JP3131846U - 包装用袋 - Google Patents
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Abstract
【課題】 箱等に収納してレジ台等に設置するときに、設置面積を小さくするため、袋の開口部は従来の袋と変わらず広いものでありながら袋の幅は狭い包装用袋を提供すること。
【解決手段】 筒状体の上端部に開口部13を有し、その底端を閉鎖して形成される包装用袋1であって、筒状体の両側部から内側に向かって折り込まれた一対のマチ部11を備え、当該マチ部11において折り目を複数形成することを特徴とする包装用袋1。このため、包装用袋1を収納する箱の幅を狭くすることが可能となる。
【選択図】 図1
【解決手段】 筒状体の上端部に開口部13を有し、その底端を閉鎖して形成される包装用袋1であって、筒状体の両側部から内側に向かって折り込まれた一対のマチ部11を備え、当該マチ部11において折り目を複数形成することを特徴とする包装用袋1。このため、包装用袋1を収納する箱の幅を狭くすることが可能となる。
【選択図】 図1
Description
この考案は、商品等を包装するためのマチ付の包装用袋に関する。
焼きたての菓子パンおよび調理パン等を店頭に陳列して販売する場合には、購入者が所望の商品をトレイにとりわけ、それをレジにおいて精算する形態を採用している。このような販売形態において、販売者が購入者に商品を渡すときには、購入者がトレイに取り分けた商品をレジにおいて個別に袋に包装し、さらにそれらを手提げ袋等に収納して購入者に手渡している。
商品を個別に包装する袋としては、収容の利便性などから、特許文献1に記載されているように、長尺筒状のプラスチックフィルムの両側辺を内側に折り込んでマチを設けて、熱溶着によりシールして底部を形成して切断することにより作成される側マチ付きプラスチックフィルム袋が使用されている。
実用新案登録第3072321号公報
しかしながら、図6に示す一般によく使用されている従来のマチ付の袋や特許文献1に記載のプラスチックフィルム袋は袋の幅が広いため、箱等に収納してレジ台等に設置するときに、設置面積が広くなるという問題があった。
そこで、本願考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、袋の開口部は従来の袋と変わらず広いものでありながら袋の幅は狭い包装用袋を提供することを目的とする。
請求項1に記載の考案は、筒状体の上端部に開口部を有し、その底端を閉鎖して形成される包装用袋であって、前記筒状体の両側部から内側に向かって折り込まれた一対のマチ部を備え、当該マチ部において折り目を複数形成することを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の包装用袋において、前記折り目の数は2個である。
請求項3に記載の考案は、請求項1または請求項2に記載の包装用袋において、前記筒状体は長尺筒状のプラスチックフィルムであり、前記長尺筒状のプラスチックフィルムの長手方向と直行する方向に一定間隔毎の熱溶着シール線により底部を形成し、当該シール線の近傍でシール線と平行な線で切断することにより開口部を形成する。
請求項4に記載の考案は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の包装用袋において、前記折り目の内側端とその対称側の折り目の内側端との間の距離は、使用前の状態において、前記底部の辺の長さの5分の1以下であって、当該折り目の内側端が互いに重ならない。
請求項5に記載の考案は、請求項3または請求項4に記載の包装用袋において、前記プラスチックフィルムはポリエチレンフィルムである。
請求項6に記載の考案は、請求項5に記載の包装用袋において、前記ポリエチレンフィルムの厚さは0.01乃至0.02mmである。
請求項7に記載の考案は、請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の包装用袋において、前記開口部付近に相当する位置に取り出し口を設けた容器内に、積層された状態で収納される。
請求項1乃至請求項7に記載の考案によれば、袋の開口部は広く、袋の幅は狭い包装用袋を作成することが可能となる。
また、請求項1乃至請求項7に記載の考案によれば、使用者は包装用袋の口開きをスムーズに行うことが可能となる。
請求項4乃至請求項7に記載の考案によれば、包装用袋を積層した場合において、袋のマチ部分とそれ以外の部分との厚みの違いに起因した積層時の変形を防止し、包装用袋の取り出しを容易に行うことが可能となる。
