JP3129602U

JP3129602U - ゴルフスイング練習用具

Info

Publication number: JP3129602U
Application number: JP2006009902U
Authority: JP
Inventors: 智平オオヤマチヒラ大山
Original assignee: 大山智平
Priority date: 2006-12-06
Filing date: 2006-12-06
Publication date: 2007-03-01
Anticipated expiration: 2016-12-06

Abstract

【課題】分解・組立が可能で、任意のゴルフクラブシャフトに取り換えて組み立てることができ、持ち運びに便利で、簡易な、素振り練習に適したゴルフスイング練習用具を提供する。
【解決手段】素振り練習に適したゴルフスイング練習用具１が、１個所にねじ孔が形成された金属製のヘッド２と、該ヘッド２のねじ孔に締結される雄ねじ部をその一方端側に有するとともに、シャフト取付け孔をその他方端側に有する取付け金具３と、該取付け金具３のシャフト取付け孔にその一方端部が着脱自在に嵌入・固定されるゴルフクラブシャフト４とから成っている。
【選択図】図１

Description

本願の考案は、ゴルフスイング練習用具に関し、特に素振り練習に適し、分解・組立が可能で、持ち運びに便利で、簡易なゴルフスイング練習用具に関する。

従来、ゴルフの初心者や中級者が上級者からゴルフ技術について手ほどきを受けたり、ゴルフ教本に書かれている内容は、初心者や中級者にとっては理解しづらく、また、これを体得して実行できる程になるまでには、多くの練習量を要し、ほとんど不可能な程に難しいと言っても過言ではない。

そこで、このようなゴルフ技術の習得に多くの労苦を強いられている初心者や中級者の負担を軽減するために、ゴルフスイングのフォームを体感によって習得できるようにして、ゴルフ技術の向上を可及的短期間に達成することを目指したゴルフスイング練習用具が種々提案されている（特許文献１〜４）。
特開２００１−１９０７２８号公報特開昭６２−４１６７５号公報特開２００５−３４４６６号公報特開平１０−５３８１号公報

本願の考案は、これら従来のゴルフスイング練習用具に加えて、分解・組立が可能で、身長に応じ、また、ドライバーから長短アイアンに至るまで、希望するゴルフクラブの長さに応じて、任意の既存のゴルフクラブシャフトに取り換えて組み立てることができ、持ち運びに便利で、簡易な、素振り練習に適したゴルフスイング練習用具を提供することを課題とする。

前記のような課題は、本願の実用新案登録請求の範囲の請求項に記載された次のような考案により解決される。
すなわち、その請求項１に記載された考案は、素振り練習に適したゴルフスイング練習用具であって、１個所にねじ孔が形成された金属製のヘッドと、前記ヘッドの前記ねじ孔に締結される雄ねじ部をその一方端側に有するとともに、シャフト取付け孔をその他方端側に有する取付け金具と、前記取付け金具の前記シャフト取付け孔にその一方端部が着脱自在に嵌入・固定されるゴルフクラブシャフトとから成ることを特徴とするゴルフスイング練習用具である。

請求項１に記載された考案は、前記のように構成されているので、そのゴルフスイング練習用具は、分解・組立が可能であり、そのゴルフクラブシャフトを、身長に応じ、また、ドライバーから長短アイアンに至るまで、希望するゴルフクラブの長さに応じて、任意の既存のゴルフクラブシャフトに取り換えて組み立てることができ、分解すれば、持ち運びに便利である。また、３つの構成要素のみから成るので、簡易な構造である。これらにより、素振り練習に適したゴルフスイング練習用具を提供することができる。

ゴルフスイング練習用具を、１個所にねじ孔が形成された金属製のヘッドと、該ヘッドのねじ孔に締結される雄ねじ部をその一方端側に有するとともに、シャフト取付け孔をその他方端側に有する取付け金具と、該取付け金具のシャフト取付け孔にその一方端部が着脱自在に嵌入・固定されるゴルフクラブシャフトとから成るものとする。

