JP3131869B2 - 太陽電池モジュール等用コネクター - Google Patents

太陽電池モジュール等用コネクター

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JP3131869B2
JP3131869B2 JP07325237A JP32523795A JP3131869B2 JP 3131869 B2 JP3131869 B2 JP 3131869B2 JP 07325237 A JP07325237 A JP 07325237A JP 32523795 A JP32523795 A JP 32523795A JP 3131869 B2 JP3131869 B2 JP 3131869B2
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行義 岩永
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有限会社八千代製作所
向陽電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池モジュー
ル等に用いられるコネクターに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】太陽光線の利用は急速
な進歩を伴って実現されている。太陽電池モジュールも
規格化され、その出力回路の最大電流は20A、配線用
遮断器の最大電圧はDC350V、配線用遮断器の最大
電流は30A等電圧、電流の容量も規整されている。
【0003】太陽電池の出力側ケーブルと負荷側ケーブ
ルとを接続するにはコネクターを用いる。このコネクタ
ーには太陽電池モジュールの電力が供給されているため
に、該コネクターの着脱操作時に指が触れることがない
ように構成されなければならない。又、結合、離脱操作
が容易であり、しかも、一旦結合されると、みだりに離
脱しない構造であると共に、防水構造でなければならな
い。
【0004】従来の太陽電池モジュール等のコネクター
においては、接触部の外側には樹脂にてつくられた嵌め
込み式の絶縁被膜が設けられているから、コネクターの
外部から握って接続及び離脱を行うことができる。しか
し太陽電池モジュールに接続されたコネクターのプラグ
に指先が触れて、感電事故を惹起する危険がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の欠点を除去する
ために、本発明は太陽電池モジュールのコネクターのプ
ラグの外周を絶縁部材にて被覆すると共に、プラグの先
端部にプラグの直径と等しいか或いはプラグの直径より
僅かに小さい直径を有する絶縁子を装着して指先を感電
事故から防御しようとするものである。更に、コネクタ
ーの着脱操作性及び防水性に優れたものを提供しようと
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は本発明によ
れば、太陽電池モジュールから導出された出力側ケーブ
ルの先端部に、外周面に突条部を形成したオス型コネク
ターを設け、該オス型コネクターは、メス型コネクター
の嵌合部に嵌合される嵌合孔と、この嵌合孔の開口端寄
りの内周面に凹設された周溝と、上記嵌合孔の開口端面
より若干内方に存するように上記嵌合孔の軸芯上に配設
された先端部に絶縁子を固定されたプラグとを備え、一
方、負荷側ケーブルの先端部に、外周面に突条部を形成
したメス型コネクターを設け、該メス型コネクターは、
上記オス型コネクターの嵌合孔に着脱可に嵌合される嵌
合部と、上記嵌合部の外周面に凸設された上記嵌合孔の
周溝に嵌合される環状凸部と、上記嵌合孔の軸芯上に配
設されたジャックとを備えることにより解決することが
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】図面について本発明の使用法及び
製造組立法及び構造について述べる。1は太陽電池モジ
ュール(図示せず)から導出された出力側ケーブルであ
って、その先端部にはオス型コネクターの一部である丸
棒形のプラグ2の基部が接続されている。このプラグ2
の先端部軸方向にプラグ2の外径と等しいか或いはその
外径よりも僅かに細い絶縁子4を固定する。その固定方
法は、図3に示すように絶縁子4の基部に細頚状のねじ
状部5を形成し、この細頚状のねじ状部5をプラグ2の
先端部に設けためねじ状部6に嵌め込み固定する。
【0008】又、図4に示す如く、絶縁子4にねじ状
部7を設け、このねじ状部7にプラグ2の先端部に設
けたねじ状部8に嵌め込み固定する。熱可塑性或いは
熱硬化性樹脂を用いる絶縁子4とプラグ2とを組立てる
方法は図3、図4いずれの場合でもモールド成形方法に
より一体に成形し、プラグ2と絶縁子4との結合部が外
れたり、破壊したりしないように構成され、しかも以下
説明するようにジャック10と円滑に結合、離脱可能に
構成される。
【0009】負荷側ケーブル9の先端部にはメス型コネ
クターの一部であるジャック10の基部が接続されてい
る。このジャック10は、前記プラグ2を案内する開口
部11、この開口部11に軸方向に真直に連通するプラ
グ収容室12が形成されている。プラグ2の絶縁子4を
ジャック10の開口部11に当て、プラグ2をプラグ収
容室12に挿入してプラグ2とジャック10とを緊密に
結合する。
【0010】図5及び図6は、合成樹脂絶縁材料からな
るオス型コネクターの一部である被覆部材20とメス型
コネクターの一部である絶縁部材30にそれぞれ装着さ
れたプラグ2とジャック10が結合された状態を示す。
プラグ2の基部は被覆部材20の内側底壁部21に一体
にモールド成形され、被覆部材20の円筒形部22の先
端開口部の端面23と前記プラグ2の絶縁子4の先端部
との距離は約6mm、絶縁子4の先端部が円筒形部22
