JP3131292B2 - 生体信号検出装置 - Google Patents

生体信号検出装置

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JP3131292B2
JP3131292B2 JP04187242A JP18724292A JP3131292B2 JP 3131292 B2 JP3131292 B2 JP 3131292B2 JP 04187242 A JP04187242 A JP 04187242A JP 18724292 A JP18724292 A JP 18724292A JP 3131292 B2 JP3131292 B2 JP 3131292B2
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泉 三原
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非装着且つ非拘束で、
心拍、呼吸、あるいは体動を検出する生体信号検出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の生体信号を検出する装置として
は、脳波を検出する脳波計、心電波形を検出する心電
計、あるいは筋電波形を検出する筋電計などがある。し
かし、これらは生体の電位変化を皮膚に直接に電極を取
り付けて検出するものであり、電極の取付及び検出作業
は熟練を要する。しかも、何回もの電極の取付を行う
と、皮膚が荒れたり、皮膚に炎症を起したりする問題が
あった。また、その他には呼吸状態(呼吸曲線)を検出
する呼吸バンドなどもあるが、この呼吸バンドなどのそ
の他の従来の生体信号検出装置でも、生体に取り付ける
点においては何ら変わりのないものである。
【0003】このように従来の生体信号検出装置のいず
れにおいても、生体の動作を拘束するため、生体に大き
なストレスを与え、且つ連続測定には適さなかった。特
に、睡眠時の生体信号の測定またはリラックス状態にお
ける生体信号の測定には不向きなものであった。上述の
理由から非装着且つ拘束で簡単に、しかも生体に影響
を与えずに生体信号を検出できる生体信号検出装置が要
求されている。このような生体信号検出装置としては圧
電素子などからなるセンサを用いて生体信号を検出する
ものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧電素子からなるセンサを備える生体信号検出装置で
は、体動や呼吸曲線という程度のものしか測定できず、
心電波形(心拍)を測定できるレベルまで達していな
い。本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするところは、非装着且つ非拘束で、心拍まで
も測定できる生体信号検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、生体支持部に設置され電極部
間に介装される柔軟性のある絶縁材の心拍、呼吸及び体
動による生体の変動に応じた変形により電極部間の容量
が変化するセンサ部と、センサ部の出力を電圧信号に変
換する検出部と、検出部の出力から心拍、呼吸及び体動
などの生体信号を弁別する弁別部とを備え、上記センサ
部を、柔軟性のある絶縁材をチューブ状に形成し、その
絶縁材の中空部に電線などからなる電極部を通し、絶縁
材に網状の導電材からなる電極部を被せて構成したもの
を用いている。
【0006】請求項2の発明では、上記目的を達成する
ために、生体支持部に設置され流動性のある物質を充填
した柔軟性のある密封容器と、この密封容器内の圧力を
検出する圧力センサと、圧力センサの出力から心拍、呼
吸及び体動などの生体信号を弁別する弁別部とを備え、
上記密封容器を棒状に形成している。
【0007】なお、請求項の発明では、請求項に示
すように、充填流体として非圧縮性のものを用いること
が好ましい
【0008】
【作用】請求項1の発明は、上述のように心拍、呼吸及
び体動による生体の変動を感知するセンサ部として、
軟性のある絶縁材をチューブ状に形成し、その絶縁材の
中空部に電線などからなる電極部を通し、絶縁材に網状
の導電材からなる電極部を被せて構成したいわゆる静電
