためのシャッター機構を備えている請求項1乃至3のいずれか記載の光アウトレット構造。
  5. 光ケーブルが巻装収容されるアウトレット本体の裏面には、当該光ケーブルの予め設定された巻き付け経路に沿って浮き文字が複数箇所に刻設されている請求項1乃至4のいずれか記載の光アウトレット構造。
  6. アウトレット本体の裏面外縁部には、自体の高さを変更するためのスペーサを保持固定機構を介して付設可能としてある請求項1乃至5のいずれか記載の光アウトレット構造。
  7. アウトレット本体を壁面に配設された取付枠に固定するための脱落防止構造によるネジユニットを備え、該ネジユニットは、アウトレット本体にスナップフィット止めされるネジ固定リングと、該ネジ固定リングに嵌挿されたネジ部とからなる請求項1乃至6のいずれか記載の光アウトレット構造。
  8. 電話用モジュラージャックを含む電気的接続のための接続部は、アウトレット本体に部分的に繋がれた連結部分を切断することで個別に切り抜き開放可能となっているとともに、切断後の切り残し部分が外部から見えない位置に設けられたノックアウトプレート方式による複数の目隠しパネルが配されてなる請求項1乃至7のいずれか記載の光アウトレット構造。
JP2007126334A 2007-05-11 2007-05-11 光アウトレット構造 Active JP4851990B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126334A JP4851990B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 光アウトレット構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007126334A JP4851990B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 光アウトレット構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008281807A JP2008281807A (ja) 2008-11-20
JP4851990B2 true JP4851990B2 (ja) 2012-01-11

Family

ID=40142669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007126334A Active JP4851990B2 (ja) 2007-05-11 2007-05-11 光アウトレット構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4851990B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5090029B2 (ja) * 2007-03-16 2012-12-05 三和電気工業株式会社 アウトレット
JP5584544B2 (ja) * 2010-07-27 2014-09-03 パナソニック株式会社 取付枠並びにそれを用いた枠部材及び光コンセント
US9343839B2 (en) 2011-09-16 2016-05-17 Commscope Technologies Llc Wall-mount box with isolated interior regions
JP5390582B2 (ja) * 2011-11-25 2014-01-15 三和電気工業株式会社 光コンセント
JP5478594B2 (ja) * 2011-12-05 2014-04-23 三和電気工業株式会社 光アウトレット
JP6318030B2 (ja) * 2014-07-07 2018-04-25 株式会社寺田電機製作所 壁面配線器具カバー

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3866645B2 (ja) * 2002-11-05 2007-01-10 住友電気工業株式会社 アウトレット
JP5214149B2 (ja) * 2007-01-19 2013-06-19 日本通信電材株式会社 アウトレット

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008281807A (ja) 2008-11-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4851990B2 (ja) 光アウトレット構造
US9513451B2 (en) Optical fibre distribution enclosure
CN108713157B (zh) 光缆分纤箱和光缆分纤装置
CN201247881Y (zh) 插座装置
CA1321633C (en) Communication box assembly
US8222521B2 (en) Multi-piece coverplate assembly and modular device assembly
EP3374813A1 (en) Multi-gang fiber optic cassette system
EP3988978A1 (en) Cable protection shell and communication device
JP2018186042A (ja) パッチパネル
EP0608792B1 (en) Repositionable termination module
US9178345B2 (en) Cable assembly having quick-locking connector and premise wiring systems utilizing same
EP1298470B1 (en) Optical connector system
RU196705U1 (ru) Оптическая муфта
CN113064244A (zh) 192芯模块式odf单元箱
KR20060078009A (ko) 세대용 광단자함
CN218956865U (zh) 一种光纤盒
CN215895053U (zh) 光纤盒及光纤配线装置
JP5090029B2 (ja) アウトレット
JP5390582B2 (ja) 光コンセント
CN217133435U (zh) 光电混合配线结构
JP2018186043A (ja) パッチパネル
US5033978A (en) Telecommunications connector housing
CN209765113U (zh) 模块容置装置及模块连接器
JP2010146970A (ja) 情報コンセント
CN212906166U (zh) 一种ops电脑主板接头防水机构

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100507

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20110701

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20110802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110809

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110915

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111018

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111021

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4851990

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141028

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250