JP3129164U - 便器の脱臭装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】便器本体の複数の洗浄用孔からの脱臭を確実に行えるとともに、水の吸込みを確実に阻止して装置の故障等を防止し、実用性が高い便器の脱臭装置を提供する。
【解決手段】弁機構32により通水路30を介して水タンク20内と連通する複数の洗浄用孔28を備えた便器本体12と、一端側が通水路30に連通し他端側が水タンク20の貯留水W内から水タンク20外に延設された排気管であり、通水路30に連通し弁機構32の開弁動作で水タンク20内から洗浄用孔28を介して便器本体12内壁に貯留水Wを流出させる排気管14と、排気管14に連通して便器本体12内の空気を吸引脱臭する吸引駆動装置16と、排気管14に介設され便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気の流通を確保しつつ水の流通は遮断する選択流通弁装置18と、を備えたことを特徴とする便器の脱臭装置10から構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、便器内の排便臭を含む空気を脱臭する便器の脱臭装置に関する。
従来、排便の際に便器内の空気を強制的に吸引しつつ便器外へ排気して脱臭する脱臭装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の水洗便所用脱臭装置は、水槽が設けられた貯水式水洗便所の便器の内側に開口する注水孔から吸気を行うようになっており、便器内に注水を行う注水配管の注水弁より下流側に接続されたオバーフロー管の上端部に、電動ファン等の空気循環手段および脱臭剤を内蔵した本体を吸気管を介して接続されている。そして、本体に取り付けられた人感センサーが人を検出すると空気循環手段が動作し、便器内の空気が便器の注水孔から注水配管、オバーフロー管及び吸気管を通って吸引され、本体で脱臭処理されて室内に排気される。さらに、オバーフロー管と吸気管との連結部には、水槽内のオバーフロー時にその連結部を開放する増水対策弁が介設されたものであった。
特開平8−284233号公報
しかしながら、特許文献1の水洗便所用脱臭装置では、便器内の脱臭を確実に行うために本体の空気循環手段の吸引力をある程度強く設定する必要があるが、例えば、注水時やオバーフロー時にも空気循環手段は動作しているから、注水管又はオバーフロー管内に水が多量に侵入した際に、その空気循環手段の吸引力で水を吸気管から本体まで吸込んでしまう場合があり、電動ファンや制御装置が水に濡れて故障したり脱臭剤の機能が低下したり、或いは吸込んだ水が本体の排気部から外部へ漏れて床が濡れてしまうといった問題が生じていた。一方、水を吸引しないように空気循環手段の吸引力を弱く設定してしまうと便器内を十分に脱臭できないので、実用性に劣るものであった。
本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、便器本体の複数の洗浄用孔からの脱臭を確実に行えるとともに、水の吸込みを確実に阻止して装置の故障等を防止し、実用性が高い便器の脱臭装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本考案は、弁機構32により通水路30を介して水タンク20内と連通する複数の洗浄用孔28を備えた便器本体12と、一端側が通水路30に連通し他端側が水タンク20の貯留水W内から水タンク20外に延設された排気管であり、通水路30に連通し弁機構32の開弁動作で水タンク20内から洗浄用孔28を介して便器本体12内壁に貯留水Wを流出させる排気管14と、排気管14に連通して便器本体12内の空気を吸引脱臭する吸引駆動装置16と、排気管14に介設され便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気の流通を確保しつつ水の流通は遮断する選択流通弁装置18と、を備えたことを特徴とする便器の脱臭装置10から構成される。水タンク20は、例えば、便器本体12の直上付近に設置させるロータンク式が好適である。吸引駆動装置16は、トイレ室内や壁内のスペースに設置してもよく、屋外に設置してもよい。また、排気管14の配管は任意でよく、例えば、壁や床内のスペースに埋め込み状に配管してもよく、壁や床を貫通して屋外まで延設することとしてもよい。
