JP3131773U - レンズモジュール - Google Patents

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雅惠 楊
韋志 陳
海恩 蔡
文福 楊
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Abstract

【課題】有価証券を測定する際のレンズモジュールセットの安定性と正確性を向上させているレンズモジュールの提供。
【解決手段】一種のレンズモジュール構造であり、台座表面に突出している環状槽が設けられ、その環状槽内において複数の通し穴と嵌め穴が設置され、環状槽の片側にフールプルーフ用の開け口が設けられている。台座下部の表面に各通し穴が貫通できる複数の収納部があり、レンズセットは密接に環状槽内において定位できる。レンズセットは又、方向性で定位される突出し部と嵌め穴で環状槽に設けられる対応した開け口と嵌め穴に設置できるようになっている。それで、レンズセットのベースの下部表面に設けられた複数の平面部を通し穴に収納することができる。上カバーがレンズセットをカバーする上部が台座と嵌めあってモジュール構造が形成されると、レンズセットのベースの上部表面の複数の弧状部を上カバーの通し穴に対応させることができる。
【選択図】図1

Description

本考案は一種のレンズモジュール構造を提供しており、特に、両替機内の有価証券を測定するレンズモジュール構造を指している。そのレンズモジュール構造はマルチ定位構造を通してレンズセットを台座と上カバーの間に安定して定位させる。
今の社会ではテクノロジーが進歩している。大事にされている便利性や迅速性を図るために、たくさんの公共場所にカード販売機、チケット販売機や両替機などの自動化取引機械のような自動販売機が置かれている。自動化取引機械を利用することにより、人件費が削減できる以外に、その便利性も大衆に納得してもらえる。現在に使われている自動化取引機械の両替機には硬貨や紙幣の二種類の受取り構造が採用されている。
しかしながら、商品、貨幣が流通して以来、商店と消費者にとって偽札はいつも変わらない手痛い問題である。コンピュータ技術の発達につれ、コンピュータスキャン、コピー、印刷を利用して流通している本物の紙幣を偽造する事件も起こっている。そのため、流通している本物の紙幣には、偽造防止の技術で設計されている。例えば、紙幣の明示の偽造防止とは肉眼で見れる材料、インク、図像の部分であり、消費者は容易に識別できる。黙示の部分とは肉眼で識別できず、機械や装置などの設備で識別する必要があるものである。一般の偽札判別機はローラーで紙幣を入れて読み取ってから、磁気ヘッドで紙幣の長軸中央を掠めて通り、紙幣上の紋章、図像と肖像中央の磁気性インクに特殊記号を産生させ、偽札判別機はこの特殊記号と参考値テーブルを交差に対照して紙幣の額面と真偽を判別する。ただし、磁気ヘッドはインクが落ちて汚れてしまうので、常に点検しなければならないし、偽札の製造者も磁気性インクを使うコピーマシンを利用して「紙幣」を製造して偽札判別機の判別機能を間違えさせることもある。
だが、今の偽札判別機には発光ダイオードを利用して違う光線を発生させて各種類の紙幣の特徴を判別する違う方法がある。例えば特許文献1がある。図9、図10を参照してください。その技術特徴は、両替機は内部の測定エリアF1の両側上部に、線形方式で配列される第一、第二線形光源A1、A2を設置することにある。両側の第一、第二線形光源A1、A2が対応する中央部には、複数の光線検知装置C1が設置されている。そのため、有価証券E1が両替機に入ると、入り口の光線が遮断されてローラーD1が起動される。有価証券E1が偽札判別機に入って測定エリアF1を通過する時に、有価証券E1の両側上部二センチされた第一、第二線形光源A1、A2は連続のショートパルス利用して有価証券E1を照射し、光線検知装置C1の前に設置された第一光学デバイスB1で反射された散乱光を受け取る。そして、指定された循環時点を通して測定された数値を送り戻す。この数値は明るく照射された測定エリアF1で検知された有価証券E1表面の色の平均光量を表わしている。以上の方法で書類全体を測定する。
