JP3129259U - スプレーノズルの組付け装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】屈曲形成された吸上げパイプを有するスプレーノズルを、容易、確実、自動的にかつ極めて効率よく容器本体に組み付けることができるようにする。
【解決手段】液体を収容する容器本体36と、該容器本体36の開口部36aに装着されて液体を屈曲形成された吸上げパイプ16により吸上げて吐出させるスプレーノズル15とを組み付けるスプレーノズルの組付け装置100であって、吸上げパイプ直線化装置10と、挿入装置11とを備え、吸上げパイプ直線化装置10により屈曲した吸上げパイプ16を直線状に弾性変形させた後、直線状に弾性変形させられた吸上げパイプ16を挿入装置11によって容器本体36の開口部36aから挿入する構成を特徴とする。
【選択図】図2

Description

本考案は、スプレーノズルの組付け装置に係り、特に屈曲形成された吸上げパイプを直線状に弾性変形させてから容器本体に組み付けることによって、本来屈曲していて簡単には組み付けできない吸上げパイプを極めて容易、確実かつ自動的に容器本体に組み付けることができるようにして、非常に作業能率の優れたスプレーノズルの組付け装置に関する。
従来、容器本体に収容された薬液などの液体を霧状にして噴霧する簡易なスプレー装置として、ストレート形状の吸上げパイプが下方に向けて延設されると共に液体を霧状にするノズルが内蔵されたノズルユニットを、容器本体の開口部に形成された雌ねじに螺合させて固定したものが知られている。このスプレー装置は、レバーを往復操作することにより、収容する液体を吸上げパイプで吸い上げ、ノズルから霧状にして噴霧するものである。
上記した構造のスプレー装置においては、収容する液体の残量が少なくなると、吸上げパイプの先端が液体の液面から出てしまい、すべての液体を吸上げパイプで吸い上げて噴霧することができず、残った液体が無駄になるという問題があった。一方、ストレート形状の吸上げパイプを有するノズルユニットの容器本体への組付けは、容器本体の開口部の真上に吸上げパイプの先端が位置するようにノズルユニットを配置し、ノズルユニットを下降させるだけで吸上げパイプを容器本体に容易に挿入することができ、簡単な構造の組付け装置により組み付けることができる利点を有する。
このように残った液体が無駄になるのをなくすため、図7において、ノズル5が内蔵されたノズルユニット3に、くの字形に屈曲形成された吸上げパイプ4を配設し、該ノズルユニット3のキャップ7を容器本体2の雌ねじ2aに螺合させて組み付けたスプレー装置1がある。
このスプレー装置1の屈曲形成された吸上げパイプ4の先端4aは、容器本体2の底部隅2bに位置する。よって、このスプレー装置1では、液体の残量が少なくなったとき、容器本体2を屈曲形成された吸上げパイプ4の先端4a側に傾けて残りの液体を一箇所に集めて吸上げパイプ4の先端4aを液中に沈めることができるから、レバー6を操作して液体を無駄なく噴霧することができる。
しかし、吸上げパイプ4を容器本体2に組み付けるとき、図8に示すように、吸上げパイプ4が、くの字形に屈曲形成されているので簡単には組み付けることができない。即ち、吸上げパイプ4のストレート部4bを容器本体2の開口部上方に位置させてノズルユニット3を下降させると、吸上げパイプ4の先端4aが容器本体2に挿入されず、また吸上げパイプ4の先端4aを容器本体2の開口部上方に位置させてノズルユニット3を下降させると、先端4aのみが容器本体2に挿入された状態となって吸上げパイプ4が屈曲部で折り曲げられる結果となる。このため、屈曲形成された吸上げパイプ4を有するノズルユニット3の組付けは、従来、手作業などで実施されており、効率的でない問題があった。
なお、本願出願人及び考案者は、本願考案に関する特許文献及び非特許文献を知らないので、その記載を省略する。
本考案は、上記した従来技術の欠点を除くためになされたものであって、その目的とするところは、スプレーノズルの組付け装置が、屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、吸上げパイプを容器本体の開口部から挿入する挿入装置とを備え、吸上げパイプ直線化装置によって屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させた後、容器本体の開口部から挿入するように構成することによって、吸上げパイプが屈曲していても容易、確実かつ非常に効率よく容器本体に組み付けることができるようにすることである。
また他の目的は、吸上げパイプ直線化装置が、屈曲した吸上げパイプの中心を通る平面内において吸上げパイプを挟んで両側に配置された一対の伸張ローラを有する回動アームを備え、一方の伸張ローラを吸上げパイプの根元側に、他方の伸張ローラを吸上げパイプの先端側に当接させて回動アームを回動させて吸上げパイプの先端側を屈曲方向と反対側に弾性変形させて直線状に弾性変形させるように構成することによって、簡単な機構で確実に屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させることができるようにすることであり、またこれによって吸上げパイプが屈曲していても容易、確実かつ非常に効率よく容器本体に組み付けることができるようにすることである。