また、選択流通弁装置18は、貯留水W内の所定の水面近傍位置において上下に排気管14との通路を形成するように排気管14に介設された弁箱58と、弁箱58内に配置され縦方向に移動自在に設けられた浮力遊動弁体60と、を含むこととしてもよい。浮力遊動弁体60は、例えば、プラスチック等の合成樹脂や発泡樹脂等その他任意の浮力素材、浮力構造で設けられていても良い。
また、吸引駆動装置側16からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気流路66が形成されるように弁箱58内の空気通流位置Lに浮力遊動弁体60が位置されることとしてもよい。
また、吸引駆動装置16側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、空気流路66を介して便器本体12側から吸引駆動装置16側へ空気を通流させる際に風圧による浮力遊動弁体60の遊動を防止する遊動防止装置70が設けられていることとしてもよい。
また、遊動防止装置70は、浮力遊動弁体60と弁箱58あるいは弁箱58との接続部分(62)にそれぞれ設けられ、浮力遊動弁体60の水に対する浮力より小さな磁力吸着力で位置保持させる磁力吸着部材(68,69)を有することとしてもよい。浮力遊動弁体と弁箱あるいは弁箱との接続部分のいずれともに永久磁石を配置してもよく、又は、いずれか一方に永久磁石を用いて、他方を鉄、ニッケル等の素材としてもよい。
また、水タンク20の貯留水W内の排気管部分14aであって、選択流通弁装置18が取り付けられた位置よりも便器本体12側から分岐して立ち上がり、所定水位WL以上に水タンク20内の貯留水Wの水位が高くなったときに排気管14aを介して便器本体12側に排水させるオーバフロー管72が設けられていることとしてもよい。
さらに、本考案は、フラッシュ弁74を介設させて便器本体12に洗浄水を供給する洗浄水供給管76と、フラッシュ弁74の開弁操作により便器本体12内壁の上部複数箇所から便器本体内壁に向けて洗浄用水を供給する洗浄用孔28を有する便器本体12と、便器本体12に穿孔されて洗浄水供給管76と便器本体12側とを連通させる通水管78と、通水管78よりも上流側でフラッシュ弁74よりも下流側において分岐して連通接続された排気管14と、排気管14の延長側に取り付けられた便器内脱臭用の吸引駆動装置16と、排気管14に介設され便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気の流通を確保しつつ同じ方向への水の流通は遮断する選択流通弁装置18と、を備えたことを特徴とする便器の脱臭装置10aから構成される。フラッシュバルブ式の洋式トイレにも便器の脱臭装置10aを好適に適用できる。
その際、選択流通弁装置18は、上下に排気管14との通路を形成するように排気管14に介設された弁箱58と、弁箱58内に配置され縦方向に移動自在に設けられた浮力遊動弁体60と、を含むこととしてもよい。
また、吸引駆動装置側16からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気流路66が形成されるように弁箱58内の空気通流位置Lに浮力遊動弁体60が位置されることとしてもよい。
また、吸引駆動装置16側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、空気流路66を介して便器本体12側から吸引駆動装置16側へ空気を通流させる際に風圧による浮力遊動弁体60の遊動を防止する遊動防止装置70が設けられていることとしてもよい。
また、遊動防止装置70は、浮力遊動弁体60と弁箱58あるいは弁箱58との接続部分(62)にそれぞれ設けられ、浮力遊動弁体60の水に対する浮力より小さな磁力吸着力で位置保持させる磁力吸着部材(68,69)を有することとしてもよい。
また、使用時の便座22への着座状態または便器本体12への人の近接状態を検出し、電気的に接続した吸引駆動装置16を駆動させるセンサ手段54を備えたこととしてもよい。吸引駆動装置16は手動でオンオフ操作しても良いが、センサ手段54により自動化を図ることができる。
本考案の便器の脱臭装置によれば、弁機構により通水路を介して水タンク内と連通する複数の洗浄用孔を備えた便器本体と、一端側が通水路に連通し他端側が水タンクの貯留水内から水タンク外に延設された排気管であり、通水路に連通し弁機構の開弁動作で水タンク内から洗浄用孔を介して便器本体内壁に貯留水を流出させる排気管と、排気管に連通して便器本体内の空気を吸引脱臭する吸引駆動装置と、排気管に介設され便器本体側から吸引駆動装置側への空気の流通を確保しつつ水の流通は遮断する選択流通弁装置と、を備えたことから、比較的強い吸引力を作用させて便器本体内の空気を吸引して確実に脱臭することができるとともに、その強い吸引力による排気管からの水の吸引に対しては選択流通弁装置により吸引駆動装置側への通流を遮断することができるので、吸引駆動装置が水に濡れることによる故障を確実に防止できる。すなわち、故障が発生しにくく確実な便器本体の脱臭を行える実用性が高い便器の脱臭装置を実現しうる。