又、有価証券E1の他側には貫通率の強い発射できる付属光源A4を設けて第四光学デバイスB4を合わせ、有価証券E1の貫通率を検視する。これにより、両替機は有価証券E1を検視し終えれば、両替機内の運算ユニットは異なる光源から生じた数値を受け取って保存の参考数値と逐次に比較することにより、有価証券E1の真偽を判別し、受けるか拒否するかを決める。
しかし、前述の検知方法は、有価証券E1の各部位においてたくさんの長い棒状の棒状ブロックが区切られている。しかも、事前にホストへ保存された棒状ブロックの参考値テーブルと交差に対照する。そして、大変精密なマトリックス計算をしてから、有価証券E1の各棒状ブロックの数値が正確であるかどうかを対照して確認することができる。この種の検知方法は測定エリアF1の両側上部の第一、第二線形光源A1、A2内部において大量の発光ダイオードA3を設置して違う色の測定光線を設置する必要があるだけでなく、第一、第二線形光源A1、A2が対応する前方にも第二光学デバイスB2、及び第三光学デバイスB3を設置して光源の出力角度を修正する必要がある。その上に、有価証券E1が反射する散乱光は第一光学デバイスB1を介して散乱光を光線検知装置C1内に集中する必要がある。そのため、第一線形光源A1、第二線形光源A2と光線検知装置C1及びこの三者が対応する光学デバイスB1、B2とB3は極めて精密な計算と配置で事前にホストの棒状ブロックの参考値とリストアップして対照しなければならない。
以上の原因で、この種の紙幣判別方法はプロセスが大変煩雑の以外に、識別効果も理想的ではないので、以下の欠点もある:
1.第一線形光源A1内部の複数の発光ダイオードA3の間には一定の間隔があるが、複数の発光ダイオードA3が光源を発する時に互いの光源が干渉しあうことがよくあるので、特定の光源波長で有価証券E1を有効に検証することができない。又、有価証券E1を同一の測定エリアF1において違う色の光線で検証することもできないため、測定光線の平均値で紙幣表面の色反応を計算するしかない。
2.国ごとに異なる額面の有価証券E1がある。額面の異なる有価証券E1にもそれぞれの特徴があるので、ホストに厖大の比較データーバンクを事前に保存してからこそ、各種の有価証券E1上の全部の棒状ブロック位置を比較することができる。
3.この種の検証方法は複数の発光ダイオードA3を通して屈折法を利用して光線の照射角度を確認し、そして光線検知装置C1とあわせる第一光学デバイスB1で反射された散乱光を受け取る。これにより、有価証券E1上の各ブロック位置へ照射して比較し合わせる。そのため、発光ダイオードA3、検知装置C1と光学デバイスB1、B2とB3の間の調整は極めて精確でなければならない。
4.発光ダイオードA3が有価証券E1上の各棒状ブロックを照射した後は極めて精確のマトリックス計算をしなければ、有価証券E1の真偽が確認できないし、かかる時間も非常に長いので、即時受信の自動取引機械には適用できない。
5.この種の検証方法が必要とする設備はより精密のものでなければならない。その全体構造は複雑で構成部品も多いため、製造と組立には細かく大変手間がかかり、全体の生産製造コストが高くなってしまう。
更に、即時の識別が必要とする銀行システムが使用する一般のATMや紙幣計数機は大体紫外線ランプの照射法を採用しており、この種の紫外線ランプは一般の室外販売機が使用する紙幣受取り装置には適用できない。それは、販売機はランプ台座の密封不良によって雨の日に水分や水に浸透されてランプが焼けてしまうことが原因である。しかも、ランプが一定の時間を使用すると、弱くなる現象が生じるので、この種のランプは光線衰弱が速い、消費電力が高い、高熱が発生しやすい、寿命が短い、壊れやすい、そして回収しにくいなどの欠点がある。それだけではなく、ランプの体積が大きいので、販売機内に限られた両替機のスペースには適用できない。それで、両替機は精確に識別する機能を果たすことができず、販売機を通して不正資金の洗浄に利用されることも少なくない。これらの原因により、如何に前述の欠点を同時に改善するか。有効かつ快速に紙幣の真偽を判別し、紙幣鑑別機の誤差許容値を増加してスペースが限られた紙幣受取り機に適用するように応用することは業者が改善したいところにあるので、改良すべき点はまだある。
米国特許第5498879号明細書
