JP3129856B2 - 炭酸給湯装置 - Google Patents

炭酸給湯装置

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JP3129856B2 JP04290980A JP29098092A JP3129856B2 JP 3129856 B2 JP3129856 B2 JP 3129856B2 JP 04290980 A JP04290980 A JP 04290980A JP 29098092 A JP29098092 A JP 29098092A JP 3129856 B2 JP3129856 B2 JP 3129856B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給水路にて給水される
給湯用熱交換器と、その給湯用熱交換器を加熱する給湯
バーナと、その給湯バーナに燃焼用空気を送風する送風
手段が設けられ、前記給湯バーナの排気路が気水接触部
を通過するように形成され、水または湯を前記気水接触
部を通過させて給湯する炭酸給湯路が設けられ、前記給
湯バーナへの燃料供給量が大なるほど前記給湯バーナに
対する前記送風手段による燃焼用空気の送風量を大に制
御する送風制御手段が設けられた炭酸給湯装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】かかる炭酸給湯装置は、水または湯を気
水接触部を通過させることにより、その水または湯に給
湯バーナの排気中の炭酸ガスを溶解させ、その炭酸ガス
が溶解された水または湯を浴槽等に供給するようにした
ものである。かかる炭酸給湯装置において、従来は、送
風制御手段を、給湯用熱交換器に対する給水温度にかか
わらず、一律に給湯バーナへの燃料供給量が大なるほど
給湯バーナに対する燃焼用空気の送風量を大に制御する
ように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、給湯用熱交
換器に対する給水温度が低いほど、給湯用熱交換器の表
面の温度は低くなるので、排気中の水蒸気が給湯用熱交
換器の表面に結露しやすい状態となる。しかしながら、
上記従来技術では、給湯用熱交換器に対する給水温度に
かかわらず、一律に給湯バーナへの燃料供給量が大なる
ほど給湯バーナに対する燃焼用空気の送風量を大に制御
しているので、給湯用熱交換器に対する給水温度が低い
ときには結露する虞があるという問題があり、耐久性の
面で改善の余地があった。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、上記問題を解消して耐久性を向
上する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による炭酸給湯装
置の第1の特徴構成は、前記給水路による前記給湯用熱
交換器に対する給水温度を検出する温度検出手段が設け
られ、前記送風制御手段が、同じ値の前記燃料供給量に
対する前記送風量を前記給水温度が低いほど大に制御す
るように構成されている点にある。
【0006】第2の特徴構成は、水または湯を前記気水
接触部を通過させずに給湯する一般用給湯路が設けら
れ、前記炭酸給湯路にて給湯する炭酸給湯状態と、前記
一般用給湯路にて給湯する一般給湯状態とに切り換える
切り換え手段が設けられ、前記送風制御手段が、同じ値
の前記燃料供給量に対する前記送風量を前記炭酸給湯状
態においては前記一般給湯状態よりも小に制御するよう
に構成されている点にある。
【0007】
【作用】同じ値の燃料供給量に対する送風量が大きいほ
ど、排気中の水蒸気の濃度が小さくなるので、排気中の
水蒸気が給湯用熱交換器の表面に結露しにくい状態とな
る。
【0008】第1の特徴構成によれば、同じ値の燃料供
給量に対する送風量を、給湯用熱交換器に対する給水温
度が低いほど大きくすることにより、給湯用熱交換器に
対する給水温度が低くて結露しやすい状態においては、
