JP3130021U - 面発光体を使用した内照式看板 - Google Patents

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Abstract

【課題】LED光源を全体としてみて非直線状に配列することにより、さまざまな用途に適用可能な内照式看板を得ること。
【解決手段】光拡散板(21)と、側板(22)と、背板を有する箱の中に面発光体(10)を設置している。前記面発光体(10)は、フイルム状又はシート状のフレキシブル基板(13)上に、発光LEDチップ(11)を複数個設け、全体的に見て非直線状に並べて点滅が可能なように電気配線している。前記フレキシブル基板(13)は、細長いプリント基板であって、一定間隔毎に小平板(12)を配して、前記発光LEDチップ(11)を支持させている。
【選択図】図3

Description

本発明は、LED光源を内蔵したフィルム状又はシート状の面発光体を使用した内照式看板に関する。
現在、内照式看板の光源にはほとんど蛍光灯が使用されている。蛍光灯はその直線状の一辺が最短の四角形又は直線のみの形状であるので、看板面は四角形とならざるを得ない。
蛍光灯の代わりに、消費電力の少ないLEDを使うという考えは、例えば下記特許文献1により提案されている。これによれば、フィルム状又は板状基板に電気配線と共に複数のLEDを並べて発光体とする。しかし、そこで開示された「板状発光装置」はやはり直線状に配置されていることに変わりはない。
特開2000−172205
上記特許文献1は、LED光源を直線状につなぐものであるため、その用途が「夜間における作業者又は行為者の安全性を確保するために用いられる各種物品、例えば、道路工事における夜間識別用点滅装置;ガソリンスタンドにおける夜間境界識別標識;自動車、自転車、交通整理員着用のチョッキ等の作業服、ヘルメット、靴、犬の首輪、階段の上がり口等に装着される夜間自己識別用標識等」(同公報[0001]参照)等、直線的なものに限られている。
本発明は、LED光源を全体としてみて非直線状に配列することにより、さまざまな用途に適用可能な内照式看板を得ることを目的とする。
本発明の内照式看板は、看板表面側の光拡散板と、側板と、背板を有する箱の中に面発光体を設置するものであり、前記面発光体は、フイルム状又はシート状のフレキシブル基板上に複数の発光LEDチップを設け、全体的に見て非直線状に並べて点滅が可能なように電気配線したことを特徴とする。
本発明の内照式看板における面発光体は、フイルム状又はシート状のフレキシブル基板上に、複数の発光LEDチップを設け、全体的に見て非直線状に並べて点滅が可能なように電気配線しているので、例えば、四角形以外のさまざまな変形看板、変形表示板として使用可能である。そして、その意外性により、広告宣伝効果を高めることができる。
また、LEDチップを使用するので、その特性により、薄く、軽く、長寿命で,設置に必要な資材を大幅に削減できる。
本発明において、看板の「変形」形状には、例えば、三角形、五角形、等の多角形、円形、三角柱、四角柱、五角柱等の多角柱、円筒形、その他不定形が含まれる。
本発明に用いられるフィルム状又はシート状のフレキシブル基板は厚み50μ〜200μ程度、幅4〜8mm、長さ400〜500mmの細長いシート状又はフィルム状のプリント基板で、絶縁性及び可撓性があるものであれば特に制限はない。しかし、取り扱いやすさ、加工性、等の見地からプラスチックが好ましい。プラスチックの中でも、耐熱性、耐光性、機械的強度等に優れた、ポリエステル、ポリイミド、エポキシ樹脂系、等が好ましい。
このフレキシブル基板上で、発光LEDチップを5〜50個、好ましくは10〜20個、看板表面側の光拡散板に向けて設置して1ユニットとする。看板の大きさによっては、複数のユニットを使用する。このように複数のLED光源をユニット化すれば配線や取り付けを簡便にすることができるので、好ましい。
フレキシブル基板の各発光LEDチップは小平板により支持されている。1枚の小平板に1個の発光LEDチップを支持させるのが好ましいが、1枚の小平板に複数個の発光LEDチップを支持させることもできる。小平板はアルミ板とすることが好ましく、その裏面に粘着剤層及び剥離材層をこの順に設けることが好ましい。このように構成することにより、特別の道具を用いることなしに面発光体を容易に被装着面に貼着することができる。この粘着剤層については、特に制限はなく、装着して用いる各種物品の材質に合わせて汎用の粘着剤、例えば、アクリル系、シリコーン系、合成ゴム系等の粘着剤を適宜用いることができる。剥離材層についても特に制限はなく、汎用のものを用いることができる。
本発明に用いられる電気配線は、電源及びLED光源と電気的に接続されて、電源部からの信号によりLED光源を点滅させることを可能とするように前記フレキシブル状基板上に設けられる。
フレキシブル基板上に、電気配線を形成する方法については、特に制限はない。例えば、
1)両面粘着テープの片面又は粘着テープの粘着面に金属箔の線条を貼着する、
2)フレキシブル基板上に粘着剤付き金属箔の線条を貼着する、
3)フレキシブル基板上に金属膜を蒸着により形成する、
4)フレキシブル基板上に導電性ペイントを印刷する、
5)フレキシブル基板及び金属箔の積層体の金属箔部分をエッチングする、
6)両面粘着テープの片面又は粘着テープの粘着面に金属線を貼着する、及び
7)両面粘着テープの片面又は粘着テープの粘着面にフラットケーブルを貼着する等の方法を挙げることができる。
