JP3128633B2 - イオン化式煙感知器 - Google Patents

イオン化式煙感知器

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JP3128633B2 JP04132887A JP13288792A JP3128633B2 JP 3128633 B2 JP3128633 B2 JP 3128633B2 JP 04132887 A JP04132887 A JP 04132887A JP 13288792 A JP13288792 A JP 13288792A JP 3128633 B2 JP3128633 B2 JP 3128633B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イオン化式煙感知器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のイオン化式煙感知器は、基準抵抗
素子、例えば、内部イオン室と、中間電極と外部電極と
を有する外部イオン室と、からなる煙検出部と;前記煙
検出部の外部イオン室の電圧変化を検出してセンサ出力
として出力するセンサ出力部と;前記センサ出力が火災
判別レベルに達した時に火災判別出力を生じる火災判別
回路と;前記火災判別出力により火災信号を送出する火
災信号送出部と;を備えることにより火災監視を行って
いる。又、従来のイオン化式煙感知器の内部には定電圧
回路が設けられ、この定電圧回路により、供給電圧が異
なる種々の受信機のいずれに接続しても、火災監視が安
定して行えるようにしている。
【0003】従来のイオン化式煙感知器の感度調整方法
は次の通りである。(1) ゲートに中間電極が接続された
MOS型電界効果トランジスタがオンすることによって
火災判別を行う場合には、MOS型電界効果トランジス
タのソース側に接続された抵抗の抵抗値を調整する。
(2) 比較器で火災判別を行う場合には、比較器に火災判
別基準電圧を与える分割抵抗の抵抗値を調整する。
【0004】また、従来のイオン化式煙感知器の定電圧
回路は、トランジスタと、このトランジスタのベースに
接続されたツェナダイオードと、トランジスタのコレク
タ・ベース間に接続された抵抗とで構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記いずれの
感度調整方法も、感知器毎に異なる抵抗値を選ばなけれ
ばならず、調整が面倒であった。又、感知器毎に、MO
S型電界効果トランジスタがオンする電圧、もしくは、
比較器が判別出力を生じる時の電圧、即ち、外部イオン
室から得られるセンサ出力、が異なるため、使用中に煙
のない時のセンサ出力が初期値からどの程度狂っている
かを調べようとするには、感知器毎に現在のセンサ出力
からそれぞれの初期値を引き算して求めなければ得られ
ず、その手間がかかった。
【0006】また、従来例の定電圧回路は、 火災受信機
から供給される電圧が高い場合には定電圧回路のツェナ
ダイオードを通じて流れる電流が、供給電圧が低い場合
に比べて多くなり、該受信機に接続できる感知器の個数
が制限されたり、停電時に対処するためのバッテリ電源
の容量を大きくしなければならない。
【0007】この発明は、前記事情に鑑み感度調整を容
易にし、かつ、供給電圧が異なっても火災監視時の消費
電流が変化しないようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、内部電極と
中間電極とを有する内部イオン室と、中間電極と外部電
極とを有する外部イオン室と、からなる煙検出部と;ゲ
ートが前記中間電極に接続された接合型電界効果トラン
ジスタと、該接合型電界効果トランジスタのソースに接
続された第1の固定抵抗と、定電流値を調整する出力調
整用可変抵抗を有する定電流回路と、からなる直列回路
を備え、該直列回路の第1の抵抗と定電流回路との直列
接続点よりセンサ出力を出力するセンサ出力部と;基準
電圧調整用可変抵抗を備えた基準電圧発生回路を有し、
前記センサ出力部のセンサ出力電圧が基準電圧を越えた
時に動作して判別出力を生じる火災判別回路と;前記火
災判別回路の判別出力により動作して火災信号を送出す
るスイッチング素子と、該スイッチング素子と直列に接
