JP3130466U - 屋根作業用安全棒 - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根上作業者が屋根作業用安全棒を持って梯子から屋根面に上り、又は屋根面において命綱を掛け替える時に、屋根面に予め設けた安全具の係止部に、安全棒のフック部を容易に係止できるようにした。
【解決手段】握り棒2の先端にフック部3が設けられた屋根作業用安全棒1において、前記フック部3は、その本体部3aが略U形に形成され、その基端部分が前記握り棒2の先端部に固定され、その先端部分には、該先端部分がアール部3bを介して外方に略L形に折り曲げられた形状のガイド部4が一体に形成されている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、命綱を係止するための環状の安全索係止部が設けられた傾斜屋根面における作業者の安全を確保するために用いて好適な屋根作業用安全棒に関する。
建物の屋根は、施工後の経年変化に応じてメンテナンスを行ったり、屋根施工後にアンテナの取付、交換作業を行う場合もある。この場合、屋根職人やアンテナ取付作業者が屋根に上って、資材の持ち上げや補修、取付、交換作業を行うのであるが、特に傾斜屋根面の場合は滑りやすく、高所作業であるため、作業者自体の身体確保に十分留意する必要がある。
例えば下記特許文献lには、図5及び図6に示されるように、予め複数の安全具25を屋根面21の適所に固定しておくことで、以後の屋根作業時には、当該安全具25により作業者の安全確保が可能となるようにした屋根作業用安全具及び安全構造が示されている。
ところが、作業者が、梯子41から屋根面21に登る時には、上記の安全具25を利用することができず、滑りやすく危険であった。また、屋根上作業者が携行するカラビナフック具付きの命綱の長さは、作業性の点からも限界がある。また、この命綱に設けたフック具を一つの屋根作業用安全具25に係止した状態で、他の屋根作業用安全具25に係止が可能となる間隔で複数の屋根作業用安全具25を配設すれば、その数が膨大となり、コスト面でも現実的でなくなる。したがって、実際には、現在命綱を係止している安全具25の環状の係止部25bから、他の係止部25bへ命綱の掛け替えを行う際には、一旦係止中の現在の係止部25bから命綱を外し、他の係止部25bまで傾斜屋根面21を昇って命綱を他の係止部25bに係止しなければならなかった。そのため、例えば命綱を現在係止中の係止部25bから外して他の係止部25bへ掛け替えるまでの間に、命綱未係止状態が発生し、安全性の低下する空白時間が発生した。
このため、複数の屋根作業用安全具25が配設された傾斜屋根面21での作業において、命綱未係止状態での安全性低下が防止できる屋根作業用安全棒が下記特許文献2により提案されている。
特許文献2に示す屋根作業用安全棒は、握り棒の先端に略鉤状のフック部を設けた構造である。屋根上作業者が、梯子41から屋根面21に登る時、又は屋根面21において命綱を掛け替える時には、屋根作業用安全棒のフック部を安全具25の係止部25bに引っ掛け、握り棒を持って安全性を確保しつつ移動するようにする。
特許第3842789号公報 特開2005−299112号公報
ところが、図3(A)に示されるように、上記従来の屋根作業用安全棒31の握り棒32先端のフック部33を、安全具25の係止部25bに引っ掛けるときに、フック部33及び係止部25bが屋根面21と略平行になるため、うまく引っ掛からないという問題があった。特に、梯子41から屋根面21に登る時には、上記の引っ掛け作業が目視できにくいため、困難であった。
本考案は、以上の点に鑑みてなしたもので、屋根上作業者が屋根作業用安全棒を持って梯子から屋根面に上り、又は屋根面において命綱を掛け替える時に、屋根面に予め設けた安全具の係止部に、安全棒のフック部を容易に係止できるように改良した屋根作業用安全棒を提供することを目的とする。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本考案では、握り棒2の先端に略鉤状のフック部3が設けられた屋根作業用安全棒1において、前記フック部3の先端部分には、該先端部分から外方に突出する形状のガイド部4が設けられていることを特徴としている。