更に、他の目的は、容器本体を所定の位置に保持する容器保持装置と、把持部によりスプレーノズルを把持する把持機構と、屈曲した吸上げパイプを一対の伸張ローラを有する回動アームにより直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、把持機構により把持されたスプレーノズルを移動させて直線状に弾性変形させた吸上げパイプを容器本体の開口部から挿入する挿入装置とを備え、屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させ、更に容器本体の開口部から挿入するように構成することによって、スプレーノズルを自動的に容器本体に組み付けることがきるようにすることであり、またこれによって吸上げパイプが屈曲していても容易、確実かつ非常に効率よく容器本体に組み付けることができるようにすることである。
要するに本考案(請求項1)は、液体を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に装着されて前記液体を屈曲形成された吸上げパイプにより吸い上げて吐出するスプレーノズルとを有するスプレー装置における前記容器本体と前記スプレーノズルの組付け装置であって、屈曲した前記吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、直線状に弾性変形させられた前記吸上げパイプを前記容器本体の前記開口部から挿入する挿入装置とを備えたことを特徴とするものである。
また本考案(請求項2)は、液体を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に装着されて前記液体を屈曲形成された吸上げパイプにより吸い上げて吐出するスプレーノズルとを有するスプレー装置における前記容器本体と前記スプレーノズルの組付け装置であって、屈曲した前記吸上げパイプの中心を通る平面内において前記吸上げパイプを挟んで両側に配置された一対の伸張ローラを有する回動アームを備え、前記回動アームを回動させることにより、一方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの根元側に当接させると共に、他方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの先端側に当接させ、前記吸上げパイプの前記先端側を前記吸上げパイプの屈曲方向と反対側に弾性変形させて屈曲した前記吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、直線状に弾性変形させられた前記吸上げパイプを前記容器本体の前記開口部から挿入する挿入装置とを備えたことを特徴とするものである。
また本考案(請求項3)は、液体を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に装着されて前記液体を屈曲形成された吸上げパイプにより吸い上げて吐出するスプレーノズルとを有するスプレー装置における前記容器本体と前記スプレーノズルの組付け装置であって、前記容器本体を所定の位置に保持する容器保持装置と、互いに接近又は離間する方向に移動する把持部により前記スプレーノズルを把持する把持機構と、屈曲した前記吸上げパイプの中心を通る平面内において前記吸上げパイプを挟んで両側に配置された一対の伸張ローラを有する回動アームを備え、前記回動アームを回動させることにより、一方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの根元側に当接させると共に、他方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの先端側に当接させ、前記吸上げパイプの前記先端側を前記吸上げパイプの屈曲方向と反対側に弾性変形させて屈曲した前記吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、前記把持機構により把持された前記スプレーノズルを前記容器本体に接近又は離間させる方向に移動させて直線状に弾性変形させられた前記吸上げパイプを前記容器本体の前記開口部から挿入する挿入装置とを備えたことを特徴とするものである。
本考案は、上記のように、スプレーノズルの組付け装置が、屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、吸上げパイプを容器本体の開口部から挿入する挿入装置とを備え、吸上げパイプ直線化装置によって屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させた後、容器本体の開口部から挿入するように構成したので、吸上げパイプが屈曲していても容易、確実かつ非常に効率よく容器本体に組み付けることができるという効果がある。