続された表示灯と、を有する火災信号送出部と;前記煙
検出部と、前記センサ出力部と、前記火災判別回路と、
に火災受信機もしくは中継器から供給される電源を所定
電圧にして供給する定電圧回路であって、ベースにツェ
ナダイオードが接続されるとともに、コレクタ・ベース
間に定電流回路が接続された定電圧回路と;を備えるこ
と、により前記課題を解決しようとするものである。
【0009】
【作用】火災により煙が発生すると、煙検出部の中間電
極の電位が変化する。そうすると、該センサ出力部から
火災判別回路にセンサ出力が出力され、該火災判別回路
は火災信号送出部に判別信号を出力するので、該火災信
号送出部から火災受信機に火災信号が送出される。
【0010】感知器の感度を調整するときは定電流回路
の出力電圧調整用可変抵抗を調整して出力電圧を調整す
ると共に基準電圧調整用可変抵抗を調整して基準電圧を
調整する。
【0011】定電圧回路は、定電流回路の定電流作用に
よりチェナダイオ−ドに流れる電流を一定に保ち、定電
圧回路における消費電流を一定にする。
【0012】
【実施例】本発明の実施例を添付図面により説明する。
煙検出部10は、基準抵抗素子としての内部電極と中間
電極とを有する内部イオン室CHIと、中間電極と外部
電極とを有する外部イオン室CHOと、を備えている。
センサ出力部20は、ゲートが前記中間電極に接続され
た接合型電界効果トランジスタ(J−FET)Q1と、
該トランジスタQ1のソースに接続された第1の固定抵
抗R1と、コンデンサC1と、定電流回路22と、を備
えている。定電流回路22は、接合型電界効果トランジ
スタQ2と、抵抗R2と、出力調整可変抵抗VR1と、
を備えている。
【0013】火災判別回路24は、トランジスタQ3、
Q4、Q6と、第2の固定抵抗R3と、第3の固定抵抗
R4と、固定抵抗R6〜R8、R11と、ダイオードD
3と、基準電圧調整可変抵抗VR2と、コンデンサC2
と、を備えている。更に述べると、この火災判別回路2
4は第2の固定抵抗R3と第3の固定抵抗R4と可変抵
抗RV2とが直列接続された抵抗分割回路と、エミッタ
が前記抵抗分割回路の第2の固定抵抗R3と第3の固定
抵抗R4との接続点に接続され、ベースが前記センサ出
力部20の直列回路に接続された火災判別用の第1のト
ランジスタQ3と、該トランジスタQ3のオンにより動
作して火災判別出力を出力する第2のトランジスタQ4
と、前記第1のトランジスタQ3のエミッタに直列に接
続され、前記第2のトランジスタQ4から出力される火
災判別出力により動作して前記第1のトランジスタQ3
の正帰還回路を構成する第3のトランジスタQ6、とを
備えている。
【0014】この火災判別回路24はセンサ出力部20
のセンサ出力が抵抗R3、R4と可変抵抗VR2とで決
定される基準電圧以上となってトランジスタQ3がオン
した時にトランジスタQ3、Q4とトランジスタQ6で
正帰還回路を形成する。そのため、第1のトランジスタ
Q3のオンは確実にスイッチング動作を行うことができ
る。
【0015】定電圧回路30は、トランジスタQ9、Q
10と抵抗R12、R20とコンデンサC6、C7とツ
ェナダイオードZ1とを備えている。この定電圧回路2
0は前記煙検出部10と前記センサ出力部20と前記火
災判別回路24とに火災受信機もしくは中継器から供給
される電源を所定電圧にして供給するもので、ベースに
ツェナダイオードZ1が接続されるとともにコレクタ・
べース間に定電流回路が接続されている。この定電流回
路は接合型電界効果トランジスタQ10と抵抗R20と
から構成されている。
【0016】火災信号送出部40には、シリコン制御整
流素子(スイッチング素子)Q11と、動作表示灯LE
Dと、該表示灯LEDに並列なツェナダイオードZ2と
抵抗R23との直列回路と、該直列回路の直列接続点に
ベースが接続されたトランジスタQ12と、が並列に配
設されている。又、この信号送出部40は、抵抗R2
1、R22と、コンデンサC8と、を備えている。
【0017】この送出部40のスイッチング素子Q11
は火災判別回路24の判別出力により動作して火災信号
を送出するが、感知器への供給電圧が高い受信機に接続
した場合、又は、受信機からの供給電圧が高電圧に変動
して火災信号送出時に表示灯回路にツェナダイオードZ
2のツェナ電圧以上の電圧が加わると、該ツェナダイオ