本考案の主要目的は、レンズモジュール構造が有価証券を測定する時の安定性と精度を測ることにある。ここで、レンズモジュール構造がレンズセットの方向性定位の突出し部とフールプルーフの対位部を開け口と嵌め穴に合わせてから、レンズセットを密着に台座の環状槽内に定位させる。その後は、バックルを締めて台座に固定させ、レンズセットを挟んで定位させる。このような精度の高いマルチ定位構造設計を利用することにより、レンズセットは台座と上カバーの間にしっかりと固定でき、揺れたり、変位したりしないで回路板の発光ダイオードや検知装置と精確に対位できる。それで、もっと安定且つ精確に有価証券を測定することができる。
本考案の副次の目的は、レンズモジュール構造の薄型化で両替機内の限られた空間に適用することにある。ここで、レンズセットが台座と上カバーによって挟まれて定位できた後に、更に回路板に固定される。これにより、回路板にあるの発光ダイオードや検知装置とレンズセットは対応しあうようになる。これで、発光ダイオードと前方の光学デバイス、及び対応している光線検知装置に対して照射角度をを精密に調整して配列する必要がある従来の問題を解決することができる。本考案のレンズモジュール構造は、レンズセットを台座と上カバーの間に組み入れてから、構造の同じ二組のレンズモジュール構造を両替機の経路の上下両側に設置して対応すれば、精確に光源の発射と受取りができる。そのため、生産と取付の効率が上げられ、全体光源の受取りと発射システムの精確度も向上でき、部品間の配列空間も抑えられ、全体高度と使用空間も低減できる。それで、レンズモジュールの構造はもっと薄くなり、両替機内部の限られた空間にも適用できるようになる。
本考案には又一つの目的がある。それは、有価証券全体の識別率を上げることである。レンズモジュール構造は主に自動取引機械である両替機に設置され、二セットのレンズモジュール構造をそれぞれに経路の上下両側に設けて光源の発射と受取りに使う。施錠部を介してレンズモジュール構造の台座を回路板に固定させ、回路板にある発光ダイオードやセンサーを対応させて台座の収納部に置くようにし、発光ダイオードやセンサーをそれぞれにレンズの平面部に対応させればよい。発光ダイオードが有価証券の位置に波長が違う平行光線を照射する時は、対応する検知装置を通して有価証券を突き抜ける光線を受け取り、そして光線の突抜け率を利用して紙幣の真偽を判別する。このようなモジュール配列の構造設計を利用して複数の発光ダイオードが発射する光源は互いに干渉しないので、有価証券全体の識別率を上げることができる。
請求項1の考案は、特に両替機内部で有価証券の真偽を測定するレンズモジュール構造を指し、台座、レンズセット及び上カバーによって構成され、その中には:台座表面に浮き出すように環状槽が設けられ、環状槽が囲む内部表面に複数の通し穴と位置合わせ穴があり、環状槽の片側にフールプルーフ用の開け口があり、台座の両側に、予め設置された回路板に固定するための施錠部及び嵌合部を持つガイド槽が設けられ、又、台座の下部表面にも通し穴を貫通している複数の収容部が設けられ、当該レンズセットは環状槽平面部に定位できる平坦なベースを持ち、且つそのベースの片側は伸びて開け口に対位する突出し部があり、ベースの上部表面には複数の弧状部が設置されており、ベースの下部表面には各弧状部と対応し、対応する通し穴に定位している複数の平面部があり、また、ベースの下部表面は伸びて位置合わせ穴と嵌りあう対位部があり、そして、当該上カバーはレンズセットの上部を覆っており、上カバーの表面に各弧状部と対応する複数の通し穴が開けられ、それらの通し穴の下は収納槽と連結し、また、収納槽は対応して環状槽と環状槽内に定位しているレンズセットを収納している、その上に、上カバーの両側は下へ曲がって導入槽内部のバックルと連結でき、バックルには嵌合部と掛け合う嵌め穴があることを特徴とする一種のレンズモジュールとしている。
請求項2の考案は、位置合わせ穴は通し穴の両側にあり、配列は対称になっていないことを特徴とする請求項1記載のレンズモジュールとしている。
請求項3の考案は、前記環状槽両側の頂上はそれぞれに浮き出して対称になっていない複数の定位部があり、相隣している収納槽の内壁には定位部と対応して連結している定位穴が設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュールとしている。