上記ガイド部4付きのフック部3は、後述するように一本の金属又はプラスチックの棒状体を一体に折り曲げるようにして形成しても良いが、型成形や鍛造により形成しても良い。
また、本考案では、握り棒2の先端にフック部3が設けられた屋根作業用安全棒1において、前記フック部3は、その本体部3aが略U形に形成され、その基端部分が前記握り棒2の先端部に固定され、その先端部分には、該先端部分がアール部3bを介して外方に略L形に折り曲げられた形状のガイド部4が一体に形成されていることを特徴としている。
前記フック部3は、その上記本体部3aからガイド部4にかけて連続して、金属又はプラスチックの棒体により一体に折り曲げ形成されている。
また、前記ガイド部4は、前記フック部3の本体部3aに対し、斜め下方に鈍角θに折り曲げ形成されていることが望ましい。
本考案に係る屋根作業用安全棒1によれば、図3Bに示すように、そのフック部3を、屋根面にある安全具の環状の係止部に引っ掛ける時に、ガイド部4の先端部を安全具のループ状係止部内に上から入れ、屋根面に付き当てるようにして立ち上げて、そのまま引っ張ることにより、容易に安全具の係止部にフック部3を係止させることができる。また、一旦係止させた後、不用意に握り棒を引っ掛け方向と反対側に動かした場合でも、ガイド部4が安全具の係止部に係止されて、その不用意な引き抜けが防止される。このようにして、屋根作業用安全棒の使用時の安全性と引っ掛け容易性が向上する。
また、図4に示すように、本考案の屋根作業用安全棒を持って梯子を登る時に、そのフック部3のガイド部4が梯子段に上方から係止され、安全棒が梯子段から滑り落ちるということがなく、安全である。
ガイド部4をフック部3の本体部3aから外方に鈍角に折り曲げ形成させることにより、上記梯子段への引っ掛け時に、ガイド部4が外方に広がるように引っ掛けられ、安全棒が梯子段から滑り落ちるということがない。また、安全具の係止部にフック部3を引っ掛ける時にも、ガイド部4の鈍角面がフック部3内へのガイドとなって導かれ、その引っ掛け作業が一層スムーズで容易となる。
以下、本考案に係る屋根作業用安全棒の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本考案に係る屋根作業用安全棒の正面図、図2は同要部の拡大図である。
屋根作業用安全棒1は、長尺の握り棒2の先端に、フック部3の基部が固定されて設けられている。フック部3は、金属の棒体が一体に折り曲げられて形成され、略U形本体部3aの先端部分がアール部3bを介して外方に略L形に折り曲げられて、ガイド部4が形成されている。
ガイド部4は、本体部3aに対し、略90度から略160度の範囲で折り曲げ状に形成されるが、下向き鈍角θに折り曲げ形成されることが望ましい。
握り棒2は、しなやかな素材とするものであることが好ましく、例えば木(竹等)製、グラスファイバー製、中空のカーボンロッド製などとすることができる。握り棒2は、安全棒1の全長が例えば1550mm程度であるので、それよりも若干短い寸法となる。なお、軽量化を図るため、握り棒2は、先端に向かって徐々に縮径した先細り形状であってもよい。握り棒2の途中には、滑り止めのグリップ部5が設けられている。グリップ部5は、握り棒2の途中に、ゴム、スポンジ等からなる滑り止めチューブを外挿して固着する構成とすることができれる。
上記本考案に係る屋根作業用安全棒1を引っ掛けて係止させるための安全具25を、図3、図5及び図6によって説明する。
図5及び図6は、安全具25が予め複数箇所に設けられた傾斜屋根面21を示す。
安全具25は、図3に示すように、ステンレスなどの耐錆性のある所定厚みの金属板をプレス成形などによって一体成型した取付部24を備え、この取付部24が、木螺子による固定具23により屋根下地材に固定される。取付部24にはワイヤ25aの基端が締結され、ワイヤ25aの先端は中途部にカシメられてループ状の係止部25bを形成している。なお、図示の安全具25は例示であり、安全棒1の使用対象となる安全具はこれらの構成のものに限定されるものではなく、少なくとも環状の係止部を備えるものであればよい。
次に、上記の屋根作業用安全棒1の作用を説明する。
図6は傾斜屋根面への梯子の固定状況を表した斜視図である。
