JP3131093U - 改良された巻尺 - Google Patents
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Abstract
【課題】テープの繰り出しや収容を安全で、かつ高速で行なえ、生産コストの安い巻尺を提供すること。
【解決手段】金属製のテープの弾力を利用して繰り出し、制御子、制動子、及びコイルばねを巻いた支軸からなる制動部とケースの頭部に枢接され、その内壁面上に円弧状の歯面が形成された押し板お共同動作で繰り出されたテープを段階的に収容する。
【選択図】図1A
【解決手段】金属製のテープの弾力を利用して繰り出し、制御子、制動子、及びコイルばねを巻いた支軸からなる制動部とケースの頭部に枢接され、その内壁面上に円弧状の歯面が形成された押し板お共同動作で繰り出されたテープを段階的に収容する。
【選択図】図1A
Description
本考案は改良された巻尺の構造に関するもので、詳しく言えば片手で巻尺のテープの繰り出しや引き込みの操作ができる、改良された巻尺に関するものである。
巻尺という測距器具は、その応用範囲がなかなか広く、室内の装飾や家具の配置、建築工事までに渡るものであり、日常生活に不可欠なものとなっている。
普通の巻尺は使用の際には手でテープをケースの外に引張り出し、使用が済んだ場合はケース内のコイルばねの力でテープをケース内に収容するものであるが、このような従来の巻尺にあってはつぎのような欠点が見受けられる。
(1)テープの繰り出しに当たり、往々にしてテープがひとりでにケース内に復帰してしまい不便である。
(2)コイルばねの弾力を利用してテープを収容する際、テープが高速で復帰するためにテープにより使用者が手を切る場合があるうえに、テープの端部がケースに激突して摩滅したり、テープが切断する原因となっている。
本考案は以上の点に鑑みて成されたもので、上記した従来の巻尺が内包する欠点を改善するために成されたものである。
本考案の目的の1つは、片手で巻尺のテープの繰り出しや収容ができ、高速で後退するテープのために手を怪我したり、ケースとの衝突のためにテープが損傷するといった現象を防止できる、改良された巻尺を提供することにある。
本考案のもうひとつの目的はばねの使用を制限して低コストの改良された巻尺を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本考案による巻尺は、ケース、伝動子、従動子、押し板、制動部、動力受け口、及び復帰子を含み、ケース内にはほぼ工字形をなしたホイル上に、金属製のテープが巻かれていて、自身で弾力を提供する。
テープの尾端はホイルと結合されていて、テープがホイルから完全に脱離することを防止する。
ケースの底部にテープの出入口が開設されていている。
制動部はお互に結合した制御子と制動子、及びコイルばねを巻いた支軸から構成されている。
制動部はケース底面のテープ出入口の近傍に位置し、その制御子はケース外に露出しており、制動子はテープの表面に抵触している。
制御子はコイルばねの自由端部に連結され、制御子の後退により、制動子はテープの表面から離れ、テープは自身の弾力で繰り出せるのである。
制御子が釈放された場合、ばねの弾力で自動復帰する。
伝動子は移動可能の状態でケース一側面の上に結合し、従動子は伝動子と同側面に軸設されている。
動力受け口は従動子と噛合し、ホイルと連動する。
押し板はケースの頭部に枢接され、その内壁面上に円弧状の歯面を形成し、伝動子と噛合している。
復帰子の一端は固定端であり、他端は押し板に固定され、押し板を押し下げることにより、復帰子は弾力を生じ、押し板を釈放した時の復帰力となる。
押し板を押し下げたとき、弧状歯面は下方に1角度回動し、伝動子は駆動されて下に1行程移動し、噛合した従動件は駆動されて、動力受け口を1角度回動させ、そのためホイルは反転し、その上に巻かれたテープを一部回収するのである。