請求項4の考案は、前記ガイド槽は上から下へ縮小するようになっていることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュールとしている。
請求項5の考案は、前記嵌合部の頂上にはバックルが通るように引導するガイド斜面があることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュールとしている。
請求項6の考案は、前記台座の下部表面の周りは伸びて予め設置された回路板に固定できる複数の固定部があることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュールとしている。
請求項7の考案は、前記レンズセットの平面部は円柱状になっていることを特徴とする請求項6記載のレンズモジュールとしている。
請求項8の考案は、前記複数の収納部には、予め設置された回路板にあるSMT型の発光ダイオードやセンサーを設置することができる。しかも、予め設置された回路板にある発光ダイオードやセンサーは通し穴と向き合っていることを特徴とする請求項6記載のレンズモジュールとしている。
請求項9の考案は、前記施錠部と予め設置された回路板のネジ穴は対応し、且つネジは回路板裏のネジ穴を通して施錠部に締め付けることができることを特徴とする請求項6記載のレンズモジュールとしている。
本考案を従来の技術と比べると、以下の長所がある:
1.本考案のレンズモジュール構造の設計特徴は:まずレンズを、方向性定位を持つ突き出し部とフールプルーフ効果を持つ対位部を利用して台座の対応する開け口と位置合わせ穴と対位させる。そして、レンズセットを密着に台座の環状槽内に定位させる。その後、上カバーで台座の上に嵌めさせてレンズセットを挟んで定位させる。このように、精度が高いマルチ定位構造の設計は、レンズセットを、台座と上カバーの間に安定させることができる。レンズセットは揺れたり、変位したりせずに、回路板の発光ダイオードやセンサーと精確に対位できる。それで、レンズモジュール構造で有価証券の測定を実行する際の精度を向上させることができる。
2.本考案のレンズモジュール構造は主に自動取引機械の両替機内部に設置される。二セットの同様のレンズモジュール構造を、経路の上下両側に光源の発射と受取に使う。レンズモジュール構造の台座を施錠部を介して回路板に固定し、回路板にある発光ダイオードやセンサーを対応しながら台座の収納部におき、発光ダイオードやセンサーをそれぞれにレンズセットの平面部と対応させればよい。発光ダイオードを有価証券の同様位置に波長が違う平行光線を照射する時は、対応しているセンサーで有価証券を突き抜ける光線を受け取ることができる。そして、光線の突き抜け率で紙幣の真偽を識別することができる。このモジュール配列の構造設計を使用すれば、複数の発光ダイオードが発する光源は互いに干渉しないので、有価証券全体の識別率を向上させることができる。
3.本考案のレンズセットが台座と上カバーで挟んで定位されてからは回路板に固定される。その回路板にある発光ダイオードとセンサーをレンズセットと対応させることにより、周知の発光ダイオードと前方の光学デバイス及び対応する光線検知装置の照射角度を極めて精密に調整したり、配列したりしなければならない問題を解決することができる。本考案のレンズモジュール構造はただ、レンズセットを台座1と上カバーの間に組み入れてから、二セットの同様のレンズモジュール構造両替機の経路の上下両側において対応させることだけで、精確に光源の発射と受取が実現できる。そのため、生産と据え付けの効率が向上でき、全体光源の受取を発射システムの精確度も上げられる。又、各デバイス間の配列空間も減少できるため、全体の高さと使用空間も抑えられる。そして、レンズモジュールの構造も薄型化にでき、両替機の内部に限られた空間への適用もできる。