容量センサを用い、心拍、呼吸及び体動による生体の変
動に応じた絶縁材の変形に伴う静電容量変化から、心
拍、呼吸及び体動による生体の変動を捕らえる。このよ
うにすれば、センサ部を生体支持部に設置してさえおけ
ばよく、生体に装着する必要がなく、且つ生体を拘束す
ることもない。
【0009】請求項2の発明は、心拍、呼吸及び体動に
よる生体の変動による密封容器内の充填流体の圧力変化
から心拍、呼吸及び体動による生体の変動を捕らえ、密
封容器を生体支持部に設置してさえおけばよく、生体に
装着することなく、且つ生体を拘束することなく、心
拍、呼吸及び体動の検出を可能とする。しかも、密封容
器を棒状に形成しているためにセンサ部を小さくでき、
生体と直接に接触する形で使用する場合に、違和感を大
幅に軽減させることができ、生体に与えるストレスを軽
減できる。また、充填流体が非圧縮性の流体であり、セ
ンサ部が生体と直接に接触する場合、いわゆる水枕を背
中に置いたときのように生体に対して冷たさを感じさせ
るという問題があるが、このように棒状に形成すれば、
冷たさを感じさせることを少なくできる。なお、空気な
どの圧縮性を有する充填物質であると、微小な生体変動
を捕らえることが難しい。そこで、請求項に示すよう
に、充填流体として非圧縮性のものを用いると、生体の
心拍、呼吸及び体動などの変動の減衰や周波数特性の低
下を防止でき、圧力センサへの伝達特性を向上させて感
度をよくできる
【0010】
【実施例】(実施例1)本発明の実施例を説明する前に、本実施例と全体構成が
類似する類似例について説明する。 図1乃至図6に本発
明の類似例を示す。この類似例の生体信号検出装置は、
基本的には図2に示すように、生体支持部に設置され心
拍、呼吸及び体動による生体10の変動を応じた出力を
生じるセンサ部1と、センサ部1の出力から変位成分の
みを検出する検出部2と、検出部2の出力から心拍、呼
吸及び体動などの生体信号を弁別する弁別部3とで構成
してある。
【0011】センサ部1としては、上記心拍、呼吸及び
体動による生体10の変動に応じて形状変化を生じる導
電性物質で形成されたアンテナ9を用いる。つまり、通
常の環境下においてはシールドルームでない限りは外来
輻射ノイズが存在し、アンテナ9は形状が変化すると、
外来輻射ノイズの受信状態が変化し、その変化分に応じ
た出力が得られる。そこで、この類似例ではアンテナ9
をセンサ部1として用いてある。
【0012】上記生体支持部8としては、例えばベッ
ド、布団、椅子あるいはソファがそれに対応し、アンテ
ナ9は生体支持部8がベッドであれば、ベッドパット
内、ベッドソファ下に設置され、また布団である場合に
は、布団上、布団下に設定される。図1には、生体支持
部8としてのベッドのベッドパット内にアンテナ9を設
置した場合を示す。
【0013】上記検出部2としては、例えば脳波計など
の差動増幅器などを用い、弁別部3としては、ローパス
フィルタフィルタあるいはコンパレータなどを用いるこ
とができる。図5はその測定装置の全体構成を示し、ア
ンテナ9からなるセンサ部1の出力は電極接続器11を
介して脳波計12に接続し、心拍波形、呼吸波形及び体
動波形を記録用紙に記録させる。ここで、脳波計12が
検出部2及び弁別部3の機能を果たす。
【0014】本類似例では、上述のように生体10を例
えばベッドなどの生体支持部8上に横たわらせ、この状
態で生体信号の測定を行う。このときの生体10の心
拍、呼吸及び体動による変動は、アンテナ9の外来輻射
ノイズの受信状態の変化として出力され、このアンテナ
9の出力から心拍、呼吸及び体動成分のみを検出部2で
電気的に抽出し、その後弁別部3により心拍波形、呼吸
波形及び体動波形などの生体信号を得る。これら心拍波
形、呼吸波形及び体動波形は、弁別部3の心拍波形、呼
吸波形及び体動波形に適したフィルタにより夫々弁別さ
れ、出力端子4a〜4cから夫々出力される。なお、こ
の脳波計12により記録用紙に記録された心拍波形を図
6(c)に、呼吸波形を同図(b)に、体動波形を同図
(a)に示す。
【0015】ところで、生体10がアンテナ9に接触し
たときに感じる違和感を軽減し、且つ生体10の変動に
対する感度を上げるために、アンテナ9を柔軟性のある