また、選択流通弁装置は、上下に排気管との通路を形成するように排気管に介設された弁箱と、弁箱内に配置され縦方向に移動自在に設けられた浮力遊動弁体と、を含むことから、浮力遊動弁体の水に対する浮力を利用しているので電気的な弁制御等の複雑な構成を一切不要とし、選択流通弁装置を簡単な構造で低コストで製造できるとともに、メンテナンスもほとんど不要である上、メンテナンスを簡単に行なえる。
また、吸引駆動装置側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、便器本体側から吸引駆動装置側への空気流路が形成されるように弁箱内の空気通流位置に浮力遊動弁体が位置されることから、空気流路を確実に確保して排気管から吸引駆動装置による空気の吸引を保持し、便器本体の脱臭を確実に行うことができる。
また、吸引駆動装置側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、空気流路を介して便器本体側から吸引駆動装置側へ空気を通流させる際に風圧による浮力遊動弁体の遊動を防止する遊動防止装置が設けられていることから、比較的軽量に設けられる浮力遊動弁体が風圧による遊動で弁箱内壁に衝突して発生する騒音を良好に防ぐことができる。
また、遊動防止装置は、浮力遊動弁体と弁箱あるいは弁箱との接続部分にそれぞれ設けられ、浮力遊動弁体の水に対する浮力より小さな磁力吸着力で位置保持させる磁力吸着部材を有することから、遊動防止装置を簡単な構成で具体的に実現できるとともに、浮力遊動弁体の水の浮力による閉弁動作を妨げることがなく確実に作動させて、空気の流通及び水の遮断を含む選択流通弁装置の機能を有効に機能させることができる。
また、水タンクの貯留水内の排気管部分であって、選択流通弁装置が取り付けられた位置よりも便器本体側から分岐して立ち上がり、所定水位以上に水タンク内の貯留水の水位が高くなったときに排気管を介して便器本体側に排水させるオーバフロー管が設けられていることから、上記のような脱臭装置を設ける構成であっても、水タンク内の貯留水が所定水位を超えてオーバフローする際には、オーバフロー水を便器本体に排水させることができ、水が水タンク外に溢れて室内を濡らすのを良好に防止できる。さらに、オーバフロー管は選択流通弁装置が取り付けられた位置よりも便器本体側に設けられているので、オーバフロー管によるオーバフロー水の排水の吸引駆動装置側への通流は選択流通弁装置を介して遮断されることとなり、故障の発生を確実に防止することができる。
さらに、本考案の便器の脱臭装置によれば、フラッシュ弁を介設させて便器本体に洗浄水を供給する洗浄水供給管と、フラッシュ弁の開弁操作により便器本体内壁の上部複数箇所から便器本体内壁に向けて洗浄用水を供給する洗浄用孔を有する便器本体と、便器本体に穿孔されて洗浄水供給管と便器本体側とを連通させる通水管と、通水管よりも上流側でフラッシュ弁よりも下流側において分岐して連通接続された排気管と、排気管の延長側に取り付けられた便器内脱臭用の吸引駆動装置と、使用時の便座への着座状態または便器本体への人の近接状態を検出し、電気的に接続した吸引駆動装置を駆動させるセンサ手段と、排気管に介設され便器本体側から吸引駆動装置側への空気の流通を確保しつつ同じ方向への水の流通は遮断する選択流通弁装置と、を備えたことから、フラッシュバルブ式の洋式トイレであっても、比較的強い吸引力を作用させて便器本体内の空気を吸引して確実に脱臭することができるとともに、その強い吸引力による排気管からの水の吸引に対しては選択流通弁装置により吸引駆動装置側への通流を遮断することができるので、吸引駆動装置が水に濡れることによる故障を確実に防止できる。すなわち、故障が発生しにくく確実な便器本体の脱臭を行える実用性が高い便器の脱臭装置を実現しうる。