また吸上げパイプ直線化装置が、屈曲した吸上げパイプの中心を通る平面内において吸上げパイプを挟んで両側に配置された一対の伸張ローラを有する回動アームを備え、一方の伸張ローラを吸上げパイプの根元側に、他方の伸張ローラを吸上げパイプの先端側に当接させて回動アームを回動させて吸上げパイプの先端側を屈曲方向と反対側に弾性変形させて直線状に弾性変形させる構成したので、簡単な機構でありながら確実に屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させることができる効果があり、またこの結果吸上げパイプが屈曲していても容易、確実かつ非常に効率よく容器本体に組み付けることができるという効果が得られる。
更には、容器本体を所定の位置に保持する容器保持装置と、把持部によりスプレーノズルを把持する把持機構と、屈曲した吸上げパイプを一対の伸張ローラを有する回動アームにより直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、把持機構により把持されたスプレーノズルを移動させて直線状に弾性変形させた吸上げパイプを容器本体の開口部から挿入する挿入装置とを備え、屈曲した吸上げパイプを直線状に弾性変形させ、更に容器本体の開口部から挿入するように構成したので、スプレーノズルを自動的に容器本体に組み付けることがきる効果があり、またこの結果吸上げパイプが屈曲していても容易、確実かつ非常に効率よく容器本体に組み付けることができるという効果がある。
以下本考案を図面に示す実施例に基づいて説明する。図1および図2において、本考案に係るスプレーノズルの組付け装置100は、吸上げパイプ直線化装置10と、挿入装置11と、把持機構12と、容器保持装置13とを備えている。
図1から図4において、吸上げパイプ直線化装置10は、スプレーノズル15に固着され、くの字形に屈曲形成された吸上げパイプ16を直線状に弾性変形させるためのものであって、一対の伸張ローラ17を有する回動アーム18を備えている。回動アーム18の両端は、略U字形に形成されており、U字形部の内側には、夫々伸張ローラ17が支持軸30によって回動自在に配設されている。回動アーム18を固定支持する支持ブロック19には、シリンダ取付アーム20が固定されると共に、断面六角形の六角棒21が回動アーム18の長手方向と直角に固定されている。
図3において、スプレーノズルの組付け装置100の基台22から立設された支持台23には、ガイド機構24が配設されている。ガイド機構24は、六角棒21を軸方向に摺動可能、かつ回転可能に支持するものであり、回転部材26が軸受25によって回動自在に配設されている。回転部材26の中心には、六角棒21を摺動自在に嵌合させる六角孔27aが形成されたガイドブロック27が固定されている。これにより、六角棒21は、ガイドブロック27の六角孔27aに摺動して軸方向に移動自在であり、かつガイドブロック27と共に回転可能に支持される。
図4および図5において、ガイド機構24近傍の六角棒21には、板状の操作アーム31が装着されている。操作アーム31は、六角棒21が摺動自在に嵌合する六角孔31aが中心に形成されており、その一端31bには、基端部32aが支持台23に揺動自在に配設された直線化シリンダ32のピストンロッド33が枢着されている。また他の一端31cには、六角棒21と平行に配設された作動シリンダ34が固定されている。作動シリンダ34のピストンロッド35の先端は、シリンダ取付アーム20に固定されている。
そして作動シリンダ34を作動させてピストンロッド35を伸縮させると、六角棒21がガイド機構24のガイドブロック27の六角孔27aに摺動して回動アーム18と共に水平方向に移動するようになっている。なお、作動シリンダ34のピストンロッド35が伸張したとき、回動アーム18は吸上げパイプ16を直線状に弾性変形させる作動位置WPに位置し、ピストンロッド35を作動シリンダ34内に引き込んだとき、回動アーム18は待機位置EPに位置するようになっている。また回動アーム18が作動位置WPにあるとき、一対の伸張ローラ17(17A,17B)は、屈曲した吸上げパイプ16の中心を通る平面P内において吸上げパイプ16を挟んで両側に位置するように構成されている。
直線化シリンダ32を作動させてピストンロッド33を伸縮させると、操作アーム31は、六角棒21の中心を回転中心として回動するようになっている。これにより、操作アーム31およびシリンダ取付アーム20に固定されている作動シリンダ34、回動アーム18、および一対の伸張ローラ17は、六角棒21の中心を回転中心として回動するように構成されている。
回動アーム18が回動すると、一方の伸張ローラ17Aは吸上げパイプ16の根元側16aに当接し、他方の伸張ローラ17Bは吸上げパイプ16の先端側16bに当接するようになっている。そして吸上げパイプ16の先端側16bを吸上げパイプ16の屈曲方向と反対側に弾性変形させて屈曲した吸上げパイプ16を直線状に弾性変形させるようになっている。
図1において、挿入装置11は、把持機構12によりキャップ43が把持されたスプレーノズル15を、容器本体36に接近又は離間させる方向(上下方向)に移動させて直線状に弾性変形させられた吸上げパイプ16を容器本体36の開口部36aから挿入するためのものであって、基台22に平行に配設された一対のリニアガイド51に案内されて水平方向に移動自在に構成された水平移動台48上に配設されている。水平移動台48には、シリンダ52のピストンロッドが接続されており、水平移動台48はシリンダ52により移動させられるようになっている。