押し板が釈放されれば、コイルばねの弾力で復帰する。
このように絶えず押し板を操作してテープを巻尺のケース内に収容するのである。
テープの尾端はホイルと結合されていて、テープがホイルから完全に脱離することを防止する。
ケースの底部にテープの出入口が開設されていている。
制動部はお互に結合した制御子と制動子、及びコイルばねを巻いた支軸から構成されている。
制動部はケース底面のテープ出入口の近傍に位置し、その制御子はケース外に露出しており、制動子はテープの表面に抵触している。
制御子はコイルばねの自由端部に連結され、制御子の後退により、制動子はテープの表面から離れ、テープは自身の弾力で繰り出せるのである。
制御子が釈放された場合、ばねの弾力で自動復帰する。
伝動子は移動可能の状態でケース一側面の上に結合し、従動子は伝動子と同側面に軸設されている。
動力受け口は従動子と噛合し、ホイルと連動する。
押し板はケースの頭部に枢接され、その内壁面上に円弧状の歯面を形成し、伝動子と噛合している。
復帰子の一端は固定端であり、他端は押し板に固定され、押し板を押し下げることにより、復帰子は弾力を生じ、押し板を釈放した時の復帰力となる。
押し板を押し下げたとき、弧状歯面は下方に1角度回動し、伝動子は駆動されて下に1行程移動し、噛合した従動件は駆動されて、動力受け口を1角度回動させ、そのためホイルは反転し、その上に巻かれたテープを一部回収するのである。
押し板が釈放されれば、コイルばねの弾力で復帰する。
このように絶えず押し板を操作してテープを巻尺のケース内に収容するのである。
本考案に係る巻尺は従来に比べて以下の優れた利点がある。
本考案に係る巻尺は、片手で巻尺のテープの繰り出しや収容ができ、高速で引き込むテープのため、手を怪我したり、ケースと衝突してテープが損傷することがない。
さらにばねの使用が少ないので、生産コストを低減できる。
また、特殊な機構の伝動子、従動子、及び動力受け口などの歯車の採用により、ホイルの回転トルクが増加して、テープの回収が容易になる。
さらにばねの使用が少ないので、生産コストを低減できる。
また、特殊な機構の伝動子、従動子、及び動力受け口などの歯車の採用により、ホイルの回転トルクが増加して、テープの回収が容易になる。
図1から図4までを参照して本考案に係る改良された巻尺は説明する。
本考案の巻尺はケース1と、伝動子4と、従動子5と、押し板8と、制動部3と、動力受け口6と、復帰子とを含む。
図1Bに示すように二つ割型のケース1の内腔には1つのほぼ工字形を呈するホイル11が収容されている。
ホイル11のドラム部には1つの位置決め片111が設けてあって、テープ2の尾端にある位置決め穴21を位置決め片111に嵌め込んでテープ2が完全にホイル11から脱離しないようにする。
金属製のテープ2はそれ自身でコイルばねと同様の弾力を有し、自動的にテープ2を繰り出す力を生じる。
本考案の巻尺はケース1と、伝動子4と、従動子5と、押し板8と、制動部3と、動力受け口6と、復帰子とを含む。
図1Bに示すように二つ割型のケース1の内腔には1つのほぼ工字形を呈するホイル11が収容されている。
ホイル11のドラム部には1つの位置決め片111が設けてあって、テープ2の尾端にある位置決め穴21を位置決め片111に嵌め込んでテープ2が完全にホイル11から脱離しないようにする。
金属製のテープ2はそれ自身でコイルばねと同様の弾力を有し、自動的にテープ2を繰り出す力を生じる。
ケース1の外には制動部18がある。
図2に示すように、ホイル11の一側面上には第一〜第四枢軸12,13,14,15が立設されている。
その中の第三枢軸14はホイル11の中央部に設けられている。
全ての各枢軸12,13,14,15はケース1の一側面から露出している。
第一枢軸12は、ケース1の表面に開設された導槽16を貫出して、槽内で移動できるようになっている。
また、第二と第四枢軸13,15もケース1の表面から伸出している。