本発明に用いられるLED光源は、広角発光LEDチップが好ましく、その発光角度は、60°〜120°が好ましく、形状としては、平面丸型又は角形のLEDを用いるのが好ましい。
本発明において、各小平板12上のLEDチップを配置する間隔は、上下・左右・斜めとも10mm〜60mmの範囲で均等間隔とすることが好ましい。
本発明において、LEDをフレキシブル基板上の電気配線に接続する方法としては、
1)LEDのリード線と金属箔との接点をハンダで固定する方法、
2)LEDのリード線と金属箔との接点を接着剤で接点を保護するように全体を被覆するようにして固定する方法、
3)LEDのリード線と金属箔との接点を接着テープでシールするようにして固定する方法等を挙げることができる。
本発明に用いられる電源としては、通常、外部の交流又は直流電源が用いられるが、電池を使用することも可能である。
本発明の内照看板を屋外用として使用するときには、面発光体の全体的な防水性を高め、かつ外力及び太陽光からの保護を強化するため、装置全体の防水機構として、フレキシブル基板及び電気配線等をプラスチックシートで被覆することもできる。この被覆材の材質としては、機械的強度が大きく、耐候性(耐水性、耐熱性及び耐光性等)に優れ、加工性の良いものであれば特に制限はなく、例えば、ポリスチレン、ポリエステル、塩化ビニル、ABS等を挙げることができる。被覆は、できるだけ隙間が発生しないように、LEDの外形に密着させる形で行うのが好ましい。
光拡散板は光拡散板となる部分であり、アクリルの乳白色板、又は、強度のある繊維でできた基材に、両面を半透明樹脂層で一体化した繊維シートが好ましい。例えば、アイケーシー株式会社製「ルミジェットW」(商標)を使用することができる。
この面発光体は、光拡散板に向けて看板内部の背面板にとりつける。その際、小平板の裏側にある前記剥離材層を剥がして粘着剤層を露出させて、非直線状に配置して内部背面板に貼付するのが簡便である。小平板同士の間には粘着剤層がないので、非直線状に曲げることは容易である。箱状看板はアルミ板等の金属で製作されることが多いことを考慮すると、面発光体を金属背板に直接貼付できるというのは、面発光体による発熱を逃がす効果もある。
面発光体と看板画像面の距離は、各小平板上のLEDチップの設置間隔に応じて離すことが好ましい。各LEDチップの設置間隔が約10mmのときは面発光体と看板画像面の距離を約10mmとし、各LEDチップの設置間隔が約40mmのときは面発光体と看板画像面の距離を約40mmとするのが、発散する光が均一となるので好ましい。
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の内照式看板で使用する面発光体10の一部正面図である。厚み100μ程度、幅6mm、長さ430mmの細長いシート状又はフィルム状のプリント基板13を使用した。
このプリント基板13上で一定間隔を置いて、小平板12を配置し、そこにLED11(豊田合成製E1S42-AW0C6-03)を12個設定した。図示されている範囲では、LED11が4個見えており、それぞれプリント配線16で接続されている。LED11は、広角発光LEDチップであり、その発光角度は、60°〜120°であり、形状は外形がほぼ平面四角で発光部が平面丸型である。
小平板12上のLED11相互の間隔は35mmである。電源はリード線14を通じて外部電源(図示せず)から取得する。この実施例では、過剰に電流が流れないように電流制御回路15((株)センテック「MX−1」)も併設している。同じ目的で低電流半導体素子を設けることもできる。
図2に示すように、小平板12の裏側(被装着物と対向する面)に粘着剤層17及び剥離材層18がこの順に設けられている。小平板12同士の間には粘着剤層17及び剥離材層18を設けていない。
図3は、実施例1の面発光体10を光源とする内照式看板(看板)20の断面図である。この看板20は、看板表面側の光拡散板21と、側板22と、背板23を有する箱の中に前記面発光体10を設置してなるものである。光拡散板21と前記面発光体10の距離は約30mmである。小平板12は、剥離材層18を剥がして、看板の背板23内側に貼付されている。
光拡散板21としては、アクリル乳白色板、又は、強度のある繊維でできた基材に、両面を半透明樹脂層で一体化した繊維シートを使用することができる。この実施例で使用した繊維シートはアイケーシー株式会社製「ルミジェットW」(商標)のY−140で、光線透過率は30%である。
プリント基板13は、全体的に見て非直線状に配設される。図4は、このプリント基板13を使用した4種類の変形看板の平面図を示しており、光拡散板板を除いて面発光体10を見せている。図4(a)は、L字型看板であり、(b)はおむすび型看板であり、(c)はドーナツ型、(d)は円柱型看板である。その他、さまざまな形状を採用することができる。その際、小平板12同士の間には粘着剤層17及び剥離材層18を設けていないフリー状態であるので、プリント基板を曲げるのは容易である。
本発明一実施例の面発光体の一部正面図である。 本発明一実施例の面発光体の一部断面図である。 面発光体を光源とする本発明の内照式看板(看板)の断面図である。 4種類の変形看板の平面図を示しており、光拡散板を除いて面発光体10を見せている。
符号の説明
10 面発光体
11 LED
12 小平板
13 プリント基板(フレキシブル基板)
14 リード線
15 電流制御回路
20 看板
21 光拡散板
22 側板
23 背板