導電性物質で構成することが好ましい。このようにする
場合には、アンテナ9を図3に示すように形成すればよ
い。図3におけるアンテナ9は、細いより線からなる複
数本の電線5を柔軟性の高い絶縁材6で被覆し、さらに
銅線を網目状に編んで形成されたネット7を被せた構造
としてある。
【0016】このようなアンテナ9とすれば柔軟性があ
るので、図4に示すように、生体支持部8に蛇行させて
設置することができ、心拍、呼吸、体動などの微小の生
体変動に対して、アンテナ9の形状変形を起こしやすく
なり、従ってアンテナ感度が上がる。ところで、上述の
場合には外部輻射ノイズを用いて心拍、呼吸、体動など
を検出するようにしたが、特定の電波を用いて心拍、呼
吸、体動などを検出するようにしてもよいことは言うま
でもない。
【0017】一方、図7乃至図9に本発明の実施例1
示す。本実施例も基本構成的には、図2で説明した類似
の場合と同様に、センサ部1、検出部2及び弁別部3
からなり、全体装置の構成も図5で説明したとほぼ同様
の構成となる。但し、本実施例の場合には、センサ部1
として心拍、呼吸及び体動による生体10の変動を静電
容量として捕らえる構成とした点に特徴がある。
【0018】センサ部1の具体構造を図7に示す。セン
サ部1は、例えば発泡ウレタンなどからなる柔軟性のあ
る平板状の絶縁材13の両面に、アルミシートからなる
電極部14a,14bを貼着して形成されている。この
センサ部1の場合には、生体支持部8が例えばベッドや
布団などの場合、シーツの下に敷いて用いられる。い
ま、生体支持部8上に横になった生体10の心拍、呼吸
及び体動などによる変動があると、その変動により絶縁
材13が変形し、それにより電極部14a,14b間の
距離が変化することにより、電極部14a,14b間の
静電容量が変化する。
【0019】本実施例の検出部2では、上記センサ部1
における静電容量変化は電圧信号に変換する働きを持
ち、弁別部3では上記第1の実施例と同様にして検出部
2の出力から心拍波形、呼吸波形及び体動波形を適宜フ
ィルタにより夫々弁別する。ところで、上述の場合には
センサ部1がシート状に形成されていたが、図8のよう
に紐状に形成する方が望ましい。このセンサ部1では、
柔軟性のある絶縁材13をチューブ状に形成し、その絶
縁材13の中空部に電線などからなる電極部14bを通
し、絶縁材13に網状の導電材からなる電極部14aを
被せて構成してある。このような構造とすれば生体支持
部8に蛇行させて設置することができる。
【0020】上記図8のセンサ部1の出力波形を図9
(c)に示す。なお、図9(a)は心電計による出力波
形、同図(b)は呼吸バンドの出力波形を示す。 (実施例) 図10乃至図15に本発明の実施例2を示す。本実施例
の場合には、センサ部1として流動性のある物質を充填
した柔軟性のある密封容器15を用い、検出部2として
上記密封容器15内の圧力を検出する圧力センサ16を
用いてある。この圧力センサ16では、圧力変化を適度
に増幅する機能を備え、その増幅出力を電線17を介し
て弁別部3に送る。なお、上記密封容器15としては海
水浴などで使用される浮袋のようなものを用いることが
でき、充填物質としては例えば空気であればよい。そし
て、圧力センサ16は空気の流入口に取り付けるように
すればよい。
【0021】このセンサ部1の場合には、図11に示す
ように、生体10と生体支持部8の間に敷設して、実施
例1の場合と同様にして心拍、呼吸及び体動などを測定
することができる。なお、センサ部1をベッドや布団な
どの生体支持部8の下に敷設してもよい。ところで、空
気などの圧縮性を有する充填物質であると、微小な生体
変動を捕らえることが難しい場合がある。そこで、微小
な生体変動を捕らえることができるようにするために、
充填物質は水あるいはシリコン油などの非圧縮性の流体
であることが望ましい。つまり、生体の心拍、呼吸及び
体動などの変動の減衰や周波数特性の低下を防止でき、
圧力センサ6への伝達特性を向上させて感度をよくでき
る。
【0022】さらに、センサ部1は図12に示すように
密封容器15を棒状に形成してもよく、この場合には図
13に示すように設置して心拍、呼吸及び体動などを測
定すればよい。このように密封容器15を棒状とすれ
