JP3131685U - ゴム手袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐摩耗性が良い、即ち使用寿命が従来のものよりずっと長いゴム手袋を提供する。
【解決手段】手の五指を収納する五指部と、五指部に続く手のひらを収納する手のひら部と、手のひら部に続く末端に手を入れるための開口となっている裾部とからなるゴム手袋であって、五指部と手のひら部と裾部のそれぞれに相当する部分が基層体からなり、五指部と手のひら部のそれぞれに相当する部分の前記基層体の少なくとも一部の外表面が、中間層により被覆されており、五指部に相当する部分の前記中間層の少なくとも一部の外表面が、外皮層で被覆されていることを特徴とするゴム手袋を提供する。
【選択図】図1

Description

本考案は、製薬、食品の工場、医療、実験の機関及び清潔掃除などに使用されて手を水や他の化学薬品、汚物から保護したりまたは取り扱うものを手に汚れないようにさせたりするゴム手袋に関する。
ゴム手袋は、ゴムラテックスなどで製造されたものであって、その構成は、通常の手袋と同じように、手の五指を収納する五指部と、前記五指部に続いていて手のひらを収納する手のひら部と、前記手のひら部に続いて末端に手を入れるための開口となっている裾部とからなっている。
しかし、ゴム手袋は、水や化学薬品、汚物など通常の手袋より苛酷な環境下に使われるため、物を頻りに摘んだり捻ったりする部分、例えば指先部、繰り返し湾曲しなければならない部分、例えば関節部、及び、物を捧げたり擦ったりする部分、例えば手のひら部などが、取り扱うものとの頻繁な摩擦により摩損されやすい、という問題点がいつも存在している。
ところで、取り扱うものを摘んだり捻ったりする場合、ゴム手袋をはめてある指の感覚を助けるために目で見ながら工作液内にある指先を動かすこともしばしば必要がある。この時、工作液が濁れば、作業は難しくなる、という問題点もある。
前記問題点に鑑みて、本考案は、まず耐摩耗性が良い、即ち使用寿命が従来のものよりずっと長いゴム手袋を提供しようとすることをその一つの目的とする。
そして、本考案は、また、作業中に、ゴム手袋をはめてある指の感覚を助けて目で見ながら工作液内にある指先を動かすことができるゴム手袋を提供しようとすることをそのもう一つの目的とする。
前記目的を達成するために、考案者は、ゴム手袋の耐摩耗性を上げるために、ゴム手袋の構成材料の厚さを増さなければならない、ということが分かるが、構成材料全体の厚さを増した場合、ゴム手袋が硬直になって、関節の湾曲が難しくなったりし、使用しにくくなるので、その部位によって構成材料の厚さが異なるゴム手袋の構造を考え出した。
即ち、本考案は、前記発想に基づき、手の五指を収納する五指部と、前記五指部に続く手のひらを収納する手のひら部と、前記手のひら部に続く末端に手を入れるための開口となっている裾部とからなるゴム手袋であって、
前記五指部と前記手のひら部と前記裾部のそれぞれに相当する部分が、基層体からなり、
前記五指部と前記手のひら部のそれぞれに相当する部分の前記基層体の少なくとも一部の外表面が、中間層により被覆されており、
前記五指部に相当する部分の前記中間層の少なくとも一部の外表面が、外皮層で被覆されていることを特徴とするゴム手袋を提供する。
そしてまた、考案者は、作業中に、ゴム手袋にはめてある指の感覚を助けて目で見ながら工作液内にある指先を動かすために、その指や指先などの必要な部分に他の部分と異なる色がつけてあるゴム手袋を考え出した。
即ち、本考案は、中間層の色彩が、外皮層及び基層体の色彩と異なるゴム手袋、または五指部における少なくとも一指に相当する部分が、他の指に相当する部分と色彩が異なるゴム手袋を提供する。
前記構造によるゴム手袋は、例えば同じ使用期間で摩耗する度合いの多い五指部から手のひら部、裾部の順序にそれぞれ三重、二重、一重の層になっているので、五指部などが破損しただけでゴム手袋全体が不用となることを避けることができ、物の使用経済性を上げることができる。
また、前記構造によるゴム手袋は、その部位によって構成材料の厚さが異なり、それぞれの部位で必要以上の厚さになっていないので、厚さの増加のためにゴム手袋の使用性が下がることがないようにすることができる。
そしてまた、前記構造によるゴム手袋は、その部位によって色彩が異なり、それぞれ必要に応じて見分けられるので、作業性が従来よりずっと良い。
以下、図面を参照しながら本考案のゴム手袋の好ましい実施形態の一例を説明する。なお、図面には、左手のゴム手袋だけを例示したが、右手のゴム手袋は、構造が左手と互いに鏡像関係になるので、その図示を省略した。
図1は、この実施形態例のゴム手袋の手の裏側から見た斜視図である。図2は、図1における線2−2に沿う断面図である。図3は、図1における線3−3に沿う断面図である。図4は、図1における線4−4に沿う断面図である。
図1に示すように、このゴム手袋は、ゴムラテックスで製造されたものであって、その全体の形状から見れば、手の五指を収納する五指部22と、五指部22に続いていて手のひらを収納する手のひら部21と、手のひら部21に続いて末端に手を入れるための開口231となっている裾部23とからなっている。
そして、図2に示すように、このゴム手袋は、その層構造から見れば、基層体2と、中間層3と、外皮層4とからなっている。
即ち、基層体2は、すでにゴム手袋の全体の形状となっていて、五指部22と手のひら部21と裾部23とそれぞれ相当する部分がある。
中間層3は、この例においては、図1と図3に示すように、基層体2の、五指部22と手のひら部21とに相当する部分の外表面を全面的に被覆しているが、場合によっては、五指部22と手のひら部21とに相当する部分の所定の一部(例えば五指部22の方が一指だけ)の外表面だけを被覆してもよい。
外皮層4は、この例においては、図1と図4に示すように、中間層3の、五指部22の五指に当たる部分の指先の方を有する一節の外表面を被覆しているが、五指部22に当たる部分の所定の一部(例えばその一指)の外表面だけを被覆してもよい。
また、図2に示すように、基層体2の、五指部22と手のひら部21とにそれぞれ相当する部分の表面及び裾部23における開口231に近い両側に当たる部分の表面に、手袋の最外層にも現れるように滑止め可能な凹凸構造24、25が形成されている。
なお、中間層3の色彩は、外皮層4の色彩とも基層体2の色彩とも異なった。もちろん、これに限らず、需要に応じて前記層同士の全体または一部に適当に色をつけることができ、例えば五指部22における所定の指の例えば人差し指は他の指と色彩が異なってもよい。
なお、この例におけるゴム手袋は、基層体2、中間層3及び外皮層4のすべての層がゴムラテックスにより形成されているが、基層体2として天然ゴムが使用され、中間層3としてニトリルブタジエンゴムが使用され、外皮層4としてクロロプレンゴムが使用された。即ち、本考案のゴム手袋は、その目的や需要、製品コストに応じて各層の柔軟性、強靭性、耐熱性、耐酸性、耐油性、抗老化性などを考えて異なった構成材料を自由に選択して使用することができる。例えば、前記の代わりに、基層体2として天然ゴムが使用され、中間層3としてクロロプレンゴムと天然ゴムとのゴム混合物(例えばクロロプレンゴム50%、天然ゴム50%)が使用され、外皮層4としてクロロプレンゴムが使用されても良い。
以上、本考案の好適な実施形態例について説明したが、本考案は前記実施形態例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本考案の思想の範囲内において種々の変形や変更が可能である。
以上、実施形態例で詳細に説明したように、本考案のゴム手袋は、その必要な部位に必要な厚さがあるので、耐摩耗性が良く、使用寿命が従来のものよりずっと長い上、厚さが各部位の使用条件に応じて必要以上にならないので、使用性が耐摩耗性の向上に降下することはない。
なお、本考案のゴム手袋の構造は、基層体、中間層と、外皮層との独立の3層からなっているため、その製造は、一体成型ではなく、まず、基層体を形成し、そして中間層と外皮層を順に、且つ必要に応じるように付け加えるので、配色の自由度が極めて高く、はめてある指の感覚を助けて目で見ながら工作液内にある指先を動かすことができるものを提供するものが容易である。
図1は、本考案のゴム手袋の好ましい実施形態の一例の手の裏側から見た斜視図である。 図2は、図1における線2−2に沿う断面図である。 図3は、図1における線3−3に沿う断面図である。 図4は、図1における線4−4に沿う断面図である。
符号の説明
2 基層体
3 中間層
4 外皮層
21 手のひら部
22 五指部
23 裾部
231 開口
24、25 凹凸構造