また、使用時の便座への着座状態または便器本体への人の近接状態を検出し、電気的に接続した吸引駆動装置を駆動させるセンサ手段を備えたことから、センサ手段で使用時に自動的に吸引駆動装置を作動、停止させるので手動操作を必要とせず利便性が高い。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の便器の脱臭装置の実施の形態について説明する。本考案の便器の脱臭装置は、水洗式の便器に設けられるものであり、例えば、排便中等に便器本体に設けられる複数の洗浄用孔を介して空気を吸引して脱臭するものである。図1ないし図6は、本考案の便器の脱臭装置の一実施形態を示している。本実施形態において、便器の脱臭装置10は、図1、図2、図3に示すように、複数の洗浄用孔を備えた便器本体12と、排気管14と、吸引駆動装置16と、選択流通弁装置18と、を含む。
本実施形態では、便器本体12は、図1、図2、図3に示すように例えば、腰掛けタイプの洋式便器であり、便器本体12には、便座22と便蓋24が取り付けられている。便器本体12に隣接して洗浄水となる貯留水Wを貯留した水タンク20が設置されている。便器本体12の外周縁部は中空構造となって縁水路26を構成しており、その縁水路26の下部側に便器本体内部に開口した複数の洗浄用孔28が設けられている。便器本体12の洗浄用孔28は、縁水路26に連通接続される通水路30を介して水タンク20の貯留水Wを貯留する内部空間と接続されている。さらに、通水路30の水タンク20内との接続側には弁機構32が設置され、開弁−閉弁動作の切り替えで通水路30と水タンク20との内部を連通−非連通状態を切り替える。本実施形態では、通水路30に排気管14の一端側と連通して略L字状に接続されており、これらの通水路30と排気管14との接続部分に弁機構32が設けられている。弁機構32は、通水路へ連通する吐水開口34と、該吐水開口34を閉弁する吐水弁体36と、吐水弁体36の開弁動作を行わせるレバー38と、を含む。吐水弁体36とレバー38とは、レバー38の水タンク20内に挿入された連係杆40の先端側に接続されたチェーン42を介して接続されている。レバー38の回動操作でチェーン42を介して吐水弁体36が強制的に移動させられて吐水開口34を開弁させ、図1上、一点鎖線矢印WFに示すように、水タンク20内の貯留水Wが通水路30内に流出し、便器本体12の外周縁部の縁水路26内に流れ込んで複数の洗浄用孔28を介して便器本体12内壁に流出される。水タンク内の貯留水Wが流出すると、再び吐水弁体36が吐水開口34を閉鎖して閉弁する。水タンク20の上部側には、水タンク内への給水装置44が設けられている。給水装置44は、水道管46と、水道管46を開閉する給水弁部48と、給水弁部48に連係されつつ水に浮くフロート体50と、給水弁部48を介設するように水道管46と接続された給水管52を含む。弁機構32の開弁動作により、水タンク20内の貯留水Wが流出して水位が下がると、フロート体50が下降し、給水弁部46を開弁して水道管46から水タンク内から上に突出された逆U字状の給水管52の先端の流出口を介して水タンク内に水が供給される。水タンク20内に所定の水位まで水が貯留されてフロート体50が上昇すると給水弁部46を閉弁して水道管46からの給水が停止される。
排気管14は、図1に示すように、一端側を通水路30に連通し他端側を水タンク20の貯留水W内から水タンク外に延設されている。本実施形態では、排気管14の一端側は、水タンク内部で通水路30に連通し、上述のように通水路30との連通接続部分に弁機構32が設けられている。排気管14は、弁機構32の開弁動作で水タンク20内から洗浄用孔28を介して便器本体内壁に貯留水Wを流出させる。本実施形態では、排気管14は、水タンク20内を縦方向に立ち上がって配管されつつ、その中間位置に選択流通弁装置18が介設され、さらに延長部分を貯留水Wの水面から露出させつつL字状に曲成して水タンク20の筐体側面を貫通して水タンク外の室内R空間に引き出されている。排気管14の他端側はさらに壁Pを貫通して室外Tまで延設されており、その端部側に吸引駆動装置16が接続されている。
吸引駆動装置16は、排気管14に連通して便器本体内の空気を吸引脱臭する吸引駆動手段である。図1に示すように、吸引駆動装置16は、例えば、室外Tに設置された電磁式又はロータリ式のポンプ装置等からなり図示しない電源等に接続されており、作動時には負圧吸引力を生じさせて接続されている排気管14から空気を吸引しつつ、吸引した空気を他方側から排出する。吸引駆動装置16の負圧吸引力は比較的強く設定されており、図1上、実線矢印AFに示すように、便器本体12の洗浄用孔28から排気管14を介して悪臭成分を含む空気を吸引して確実に脱臭を行えるようになっている。なお、本実施形態では、吸引駆動装置16からの排気管14cは、例えば、便器本体12の排出口と下水道と接続している下水管56に接続されており、悪臭を含む空気を外気に直接排気しないようになっている。