ードZ2が導通してトランジスタQ12がオンし、これ
により動作表示灯LEDに加わる電圧がツェナダイオー
ドのツェナ電圧に押さえられる。そのため、動作表示灯
LEDの故障を防止することができる。
【0018】試験回路50は入力端子4に試験信号が与
えられた時にオンするトランジスタQ5と、抵抗R5、
R9と、コンデンサC3と、ダイオードD1と、外部よ
り磁界が加えられた時にオンするリードスイッチRS
と、を備えている。このトランジスタQ5はとリードス
イッチRSは火災判別回路24の抵抗R4と可変抵抗V
R2の直列回路と並列に設けられている。
【0019】発振回路60は、トランジスタQ7、Q8
と、抵抗R12〜R16と、コンデンサC4、C5と、
ダイオードD2とを有し、感知器に電源が供給されてい
る時に動作表示灯LEDを点滅点灯させる。
【0020】ツェナダイオードZ3、Z4とコンデンサ
C9とからなる回路は、信号兼電源線が接続される端子
1、2(3)からのサージ電圧の吸収回路である。な
お、DBは無極性化用ダイオードブリッジ回路である。
【0021】つぎに、本実施例の作動について説明す
る。火災監視時は、端子1、2(3)に一対の電源兼信
号線を通じて図示しない火災受信機もしくは中継器から
供給される電源電圧を、定電圧回路30で所定の定電圧
にして煙検出部10、センサ出力部20、火災判別回路
24、発振回路60に供給している。
【0022】定電圧回路30は、トランジスタQ10と
抵抗R20とでなる定電流回路の定電流作用により、ツ
ェナダイオードZ1に流れる電流を一定に保ち、定電圧
回路における消費電流を一定に押さえる。従って、電源
電圧が変動しても定電圧回路30の消費電流は変化しな
い。
【0023】発振回路60は、コンデンサC4が充電さ
れ、この充電電圧が、抵抗R15とR16で決定される
基準電圧とトランジスタQ7のエミッタ・コレクタ間電
圧の和の電圧に達すると、トランジスタQ7がオンする
とともにトランジスタQ8がオンし、コンデンサC4の
電荷が放電され、この放電電流により火災信号送出部4
0の動作表示灯LEDが点灯する。発振回路60のこの
動作は所定時間間隔で行われ、この結果、動作表示灯L
EDは間欠的に点灯し、火災監視が行われていることを
表示する。
【0024】センサ出力部20の接合型電界効果トラン
ジスタQ1は、火災監視時の煙検出部10の煙検出出力
により導通していて、抵抗R1には定電流回路22を通
じて定電流が流れている。これにより、電界効果トラン
ジスタQ1のドレイン電流は一定となって変化せず、抵
抗R1と定電流回路22との接続点Pの電位は、煙検出
部10の外部イオン室CHOの煙流入による抵抗変化、
すなわち電界効果トランジスタQ1のゲート電圧の変化
に1:1で対応して変化する。
【0025】外部イオン室CHOに火災による煙が流入
して抵抗R1と定電流回路22との接続点Pの電位が上
昇し、これにともなってコンデンサC1の充電電圧が、
抵抗R3、R4と可変抵抗VR2とによって決定された
基準電圧とトランジスタQ3のベース・エミッタ間電圧
との和の電圧に達すると、トランジスタQ3がオンす
る。このトランジスタQ3のオンにより、トランジスタ
Q4とトランジスタQ6とがオンし、トランジスタQ
3、Q4とトランジスタQ6とは正帰還回路を形成し、
火災判別回路24は完全に動作する。
【0026】この動作した火災判別回路24の出力によ
り、火災信号送出部40のシリコン制御整流素子(スイ
ッチング素子)Q11がオンし、端子1、2(3)より
火災信号が送出される。同時に、この火災信号により動
作表示灯LEDが、それまでの点滅点灯から、連続点灯
に切り替わる。
【0027】そして、受信機などから供給される電源電
圧が変動して上昇し、抵抗R22と動作表示灯LEDと
の直列回路に流れる電流が増加して、この直列回路の電
圧降下がツェナダイオードZ2のツェナ電圧を越える
と、このツェナダイオードZ2が導通し、動作表示灯L
EDに流れる電流が端子1、2(3)間の電圧の変動に
よって必要以上に増加するのを防止する。
【0028】感知器の感度調整を行う時は、まず、火災
判別回路24の可変抵抗VR2を操作して、火災判別の
基準となる基準電圧、すなわち端子7、6間の電圧を第
1の所定電圧V1に調整する。
【0029】次に、抵抗R1と定電流回路22との接続