ケース1の底部にはテープ出入口17が開設されている。
図2に示すように、ホイル11の一側面上には第一〜第四枢軸12,13,14,15が立設されている。
その中の第三枢軸14はホイル11の中央部に設けられている。
全ての各枢軸12,13,14,15はケース1の一側面から露出している。
第一枢軸12は、ケース1の表面に開設された導槽16を貫出して、槽内で移動できるようになっている。
また、第二と第四枢軸13,15もケース1の表面から伸出している。
ケース1の底部にはテープ出入口17が開設されている。
図3に示すように、制動部3は互いに結合した制御子31と制動子32と、コイルばね33が巻かれている支軸34から構成されている。
制動部3は移動可能にケース1の底面のテープ出入口17の近傍に位置する。
その制御子31は、前傾した姿態でケース1から突出している。
制動子32はテープ2の目盛りを記した尺面の上から圧触している。
支軸34はケース1内の制動子32の後方に固定されている。支軸34上に巻かれたコイルばね33の一端は、制御子31の底部と連結している。
制動子32としてはローラが好ましく、テープ2が回収される際の損傷を防止できる利点がある。
制動部3は移動可能にケース1の底面のテープ出入口17の近傍に位置する。
その制御子31は、前傾した姿態でケース1から突出している。
制動子32はテープ2の目盛りを記した尺面の上から圧触している。
支軸34はケース1内の制動子32の後方に固定されている。支軸34上に巻かれたコイルばね33の一端は、制御子31の底部と連結している。
制動子32としてはローラが好ましく、テープ2が回収される際の損傷を防止できる利点がある。
図2に示すように、伝動子4はケース1外で第一枢軸12に軸設され、歯車を使用している。
図4に示すように従動子5はケース1外で第二枢軸13に軸設され、同軸上に設けた大小2つの歯車よりなる。
動力受け口6はケース1外で第三枢軸14に軸設され、ホイル11と連動可能で、且つ、従動子5の大径歯車と噛合している。
カバー7はケース1から伝動子4、従動子5、及び動力受け口6を覆蓋し、これらの要素を保護して、各々がその軸設した支軸12、13,14から、脱離するのを防ぐために機能する。
押し板8は押し部81と、1つの円形枢接部82を含む。
枢接部82の内壁面の頭部には1つの円弧状歯面821が形成され、押し板8がケース1に枢接されたときその押し部81はケース1の頂面に位置する。
枢接部82はケース1の両側に枢接し、その内壁面の弧状歯面821は伝動子4と噛合する。
押し板8の押し部81を下に押したとき、枢接部82は同時に回動する。
押し板8はケース1上の制止部18に阻止されてその押し下げ距離が一定範囲に制限される。
枢接部82の内壁面の頭部には1つの円弧状歯面821が形成され、押し板8がケース1に枢接されたときその押し部81はケース1の頂面に位置する。
枢接部82はケース1の両側に枢接し、その内壁面の弧状歯面821は伝動子4と噛合する。
押し板8の押し部81を下に押したとき、枢接部82は同時に回動する。
押し板8はケース1上の制止部18に阻止されてその押し下げ距離が一定範囲に制限される。
復帰子9はケース1外に立設された第四枢軸15に軸設され、その一端はケース1上に固定され、他端は押し板8に結合されている。
伝動子4、従動子5、及び動力受け口6はすべて歯車からなる。
従動子5は噛合した2つの大小の歯数の異なる歯車であり、大歯車は動力受け口6と噛合している。
伝動子4と従動子5の数は、需要に応じて変更可能で、特に制限する必要はない。
従動子5は噛合した2つの大小の歯数の異なる歯車であり、大歯車は動力受け口6と噛合している。
伝動子4と従動子5の数は、需要に応じて変更可能で、特に制限する必要はない。
図5を参照して巻尺の使用方法について説明する。
同図はテープ2の繰り出し操作状態を示すものである。
使用者は片手で巻尺のケース1を握り、コイルばね33のバネ力に抗しながら指で制動部の制御子31を後方に押す。