図1、図2、図3、図4では、本考案の立体分解図、他側の視角の立体分解図、立体組立図及び立体外見図が示されている。図示から分かるように、本考案は台座1、レンズセット2と上カバー3によって成されている。ここで、台座1の表面に浮き出すように環状槽11が設けられている。環状槽11が囲む範囲の表面に配列している複数の通し穴12がある。そして通し穴12の両側にはそれぞれに対称になっていない位置合わせ穴13がある。環状槽11の片側にはフールプルーフの開け口111、そして環状槽11の両側には突出していて対称になっていない複数の定位部112が設けられている。台座1の両側には回路板に締めつけて固定できるそれぞれの施錠部14がある。施錠部14に隣接している片側には複数のガイド槽があり、そして、ガイド槽15内に嵌合部16が設けられている。ガイド槽15は上から下へどんどん縮小になるような状態になっており、嵌合部16の頂上にはガイド斜面161がある。また、台座1下方の表面には配列して対応する複数の通し穴12が貫通している収納部17が設けられている。台座1下方の表面周囲には回路板に延びて固定できる複数の固定部18がある。
レンズセット2は台座1の環状槽11内に定位しており、平坦なベース21を持っている。ベース21の片側が延びて開け口111と対位する突出し部211がり、しかもベース21の上部表面に配列している複数の弧状部22が配置されている。ベース21の下部表面には弧状部22と対応する複数の平面部23があり、平面部23は円柱状になっており、対応する通し穴12に定位している。又、ベース21の下部表面には延びて位置合わせ穴13と噛合って固定する対位部24が設置されている。
上カバー3はレンズセット2の上部を覆っており、台座1と共にモジュール構造を成している。上カバー3の上部表面には配列している複数の通し穴31があり、これらの通し穴31はレンズセット2の弧状部22と対応している。そして、上カバー3の下部表面に通し穴31と共に貫通している収納槽32を形成する。収納槽32は環状槽11と環状槽11内に定位しているレンズセット2と対応するために、収納槽32の内壁に定位部112と対応して結合する定位穴321が設けられている。そして、上カバー3の両側にはそれぞれに下方へ曲がってガイド槽15の形に合わせるバックル33がある。バックル33内には嵌合部16が嵌る嵌め口が設けられる。
更に、前述のデバイスで構成する際、まずレンズセット2を密着に台座1の環状槽11に定位させ、レンズセット2の突出し部211を環状槽11の開け口111と対位にさせる。また同時に、レンズセット2の対位部24を台座1の対称になっていない位置合わせ穴13と照準してから、レンズセット2を環状槽11に押し入れて精確度の高い組立構造を形成し、レンズセット2の平面部23を、台座1が対応する通し穴12内に入れて定位状態を形成させる。しかも、前述の二つのフールプルーフ構造の設計を利用することにより、レンズセット2が逆立って取り付けられるのを防ぐ。
レンズセット2を台座1の環状槽11内に定位してから、上カバー3でレンズセット2の上部を覆い、環状槽11の頂上にある対称になっていない定位部112と収納槽32が対応する定位穴321とを結び合わせる。同時に、上カバー3の両側のバックル33は台座1の両側のガイド槽15を沿って導入されて定位された。しかも、嵌合部16表面のガイド斜面161でバックル33を導いてバックル33の嵌め穴34がガイド斜面161を通って嵌合部16と対応して嵌めあうようにする。そして、環状槽11内に定位したレンズセット2を上カバー3の収納槽32内に置く。そうすれば、上カバー3でレンズセット2を挟んで台座1に固定することができ、掛け合う構造を形成することができる。このように、レンズセット2の弧状部22を上カバー3の通し穴31とを対応させて本考案のレンズモジュール構造を形成する。
図5、図6は本考案が回路板に接続している立体分解図及び側面断面図である。図示によると、本考案を使用する際は、まず台座1を回路板4に置き、その回路板4には複数のSMT型の発光ダイオード41やセンサー42が配列されている。台座1の固定部18が回路板4にある予定の固定穴43に接続すると、発光ダイオード41やセンサー42がそれぞれに台座1が対応している収納部17内に位置するようになる。台座1の施錠部14は回路板4にあるネジ穴44と対応するようになる。そこから、ネジ45を回路板4の裏側にあるネジ穴44を通らせて台座1の施錠部14に固定させる。こうすれば、レンズモジュール構造は回路板4に固定できる。回路板4にある発光ダイオード41やセンサー42を通し穴12と照準させ、このような構造設計を利用することにより、レンズモジュール構造は回路板4の厚さによって影響されずに、容易に回路板4に固定することができる。