水平移動台48に平行に立設された一対のガイドロッド37の上端には、シリンダ支持台38が水平に固定されている。シリンダ支持台38には、挿入シリンダ39が下向きに取り付けられている。挿入シリンダ39のビストンロッド40は、ガイドブッシュ41を介してガイドロッド37に上下移動自在に配設された把持機構移動台42に固定されている。そして、挿入シリンダ39を作動させることにより把持機構12を上下方向に移動させるようになっている。
把持機構12は、スプレーノズル15のキャップ43を、把持部である互いに対向配置された4個のローラ47で挟持するためのものであって、シリンダ44およびラックピニオン機構(図示せず)によって互いに接近または離間する方向に水平移動する移動ブロック45を備えている。移動ブロック45には、下端部にそれぞれローラ47が固定された4本の回転軸46が回動自在に配設されている。そしてシリンダ44によりラックピニオン機構を作動させて移動ブロック45を互いに接近する方向に移動させ、これにより4個のローラ47がキャップ43を挟持するようになっている。またローラ47を回転させてキャップ43の雌ねじを容器本体36の開口部36aに形成された雄ねじに螺合させるようになっている。
図1において、容器保持装置13は、容器本体36を水平移動台48上の所定の位置に保持するためのものであって、容器本体36の中間部を支持して位置決めする容器支持アーム49、49と、容器本体36の開口部36a近傍を保持する支持板50とを有する。
本考案は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。本考案のスプレーノズルの組付け装置100は、図1および図2において、まず、挿入シリンダ39のビストンロッド40を挿入シリンダ39内に引き込み、把持機構12を上昇位置に位置させる。この状態で容器本体36を水平移動台48上に載せて容器支持アーム49、49および支持板50で支持して位置決めする。
更にシリンダ44およびラックピニオン機構を作動させて把持機構12の4個のローラ47でスプレーノズル15のキャップ43を挟持して保持させる。そしてシリンダ52を作動させて水平移動台48を水平方向に移動させ、容器本体36およびスプレーノズル15を水平移動台48ごと所定の位置に移動させる。このとき、容器本体36の開口部36aの真上にスプレーノズル15のキャップ43が位置する。
次いで、図3から図5において、作動シリンダ34を作動させてピストンロッド35を伸張させると、回動アーム18は待機位置EPから作動位置WPに移動する。
このとき、六角棒21は、ガイド機構24のガイドブロック27の六角孔27aに摺動して案内されて水平方向に延びる。また、一対の伸張ローラ17(17A,17B)は、屈曲した吸上げパイプ16の中心を通る平面P内において吸上げパイプ16を挟んで両側に位置している。
図6において、直線化シリンダ32を作動させてピストンロッド33を矢印A方向に伸張させると、操作アーム31が六角棒21の中心を回転中心として矢印B方向に回動する。操作アーム31の回動は、六角棒21、支持ブロック19を介して回動アーム18に伝達されて回動アーム18を矢印B方向に回動させる。これにより、一方の伸張ローラ17Aは吸上げパイプ16の根元側16aに当接し、他方の伸張ローラ17Bは吸上げパイプ16の先端側16bに当接して、吸上げパイプ16の先端側16bを吸上げパイプ16の屈曲方向と反対側(矢印C方向)に弾性変形させる。これにより、屈曲した吸上げパイプ16は、図6において二点鎖線で示す屈曲した状態から実線で示す直線状に弾性変形させられる。
図1および図2において、吸上げパイプ16を直線状に弾性変形させた状態で、挿入シリンダ39のビストンロッド40を伸張させると、吸上げパイプ16の先端16cは、容器本体36の開口部36aに支障なく挿入される。吸上げパイプ16の先端16cが所定の長さ開口部36aから挿入された後、直線化シリンダ32を先とは逆方向に作動させて一対の伸張ローラ17A、17Bによる吸上げパイプ16の拘束を解除する。なお、吸上げパイプ16の拘束を解除しても、吸上げパイプ16の先端16cが既に開口部36aから挿入されているので、その後の挿入作業の障害となることはない。更に、作動シリンダ34を先とは逆方向に作動させてピストンロッド35を引き込み、回動アーム18を作動位置WPから待機位置EPに移動させる。
次いで、挿入シリンダ39のビストンロッド40を更に伸張させ、4個のローラ47で保持するスプレーノズル15のキャップ43を容器本体36の開口部36aに当接させた後、4個のローラ47を回転させてキャップ43を開口部36aに螺合させてスプレーノズル15を容器本体36に組み付ける。
次いで、シリンダ44を作動させて把持機構12による4個のローラ47の挟持を解放し、更に、挿入シリンダ39を作動させてビストンロッド40を引き込むと共に、シリンダ52を先とは逆の方向に作動させて把持機構12および水平移動台48を元の位置に復帰させる。以後、同様の操作を繰り返し行ってスプレーノズル15を容器本体36に自動的に組み付けることができる。