給水温度が低いほど排気中の水蒸気の濃度が小さくなる
ので、結露を効果的に防止できる。
【0009】同じ値の燃料供給量に対する送風量が小さ
いほど、排気中の炭酸ガスの濃度が大きくなるので、水
または湯に対する排気中の炭酸ガスの溶解度が大きくな
る。
【0010】第2の特徴構成によれば、一般給湯状態に
おいては、水または湯に炭酸ガスを溶解させる必要がな
いので、燃料供給量に対する送風量を、排気中の水蒸気
が給湯用熱交換器の表面に結露するのを確実に防止でき
るのに十分な量にする。一方、炭酸給湯状態において
は、同じ値の燃料供給量に対する送風量を一般給湯状態
よりも小にし、且つ、同じ値の燃料供給量に対する送風
量を、給湯用熱交換器に対する給水温度が低いほど大き
くする。従って、炭酸給湯状態においては、排気中の炭
酸ガス濃度が大きくなって、水または湯に溶解する炭酸
ガスの量を増大することができる。又、同じ値の燃料供
給量に対する送風量が一般給湯状態よりも小さいので結
露しやすい状態であるが、給湯用熱交換器に対する給水
温度が低くて結露しやすい状態においては、給水温度が
低いほど排気中の水蒸気の濃度が小さくなるので、結露
を可及的に防止できる。
【0011】
【発明の効果】第1の特徴構成によれば、給湯用熱交換
器に対する給水温度にかかわらず、排気中の水蒸気が給
湯用熱交換器の表面に結露するのを防止できるので、耐
久性を向上することができるようになった。
【0012】更に、第2の特徴構成によれば、一般給湯
状態と炭酸給湯状態とに切り換えを可能とすることがで
き、しかも、炭酸給湯状態においては、浴槽等に供給す
る水または湯の炭酸濃度を増大することができるように
なった。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。先ず、図1に基づいて、炭酸給湯装置の全体構成
について説明する。
【0014】浴槽2と、その浴槽2に湯水を供給する給
湯部Aと、浴槽水を加熱する追焚部Bと、制御部Cと、
その制御部Cに対して指令を与えるリモートコントロー
ラRと、気水接触部1と、一般給湯栓8とが設けられて
いる。気水接触部1は、給湯部Aから浴槽2に対する湯
水の供給を中継する。給湯部Aには、給湯用熱交換器3
とその給湯用熱交換器3を加熱する給湯バーナ4が、追
焚部Bには、追焚用熱交換器5とその追焚用熱交換器5
を加熱する追焚バーナ6が夫々備えられている。
【0015】給湯用熱交換器3に給水する給水路W1
と、給湯用熱交換器3の出口側から湯を気水接触部1を
通過させて浴槽2に給湯する浴槽用給湯路W2が設けら
れている。湯を気水接触部1を通過させずに一般給湯栓
8に給湯する一般用給湯路W3が、浴槽用給湯路W2に
分岐接続されている。即ち、浴槽用給湯路W2が炭酸給
湯路に相当する。又、浴槽2と追焚用熱交換器5との間
で浴槽水を循環させる循環路W4が設けられている。
【0016】給水路W1には、浴槽2と給湯用熱交換器
3とに対する給水量を検出する水量センサS1と、給湯
用熱交換器3に対する給水温度Tiを検出する温度検出
手段としての水温サーミスタS2が、浴槽用給湯路W2
には、給湯用熱交換器3の出湯温度を検出する出湯温サ
ーミスタS3と気水接触室1に対して水を供給する供給
状態と供給しない非供給状態とを切り換える電磁弁7
が、一般用給湯路W3には、一般給湯栓8の開栓を検出
する水流スイッチS4が、循環路W4には、循環ポンプ
9と浴槽水温度Txを検出する浴槽温サーミスタS5と
浴槽水位を検出する水位センサS6が夫々介装されてい
る。
【0017】両バーナ4,6には、夫々ガス供給を断続
するガス弁41,61と、ガス供給量を調節するガス比
例弁42,62と、燃焼用空気を送風する送風手段とし
てのファン43,63とが備えられている。
【0018】次に、図1に基づいて、気水接触部1につ
いて説明を加える。
【0019】金属ケーシング11内に、湯を噴霧する噴
霧ノズル12と、充填層13とが装着されている。噴霧