以下、本願考案の実施例に係る包装用袋を図面に基づいて説明する。図1は、この考案の実施例に係る包装用袋1の斜視図であり、図2はその説明図である。なお、図2(a)にはこの考案の実施例に係る包装用袋1の平面図を示し、図2(b)にはその正面図を示す。また、図5は、従来の包装用袋2の説明図であり、図5(a)には従来の包装用袋2の平面図を示し、図5(b)にはその正面図を示す。図6は、従来の包装用袋2の斜視図である。
図1および図2に示すように、この包装用袋1は、ブロー成型により長尺筒状に成型されたプラスチックフィルムの両側部からフィルムを内側に折り込んだマチ部11において折り目を2個形成させ、さらに、長尺筒状のプラスチックフィルムの長手方向と直行する方向に一定間隔毎に設けた熱溶着シール線14により底部を形成し、シール線14の近傍でシール線14と平行な線で切断することにより開口部13を形成させ、個別の包装用袋1としたものである。
図1に示すこの実施例に係る包装用袋1は、図6に示す従来の包装用袋2と比較すると、マチ部11の折り目の数を、従来の包装用袋2のマチ部21における折り目の数の2倍としている。
さらに、図2に示すこの実施例に係る包装用袋1と図5に示す従来の包装用袋2を比較して説明すると、この実施例に係る包装用袋1は、従来の包装用袋2と縦の長さL1が同じであるときは、従来の包装用袋2と同じ内容積を有する袋となる。そして、この実施例に係る包装用袋1は、マチ部11の折り目の数を、従来の包装用袋2のマチ部21における折り目の数の2倍としたことにより、図2(a)に示す開口部13におけるフィルム断面の全周の長さは、図5(a)に示す従来の包装用袋2のフィルム断面の全周の長さと変わらないが、図2(b)に示すように、その袋の幅であるシール線14の長さW1は、図5(b)に示す従来の包装用袋2のシール線24の長さW1より短かくなる。したがって、開口部13の広さや包装用袋内に収容可能な容積が従来の包装用袋2と同じでありながら幅が狭い包装用袋1を作成できることになる。
図3は、この考案の実施例に係る包装用袋1の開口部13付近を使用者が指で摘まんで包装用袋1の口を開けた状態を示す斜視図である。
この実施例では、図2に示すように、包装用袋1の両側から内側に向かって折り目を2個形成させるため6枚のフィルムが重なるように折り込まれたマチ部11と、マチ部11における折り目内側端12の中間に位置する2枚のフィルムが重なることになる2重部15とが形成される。
図5(b)に示すように従来の包装用袋2においては、図2(b)に示す包装用袋1の2重部15に相当する2重部25の面積が広く、包装用袋2の内側においてフィルムが広い面積に渡って密着するため、使用者が袋の開口部付近を指で摘んだ程度では、フィルム間の密着を解消することができず、袋の口を開けるときに密着したフィルムを両手で剥がさなければならいため、レジ等の作業効率が低下するという問題があった。
しかし、この実施例においては、フィルムの2重部15を形成することになる折り目内側端12の間の幅W2を、包装用袋1におけるシール線の長さW1の5分の1以下となる幅にしたことで、フィルムの2重部15におけるフィルム面間の密着度を低減し、使用者が包装用袋1の開口部13付近を指で摘むだけでも、容易に袋の口を開くことが可能となる。
また、この実施例においては、マチ部11においてフィルムが6枚重ねとなっているため、マチ部21におけるフィルムの重なりが4重である従来の包装用袋2よりも、図3に示すように、使用者が包装用袋1の開口部13付近の上面フィルムを指で摘んだときに、フィルムの重みによって包装用袋1の口が開口しやすくなる。
さらに、図2(b)に示すように、包装用袋1の両側から内側に織り込まれたマチ部11における折り目内側端12同士が袋の中央付近で重ならないようにしていることから、使用者が開口部13付近を指で摘んで開けるときに、中央で重なっているフィルムによって袋の口が2分、3分されることがなく、広い口開きを得ることができる。
図4は、この実施例に係る包装用袋1を積層して箱30に収納した状態を示す斜視図である。なお、この箱30は包装用袋1の開口部13付近に相当する位置に取り出し口31を設けている。
この実施例に係る包装用袋1は、従来の包装用袋2の比べて、袋底を形成するシール線の長さW1を短くすることができるため、図4に示すように、包装用袋1を積層して箱30に収納するときの箱の幅W3を狭くすることもできる。したがって、この箱30を店舗におけるレジ台等に設置しても、従来の包装用袋2を収納する箱に比べて場所をとらないためレジスペースを広く使うことが可能となる。
また、実施例に係る包装用袋1は、フィルムの2重部15を形成することになる折り目内側端12の間の幅W2を、包装用袋1におけるシール線の長さW1の5分の1以下となる幅であって、マチ部11における折り目の内側端12が互いに重ならない幅としていることから、袋の厚みが薄くなる中央部において、包装用袋1を箱30内に1000枚程度積層したときに、その中央部がU字状に沈み込んだ溝ができることがなく、使用者が箱30から包装用袋1を一枚ずつ取り出すのに、指で摘まみにくくなるという問題が生じない。このため、レジ等における作業効率も向上させることができる。
