JP2005342215A

JP2005342215A - ゴルフクラブパター

Info

Publication number: JP2005342215A
Application number: JP2004165507A
Authority: JP
Inventors: Teruo Takei; 輝夫武井
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2004-06-03
Filing date: 2004-06-03
Publication date: 2005-12-15

Abstract

【課題】左利き、右利きのどちらにも容易に対応できるパターを提供する。
【解決手段】パターヘッド上端面に装着用の長穴が形成されたヘッド本体（１０）と、前記長穴に挿入して固定可能な装着辺（２１ａ）が形成されたトップエッジ部（２１）、トップエッジ部の一方の端部側から上方へ延びるネック部（２２）、及びネック部上端に形成されたソケット（２３）が一体化されたパターシャフト装着用部材（２０）とを有し、前記装着辺は、一方向及びその逆方向において前記長穴に挿入して固定可能であるように構成したものである。
【選択図】図１

Description

本発明は左利き、右利きどちらにも対応できるようにしたゴルフクラブパター（以下、パター）に関する。

従来、パターヘッド本体からネックを介して上方に延びるホーゼルに対してパターシャフトの先端を挿入し、ホーゼル上端でパターシャフトを着脱自在に固定することにより、ゴルファーのフィーリングに合うように容易にパターシャフトを交換できるようにしたパターが提案されている（特許文献１）。

また、パターヘッド本体に対してホーゼルを取り替え可能に固定し、プレーヤーの好みやゴルフコースのグリーンの状態に応じてホーゼルを取り替えられるようにしたパターも提案されている（特許文献２）。
特開平９−２８５５７４号公報特開平１１−２７６６４８号公報

上記特許文献１、２に示されているように、従来のパターではゴルファーのフィーリングに合うように、或いはプレーヤーの好みに応じてパターシャフトやホーゼルを交換可能にするものは提案されているが、左利き、右利きのどちらにも対応できる具体的構造をもつパターについての提案はない。

本発明は上記課題を解決しようとするもので、左利き、右利きのどちらにも容易に対応できるパターを提供することを目的とする。
そのために本発明は、パターヘッド上端面に装着用の長穴が形成されたヘッド本体と、前記長穴に挿入して固定可能な装着辺が形成されたトップエッジ部、トップエッジ部の一方の端部側から上方へ延びるネック部、及びネック部上端に形成されたソケットが一体化されたパターシャフト装着用部材とを有し、前記装着辺は、一方向及びその逆方向において前記長穴に挿入して固定可能であることを特徴とする。

本発明は、ヘッド本体の上端面に形成した装着穴にパターシャフト装着用部材を一方向及びその逆方向において装着できるようにしたので、左利き、右利きに応じてパターシャフト装着用部材の入れる方向を選択することにより、左利き、右利きのどちらにも容易に対応することが可能である。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
図１は右利き用とした場合のパターヘッドの分解斜視図、図２は左利き用とした場合のパターヘッドの分解斜視図、図３は右利き用とした場合のパターヘッドを示す図である。
例えばステンレス製や軟鉄製のヘッド本体１０は、粗面化したフェース面１１を有し、その上端面１２にはその両端部間に延びる細長い装着用の長穴、例えば長方形の穴１３が形成されている。

パターシャフト装着用部材２０は、アルミニウム製、チタン製、樹脂製等であり、トップエッジ部２１、トップエッジ部の一端側から上方へ延びるネック部２２、ネック部２２の先端に形成されたパターシャフト装着用のソケット２３からなっていて、これらが一体に形成されている。トップエッジ部２１の下部には、長穴１３に嵌合するための装着辺２１ａが形成され、装着辺２１ａにはヘッド本体に固定するためのネジ孔２１ｂが形成されている。

本発明では、この装着辺２１ａと装着用の長穴１３は、装着辺２１ａを一方向、及びその逆向きで装着できるような形状にしている。そして、例えば、右利き用とする場合には、図１、図３に示すように、ネック部２２側に立ってソケット２３に装着したシャフト（図示せず）をグリップした人にとってフェース面１１が左側となるようにパターシャフト装着用部材２０をヘッド本体１０に装着して固定する。左利き用とする場合には、パターシャフト装着用部材２０を図１とは逆方向にして装着する。すなわち、図２に示すように、ネック部２２側に立ってソケット２３に装着したシャフト（図示せず）をグリップした人にとってフェース面１１が右側となるようにパターシャフト装着用部材２０をヘッド本体１０に装着して固定する。

このように、ヘッド本体の上端面に形成した装着穴にパターシャフト装着用部材を一方向及びその逆方向において装着できるようにしたので、左利き、右利きのどちらにも容易に対応することが可能である。なお、シャフト装着用部材２０のヘッド本体１０への固定は、ネジ固定に限らず、接着などを用いてもよい。

なお、ヘッド本体をステレンス製、軟鉄製、アルミニウム合金製、樹脂製等とし、シャフト装着用部材２０をアルミニウム製、チタン製、樹脂製等とし、かつ重心を低くするように構造等を工夫することでバックスピンがかかり易くなる。また、これとは逆に、重心位置が高くなるように構成することでボールに順回転を与えるようにしてもよい。

本発明によれば、左利き、右利きのどちらにも容易に対応できるパターが提供できるので産業上の利用価値は大きい。

右利き用とした場合のパターヘッドの分解斜視図である。左利き用とした場合のパターヘッドの分解斜視図である。右利き用とした場合のパターヘッドを示す図である。

符号の説明

１０…ヘッド本体、１１…フェース面、１２…上端面、１３…装着用の長穴、２０…パターシャフト装着用部材、２１…トップエッジ部、２２…ネック部、２３…ソケット。

Claims

パターヘッド上端面に装着用の長穴が形成されたヘッド本体と、
前記長穴に挿入して固定可能な装着辺が形成されたトップエッジ部、トップエッジ部の一方の端部側から上方へ延びるネック部、及びネック部上端に形成されたソケットが一体化されたパターシャフト装着用部材と、
を有し、前記装着辺は、一方向及びその逆方向において前記長穴に挿入して固定可能であることを特徴とするゴルフクラブパター。