以上を以て本考案のレンズモジュール構造は主に、自動取引機械の両替機の有価証券識別機能に利用される。まず、二セットのレンズモジュール構造で対応しあう台座構造を形成する。その中の一セットのレンズモジュール構造を光源発射(発光ダイオード41の回路板4を持つ)に使い、そして、もう一セットのレンズモジュール構造を光源の受取(センサー42の回路板4)に使う。発光ダイオード41が台座1の通し穴12を通して光源を発射すると、光線はレンズセット2の平面部23のところを照射することができる。そして、レンズセット2自体の屈折により、光源を上部の弧状部22から射出することができる(図7が示すように)。平行に射出された光線はもう一つの台座1のレンズセット2の上に照射している。そして、そのレンズセット2の弧状部22によって受け取られれば、レンズセット2本体の屈折を経由し、最後、平面部23によって光源をセンサー42に集中される。これで光源波長の強弱を測定する。
又、前述の運用された発光ダイオード41デバイスは違う波長のパルスライトを発することができ、発光ダイオード41内は同時に、波長が違う複数の発光ダイオードをパッケージにすることができる。そして、各発光ダイオードチップの波長はそれぞれに照射できるのは、615nm−635nmの赤い光、515nm−532nmの緑光、460nm−475nmの青い光、及び突き抜け力が一段と強い850nmの第一赤外線や940nmの第二赤外線である。そのため、発光ダイオード41が発射する波長の違う突抜け性質は皆、有価証券上の偽造防止特徴と材質厚みとにあわせており、同一位置に波長の違うパルスライトを与えて照射することにより、有価証券の真偽を識別して測定する。述べられた有価証券は紙幣、代用紙幣、紙の貨幣、トラベルチェック又は証券など自動取引機械に使われる流通貨幣があるので、前述効果が実現できる構造、装置は全部本考案の範囲にカバーされる。しかも似たような簡単な修飾や効果同様な構造変化については、本考案の請求の範囲に属すべきだし、ここでお断りさせていただく。
図8を参照してください。これは本考案の好ましい実施例の側面断面図である。図示から分かるように、本考案のレンズモジュール構造は主に一般の自動取引機械の両替機5内部に使われている。両替機5内部に上下に対応する同様構造のレンズモジュール構造を設置し、有価証券6を経路51から入れ、伝送装置52で有価証券6を二セットのレンズモジュール構造の間に入れて識別する。この時に、発光ダイオードが設けられる回路板4は起動信号を発して発光ダイオード41を逐次に波長の違うパルスライトを発射させる。レンズセット2の平面部23を経由してパルスライトを射入させる。そして、弧状部22でパルスライトを平行に光束を有価証券6の表面に照射させて固定面積の測定エリアを形成する。その後、光束が有価証券6の他側の表面を透けぬける。透けぬける平行光線は又もう一セットのレンズセット2の弧状部22に入り、そのレンズセット2の平面部23を通して光束を別の回路板4のセンサー42内部に集中される。センサー42は受け取った違う波長の光源の突き抜け率に従い、図形の信号を出力して強度分布を測定する。最後に、両替機5内部の制御ユニット(図示には示されていない)で予め内部に設けられた基準数値を、センサー42が集めたそれぞれの波長の光透過率と比較して有価証券6の真偽を分析する。
光源の測定方法は以下の通りがある:一つは有価証券6の紙の材質を判定する。有価証券6を発光ダイオード41の異なる波長で照射し、有価証券6の表面の測定エリアを違う光透過率を発生させる。そのため、波長が違う光源の光透過率を予め設定された値と比較して有価証券6の真偽を判断することができる。もう一つの方法は、有価証券6自体のインクを利用し、波長が違う光源で刺激とろ過すると、特定の突き抜け光源が発生できる。センサー42でその特定の突き抜け光源を受け取れば、予め設定された値と比較することができる。それで有価証券6の真偽を判断する。
本考案は主に、マルチ定位構造を利用してレンズセット2を台座1と上カバー3の間に組み入れ、しっかりと挟んで定位することを保護のポイントにしている。