ば、センサ部1を小さくでき、生体10と直接に接触す
る形で使用する場合に、違和感を大幅に軽減させること
ができ、生体10に与えるストレスを軽減できる。
【0023】なお、言うまでもないが、この場合にも充
填物質は非圧縮性の流体であることが望ましい。ところ
で、このように充填物質は非圧縮性の流体であり、セン
サ部1が生体10と直接に接触する場合、いわゆる水枕
を背中に置いた状態になり、生体10に対して冷たさを
感じさせるという問題がある。しかし、上述のように棒
状に形成すれば、冷たさを感じさせることを少なくでき
る利点もある。
【0024】本実施例により測定により得られた心拍波
形と心電計により得られた心電波形との違いを図14
(a),(b)に示す。また、図15(a)は測定によ
り得られた波形のFFT図、(b)は心電計による心電
波形のFFT図、(c)は呼吸計による呼吸波形のFF
T図である。測定により得られたFFT図は、図15
(b),(c)の周波数特性を両方備えている。図16
乃至図18に本発明のさらに他の類似例を示す。この類
似例ではセンサ部1として、図16に示すように、光フ
ァイバ18の両端に発光ダイオードからなる発光部19
及び受光部20を配置し、生体10の心拍、呼吸及び体
動などの変動により光ファイバ18に圧力が加わって生
じる曲がりや歪みなどの変形により、受光部20による
受光出力が変化することを利用して、心拍、呼吸及び体
動などを測定するものである。
【0025】ここで、このセンサ部1での心拍、呼吸及
び体動などの変動に応じた受光出力の変化を大きくする
ために、光ファイバ18としては柔軟性を有し、且つ透
明度の高い材料を用いて構成することが好ましい。例え
ば、光ファイバ18を、図17に示すように、テフロン
などの弾性を持つ保護チューブ18a内に、透明度の高
いシリコン18bを充填して形成すればよい。
【0026】本類似例によってもセンサ部18の受光出
力の変化(なお、受光部20では電流変化としてその変
化分が現れる)を、検出部2で電圧変化に変化して、弁
別部3で心拍、呼吸及び体動などの各波形を測定でき
る。図18(a)は心電計により得られた波形のFFT
図、同図(b)は呼吸計により得られた波形のFFT
図、同図(c)はセンサ部18により得られた波形のF
FT図である。
【0027】
【発明の効果】請求項1の発明は上述のように、生体支
持部に設置され電極部間に介装される柔軟性のある絶縁
材の心拍、呼吸及び体動による生体の変動に応じた変形
により電極部間の容量が変化するセンサ部と、センサ部
の出力を電圧信号に変換する検出部と、検出部の出力か
ら心拍、呼吸及び体動などの生体信号を弁別する弁別部
とを備え、上記センサ部を、柔軟性のある絶縁材をチュ
ーブ状に形成し、その絶縁材の中空部に電線などからな
る電極部を通し、絶縁材に網状の導電材からなる電極部
を被せて構成したものを用いたので、心拍、呼吸及び体
動による生体の変動を感知するセンサ部としていわゆる
静電容量センサを用い、心拍、呼吸及び体動による生体
の変動による絶縁材の変形に伴う静電容量変化から、心
拍、呼吸及び体動による生体の変動を捕らえることがで
きる。この場合にもセンサ部を生体支持部に設置してさ
えおけばよく、生体に装着する必要がなく、且つ生体を
拘束することもない。
【0028】請求項2の発明は上述のように、生体支持
部に設置され流動性のある物質を充填した柔軟性のある
密封容器と、この密封容器内の圧力を検出する圧力セン
サと 、圧力センサの出力から心拍、呼吸及び体動などの
生体信号を弁別する弁別部とを備え、上記密封容器を棒
状に形成しているので、心拍、呼吸及び体動による生体
の変動による密封容器内の充填流体の圧力変化から心
拍、呼吸及び体動による生体の変動を捕らえ、密封容器
を生体支持部に設置してさえおけばよく、生体に装着す
ることなく、且つ生体を拘束することなく、心拍、呼吸
及び体動を検出できる。しかも、密封容器を棒状に形成
しているので、センサ部を小さくでき、生体と直接に接
触する形で使用する場合に、違和感を大幅に軽減させる
ことができ、生体に与えるストレスを軽減できる。ま
た、充填流体が非圧縮性の流体であり、センサ部が生体
と直接に接触する場合、いわゆる水枕を背中に置いたと