点Pの電圧が第2の所定電圧V2(V1>V2)となる
ように、定電流回路22の可変抵抗VR1を調節する。
このように、可変抵抗VR1により接続点Pの電圧を第
2の所定電圧V2に調節するようにすることにより、放
射線源(アメリシウム241)の線源量や外部イオン室
CHOのばらつきによるセンサ出力のばらつきを補償す
る(抑える)ことができる。
【0030】また、可変抵抗VR2により基準電圧を第
1の所定電圧V1に調節することにより、感知器間で基
準電圧を同一とすることができる。これにより、感知器
製造時等における感度調整が簡単になる。また、端子
5、6間の電圧を測定することにより、接続点の電圧を
直読することができるとともに、端子7、6間の電圧を
測定しすることにより、基準電圧を直読でき、定期点検
等の際の試験が簡単化される。
【0031】感知器が動作するか否かを試験する時は、
端子4に図示しない受信機や中継器等から試験電圧を印
加すると、試験回路50のトランジスタQ5がオンす
る。又、試験電圧の代わりに、感知器の図示しないカバ
ーの外側からリードスイッチRSに図示しない磁石を近
づけると、リードスイッチRSがオンする。これによ
り、抵抗R4と可変抵抗VR2との直列回路に抵抗R5
が並列に接続され、火災判別のための基準電圧が低下す
る。
【0032】この時、抵抗R1と定電流回路22との接
続点Pの電圧が正常範囲内であれば、火災判別回路24
が動作して火災信号送出部40のシリコン制御整流素子
Q11がオンするとともに動作表示灯LEDが連続点灯
する。これにより、感知器は正常に煙を検出することが
できることが判明する。
【0033】一方、外部イオン室CHO内に塵埃が堆積
したり、放射線源の表面が汚れる等してイオン電流が減
少し、正常に煙を検出できない状態であると、火災判別
回路24は動作せず、従って火災信号が送出されないと
ともに、動作表示灯LEDも点滅を続けたままとなる。
これにより、感知器が失報を生じる状態にあることを知
ることができる。
【0034】この発明の実施例は、上記に限定されるも
のではなく、例えば、図2に示す様に構成してもよい。
この実施例は、基準抵抗素子としての内部電極と中間電
極とを有する内部イオン室CH1と、中間電極と外部電
極とを有する外部イオン室CHOと、からなる煙検出部
10と;前記煙検出部10の外部イオン室CHOの電圧
変化を検出してセンサ出力として出力するセンサ出力部
20と;前記センサ出力が火災判別レベルに達した時に
火災判別出力を生じる火災判別回路24と;前記火災判
別出力により火災信号を送出する火災信号送出部40
と;を有するイオン化式煙感知器である。
【0035】そして、前記センサ出力部20は、ゲート
が前記中間電極に接続された接合型電界効果トランジス
タQ1と、該トランジスタQ1のソースに接続される第
1の固定抵抗R1と、出力調整用可変抵抗VR1を有す
る定電流回路22との直列回路と、から構成され、該直
列回路の抵抗R1と定電流回路22との直列接続点Pか
らセンサ出力が出力される。
【0036】前記火災判別回路24は、固定抵抗R3、
R4と基準電圧調整用可変抵抗VR2とが直列接続され
た基準電圧発生用の抵抗分割回路と、一方の入力端には
前記センサ出力部のセンサ出力が入力され、他方の入力
端には前記抵抗分割回路から基準電圧が入力される比較
器CM3と、を備えている。
【0037】そして、前記実施例と同様に前記センサ出
力部20の所定煙濃度におけるセンサ出力を前記出力調
整用可変抵抗VR1を調整して所定の出力値に調整する
とともに前記スイッチング回路24の前記基準電圧を前
記基準電圧調整用可変抵抗RV2を調整して所定の基準
電圧にする。
【0038】なお、前記センサ出力部20の固定抵抗R
1と定電流回路22との直列接続点Pに前記センサ出力
を外部へ出力する外部出力端子5が接続されている。
又、前記火災判別回路24の前記抵抗分割回路の基準電
圧出力点に基準電圧を外部へ出力する外部出力用端子7
が接続されている。なお、図2における試験回路は、図
1と同様なので図示を省略する。
【0039】ところで、上記実施例では煙検出部10の
基準抵抗素子として内部イオン室CHIを用いたが、内
部イオン室の代わりに高抵抗の抵抗を用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】この発明は以上の様に構成したので、次