すると制御子31はその制動子32がテープ2の表面から引き離される。
この状態にすると、テープ2は自身の弾力で以ってケース1から繰り出す。
テープ2の繰り出しが適当な長さに達したときに、制御子31を釈放すれば、コイルばね33の復帰力により制御子31が右方へ移動して制動子32がテープ2の表面を押圧してテープ2の繰り出しが拘束される。
このような要領でテープ2は所望の長さに引き出せるのである。
同図はテープ2の繰り出し操作状態を示すものである。
使用者は片手で巻尺のケース1を握り、コイルばね33のバネ力に抗しながら指で制動部の制御子31を後方に押す。
すると制御子31はその制動子32がテープ2の表面から引き離される。
この状態にすると、テープ2は自身の弾力で以ってケース1から繰り出す。
テープ2の繰り出しが適当な長さに達したときに、制御子31を釈放すれば、コイルばね33の復帰力により制御子31が右方へ移動して制動子32がテープ2の表面を押圧してテープ2の繰り出しが拘束される。
このような要領でテープ2は所望の長さに引き出せるのである。
図6A,6B,6Cを基にテープ2を収容する操作方法について説明する。
使用者は片手でケース1を握り、押し板8の押し部81を下に押せばその枢接部82は、或る角度が回動して復帰子9に弾力を生じる。
伝動子4は押し板8の下行と共に下に移動し、従動子5と噛合する。
また伝動子4は押し板8の枢接部82の回動に伴い、弧状歯面821に駆動されて回転し、従動子5と動力受け口6も一緒に回転し、ホイル11を反転させる。
その結果、ホイル11に巻かれたテープ2が巻き上げられる。
押し板8が釈放されれば復帰子9の弾力で復帰し、伝動子4と従動子5は引き離され、テープ2の勝手な滑り出しを防止できる。
このように押し板8を押す動作を繰返してテープ2をケース1内に収容する。
使用者は片手でケース1を握り、押し板8の押し部81を下に押せばその枢接部82は、或る角度が回動して復帰子9に弾力を生じる。
伝動子4は押し板8の下行と共に下に移動し、従動子5と噛合する。
また伝動子4は押し板8の枢接部82の回動に伴い、弧状歯面821に駆動されて回転し、従動子5と動力受け口6も一緒に回転し、ホイル11を反転させる。
その結果、ホイル11に巻かれたテープ2が巻き上げられる。
押し板8が釈放されれば復帰子9の弾力で復帰し、伝動子4と従動子5は引き離され、テープ2の勝手な滑り出しを防止できる。
このように押し板8を押す動作を繰返してテープ2をケース1内に収容する。
図7A,Bを基に本考案に係る巻尺の第二実施例について説明する。
巻尺のケース1の内腔には1つのほぼ工字形を呈するホイル11が収容されて、ホイル11に設けた1つの位置決め片111に、テープ2の尾端にある位置決め穴21が嵌り込んで、テープ2が完全にホイル11から脱離しないようになっている。
金属製のテープ2は自身でコイルばねと同様な弾力を生じ、自動的にテープ2を繰り出す力を生じる。
また、ケース1の底部には1つのテープ出口17が設けられている。
巻尺のケース1の内腔には1つのほぼ工字形を呈するホイル11が収容されて、ホイル11に設けた1つの位置決め片111に、テープ2の尾端にある位置決め穴21が嵌り込んで、テープ2が完全にホイル11から脱離しないようになっている。
金属製のテープ2は自身でコイルばねと同様な弾力を生じ、自動的にテープ2を繰り出す力を生じる。
また、ケース1の底部には1つのテープ出口17が設けられている。
制動部3はテープ出口の近傍に移動可能に固定されていて、テープの動きを制止する機能は既述した通りである。
本例では、ホイル11に巻き戻し装置10を連結して設けたもので、巻き戻し装置10によりホイル11を駆動する。
そして、ケース1前側面上の制動部3がテープ2を釈放したとき、テープ2はコイル状の自身の弾力で出口17から持続して繰り出し、或る程度の長さに達したとき、制動部3で制動すれば、テープ2の繰り出しは停止され、所望の長さのテープ2の繰り出しの目的が達せられる。