Claims (9)

  1. 看板表面側の光拡散板(21)と、側板(22)と、背板(23)を有する箱の中に面発光体(10)を設置するものであり、
    前記面発光体(10)は、フイルム状又はシート状のフレキシブル基板(13)上に、複数の発光LEDチップ(11)を設け、全体的に見て非直線状に並べて点滅が可能なように電気配線したことを特徴とする内照式看板(20,30,40,50,60)。
  2. 前記フレキシブル基板(13)は、細長いプリント基板であって、一定間隔毎に小平板(12)を配して、各小平板(12)に前記発光LEDチップ(11)を少なくとも1個支持させている請求項1記載の内照式看板。
  3. 前記小平板(12)の裏側に粘着剤層(17)及び剥離材層(18)をこの順に設けたフレキシブル基板(13)を使用する請求項2記載の内照式看板。
  4. 広角発光LEDチップ(11)の発光角度が、60°〜120°である請求項1ないし3の何れかに記載の内照式看板。
  5. 前記小平板(12)上の前記発光LEDチップ(11)を配置する間隔が、10mm〜60mmの範囲で均等間隔である請求項2ないし4のいずれかに記載の内照式看板。
  6. 前記光拡散板(21)と前記面発光体(10)の距離が約15mm〜70mmである請求項1ないし5のいずれかに記載の内照式看板。
  7. 前記面発光体(10)が、前記剥離材層(18)を剥がして露出した前記粘着剤層(17)により前記背面板(23)内部に貼付されている請求項3ないし5のいずれかに記載の内照式看板。
  8. 前記面発光体(10)を複数ユニット使用する請求項1ないし7のいずれかに記載の内照式看板。
  9. 前記看板表面(21)が四角形以外の変形看板である請求項1ないし8のいずれかに記載の内照式看板。
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JP2018022540A (ja) * 2017-11-14 2018-02-08 ホーチキ株式会社 発信機及び発信機の取付方法

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