本実施形態では、吸引駆動装置16は、便座22の裏側に取り付けられたセンサー54を介して動作が制御されている。吸引駆動装置16は、例えば、便座22に人が着座した際にセンサー54が人の体重による圧力等を感知して吸引駆動装置16に作動信号を送って負圧吸引力を作動させ、人が便座22から立つと停止信号を送って(又は作動信号を停止して)負圧吸引力を停止するようになっている。なお、吸引駆動装置16を室内Rに配置してもよい。また、吸引駆動装置16からの排気管14cは壁P内に配管してもよい。また、便所に浄化槽を備えた設備がある場合には、吸引駆動装置16を浄化槽ブロワ装置と兼用させて、浄化槽ブロワ装置に排気管を接続するようにしてもよい。また、センサ54は、便座22で着座状態を検知する態様に限らず、例えば、便器本体12への人の近接状態を検出して吸引駆動装置16を駆動させる赤外線センサ等の人感知センサを水タンクや便器本体に設置する等してもよい。
選択流通弁装置18は、排気管14に介設され便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気の流通を確保しつつ水の流通は遮断する装置である。これにより、例えば、弁機構32の開弁動作時や水タンク内のオーバフロー時等に排気管14内に水が侵入する際に、吸引駆動装置16の吸引力により排気管14に水が吸引されても吸引駆動装置16側へ通流するのを遮断し、吸引駆動装置16が水に濡れて故障するのを有効に防止できる。本実施形態では、選択流通弁装置18は、図4、図5に示すように、水タンク20内の貯留水W内の水没位置において上下に排気管14との通路を形成するように該排気管14に介設された弁箱58と、弁箱58内に配置され縦方向に移動自在に設けられた浮力遊動弁体60と、を含む。吸引駆動装置16の負圧吸引力の作動の際には、通常は該負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気流路66を形成するように浮力遊動弁体60は弁箱58内の下方寄りの空気通流位置Lに配置されており(図4参照)、弁箱58内に水が侵入した際には浮力遊動弁体60が弁箱58内に貯留した水に対する浮力により浮上して排気管14bとの連通口を閉鎖する閉弁位置Uに移動して吸引駆動装置16側の排気管14bへの水の通流を遮断する(図5参照)。なお、選択流通弁装置18は、例えば、既設の水洗便器用の水タンクのオーバフロー管の一部を便器側排気管14aとして利用して後付け的に取り付けることとしても良い。
図4、図5、図6に示すように、弁箱58は、例えば、排気管14よりも内径の大きな断面円形の中空管状部材からなり、下方側に通水路30との連通側すなわち便器本体12側の便器側排気管14aが、上方側に吸引駆動装置16との接続側の吸引駆動側排気管14bが、それぞれ内部連通して接続されて、排気管14との接続部分以外を閉鎖している。本実施形態では、弁箱58は、上端部側が吸引駆動側排気管14b側に向けてテーパ状に小さく設けられており、浸水時に浮力遊動弁体60が吸引駆動側排気管14bの連通口を閉鎖する閉弁位置Uに確実に誘導されるようになっている。弁箱58内部の下部寄り中間位置には、浮力遊動弁体60を弁箱内空中位置で支持する台部62が配置されている。台部62は、図6に示すように、例えば、円盤状に形成されてその周辺部外側と弁箱58の内壁との間に空気流路となる空気流路間隙64を形成しつつ、一部分を固定片62aとして弁箱58内壁側へ突出させて片支持状に弁箱58内壁に固定されている。この台部62は、浮力遊動弁体60が重力落下して便器側排気管14bとの連通口を閉鎖するのを防止して空気流路66を保持させる支持台であるとともに、台部62内部には永久磁石68が内蔵されており後述の遊動防止装置70の一部を構成している。
浮力遊動弁体60は、本実施形態では、例えば、遮水性軽量素材で、排気管14bの内径よりも大きな径で、かつ弁箱58の内径よりは小さな径の中空球体で設けられている。すなわち、浮力遊動弁体60は、吸引駆動側排気管14bの連通口を閉鎖しうる大きさであって、該浮力遊動弁体60と弁箱58内壁との間に空気流路66が形成される大きさで設けられている。浮力遊動弁体60の内部偏心位置には円板状の永久磁石69が内蔵されており、台部62の永久磁石68とともに遊動防止装置70を構成している。