の様な顕著な効果を奏する。 (1)センサ出力部は、煙検出部の検出出力(中間電極
の変化出力)に比例した、すなわち、1対1で対応した
センサ出力を生じるとともに、所定煙濃度(例えば煙濃
度0%、5%、あるいは10%、等)の時のセンサ出力
を各感知器間で簡単に同じセンサ出力とすることができ
る。又、火災判別回路の基準電圧調整用可変抵抗を調整
することにより、火災判別回路の火災判別用基準電圧を
各感知器間で簡単に同じ値とすることができる。従っ
て、上記のセンサ出力部のセンサ出力を各感知器間で同
じにするとともに、火災判別用の基準電圧を各感知器間
で同じにすることにより、感知器の使用中における感度
変化、すなわち基準電圧に対するセンサ出力の差を簡単
に知ることができる。 (2)定電圧回路にツェナダイオードに流れる電流を規
制する定電流回路を設けたので、ツェナダイオードに流
れ電流は、定電圧回路の一次側の電圧に関係なく、定電
流回路によって所定の定電流値とされる。従って、火災
監視時に例えば受信機から感知器に供給される電源電圧
が変動しても、定電圧回路での消費電流は変化しない。
又、定電圧回路で消費される電流は、一次側の電圧に影
響されないので、受信機等から供給される感知器の電源
電圧が異なっていても、感知器の監視時における定電圧
回路での消費電流は変化せず、種々の受信機に対応でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す電気回路図である。
【図2】他の実施例を示す電気回路図である。
【符号の説明】
10 煙検出部 20 センサ出力部 22 定電流回路 24 火災判別回路 30 定電圧回路 40 火災信号送出部 50 試験回路 60 発振回路 VR1 出力調整用可変抵抗 VR2 標準電圧調整用可変抵抗 CH1 内部イオン室 CHO 外部イオン室
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 17/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部電極を有する内部イオン室と、中間電
    極と外部電極とを有する外部イオン室と、からなる煙検
    出部と;ゲートが前記中間電極に接続された接合型電界
    効果トランジスタと、該トランジスタのソースに接続さ
    れた第1の固定抵抗と、定電流値を調整する出力調整用
    可変抵抗を有する定電流回路と、からなる直列回路を備
    え、該直列回路の第1の固定抵抗と定電流回路との直列
    接続点よりセンサ出力を出力するセンサ出力部と;基準
    電圧調整用可変抵抗を備えた基準電圧発生回路を有し、
    前記センサ出力部のセンサ出力電圧が基準電圧を越えた
    時に動作して判別出力を生じる火災判別回路と;前記火
    災判別回路の判別出力により動作して火災信号を送出す
    るスイッチング素子と、該スイッチング素子と直列に接
    続された表示灯と、を有する火災信号送出部と;前記煙
    検出部と、前記センサ出力部と、前記火災判別回路と、
    に火災受信機もしくは中継器から供給される電源を所定
    電圧にして供給する定電圧回路であって、ベースにツェ
    ナダイオードが接続されるとともに、コレクタ・ベース
    間に定電流回路が接続された定電圧回路と;を備えたこ
    とを特徴とするイオン化式煙感知器。
  2. 【請求項2】前記火災判別回路は、直列接続された第2
    の固定抵抗と第3の固定抵抗と基準電圧調整用可変抵抗
    とでなる抵抗分割回路と,エミッタに前記第2の固定抵
    抗と第3の固定抵抗の接続点が接続され、ベースに前記
    火災判別部のセンサ出力が接続された火災判別用の第1
    のトランジスタと、該第1のトランジスタのオンにより
    動作して火災判別出力を出力する第2のトランジスタ
    と、前記第1のトランジスタのエミッタに直列に接続さ
    れ、前記第2のトランジスタから出力される火災判別出
    力により動作して前記第1のトランジスタの正帰還回路
    を構成する第3のトランジスタと、を備えていることを
    特徴とする請求項1記載のイオン化式煙感知器。