ノズル12は、浴槽用給湯路W2に接続されている。充
填層13は、ステンレス線を立体格子状に編組形成した
ものである。充填層13の側方には、給湯部Aの排気路
Hと連通する排気供給口14が形成されている。この排
気供給口14から供給された高温の排気は、充填層13
を加熱してから上方の排気吐出口15から排出される。
つまり、排気路Hが気水接触部1を通過するように形成
されている。噴霧された湯は、充填層13で熱を奪われ
た排気と接触して、排気中の炭酸ガスを溶解すると共
に、充填層13から熱を奪った後、循環路W4を通じて
浴槽2に供給される。
【0020】リモートコントローラRには、運転スイッ
チ20、湯張スイッチ21、浴槽水の目標温度Tsを設
定する湯張温度設定スイッチ22、浴槽2の目標水位を
設定する水位設定スイッチ23、及び一般給湯の目標温
度Tsを設定する一般温度設定スイッチ24の夫々が設
けられている。
【0021】制御部Cには、水量センサS1、水温サー
ミスタS2、出湯温サーミスタS3、水流スイッチS
4、浴槽温サーミスタS5、水位センサS6及びリモー
トコントローラRの夫々が接続されている。そして、制
御部Cは、予め設定記憶された情報及び各種の入力情報
に基づいて、電磁弁7、ガス弁41,61、ガス比例弁
42,62、ファン43,63の作動を制御して、給湯
バーナ4への燃料供給量Gpが大なるほど給湯バーナ4
に対するファン43による燃焼用空気の送風量を大にす
るように、ファン43の回転数Nsを大に制御すると共
に、湯を浴槽用給湯路W2にて浴槽2に給湯する炭酸給
湯状態と、一般用給湯路W3にて一般給湯栓20に給湯
する一般給湯状態とに切り換える。つまり、制御部Cを
利用して、送風制御手段101と切り換え手段102と
が構成されている。
【0022】図4に基づいて、ファン43の回転数Ns
の制御について説明する。ファン43の回転数Nsと、
給湯バーナ4への燃料供給量Gpとは、図4に示す関係
がある。図4中の実線(イ)は一般給湯状態の場合(A
モード)、破線(ロ)は炭酸給湯状態の場合(Bモー
ド)、破線(ハ)は炭酸給湯状態の場合(Cモード)を
示す。図中G1は最小燃料供給量、G2は最大燃料供給
量、N1は最小燃料供給量G1に対する回転数、N2は
最大燃料供給量G2に対する回転数である。つまり、同
じ値の燃料供給量Gpに対する回転数Nsを炭酸給湯状
態においては一般給湯状態よりも小にするようにしてあ
り、もって、同じ値の燃料供給量Gpに対する送風量を
炭酸給湯状態においては一般給湯状態よりも小に制御す
るようにしてある。
【0023】尚、図4中の(ニ)は、給湯用熱交換器3
の表面に結露する結露限界を示している。そして、一般
給湯状態の場合は、給湯用熱交換器3への結露を確実に
防止できる送風量になるように、前記結露限界に対して
十分な安全係数を加味した回転数Nsになるようにして
ある。
【0024】燃料供給量Gpは、給湯用熱交換器3とに
対する給水量と、給水温度Ti、及び、目標温度Ts等
に基づいて決定される。
【0025】燃料供給量Gpを求めた後は、一般給湯状
態では図4中の(イ)に示す関係からファン43の回転
数Nsを求め、炭酸給湯状態では,給湯用熱交換器3に
対する給水温度Tiに基づいて、給水温度Tiが15°
C以上のときは図4中の(ハ)に、15°C未満のとき
は図4中の(ロ)に夫々示す関係からファン43の回転
数Nsを求める。つまり、同じ値の燃料供給量Gpに対
する回転数Nsを給水温度Tiが低いほど大にするよう
にしてあり、もって、同じ値の燃料供給量Gpに対する
送風量を給水温度Tiが低いほど大に制御するようにし
てある。
【0026】尚、給水温度Tiが15°C未満のときの
ファン43の回転数Nsは、前記結露限界に対して安全
係数を設けて、結露を防止している。又、給水温度Ti
が15°C以上のときのファン43の回転数Nsは、前
記結露限界に対して安全係数をほとんど設けていない
が、このときの給水温度Tiは前記結露限界を設定した
