JP3129600U - ねじ蓋開け具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ねじ蓋開け具を、ねじ蓋を開けること以外に、日常的に使えるようにすることにより、それ自体が邪魔にならないねじ蓋開け具を実現する。
【解決手段】平板形状の本体の表面にV字形の巾狭溝を、裏面に巾狭溝より溝巾が広いV字形の巾広溝を90度違えて配置し、巾狭溝と巾広溝の対向する側壁面の摩擦係数を異ならせる。そして、巾狭溝と巾広溝を挟んで相対する本体の外縁に、それぞれ一対の切欠部を設ける。また、本体の中央部に、表面から裏面に貫通した穴を設ける。
【選択図】図1

Description

本考案は、主として一般家庭の食堂や台所等で使用する、ビンや缶等のねじ蓋を容易に開けることが出来る、ねじ蓋開け具に関するものである。
従来の一般家庭の食堂や台所等で使用するねじ蓋開け具は、ビンや缶等のねじ蓋開け専用のものが一般的であるが、(例えば、特許文献1参照)缶切りが付いたものもある。(例えば、特許文献2参照)。
実開昭48−66966号公報 実開昭48−49063号公報
以上に述べた特許文献1のねじ蓋開け具は、ビンや缶等のねじ蓋開け専用であり、普段はあまり使わないので邪魔になり、どこかにしまうと必要なときに見つからず、探しまわる不便があった。
また、特許文献1のねじ蓋開け具は、ねじ蓋の径が小さなものから大きなものまで対応できるようになっているが、V字形の小径ねじ蓋用の溝と大径ねじ蓋用の溝が、同一の片面に配置されているため、対応できるねじ蓋の径の範囲が狭く、また、V字形の溝の底部の強度が弱い欠点があった。
また、特許文献2の缶切り付ねじ蓋開け具は、ねじ蓋開け用以外に缶切り用にも使用できてよいが、缶詰を食べるのは日常的なことでなく、やはりそれ自体が邪魔になるという欠点があった。
本考案は、このような従来の技術が有していた問題を解決しようとするものであり、ねじ蓋開け具を、ねじ蓋を開けること以外に、日常的に使えるようにすることにより、それ自体が邪魔にならないねじ蓋開け具を実現することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、平板形状の本体の表面に小径ねじ蓋用のV字形の巾狭溝と、裏面に前記巾狭溝より溝巾が広い大径ねじ蓋用のV字形の巾広溝とを設け、前記巾狭溝と巾広溝の対向する側壁面の摩擦係数を異ならせる。
前記V字形をした巾狭溝と巾広溝の寸法関係は、巾狭溝の広い方の開口寸法を巾広溝の狭い方の開口寸法と同等か、または、多少大きく設定する。
そして、前記V字形をした巾狭溝と巾広溝の位相を90度違えて配置すると、巾狭溝の底部を成す底板が巾広溝の両側壁面の背部を形成する背部材で補強され、また、巾広溝の底部を成す底板が巾狭溝の両側壁面の背部を形成する背部材で補強されるので、その結果底板の肉厚を薄くできる。
さらに、前記平板形状の本体の表面及び裏面は互いに平行な平面で構成されるとともに、その外形は四角形に形成した方が好ましい。
また、前記平板形状の本体に設けた、前記V字形をした巾狭溝及び巾広溝を挟んで相対する前記平板形状の外縁に、それぞれ一対の切欠部を設けてもよい。
また、前記本体の中央部に、表面から裏面に貫通した穴を設けてもよい。
本考案は、以上説明したように構成されているので、次に記載する効果を奏する。
V字形をした溝の対向する側壁面の摩擦係数を異ならしているので、ねじ蓋をV字形をした溝で挟んで回すと、ねじ蓋と側壁面の間に直接手で回すよりも大きな摩擦力が発生し、握力が弱い高齢者や女性でもねじ蓋を容易に回して開けることができる。また、ねじ蓋開け具を持って回すときに、本体の外縁に設けた切欠部に指を掛けると、手が小さな人でも掴みやすく、滑り止としての効果もある。
そして、巾狭溝と巾広溝を併設しているので、巾狭溝で小径のねじ蓋に対応し、巾広溝で大径のねじ蓋に対応することにより、ねじ蓋の径が小さいものから大きなものまでより巾広く対応できる。
さらに、前述の理由によりV字形をした溝の底板の肉厚を薄くできるので平板形状の本体の厚さが薄くなり、かつV字形をした溝の両側壁面の背部を成す背部材が溝の左右に広がっていて、鍋を安定して置くことができるので、鍋敷きとしても使用できる。
また、中央部に設けた穴からねじ蓋の位置を覗くことができ、さらに、この穴を利用してしゃもじを立てたり、金具に掛けるときにも利用できるなどの効果がある。
従って、ねじ蓋開け具以外の用途にも使え、しかも、鍋敷やしゃもじ立ては日常的に使用するものであるので、ねじ蓋開け具を常時目に付くところに置いてあっても、それ自体はじゃまでなく、探す手間が省ける。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1〜2において、Aはねじ蓋開け具であり、平板形状の本体1の表面2及び裏面3を互いに平行な平面で構成するとともに、その外形を四角形に形成する。
また、本体1の表面2に小径ねじ蓋用のV字形の巾狭溝4aと、裏面3に前記巾狭溝4aより溝巾が広い大径ねじ蓋用のV字形の巾広溝4bとを設け、そして、巾狭溝4aと巾広溝4bの位相を90度違えて配置する。ここで、それぞれの溝は底部を成す底板5を共通として、巾狭溝4aは相対する溝の側壁面6a、7aと背部にある背部材8a、9aで構成され、巾広溝4bは相対する溝の側壁面6b、7bと背部にある背部材8b、9bで構成される。このように構成することにより、巾狭溝4の底板5は背部材8b、9bで補強され、巾広溝4bの底板5は背部材8a、9aで補強される。