の端面23より内方に後退して配設される。
【0011】上記被覆部材20(オス型コネクターの一
部分と絶縁部材30(メス型コネクターの一部分)の
それぞれの外周面には、その着脱操作時に指先が滑るの
を防止して同操作を容易に、しかも確実、迅速に行うた
めの突条部20a、30aが少なくとも一条以上凸設さ
れている。
【0012】覆部材20の先端部寄りの内周面に周溝
24が形成され、この周溝に後記する絶縁部材30を被
部材20に嵌合した時、絶縁部材30の外周面に形成
した環状凸部31が嵌合される。
【0013】前記ジャック10の基部は絶縁部材30の
中心基部32に一体にモールド成形されており、ジャッ
ク10の先端開口部11と絶縁部材30の前端部33と
の間に約7mmの距離を存してジャック10の先端開口
を絶縁部材30の前端部33の内方に配設している。
従って被覆部材20と絶縁部材30とを結合した場合
縁部材30の前端部33は被覆部材20の内側底部近
くに配設され、絶縁部材30の環状凸部31は被覆部材
20の周溝24に嵌合して防水効果と緊密嵌合効果とを
高めるように構成されている。
【0014】被覆部材20を絶縁部材30より引抜き分
離した状態におけるプラグ2には太陽電池より電力が供
給されているが、その先端に固定された絶縁子4が被覆
部材20の端面23より距離を存してその内側方に配設
されているために指先がプラグ2に接触することはな
い。従って極めて安全性の高いコネクターを提供するこ
とができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記した如く、太陽電池モジュ
ールから導出された出力側ケーブルに接続されたオス型
コネクターの丸棒形プラグの先端部に絶縁子を設け、プ
ラグの先端部に指先を接触しようとしても接触すること
が不可能である。又プラグを囲繞し固装した被覆部材
(オス型コネクターの一部分)の前方開口部よりプラグ
の先端部の絶縁子が突出することがないから、前記と同
様に指先がプラグに接触することがなく極めて安全度が
高い優れた効果がある。
【0016】更に、オス型コネクターとメス型コネクタ
ーとの結合に伴って、周溝と環状凸部との結合が行われ
るので、プラグとジャックとの接触部に対する高い防水
効果が得られると共に、みだりに外れない結合度のもの
が得られる。又、上記プラグとジャックとの最良の結合
関係は上記周溝と環状凸部とが結合されることによって
認識することができる。
【0017】更に、コネクターの着脱操作は突条部の存
在により指先が滑ることなく容易に、しかも確実、迅速
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラグとジャックとの接続した状態の側面図で
ある。
【図2】プラグとジャックとを分離したした状態の側面
図である。
【図3】一部を切欠したプラグの拡大側面図である。
【図4】一部を切欠したプラグの他例の拡大側面図であ
る。
【図5】結合されたコネクターの側面図である。
【図6】一部を切欠した結合状態のコネクターの側面図
である。
【符号の説明】
1 出力側ケーブル 2 プラグ 4 絶縁子 5 絶縁子のねじ状部 6 プラグのねじ状部 7 絶縁子の雌ねじ状部 8 プラグのねじ状部 9 負荷側ケーブル 10 ジャック 11 ジャックの開口部 12 ジャックのプラグ収容室 20 覆部材(オス型コネクターの一部分) 20a 突条部 21 内側底壁部 22 円筒形部 23 端面 24 周溝 30 絶縁部材(メス型コネクターの一部分) 30a 突条部 31 環状凸部 32 縁部材の中心基部 33 縁部材の前端部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−190269(JP,A) 実開 平4−78779(JP,U) 実開 昭56−8088(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池モジュールから導出された出力
    側ケーブルの先端部に、外周面に突条部を形成したオス
    型コネクターを設け、該オス型コネクターは、メス型コ
    ネクターの嵌合部に嵌合される嵌合孔と、この嵌合孔の
    開口端寄りの内周面に凹設された周溝と、上記嵌合孔の
    開口端面より若干内方に存するように上記嵌合孔の軸芯
    上に配設された先端部に絶縁子を固定されたプラグとを
    備え、一方、負荷側ケーブルの先端部に、外周面に突条
    部を形成したメス型コネクターを設け、該メス型コネク
    ターは、上記オス型コネクターの嵌合孔に着脱可に嵌合
    される嵌合部と、上記嵌合部の外周面に凸設された上記
    嵌合孔の周溝に嵌合される環状凸部と、上記嵌合孔の軸
    芯上に配設されたジャックとを備えていることを特徴と
    する太陽電池モジュール等用コネクター。
JP07325237A 1995-11-21 1995-11-21 太陽電池モジュール等用コネクター Expired - Fee Related JP3131869B2 (ja)

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JP2006256448A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Tyco Electronics Amp Kk 自動車用コネクタ組立体
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JP5826895B2 (ja) 2013-11-27 2015-12-02 日本航空電子工業株式会社 コネクタ

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