給水温度Tiよりも高いので結露しない。
【0027】一般給湯状態と炭酸給湯状態との切り換え
について説明する。湯張スイッチ21がONされると炭
酸給湯状態となる。一般給湯栓8が開栓されて水流スイ
ッチS4がONすると、一般給湯状態となる。但し、一
般給湯状態の方が優先される。つまり、炭酸給湯状態に
おいて、一般給湯栓8が開栓されると、割り込み信号が
発生して炭酸給湯状態を一旦中止して一般給湯状態とな
る。そして、一般給湯栓8が閉栓されると、炭酸給湯状
態に復帰する。
【0028】次に、図2に示すフローチャートに基づい
て、浴槽2への給湯(炭酸給湯状態)における制御部C
の動作を説明する。
【0029】運転スイッチ20をONにした状態におい
て湯張スイッチ21をON操作すると、先ず、水位セン
サS6の検出情報に基づいて、浴槽水位が設定水位に達
しているか否か判別する。浴槽水位が設定水位に達して
いないときには、制御部Cに浴槽2への給湯指令が与え
られる。尚、浴槽水位が設定水位に達しているときにつ
いては後述する。
【0030】給湯指令が与えられると、先ず、電磁弁7
を開にする。このときの給水量、給水温度Ti、湯張温
度設定スイッチ22で設定された目標温度Ts等に基づ
いて、燃料供給量Gpを求める。
【0031】それから、水温サーミスタS2の検出情報
に基づいて、給水温度Tiが15°C未満のときは図4
中の(ロ)に示す関係からファン43の回転数Nsを求
める。そして、求められた燃料供給量Gp及び目標回転
数Nsになるように出力を制御する(Bモード)。15
°C以上のときは図4中の(ハ)に示す関係からファン
43の回転数Nsを求める。そして、求められた燃料供
給量Gp及び目標回転数Nsになるように出力を制御す
る(Cモード)。
【0032】浴槽水位が設定水位に達すると浴槽2への
給湯を停止する。給湯停止後及び前述の浴槽水位が設定
水位に達しているときには、循環ポンプ9を作動させ
て、浴槽温サーミスタS5の検出情報に基づいて、浴槽
水温度Txが目標温度Tsを越えているか否かチェック
する。越えていないときは、浴槽水温度Txが目標温度
Tsに達するまで追焚する。越えているときは何もしな
い。以上の動作を湯張スイッチ21がOFFされるまで
実行する。
【0033】次に、図3に示すフローチャートに基づい
て、一般給湯栓8への給湯(一般給湯状態)における制
御部Cの動作を説明する。一般給湯栓8が開栓されて水
流スイッチS4がONすると、割込処理を実行する。先
ず、炭酸給湯状態であるか等のステイタスをメモリに格
納する。尚、炭酸給湯状態であれば、電磁弁7を閉じて
浴槽2への給湯を一旦停止する。
【0034】次に、給水量、給水温度Ti、一般温度設
定スイッチ24で設定された目標温度Ts等に基づい
て、燃料供給量Gpを求める。それから、図4中の
(イ)に示す関係からファン43の目標回転数Nsを求
める。求められた燃料供給量Gp及び目標回転数Nsに
なるように出力を制御する(Aモード)。以上の動作を
一般給湯栓8が閉栓されるまで継続する。尚、割込処理
を終了するときには、格納されたステイタスを読み出
す。
【0035】〔別実施例〕次に別実施例を列記する。
【0036】 上記実施例では、湯を炭酸給湯路W2
にて浴槽2に給湯する炭酸給湯状態と、一般用給湯路W
3にて一般給湯栓20に給湯する一般給湯状態とに切り
換える切り換え手段102を設ける場合について例示し
たが、これに代えて、一般用給湯路W3、一般給湯栓2
0、切り換え手段102等を設けずに、炭酸給湯路W2
だけを設けても良い。尚、この場合は、上記実施例にお
ける炭酸給湯状態と同様に、給湯用熱交換器3に対する
給水温度Tiに基づいて、給水温度Tiが15°C以上
のときは図4中の(ハ)に、15°C未満のときは図4
中の(ロ)に夫々示す関係からファン43の回転数Ns
を求める。つまり、同じ値の燃料供給量Gpに対する送
風量を給水温度Tiが低いほど大に制御する。
【0037】 上記実施例では、給湯バーナ4への燃