Claims (9)

  1. 手の五指を収納する五指部と、前記五指部に続く手のひらを収納する手のひら部と、前記手のひら部に続く末端に手を入れるための開口となっている裾部とからなるゴム手袋であって、
    前記五指部と前記手のひら部と前記裾部のそれぞれに相当する部分が、基層体からなり、
    前記五指部と前記手のひら部のそれぞれに相当する部分の前記基層体の少なくとも一部の外表面が、中間層により被覆されており、
    前記五指部に相当する部分の前記中間層の少なくとも一部の外表面が、外皮層で被覆されていることを特徴とするゴム手袋。
  2. 五指部に相当する部分の少なくとも一指の基層体の外表面が、中間層により被覆されており、
    前記中間層の外表面が、外皮層により被覆されている請求項1に記載のゴム手袋。
  3. 五指部に相当する部分の少なくとも一指に相当する部分の少なくとも指先の方の一節の基層体の外表面が、中間層により被覆されており、
    前記中間層の外表面が、外皮層により被覆されている請求項2に記載のゴム手袋。
  4. 基層体と中間層と外皮層が、それぞれ異なった種のゴムにより形成された請求項1〜3に記載のゴム手袋。
  5. 基層体が天然ゴム、中間層がニトリルブタジエンゴム、外皮層がクロロプレンゴムである請求項4に記載のゴム手袋。
  6. 基層体が天然ゴム、中間層がクロロプレンゴムと天然ゴムとのゴム混合物、外皮層がクロロプレンゴムである請求項4に記載のゴム手袋。
  7. 中間層が、50%のクロロプレンゴムと50%の天然ゴムのゴム混合物である請求項6に記載のゴム手袋。
  8. 中間層の色彩が、外皮層及び基層体の色彩と異なる請求項1〜7に記載のゴム手袋。
  9. 五指部における少なくとも一指に相当する部分が、他の指に相当する部分と色彩が異なる請求項1〜8に記載のゴム手袋。
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