次に、本願の考案の一実施例について説明する。
図１は、本実施例のゴルフスイング練習用具の全体斜視図、図２は、同ゴルフスイング練習用具の分解図である。

本実施例のゴルフスイング練習用具１は、ゴルフの初心者や中級者がゴルフスイングのフォームを体感によって習得できるように、特に素振り練習用に考案されたものであって、その構造は、あらまし、図１及び図２に図示されるように、１個所にねじ孔６が形成された金属製のヘッド２と、該ヘッド２のねじ孔６に締結される雄ねじ部７をその一方端側に有するとともに、シャフト取付け孔８をその他方端側に有する比較的短小の取付け金具３と、該取付け金具３のシャフト取付け孔８にその一方端部が着脱自在に嵌入・固定されるゴルフクラブシャフト４とから成っている。

ヘッド２は、ドライバーから長短アイアン３〜９に至るゴルフクラブ全体のヘッド部の平均的な重さを備えているが、やや重めに製作されるのが望ましい。ゴルフクラブシャフト４は、既存のドライバーや、既存のアイアンの９、７、５番等のシャフト部を利用することにより、それらの必要本数を容易に揃えることができる。

本実施例のゴルフスイング練習用具１を組み立てるには、先ず、ヘッド２のねじ孔６に取付け金具３の雄ねじ部７をねじ込んで、堅固に固定する。次いで、取付け金具３のシャフト取付け孔８にゴルフクラブシャフト４の一方端部をきつく嵌入する。この場合、その嵌入は、取付け金具３に形成されたピン挿通孔９と、ゴルフクラブシャフト４の一方端部に形成されたピン挿通孔１０とが整合するようにして行う。次いで、これらピン挿通孔９、１０にピン５を挿通し、ゴムテープ等によりピン５が離脱しないように処理して、ゴルフクラブシャフト４を取付け金具３に堅固に取り付け固定する。以上のようにして、ゴルフスイング練習用具１の組立作業は完了する。ゴルフスイング練習用具１を分解するには、以上の作業の逆を行えば良い。

次に、本実施例のゴルフスイング練習用具１の使用方法について説明する。
左手（左利きの人は右手）にゴルフスイング練習用具１のグリップ部１１を持ち、軽く上下、左右の振りを行う。このようにすることで、スタンス等の足幅や、腿、腰、肩等の力を感じることができ、バランス良くアドレスからスイングまでができるようになる。但し、最初は、軽く身体をならしながら、軽くスイングを行い、徐々に力を加えて行くようにする。

このようにして、本番スイングと同じように素振り練習を繰り返し行うことにより、上級者の手ほどきやゴルフ教本に書かれているところのポイントが自然に理解できるようになり、ポイントを押えた素振り練習をさらに続けることにより、強力なスイングができるようになり、実地でも、ボールを遠くに飛ばすことができるようになる。

本実施例のゴルフスイング練習用具１は、前記のように構成されているので、これを簡単に分解・組立することが可能であり、そのゴルフクラブシャフト４を、身長に応じ、また、ドライバーから長短アイアンに至るまで、希望するゴルフクラブの長さに応じて、任意の、所望の、既存ゴルフクラブシャフトに取り換えて組み立てることができ、分解すれば、持ち運びに便利である。また、３つの構成要素（ヘッド２、取付け金具３、ゴルフクラブシャフト４）のみから成るので、簡易な構造である。これらにより、場所に比較的拘束されないで済む、素振り練習に適したゴルフスイング練習用具を提供することができる。

なお、本願の考案は、以上の実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形が可能である。

本実施例のゴルフスイング練習用具の全体斜視図である。同ゴルフスイング練習用具の分解図である。

符号の説明

１…ゴルフスイング練習用具、２…ヘッド、３…取付け金具、４…ゴルフクラブシャフト、５…ピン、６…ねじ孔、７…雄ねじ部、８…シャフト取付け孔、９、１０…ピン挿通孔、１１…グリップ部。

Claims

素振り練習に適したゴルフスイング練習用具であって、
１個所にねじ孔が形成された金属製のヘッドと、
前記ヘッドの前記ねじ孔に締結される雄ねじ部をその一方端側に有するとともに、シャフト取付け孔をその他方端側に有する取付け金具と、
前記取付け金具の前記シャフト取付け孔にその一方端部が着脱自在に嵌入・固定されるゴルフクラブシャフトとから成る
ことを特徴とするゴルフスイング練習用具。