JP3129729U - 折板屋根被覆用バックアップ材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 軽量で強度があり、野地板を使用しないで済むバックアップ材を提供する。
【解決手段】 折板屋根を平らに改修するためのバックアップ材として、発泡プラスチック製の長さ約1m、幅は折板の働き幅に準じ、折板の谷部から尾根部に到る形に適合して密接するような形になっており、折板の尾根部の上にかぶさる部分の厚さは、尾根部中央に立ち上がっているはぜ折の高さに対応し、はぜ折に接する両サイドは、はぜ折に嵌合する形に成形してあり、かつ谷部に入る部分は所どころ肉盗みをして減量化が図ってある折板屋根被覆用バックアップ材。
【選択図】図1
【解決手段】 折板屋根を平らに改修するためのバックアップ材として、発泡プラスチック製の長さ約1m、幅は折板の働き幅に準じ、折板の谷部から尾根部に到る形に適合して密接するような形になっており、折板の尾根部の上にかぶさる部分の厚さは、尾根部中央に立ち上がっているはぜ折の高さに対応し、はぜ折に接する両サイドは、はぜ折に嵌合する形に成形してあり、かつ谷部に入る部分は所どころ肉盗みをして減量化が図ってある折板屋根被覆用バックアップ材。
【選択図】図1
Description
折板で葺いた屋根の表面を平らな屋根にする際に使用する部材に関する。
折板被覆の屋根の上に重ねてもう一層、平らに表面断熱被覆工事を行うことがある。折板屋根の働き幅(ピッチ)は333mmとか500mmであり、谷部の深さは160mm程あり、尾根部の中央には長手方向に亘って高さ約30mmのはぜ折の突起がある。
この折板屋根の上に重ねてもう一層平らな屋根を被せる場合、まずコンパネあるいは木毛板などの野地板を折板の谷部をまたいで尾根部を渡るように張るが、はぜ折の突起を逃げるように、働き幅より少し狭く切断した板をはぜ折の突起の間に嵌めるか、あるいは、はぜ折部に接合金具を取り付けて、働き幅を考慮せずにその上に張りめぐらしたりした。それらの場合は折板の谷部に当たる部分は空洞になり、野地板を支えるものが無いので、時間が経つとその部分の野地板は少し下に垂れ下がったりすることがあった。
また別の工法としては野地板の下の谷部に発泡プラスチック等でできたバックアップ材を充填する方法も取られることがあったが、屋根の上の作業なので、作業中にバックアップ材が風で飛ばされる等の問題があった。
いずれの場合も張った野地板の上に厚さ40mm程の断熱板をおき、表面は化粧鋼板等で被覆して、表面から折板の尾根部まで貫通してタッピングねじで留め、工事は終了する。
軽量で強度があり、野地板を使用しないで済むバックアップ材を提供する。
本考案の折板屋根被覆用バックアップ材は発泡プラスチック製で、幅は働き幅、長さは約1m、高さは折板谷部の底から尾根中央のはぜ折を越える所までの約190mmで、折板の谷部から尾根部に到る形に密接するような形になっており、所々肉盗みをして材料の減量化を図ってある。尾根部の上にかぶさる部分で、はぜ折に接する両サイドは、はぜ折に嵌合するように下部を膨らました形にしてある。
上記考案によれば、該バックアップ材を一本ずつ折板のはぜ折部に嵌め込んで固定できるので、風で飛ばされること無く作業が進められる。かつ野地板を必要としないので、その上に直接断熱板を載せて化粧鋼板の被覆工事を行うことができると同時に、既存の工法に比べてはるかに軽量化を図ることができる。
折板屋根を平らに改修するためのバックアップ材として、発泡プラスチック製の長さ約1m、幅は折板の働き幅に準じ、折板の谷部から尾根部に到る形に適合して密接する形にしてあり、折板の尾根部の上にかぶさる部分の厚さは、尾根部中央に立ち上がっているはぜ折の高さに対応し、はぜ折に接する両サイドは、はぜ折に嵌合する形に成形してあり、かつ谷部に入る部分は所どころ肉盗みをして減量化が図ってある。
本考案のバックアップ材を図面に基づいて説明すると、図1は本考案のバックアップ材を表側から見た部分斜視図であり、図2は本考案のバックアップ材を裏側から見た部分斜視図である。表側1はその上に断熱板と化粧鋼板を載せる野地板に対応する。裏側には谷部に入る台形部2があり、平らな屋根を谷部の底からも支える役目をする。
折板の上に該バックアップ材を嵌め込んだ状態の断面構造を示す断面図が図3に示してある。折板屋根の谷部3と尾根部4とその上に、はぜ折部5があり、該バックアップ材はハッチを施して示してある。