本考案の立体分解図である。 本考案のもう一つの視角の立体分解図である。 本考案の立体組立図である。 本考案の立体外見図である。 本考案が回路板に接続している立体分解図である。 本考案が回路板に接続している側面断面図である。 本考案が光源の照射経路にある表示図である。 本考案の好ましい実施例に関する側面断面図ている。 従来の技術を採用している識別装置の表示図である。 従来の技術を採用している線形光源分布表示図である。
符号の説明
1 台座
2 レンズセット
3 上カバー
4 回路板
5 両替機
6 有価証券
11 環状槽
12、31 通し穴
13 嵌め穴
14 施錠部
15 ガイド槽
16 嵌合部
17 収納部
18 固定部
21 ベース
22 弧状部
23 平面部
24 対位部
32 収納槽
33 バックル
34 嵌め口
41 発光ダイオード
42 検知装置
43 固定穴
44 ネジ穴
45 ネジ
51 経路
52 伝送装置
111 開け口
112 定位部
161 ガイド斜面
211 突出し部
321 定位穴
A1 第一線形光源
A2 第二線形光源
A3 発光ダイオード
A4 付属光源
B1 第一光学デバイス
B2 第二光学デバイス
B3 第三光学デバイス
B4 第四光学デバイス
C1 光線検知装置
D1 ローラー
E1 有価証券
F1 測定エリア

Claims (9)

  1. 特に両替機内部で有価証券の真偽を測定するレンズモジュール構造を指し、台座、レンズセット及び上カバーによって構成され、その中には:台座表面に浮き出すように環状槽が設けられ、環状槽が囲む内部表面に複数の通し穴と位置合わせ穴があり、環状槽の片側にフールプルーフ用の開け口があり、台座の両側に、予め設置された回路板に固定するための施錠部及び嵌合部を持つガイド槽が設けられ、又、台座の下部表面にも通し穴を貫通している複数の収容部が設けられ、当該レンズセットは環状槽平面部に定位できる平坦なベースを持ち、且つそのベースの片側は伸びて開け口に対位する突出し部があり、ベースの上部表面には複数の弧状部が設置されており、ベースの下部表面には各弧状部と対応し、対応する通し穴に定位している複数の平面部があり、また、ベースの下部表面は伸びて位置合わせ穴と嵌りあう対位部があり、そして、当該上カバーはレンズセットの上部を覆っており、上カバーの表面に各弧状部と対応する複数の通し穴が開けられ、それらの通し穴の下は収納槽と連結し、また、収納槽は対応して環状槽と環状槽内に定位しているレンズセットを収納している、その上に、上カバーの両側は下へ曲がって導入槽内部のバックルと連結でき、バックルには嵌合部と掛け合う嵌め穴があることを特徴とする一種のレンズモジュール。
  2. 位置合わせ穴は通し穴の両側にあり、配列は対称になっていないことを特徴とする請求項1記載のレンズモジュール。
  3. 前記環状槽両側の頂上はそれぞれに浮き出して対称になっていない複数の定位部があり、相隣している収納槽の内壁には定位部と対応して連結している定位穴が設けられていることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュール。
  4. 前記ガイド槽は上から下へ縮小するようになっていることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュール。
  5. 前記嵌合部の頂上にはバックルが通るように引導するガイド斜面があることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュール。
  6. 前記台座の下部表面の周りは伸びて予め設置された回路板に固定できる複数の固定部があることを特徴とする請求項1記載のレンズモジュール。
  7. 前記レンズセットの平面部は円柱状になっていることを特徴とする請求項6記載のレンズモジュール。
  8. 前記複数の収納部には、予め設置された回路板にあるSMT型の発光ダイオードやセンサーを設置することができる。しかも、予め設置された回路板にある発光ダイオードやセンサーは通し穴と向き合っていることを特徴とする請求項6記載のレンズモジュール。
  9. 前記施錠部と予め設置された回路板のネジ穴は対応し、且つネジは回路板裏のネジ穴を通して施錠部に締め付けることができることを特徴とする請求項6記載のレンズモジュール。
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