遊動防止装置70は、吸引駆動装置16側からの負圧吸引力によっては浮力遊動弁体が排気管14を閉弁動作しない状態で、空気流路66を介して便器本体12側から吸引駆動装置16側へ空気を通流させる際に負圧吸引力の風圧により浮力遊動弁体60が遊動するのを防止する。浮力遊動弁体60は、負圧吸引力によって上昇しないまでも比較的軽量であるため、弁箱58の台部62上に単に載置させておくだけでは風圧により振動するように弁箱58内を遊動しうるが、浮力遊動弁体60の弁箱58内壁への衝突音が発生し、排気管から便器本体或いは水タンク内で共鳴して大きな騒音を発生する。誘導防止装置70を設けることにより浮力遊動弁体60の遊動を防止して、騒音の発生を良好に防ぐことができるとともに、吸引駆動装置16による安定した吸引力を得ることができる。本実施形態では、上記のように浮力遊動弁体60と、弁箱58の台部62と、にそれぞれ設けられ互い作用する磁力吸着力で位置保持させる永久磁石68,69を有している。これらの永久磁石68,69の磁力吸着力は、浮力遊動弁体60の水に対する浮力よりは、小さな力となるように設定されている。これにより、浮力遊動弁体60の水の浮力による閉弁動作を妨げることなく、確実に装置の遮水機能を作用させるようになっている。また、本実施形態では、永久磁石による吸着力により、浮力遊動弁体60が吸引駆動装置による負圧吸引力で閉弁動作しないような力を補助的に及ぼしている。なお、弁箱の側壁に永久磁石等を配置させて浮力遊動弁体60を弁箱内壁に吸着させることとしてもよい。
図1、図3に示すように、便座22の裏側には、便座22と便器本体12の縁部上面側との隙間を塞ぐ封鎖部材25が取り付けられている。封鎖部材25は、例えば、スキマテープ等のクッション性があるスポンジ状のゴム素材からなり、便座22を倒した時に便器本体12の縁部上面側に密着して隙間を閉鎖する。これにより、便座22と便器本体12の隙間から内部の悪臭を含む空気が外部へ漏れるのを防止して、洗浄用孔28から確実に空気の吸引を行わせて良好に脱臭できる。
図1に示すように、水タンク20の貯留水W内の排気管14a部分には、該排気管14から分岐して立ち上がったオーバフロー管72が設けられている。オーバフロー管72は、水タンク20内の貯留水Wの水位が所定水位WL以上に高くなったとき、すなわちオーバフローの際に、排気管14を介して便器本体12側に排水させる。オーバフロー管72は、排気管14の選択流通弁装置18が取り付けられた位置よりも便器本体12側から分岐されて接続されている。これにより、オーバフロー管72によるオーバフロー水が排気管内に流出しても、吸引駆動装置16側には選択流通弁装置18が設置されることとなり、吸引駆動装置16側に水が通流されるのを防止できる構成となっている。本実施形態では、オーバフロー管72は、上部側は逆U字状に曲成させて貯留水Wの所定水位WLよりも上方に突出するように設けられつつ、該管の開口先端72aを水没させている。オーバフロー管72は、排気管14に連通しているので、常時は便器本体側から洗浄用孔28、排気管14を介して悪臭成分を含む空気が通流しうることとなるが、開口先端が水没された封水構成となっているので、該悪臭成分を含む空気が水タンク内に流れるのを防止して室内Rに出るのを防止する。一方、貯留水Wの水位が上がりオーバフロー管72のU字状の曲成部分よりも水位が上昇すると、該オーバフロー管内を通って排気管から通水路30、洗浄用孔28を通って便器本体12側の内部に流出させる。
次に、本実施形態に係る便器の脱臭装置10の作用について説明する。人が便所内に入り、便蓋24を開けて便座22に着座すると、人の体重により便座22の裏側に設けられたセンサー54が着座状態を感知して室外Tに配置された吸引駆動装置16が作動する。吸引駆動装置16の負圧吸引力により、図1上、矢印AFに示すように、便器本体12に外周縁部に設けられた複数の洗浄用孔28から連通された通水路30、排気管14を介して便器本体12内の空気を吸引して脱臭する。この際、水タンク内に設けられている選択流通弁装置18では、図4に示すように、弁箱58内で永久磁石68,69を介して浮力遊動弁体60が弁箱の台部50上で所定位置に吸着配置されており、負圧吸引力による浮力遊動弁体の閉弁動作をさせないとともに風圧による遊動を防止した状態で、便器本体側から吸引駆動装置側への空気流路66を形成させて、良好に空気の吸引が行われる。排便後に便座22から立ち上がるとセンサー54からの信号により吸引駆動装置16を停止させる。一方、例えば、着座した状態での、レバー38の操作に連係した弁機構32の開弁動作(水洗操作)やオーバフロー等で吸引駆動装置16の負圧吸引力の作動時に排気管14内に水が侵入した際には、吸引駆動装置16の強い負圧吸引力により便器側排気管14aから弁箱58内部に水が吸込まれる。