さらに、それぞれのV字形をした溝において対向する側壁面の摩擦係数を異ならせるために、一方の側壁面6a、6bにゴム等の摩擦材10a、10bを、他方の側壁面7a、7bに樹脂等の滑り材11a、11bを取り付ける。
また、巾狭溝4aと巾広溝4bの寸法関係は、巾狭溝4aの広い方の開口寸法を巾広溝4bの狭い方の開口寸法と同等かそれよりも多少大きく設定し、ねじ蓋の径が小さいものから大きいものまで、どちらかの溝で対応できるようにする。
本体1の材料は、鍋敷としても使用できるように、木材或いは耐熱性樹脂が適当で、樹脂の場合は材料自体が滑り材になるので滑り材11a、11bは不要である。
また、巾狭溝4aと巾広溝4bを挟んで相対する本体1の外周部分に、それぞれ一対の切欠部12を設ける。なお、この切欠部12の形状は、V字状でもコの字状でも指が掛けられる窪んだ形状であればよい。
そして、本体1の中央部に、表面2から裏面3に貫通した十文字形の穴13を設ける。この穴13は、ここに、しゃもじFの柄を差し込んで立てることができ、また、この穴13を利用してねじ蓋Bの位置を覗くこともできる他、売場などで金具に吊り掛けるときにも利用できる。なお、この十文字形の穴13の形状は、一文字形や円形や四角形でもよく、要するにしゃもじの柄が入る程度の大きさの貫通した穴13であればよい。
以下、上記実施例の使用方法を図3〜図6に基づいて説明する。図3図4に示すように、指を切欠部12に掛けてねじ蓋開け具Aを持ち、ねじ蓋径に合ったV字形の溝(本例では巾広溝4b)がある方を下にして、ねじ蓋Bを巾広溝4bで挟んでから矢印の半時計方向に回すと、ねじ蓋Bが摩擦材10bに接する部分を支点にして、滑り材11bが食い込むようにねじ蓋Bの外周面を滑り、ねじ蓋Bと摩擦材10bの間に摩擦力が発生するので、ねじ蓋Bとねじ蓋開け具Aは一緒になって回動してねじ蓋Bは緩んで容器Cから離脱する。
このときに、ねじ蓋Bが容器Cに固着していると大きな回す力が必要で、摩擦力も大きくなり、巾広溝4bの底板5を曲げようとする大きな力がかかるので、底板5の厚みが薄いと破損する。しかし、本考案では前述の通り、V字形をした小径ねじ蓋用の巾狭溝4aと大径ねじ蓋用の巾広溝4bを、溝の底部を成す底板5を共通として、位相を90度違えて配置することにより、底板5が背部材8a、9aで補強され強度が保たれる。
また、使用しないときは、図5に示すように、テーブル上面Eに置いて、鍋Dの鍋敷として使用できる。
さらに、図6に示すように中央の穴13にしゃもじFの柄を差し込んで、しゃもじ立てとしても利用できる。
尚、図7のように、本体1の形状を円形の平板状にしてもよい。しかし、同じ寸法のV字形をした溝を配置しようとすると、円形の外形寸法(直径寸法)の方が四角形の外形寸法(対辺寸法)より大きくなり、ねじ蓋開け具を握り難くなる。
本考案に係る実施例を示すねじ蓋開け具の平面図 同実施例を示すねじ蓋開け具のX−X線断面図 同実施例を示すねじ蓋開け具を使用中の平面図 同実施例を示すねじ蓋開け具をねじ蓋開け具として使用中のY−Y線断面図 同実施例を示すねじ蓋開け具を鍋敷として使用中の側面図 同実施例を示すねじ蓋開け具をしゃもじ立てとして使用中の一部切欠側面図 本考案に係る別の実施例を示すねじ蓋開け具の平面図
符号の説明
1、21 本体
2 表面
3 裏面
4a、24a 巾狭溝
4b、24b 巾広溝
5 底板
6a、6b、26a、26b 側壁面
7a、7b、27a、27b 側壁面
8a、8b、28a、28b 背部材
9a、9b、29a、29b 背部材
10a、10b、30a、30b 摩擦片
11a、11b、31a、31b 滑り片
12、32 切欠部
13、33 穴
A ねじ蓋開け具
B ねじ蓋
C 容器
D 鍋
E テーブル上面
F しゃもじ

Claims (5)

  1. 平板形状の本体の表面にV字形の巾狭溝と、裏面に前記巾狭溝より溝巾が広いV字形の巾広溝とを設け、前記巾狭溝と巾広溝の対向する側壁面の摩擦係数を異ならせたねじ蓋開け具。
  2. 前記V字形をした巾狭溝と巾広溝の位相を、90度違えて配置した請求項1記載のねじ蓋開け具。
  3. 前記平板形状の本体の表面及び裏面は互いに平行な平面で構成されるとともに、その外形は四角形である請求項1又は2記載のねじ蓋開け具。
  4. 前記平板形状の本体に設けた、前記V字形をした巾狭溝及び巾広溝を挟んで相対する前記平板形状の外縁に、それぞれ一対の切欠部を設けた請求項1〜3のいずれか1項に記載のねじ蓋開け具。
  5. 前記平板形状の本体の中央部に、表面から裏面に貫通した穴を設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載のねじ蓋開け具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020172330A (ja) * 2019-04-10 2020-10-22 利春 森園 ボトルキャップ開けホルダー

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