テープ2を収容する場合は、巻き戻し装置10でホイル11を反転させれば、テープ2はケース1内に収容されるのである。
また、巻き戻し装置10は棒状の把手やつまみのようなものでよい。
テープ2を収容する場合は、巻き戻し装置10でホイル11を反転させれば、テープ2はケース1内に収容されるのである。
また、巻き戻し装置10は棒状の把手やつまみのようなものでよい。
以上の記載は本考案の実施可能な実施例の具体的説明であり、本考案はこれらの実施例の記載に制限されるものではなく、凡そ本考案の技術精神を逸脱せずになされた同等効果の実施、または変更は全て本考案に含まれるものである。
1:巻尺のケース 10:巻き戻し装置
11:ホイル 111:位置決め片
12,13,14,15:第一、第二、第三、第四枢軸
16:導槽 17:テープの出口
2:テープ 21:位置決め穴
3:制動部 31:制御子
32:制動子 33:コイルばね
34:支軸 4:伝動子
5:従動子 6:動力受け口
7:カバー 8:押し板
81:押し部
11:ホイル 111:位置決め片
12,13,14,15:第一、第二、第三、第四枢軸
16:導槽 17:テープの出口
2:テープ 21:位置決め穴
3:制動部 31:制御子
32:制動子 33:コイルばね
34:支軸 4:伝動子
5:従動子 6:動力受け口
7:カバー 8:押し板
81:押し部
Claims (7)
- 改良された巻尺であって、
巻尺のケースと、制動部と、押し板とを含み、
前記巻尺のケースの内部には1つのホイルが設けられていて、その上に金属製のテープが巻かれ、
テープの尾端は前記ホイルに連結され、
前記ケースの片側の表面には伝動子、従動子、動力受け口、と復帰子が軸設され、
前記伝動子は、1段の行程内での移動が可能であり、前記従動子と前記動力受け口とは互いに噛合しており、且つ後者は前記ホイルと連動し、前記復帰子はその1端を前記ケースに固定され、
前記制動部は移動可能に前記ケースの底部のテープ出口の近傍に、テープの動きが制動できるように固定され、
前記押し板は押し部と枢接部とからなり、
前記枢接部内壁の頭部は1つの弧状歯面を形成していて、前記押し板を前記ケース上に枢接することにより、前記押し部は前記ケースの頂面に位置するようになり、
前記枢接部は前記ケースの両側に枢接し、前記枢接部の内壁面にある前記弧状歯面は前記伝動子と噛合し、
前記ケース側の外表面上における復帰子の他端は前記押し板に結合され、
繰り出されたテープを収納する場合、前記押し板を下に押せば、前記伝動子は押されて下に移行するとともに同時に回転し、
前記伝動子と前記従動子は噛合し、後者は駆動されて、前記動力受け口も同時に回転され、
前記ホイルは反転してテープを或るは長さだけ収納し、
前記押し板が釈放された場合には、前記復帰子の弾力でもとの位置に復帰し、前記伝動子と前記従動子との噛合は脱離することを特徴とする、
改良された巻尺。 - 改良された巻尺であって、
巻尺のケースと、制動部と、押し板とを含み、
前記巻尺のケースの内部には1つのホイルが設けられていて、
その上に金属製のテープが巻かれ、テープの尾端は前記ホイルに連結され、
前記ケースの片側の表面には伝動子、従動子、動力受け口、と復帰子が軸設され、
前記伝動子は、1段の行程内での移動が可能であり、前記従動子と前記動力受け口とは互いに噛合しており、且つ後者は前記ホイルと連動し、前記復帰子はその1端を前記ケースに固定され、
前記制動部は互いは結合された制御子と制動子、及びコイルばねに取り巻かれた支軸からなり、
前記制動部は移動可能に前記ケースの底部のテープ出口の近傍に、前記制御子を前記ケースから露出した状態で設置し、前記制動子はテープの表面を押さえるように抵触し、前記支軸は前記制動子の後方に、前記ケース内に立設され、前記コイル・ばねは前記制御子の底端に抵触し、
前記押し板は押し部と枢接部とからなり、