なお、この実施例では、包装用袋の素材として、その厚みが0.01mm程度の中低圧法高密度ポリエチレン(HDPE)を使用している。
1 包装用袋
2 従来の包装用袋
11 マチ部
12 折り目内側端
13 開口部
14 シール部
15 2重部
21 マチ部
22 折り目内側端
23 開口部
24 シール部
25 2重部
30 箱
31 取り出し口
L1 縦の長さ
W1 シール線の長さ
W2 折り目内側端の間の長さ
W3 箱の幅
2 従来の包装用袋
11 マチ部
12 折り目内側端
13 開口部
14 シール部
15 2重部
21 マチ部
22 折り目内側端
23 開口部
24 シール部
25 2重部
30 箱
31 取り出し口
L1 縦の長さ
W1 シール線の長さ
W2 折り目内側端の間の長さ
W3 箱の幅
Claims (7)
- 筒状体の上端部に開口部を有し、その底端を閉鎖して形成される包装用袋であって、
前記筒状体の両側部から内側に向かって折り込まれた一対のマチ部を備え、当該マチ部において折り目を複数形成することを特徴とする包装用袋。 - 請求項1に記載の包装用袋において、
前記折り目の数は2個である包装用袋。 - 請求項1または請求項2に記載の包装用袋において、
前記筒状体は長尺筒状のプラスチックフィルムであり、
前記長尺筒状のプラスチックフィルムの長手方向と直行する方向に一定間隔毎の熱溶着シール線により底部を形成し、当該シール線の近傍でシール線と平行な線で切断することにより開口部を形成する包装用袋。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の包装用袋において、
前記折り目の内側端とその対称側の折り目の内側端との間の距離は、使用前の状態において、前記底部の辺の長さの5分の1以下であって、当該折り目の内側端が互いに重ならない包装用袋。 - 請求項3または請求項4に記載の包装用袋において、
前記プラスチックフィルムはポリエチレンフィルムである包装用袋。 - 請求項5に記載の包装用袋において、
前記ポリエチレンフィルムの厚さは0.01乃至0.02mmである包装用袋。 - 請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の包装用袋において、
前記開口部付近に相当する位置に取り出し口を設けた容器内に、積層された状態で収納される包装用袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007001405U JP3131846U (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 包装用袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007001405U JP3131846U (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 包装用袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3131846U true JP3131846U (ja) | 2007-05-24 |
Family
ID=43282610
Family Applications (1)
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JP2007001405U Expired - Lifetime JP3131846U (ja) | 2007-03-06 | 2007-03-06 | 包装用袋 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3131846U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3194781U (ja) * | 2014-09-26 | 2014-12-11 | 株式会社ネオックス | 取っ手部付きプラスチック製包装用袋 |
-
2007
- 2007-03-06 JP JP2007001405U patent/JP3131846U/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3194781U (ja) * | 2014-09-26 | 2014-12-11 | 株式会社ネオックス | 取っ手部付きプラスチック製包装用袋 |
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