料供給量Gpとファン43の回転数Nsとの関係を、給
水温度Tiに基づいて、図4中の(ロ)及び(ハ)の二
つを設定することにより、同じ値の燃料供給量Gpに対
する送風量を給水温度Tiが低いほど大に制御する場合
について例示したが、これに代えて、給湯バーナ4への
燃料供給量Gpとファン43の回転数Nsとの関係を、
給水温度Tiに基づいて三つ以上設定することにより、
同じ値の燃料供給量Gpに対する送風量を給水温度Ti
が低いほど大に制御するように構成しても良い。
【0038】 上記実施例では、送風手段43による
燃焼用空気の送風量を制御するに、送風制御手段101
が送風手段43の回転数を制御するようにしていたが、
送風手段43の駆動電力を制御するようにしてもよい。
【0039】 上記実施例では、湯を給湯部Aの給湯
バーナ4の排気と接触させていたが、水を接触させても
良い。又、湯又は水を追焚部Bの追焚バーナ6の排気と
接触させてもよい。
【0040】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかる炭酸給湯装置の全体構
成のブロック図
【図2】炭酸給湯装置の制御作動のフローチャートを示
す図
【図3】炭酸給湯装置の制御作動のフローチャートを示
す図
【図4】給湯バーナへの燃料供給量と送風手段による燃
焼用空気の送風量との関係を示す図
【符号の説明】
1 気水接触部 3 給湯用熱交換器 4 給湯バーナ 43 送風手段 101 送風制御手段 102 切り換え手段 H 排気路 Gp 燃料供給量 S2 温度検出手段 Ti 給水温度 W1 給水路 W2 炭酸給湯路 W3 一般用給湯路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 善久 大阪府大阪市港区南市岡1丁目1番52号 株式会社ハーマン内 (56)参考文献 特開 平5−305119(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24H 1/00 602

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水路(W1)にて給水される給湯用熱
    交換器(3)と、その給湯用熱交換器(3)を加熱する
    給湯バーナ(4)と、その給湯バーナ(4)に燃焼用空
    気を送風する送風手段(43)が設けられ、前記給湯バ
    ーナ(4)の排気路(H)が気水接触部(1)を通過す
    るように形成され、水または湯を前記気水接触部(1)
    を通過させて給湯する炭酸給湯路(W2)が設けられ、
    前記給湯バーナ(4)への燃料供給量(Gp)が大なる
    ほど前記給湯バーナ(4)に対する前記送風手段(4
    3)による燃焼用空気の送風量を大に制御する送風制御
    手段(101)が設けられた炭酸給湯装置であって、 前記給水路(W1)による前記給湯用熱交換器(3)に
    対する給水温度(Ti)を検出する温度検出手段(S
    2)が設けられ、前記送風制御手段(101)が、同じ
    値の前記燃料供給量(Gp)に対する前記送風量を前記
    給水温度(Ti)が低いほど大に制御するように構成さ
    れている炭酸給湯装置。
  2. 【請求項2】 水または湯を前記気水接触部(1)を通
    過させずに給湯する一般用給湯路(W3)が設けられ、
    前記炭酸給湯路(W2)にて給湯する炭酸給湯状態と、
    前記一般用給湯路(W3)にて給湯する一般給湯状態と
    に切り換える切り換え手段(102)が設けられ、前記
    送風制御手段(101)が、同じ値の前記燃料供給量
    (Gp)に対する前記送風量を前記炭酸給湯状態におい
    ては前記一般給湯状態よりも小に制御するように構成さ
    れている請求項1記載の炭酸給湯装置。
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