前記枢接部内壁の頭部は1つの弧状歯面を形成していて、前記押し板を前記ケース上に枢接することにより、前記押し部は前記ケースの頂面に位置するようになり、
前記枢接部は前記ケースの両側に枢接し、そのため、前記枢接部の内壁面にある前記弧状歯面は前記伝動子と噛合し、
前記ケース側の外表面上における復帰子の他端は前記押し板に結合され、繰り出されたテープを収納する場合、前記押し板を下に押せば、前記伝動子は押されて下に移行するとともに、同時に回転し、前記伝動子と前記従動子は噛合し、
後者は駆動されて、前記動力受け口も同時に回転され、前記ホイルは反転してテープを或いは長さだけ収納し、
前記押し板が釈放された場合には、前記復帰子の弾力でもとの位置に復帰し、前記伝動子と前記従動子との噛合は脱離することを特徴とする、
改良された巻尺。 - 前記ホイルの横面には数本の枢軸が立設されていて、前記ケースを貫通して露出し、前記伝動子、前記従動子、前記動力受け口、及び前記復帰子が軸設され、前記ケースの一外側面には導槽が形成されていて、前記伝動子を軸設した前記支軸の貫設に供し、前記伝動子は前記導槽内で、一定の行程を移動可能である、請求項1または請求項2に記載の、改良された巻尺。
- 前記巻尺のケースの一外側面には数本の支軸が立設されていて、前記従動子と前記復帰子を軸設した、請求項1、または請求項2に記載の改良された巻尺。
- 前記巻尺のケースに取り付けられた前記伝動子、前記従動子、及び前記動力受け口の上にはカバーをかぶせて、保護している、請求項1、または請求項2に記載の改良された巻尺。
- 前記伝動子、前記従動子、及び前記動力受け口はすべて、歯車からなり、その中の従動子は歯数の異なる2個の歯車であり、小なる歯数の歯車は前記伝動子と、大なる歯数の歯車は前記動力受け口と、それぞれ噛合している請求項1、または請求項2に記載の改良された巻尺。
- 改良された巻尺であって、
巻尺のケースと、制動部と、巻戻し装置を含み、
前記巻尺のケースの内部には1つのホイルが設けられていて、
その上には金属製のテープが巻かれ、
テープの尾端は前記ホイルに連結され、
前記テープを前記ホイル上に巻き込んで、ばねのような弾性を持たせて自力で前記ケースの底部に設けられた出口から繰り出せるようにし、
前記制動部は移動可能に前記ケースの底部のテープ出口の近傍に、テープの動きが制止されるように固定され、
前記巻き戻し装置は前記ホイルと結合され、前記ケースの外部に露出して、前記ホイルを駆動することを特徴とする、改良された巻尺。
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JP2022078347A (ja) * | 2017-03-22 | 2022-05-24 | ミルウォーキー・エレクトリック・トゥール・コーポレーション | テープの格納のための遊星ギア駆動を用いる巻尺 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022078347A (ja) * | 2017-03-22 | 2022-05-24 | ミルウォーキー・エレクトリック・トゥール・コーポレーション | テープの格納のための遊星ギア駆動を用いる巻尺 |
JP7387789B2 (ja) | 2017-03-22 | 2023-11-28 | ミルウォーキー・エレクトリック・トゥール・コーポレーション | テープの格納のための遊星ギア駆動を用いる巻尺 |
US12017885B2 (en) | 2017-03-22 | 2024-06-25 | Milwaukee Electric Tool Corporation | Tape measure with epicyclic gear drive for tape retraction |
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