上記したように、本考案のスプレーノズルの組付け装置100によれば、屈曲した吸上げパイプ16を吸上げパイプ直線化装置10により直線状に弾性変形させた後、容器本体36の開口部36aから挿入させるようにしたので、屈曲形成された吸上げパイプ16を有するスプレーノズル15を、容器本体36に容易、確実、自動的にかつ極めて効率よく容器本体に組み付けることができる。
図面は本考案の実施例に係り、図1はスプレーノズルの組付け装置の部分縦断面側面図である。 スプレーノズルの組付け装置の正面図である。 スプレーノズルの組付け装置の要部拡大部分縦断面側面図である。 吸上げパイプ直線化装置の部分拡大平面図である。 屈曲した吸上げパイプに吸上げパイプ直線化装置がセットされた状態を示す要部拡大正面図である。 吸上げパイプ直線化装置により屈曲した吸上げパイプが直線状に弾性変形させられる状態を示す要部拡大正面図である。 容器本体とスプレーノズルの組付け前の状態を示す正面図である。 直線状に弾性変形させられた吸上げパイプが容器本体の開口部から挿入されて組み付けられる状態を示す正面図である。
符号の説明
1 スプレー装置
10 吸上げパイプ直線化装置
11 挿入装置
12 把持機構
13 容器保持装置
15 スプレーノズル
16 吸上げパイプ
16a 吸上げパイプの根元側
16b 吸上げパイプの先端側
17A 伸張ローラ
17B 伸張ローラ
18 回動アーム
36 容器本体
36a 開口部
47 ローラ(把持部)
100 スプレーノズルの組付け装置

Claims (3)

  1. 液体を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に装着されて前記液体を屈曲形成された吸上げパイプにより吸い上げて吐出するスプレーノズルとを有するスプレー装置における前記容器本体と前記スプレーノズルの組付け装置であって、屈曲した前記吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、直線状に弾性変形させられた前記吸上げパイプを前記容器本体の前記開口部から挿入する挿入装置とを備えたことを特徴とするスプレーノズルの組付け装置。
  2. 液体を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に装着されて前記液体を屈曲形成された吸上げパイプにより吸い上げて吐出するスプレーノズルとを有するスプレー装置における前記容器本体と前記スプレーノズルの組付け装置であって、屈曲した前記吸上げパイプの中心を通る平面内において前記吸上げパイプを挟んで両側に配置された一対の伸張ローラを有する回動アームを備え、前記回動アームを回動させることにより、一方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの根元側に当接させると共に、他方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの先端側に当接させ、前記吸上げパイプの前記先端側を前記吸上げパイプの屈曲方向と反対側に弾性変形させて屈曲した前記吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、直線状に弾性変形させられた前記吸上げパイプを前記容器本体の前記開口部から挿入する挿入装置とを備えたことを特徴とするスプレーノズルの組付け装置。
  3. 液体を収容する容器本体と、該容器本体の開口部に装着されて前記液体を屈曲形成された吸上げパイプにより吸い上げて吐出するスプレーノズルとを有するスプレー装置における前記容器本体と前記スプレーノズルの組付け装置であって、前記容器本体を所定の位置に保持する容器保持装置と、互いに接近又は離間する方向に移動する把持部により前記スプレーノズルを把持する把持機構と、屈曲した前記吸上げパイプの中心を通る平面内において前記吸上げパイプを挟んで両側に配置された一対の伸張ローラを有する回動アームを備え、前記回動アームを回動させることにより、一方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの根元側に当接させると共に、他方の前記伸張ローラを前記吸上げパイプの先端側に当接させ、前記吸上げパイプの前記先端側を前記吸上げパイプの屈曲方向と反対側に弾性変形させて屈曲した前記吸上げパイプを直線状に弾性変形させる吸上げパイプ直線化装置と、前記把持機構により把持された前記スプレーノズルを前記容器本体に接近又は離間させる方向に移動させて直線状に弾性変形させられた前記吸上げパイプを前記容器本体の前記開口部から挿入する挿入装置とを備えたことを特徴とするスプレーノズルの組付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113732671A (zh) * 2021-10-26 2021-12-03 无锡隆盛科技股份有限公司 一种天然气流量喷嘴外壳新型压装装置

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