傾斜屋根面21上で作業を行うには、先ず、梯子41が軒先に立てかけられる。梯子41を昇った作業者は、傾斜屋根面21の最下部にある例えば安全具25に、梯子固定ロープ43を係止する。作業者は、その後、梯子41の上部から傾斜屋根面21へ昇り上がる。このとき、安全棒1を用い、すなわち、梯子41上から安全棒1を屋根面21にある任意の安全具25の環状の係止部25bにフック部3を引っ掛け、握り棒2を持って安全に屋根面21へ登る。屋根面21へ登った作業者は、フック部3の引っ掛かっている安全具25の係止部25aに命綱に設けたカラビナフック具を係止して、屋根上作業を開始し、又は屋根面を作業場所に移動する。なお、この命綱は、作業者の腰に締めた専用バンドに基端が固定されている。
また、作業者が、命綱を所定の安全具25から外して、屋根面21上の他の作業場所に移動する時にも、移動方向にある他の安全具25に、安全棒1のフック部3を引っ掛けて安全性を確保した状態で移動し、他の安全具25に命綱を掛けて作業を開始することができる。
図3に示すように、安全棒1のフック部3を安全具25の環状の係止部25bに引っ掛ける時に、図3(A)の従来の安全棒31では、その先端フック部33が単純な鉤形に形成されていたために、フック部33及び係止部25bが屋根面21と略平行になるため、フック部33が係止部25bの上を滑り、うまく引っ掛からないという問題があった。これに対し、本考案では、図3(B)に示すように、ガイド部4の先端部を安全具25のループ状係止部25b内に上から入れ、屋根面に付き当てるようにして立ち上げて、そのまま引っ張ることにより、ガイド部4がガイドとなって、容易に安全具の係止部にフック部3を係止させることができる。また、一旦係止させた後、不用意に握り棒を引っ掛け方向と反対側に動かした場合でも、ガイド部4が安全具の係止部に係止されて、その不用意な引き抜けが防止される。
また、図4に示すように、作業者が安全棒1を携行して梯子41を登る時に、従来の安全棒ではフック部の先端が梯子段に当たって滑り危険であったが、本考案では、ガイド部4が外方に広がるように引っ掛けられ、滑る恐れがなく、また、上部の梯子段の途中に安全棒1を引っ掛けておいてから登ることができる。
なお、この安全棒1は、不使用時には安全具25の係止部25bに引っ掛かけたままで放置しておけば良い。
また、安全棒1を、梯子から屋根上に登るときにのみ使用することができ、その場合には、安全棒1を1m程度以内の短寸に形成することができる。
本考案に係る屋根作業用安全棒の正面図である。 同要部の拡大図である。 同屋根作業用安全棒の作用を説明する説明図であって、(A)は、従来の例を示し、(B)は、本考案の例を示す。 同屋根作業用安全棒の作用を説明する説明図であって、梯子を登る時の本考案の例を示す。 本考案の屋根作業用安全棒が適応される屋根面の一部の拡大図である。 同屋根面の全体図である。
符号の説明
1 屋根作業用安全棒
2 握り棒
3 フック部、3a 本体部、3b アール部
4 ガイド部

Claims (4)

  1. 握り棒の先端に略鉤状のフック部が設けられた屋根作業用安全棒において、 前記フック部の先端部分には、該先端部分から外方に突出する形状のガイド部が設けられていることを特徴とする屋根作業用安全棒。
  2. 握り棒の先端にフック部が設けられた屋根作業用安全棒において、
    前記フック部は、その本体部が略U形に形成され、その基端部分が前記握り棒の先端部に固定され、その先端部分には、該先端部分がアール部を介して外方に略L形に折り曲げられた形状のガイド部が一体に形成されていることを特徴とする屋根作業用安全棒。
  3. 前記フック部は、金属又はプラスチックの棒体により一体に折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の屋根作業用安全棒。
  4. 前記ガイド部は、前記フック部の本体部に対し、斜め下方向に鈍角に折り曲げ形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の屋根作業用安全棒。
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