この際、図5に示すように、弁箱58内にある一定の水が貯留されると、浮力遊動弁体60がその浮力により磁石68,69の磁力吸着力を離脱して水面上に浮上し、吸引駆動側排気管14bの連通口を閉鎖する閉弁位置Uに移動して、吸引駆動装置16側への水の流通を遮断する。排気管14内に侵入した水が通水路30から洗浄用孔28を介して便器本体内に流出されると浮力遊動弁体60は重力により弁箱58内を落下して、図4に示すように、浮力遊動弁体60は再び空気通流位置Lに位置するとともに、永久磁石68,69による磁力吸着力により遊動が防止される状態となる。この際、浮力遊動弁体60は球体でかつ偏心位置に永久磁石69が配置されているので、起き上がりこぼしのようにスムーズに永久磁石69側を下方とするように動作して台部62側に磁力吸着される。このようにして、常時は確実に脱臭を行えるとともに、水の誤吸引により故障が生じるのを良好に防止でき、実用性の高い便器の脱臭装置を実現しうる。
次に、図7を参照しつつ本考案の便器の脱臭装置の他の実施形態を説明するが、上記実施形態と同一部材には同一符号を付しその詳細な説明を省略する。本実施形態では、フラッシュバルブ式の洋式トイレに脱臭装置を適用した形態である。図7に示すように、本実施形態に係る便器の脱臭装置10は、フラッシュバルブ74を介設させて便器本体12に洗浄水を供給する洗浄水供給管76と、フラッシュ弁74の開弁操作により便器本体12内壁の上部複数箇所から便器本体12内壁に向けて洗浄用水WFを供給する洗浄用孔28を有する便器本体12と、便器本体12に穿孔されて洗浄水供給管76と便器本体12側とを連通させる通水管78と、通水管78よりも上流側でフラッシュバルブ74よりも下流側において洗浄水供給管76から分岐して連通接続された排気管14と、排気管14の延長側に取り付けられた便器内脱臭用の吸引駆動装置16と、使用時の便座22への着座状態を検出し、電気的に接続した吸引駆動装置16を駆動させるセンサ54と、排気管14に介設され便器本体12側から吸引駆動装置16側への空気の流通を確保しつつ同じ方向への水の流通は遮断する選択流通弁装置18と、を備えている。フラッシュバルブ74は、レバー80の操作により開弁して一定時間に一定の水量の洗浄水を供給して自動的に閉止するフラッシュ弁である。洗浄水供給管76は、フラッシュバルブ74の上流側の管部分76aが水道管に接続されており、フラッシュバルブ74の下流側の管部分76bで通水管78と連通されている。通水管78は便器本体12の縁水路26に連通されて洗浄用孔28と連通している。さらに、洗浄水供給管76の下流側管部分76bの中間位置に排気管14の一端側が連通接続されており、吸引駆動装置16を作動させるとその負圧吸引により便器本体の洗浄用孔28から通水路78、排気管14を介して便器本体の空気を吸引して脱臭できる。本実施形態では、吸引駆動装置16は室内Rに配置されており、該吸引駆動装置16から排気させる排気管14cは壁Pの内に配管されて延設され下水管56に連通されている。なお、吸引駆動装置16は上記実施形態同様に室外16に配置してもよい。本実施形態では選択流通弁装置18の構成は上記実施形態のものと同一の構成である。本実施形態に係る便器の脱臭装置10aでも、排便の際に吸引駆動装置16を駆動させて便器本体12の洗浄用孔28から排気管14を介して確実に脱臭を行えるとともに、例えば、フラッシュバルブを開弁操作して洗浄水を便器本体12に流出する際に、排気管14から水を吸引駆動装置16側に吸引して故障が発生するといったことを良好に防止でき、実用性の高い便器の脱臭装置を実現しうる等の上記実施形態同様の作用効果を奏しうる。
以上説明した本考案の便器の脱臭装置は、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本考案の便器の脱臭装置は、既設又は新設の水洗式便器に好適に適用される。
本考案の実施形態に係る便器の脱臭装置の内部機構の概略を示す要部断面説明図である。 図1の便器の脱臭装置の外観を示す概略斜視図である。 便座を上げた状態での便器本体の概略説明斜視図である。 選択流通弁装置の要部断面説明図である。 図4の選択流通弁装置の作用説明図である。 図4のA−A線位置での断面説明図である。 本考案の他の実施形態に係る便器の脱臭装置の概略を示す要部断面説明図である。
符号の説明
10,10a 便器の脱臭装置
12 便器本体
14 排気管
16 吸引駆動装置
18 選択流通弁装置
20 水タンク
28 洗浄用孔
30 通水路
32 弁機構
58 弁箱
60 浮力遊動弁体
66 空気流路