この実施例では該バックアップ材の長さは1m、幅は333mm、高さは190mmで折板のはぜ折部に嵌合するように両サイド6に嵌合部7が設けてあり、図3に示すようにはぜ折5の突起に押し込んで嵌められるようになっている。
該バックアップ材の減量化を図るために、肉盗み8,9が施してあり、軽量化と材料の節約を行っている。該バックアップ材の重量は約1kgである。また結露水を流すための隙間10が開けてある。
以上説明したように、本考案の折板屋根被覆用バックアップ材によれば、軽量であるので簡単に折板屋根の上に持ち上げて作業ができ、一つずつはぜ折の突起に嵌合させて留めていけるので作業が効率よく進められ、且つその上に野地板を張る必要が無く、その上に直接断熱板と表面被覆の鋼板を載せて、一緒にタッピングねじを尾根部まで貫通させ鋼板と尾根部を結合できるので、工程を簡略化することができる。
1 表側
2 台形部
3 谷部
4 尾根部,
5 はぜ折部,
6 両サイド,
7 嵌合部,
8 肉盗み,
9 肉盗み,
10 結露水を流すための隙間
2 台形部
3 谷部
4 尾根部,
5 はぜ折部,
6 両サイド,
7 嵌合部,
8 肉盗み,
9 肉盗み,
10 結露水を流すための隙間
Claims (3)
- 既存の折板屋根を平らな屋根に改修するため、あるいは折板を底板として平らな屋根を葺くために使用する部材で、幅は折板の働き幅に対応する300乃至500mm、長さは約1m、高さは折板谷部の底から尾根部中央のはぜ折を越える所までの約190mmの発泡プラスチック製で、折板の谷部から尾根部に亘る全体の形に密接するような形になっており、尾根部の上にかぶさる部分で、はぜ折に接する両サイドは、はぜ折に嵌合するように下部を膨らました形にしてある事を特徴とする折板屋根被覆用バックアップ材。
- 部材の材料が50〜60倍発泡の発泡ポリスチレン製である事を特徴とする請求項1記載の折板屋根被覆用バックアップ材。
- 所どころ肉盗みをして材料の減量化を図っている事を特徴とする請求項1乃至2記載の折板屋根被覆用バックアップ材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008406U JP3129729U (ja) | 2006-09-16 | 2006-09-16 | 折板屋根被覆用バックアップ材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006008406U JP3129729U (ja) | 2006-09-16 | 2006-09-16 | 折板屋根被覆用バックアップ材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3129729U true JP3129729U (ja) | 2007-03-08 |
Family
ID=43280650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006008406U Expired - Lifetime JP3129729U (ja) | 2006-09-16 | 2006-09-16 | 折板屋根被覆用バックアップ材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3129729U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020029748A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 北長金日米建材株式会社 | 固定具、折板屋根被覆構造、及び折板屋根被覆構造の設置方法 |
-
2006
- 2006-09-16 JP JP2006008406U patent/JP3129729U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020029748A (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 北長金日米建材株式会社 | 固定具、折板屋根被覆構造、及び折板屋根被覆構造の設置方法 |
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