きのように生体に対して冷たさを感じさせるという問題
があるが、このように棒状に形成すれば、冷たさを感じ
させることを少なくできる。
【0029】また、請求項3に示すように、充填流体と
して非圧縮性のものを用いると、生体の心拍、呼吸及び
体動などの変動の減衰や周波数特性の低下を防止でき、
圧力センサへの伝達特性を向上させて感度をよくでき
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の類似例のセンサ部を生体支持部に設置
した状態を示す説明図である。
【図2】生体信号検出装置の基本構成を示すブロック図
である。
【図3】センサ部として用いられるアンテナの好ましい
構造を示す説明図である。
【図4】同上のアンテナを用いた場合のアンテナ設定方
法の説明図である。
【図5】生体信号検出装置の全体構成を示す説明図であ
る。
【図6】測定結果としての生体信号の波形図である。
【図7】本発明の実施例1のセンサ部の構造を示す部分
斜視図である。
【図8】センサ部を紐状とした場合の構造を示す部分斜
視図である。
【図9】(a)〜(c)は夫々同上で得られた心拍波形
図、呼吸波形図及びセンサ部の出力波形図を示す。
【図10】本発明の実施例2のセンサ部及び検出部の構
成を示す斜視図である。
【図11】同上のセンサ部の設置方法の説明図である。
【図12】センサ部を棒状として場合の構造を示す説明
図である。
【図13】同上のセンサ部の設置方法の説明図である。
【図14】(a),(b)は測定により得られた心拍波
形と心電計により得られた心電波形とを示す波形図であ
る。
【図15】(a)〜(c)は夫々弁別部への入力波形、
弁別された心拍波形及び呼吸波形を示す波形図である。
【図16】本発明の他の類似例のセンサ部の構造の説明
図である。
【図17】同上のセンサ部の光ファイバに柔軟性を持た
せる場合の構造を示す説明図である。
【図18】(a)〜(c)は夫々同上で得られた心拍波
形図、呼吸波形図及び体動波形図を示す。
【符号の説明】
1 センサ部 2 検出部 3 弁別部 8 生体支持部10 生体 13 絶縁材 14a,14b 電極 15 密封容器 16 圧力セン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−160539(JP,A) 特開 平4−28345(JP,A) 特開 平4−33641(JP,A) 特開 昭62−164435(JP,A) 特開 昭60−29132(JP,A) 実開 昭60−86306(JP,U) 米国特許4843233(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 5/11 A61B 5/00 101 A61B 5/00 102 A61B 5/0245 A61B 5/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体支持部に設置され電極部間に介装さ
    れる柔軟性のある絶縁材の心拍、呼吸及び体動による生
    体の変動に応じた変形により電極部間の容量が変化する
    センサ部と、センサ部の出力を電圧信号に変換する検出
    部と、検出部の出力から心拍、呼吸及び体動などの生体
    信号を弁別する弁別部とを備え、上記センサ部を、柔軟
    性のある絶縁材をチューブ状に形成し、その絶縁材の中
    空部に電線などからなる電極部を通し、絶縁材に網状の
    導電材からなる電極部を被せて構成したものを用いて成
    ことを特徴とする生体信号検出装置。
  2. 【請求項2】 生体支持部に設置され流動性のある物質
    を充填した柔軟性のある密封容器と、この密封容器内の
    圧力を検出する圧力センサと、圧力センサの出力から心
    拍、呼吸及び体動などの生体信号を弁別する弁別部とを
    備え、上記密封容器を棒状に形成して成ることを特徴と
    る生体信号検出装置。
  3. 【請求項3】 上記充填流体として非圧縮性のものを用
    いて成ることを特徴とする請求項5記載の生体信号検出
    装置
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