68、69 永久磁石
70 遊動防止装置
72 オーバフロー管
74 フラッシュバルブ
76 洗浄水供給管
78 通水管

Claims (12)

  1. 弁機構により通水路を介して水タンク内と連通する複数の洗浄用孔を備えた便器本体と、
    一端側が通水路に連通し他端側が水タンクの貯留水内から水タンク外に延設された排気管であり、通水路に連通し弁機構の開弁動作で水タンク内から洗浄用孔を介して便器本体内壁に貯留水を流出させる排気管と、
    排気管に連通して便器本体内の空気を吸引脱臭する吸引駆動装置と、
    排気管に介設され便器本体側から吸引駆動装置側への空気の流通を確保しつつ水の流通は遮断する選択流通弁装置と、を備えたことを特徴とする便器の脱臭装置。
  2. 選択流通弁装置は、上下に排気管との通路を形成するように排気管に介設された弁箱と、弁箱内に配置され縦方向に移動自在に設けられた浮力遊動弁体と、を含むことを特徴とする請求項1記載の便器の脱臭装置。
  3. 吸引駆動装置側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、便器本体側から吸引駆動装置側への空気流路が形成されるように弁箱内の空気通流位置に浮力遊動弁体が位置されることを特徴とする請求項2記載の便器の脱臭装置。
  4. 吸引駆動装置側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、空気流路を介して便器本体側から吸引駆動装置側へ空気を通流させる際に風圧による浮力遊動弁体の遊動を防止する遊動防止装置が設けられていることを特徴とする請求項2または3記載の便器の脱臭装置。
  5. 遊動防止装置は、浮力遊動弁体と弁箱あるいは弁箱との接続部分にそれぞれ設けられ、浮力遊動弁体の水に対する浮力より小さな磁力吸着力で位置保持させる磁力吸着部材を有することを特徴とする請求項4記載の便器の脱臭装置。
  6. 水タンクの貯留水内の排気管部分であって、選択流通弁装置が取り付けられた位置よりも便器本体側から分岐して立ち上がり、所定水位以上に水タンク内の貯留水の水位が高くなったときに排気管を介して便器本体側に排水させるオーバフロー管が設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の便器の脱臭装置。
  7. フラッシュ弁を介設させて便器本体に洗浄水を供給する洗浄水供給管と、
    フラッシュ弁の開弁操作により便器本体内壁の上部複数箇所から便器本体内壁に向けて洗浄用水を供給する洗浄用孔を有する便器本体と、
    便器本体に穿孔されて洗浄水供給管と便器本体側とを連通させる通水管と、
    通水管よりも上流側でフラッシュ弁よりも下流側において分岐して連通接続された排気管と、
    排気管の延長側に取り付けられた便器内脱臭用の吸引駆動装置と、
    排気管に介設され便器本体側から吸引駆動装置側への空気の流通を確保しつつ同じ方向への水の流通は遮断する選択流通弁装置と、を備えたことを特徴とする便器の脱臭装置。
  8. 選択流通弁装置は、上下に排気管との通路を形成するように排気管に介設された弁箱と、弁箱内に配置され縦方向に移動自在に設けられた浮力遊動弁体と、を含むことを特徴とする請求項7記載の便器の脱臭装置。
  9. 吸引駆動装置側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、便器本体側から吸引駆動装置側への空気流路が形成されるように弁箱内の空気通流位置に浮力遊動弁体が位置されることを特徴とする請求項8記載の便器の脱臭装置。
  10. 吸引駆動装置側からの負圧吸引力によっては閉弁動作しない状態で、空気流路を介して便器本体側から吸引駆動装置側へ空気を通流させる際に風圧による浮力遊動弁体の遊動を防止する遊動防止装置が設けられていることを特徴とする請求項8または9記載の便器の脱臭装置。
  11. 遊動防止装置は、浮力遊動弁体と弁箱あるいは弁箱との接続部分にそれぞれ設けられ、浮力遊動弁体の水に対する浮力より小さな磁力吸着力で位置保持させる磁力吸着部材を有することを特徴とする請求項10記載の便器の脱臭装置。
  12. 使用時の便座への着座状態または便器本体への人の近接状態を検出し、電気的に接続した吸引駆動装置を駆動させるセンサ手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の便器の脱臭装置。
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