  3. 【請求項3】前記火災信号送出部には、前記表示灯と並
    列にツェナダイオードと抵抗との直列回路と、該直列回
    路の直列接続点にベースが接続されたトランジスタと、
    が並列に設けられていることを特徴とする請求項1、又
    は、2記載のイオン化式煙感知器。
  4. 【請求項4】前記センサ出力部のセンサ出力がセンサ外
    部出力端子に接続され、前記火災判別回路の抵抗分割回
    路の第1の固定抵抗と第2の固定抵抗の直列接続点が基
    準レベル外部出力端子に接続されていることを特徴とす
    請求項1記載のイオン化式煙感知器。
  5. 【請求項5】外部からの磁界によってオンするリードス
    イッチと、ベースが保護抵抗を介して試験信号入力端子
    に接続されたトランジスタと、の並列回路とからなる試
    験回路が、前記火災判別部の基準電圧発生回路の基準電
    圧調整用可変抵抗と並列に接続されている請求項1、
    2、3、又は、4記載のイオン化式煙感知器。
  6. 【請求項6】基準抵抗素子と、中間電極と外部電極とを
    有する外部イオン室と、からなる煙検出部と;前記煙検
    出部の外部イオン室の電圧変化を検出してセンサ出力と
    して出力するセンサ出力部と;前記センサ出力が火災判
    別レベルに達した時に火災判別出力を生じる火災判別回
    路と;前記火災判別出力により火災信号を送出する火災
    信号送出部と;を有するイオン化式煙感知器において、
    前記センサ出力部は、ゲートが前記中間電極に接続され
    接合型電界効果トランジスタと、該接合型電界効果トラ
    ンジスタのソースに接続された第1の固定抵抗と、出力
    調整用可変抵抗を有する定電流回路と、の直列回路とか
    ら構成され、該直列回路の第1の固定抵抗と定電流回路
    との直列接点からセンサ出力が出力され;前記火災判別
    回路は、第2の固定抵抗と第3の固定抵抗と基準電圧調
    整用可変抵抗とが直列接続された抵抗分割回路と、エミ
    ッタが前記抵抗分割回路の第2の固定抵抗と第3の固定
    抵抗との接続点に接続され、ベースが前記センサ出力部
    の直列接続点に接続された火災判別用トランジスタと、
    を備え;前記センサ出力部の所定煙濃度におけるセンサ
    出力を前記出力調整用可変抵抗を調整して所定の出力値
    に調整するとともに、前記火災判別回路の前記第2の固
    定抵抗と第3の固定抵抗との接続点の電位を前記基準電
    圧調整用可変抵抗を調整して所定の電圧に調整してなる
    ことを特徴とするイオン化式煙感知器。
  7. 【請求項7】前記センサ出力部の固定抵抗と定電流回路
    との直列接続点に前記センサ出力を外部へ出力する外部
    出力端子が接続され、前記火災判別回路の前記抵抗分割
    回路の第2の固定抵抗と第3の固定抵抗との接続点に該
    接続点の電位を外部へ出力する外部出力端子が接続され
    てなる請求項6記載のイオン化式煙感知器。
  8. 【請求項8】基準抵抗素子と、中間電極と外部電極とを
    有する外部イオン室と、とからなる煙検出部と;前記煙
    検出部の外部イオン室の電圧変化を検出しセンサ出力と
    して出力するセンサ出力部と;前記センサ出力が火災判
    別レベルに達した時に火災判別出力を生じる火災判別回
    路と;前記火災判別出力により火災信号を送出する火災
    信号送出部と;とを有するイオン化式煙感知器におい
    て、前記センサ出力部は、ゲートが前記中間電極に接続
    された接合型電界効果トランジスタと、該接合型電界効
    果トランジスタのソースに接続された第1の固定抵抗
    と、出力調整用可変抵抗を有する定電流回路と、の直列
    回路で構成され、該直列回路の固定抵抗と定電流回路と
    の直列接続点からセンサ出力が出力され;前記火災判別
    回路は、固定抵抗と基準電圧調整用可変抵抗とが直列接
    続された基準電圧発生用の抵抗分割回路と、一方の入力
    端には前記火災判別部のセンサ出力が入力され、他方の
    入力端には前記抵抗分割回路から基準電圧が入力される
    比較器と、を備え;前記センサ出力部の所定煙濃度にお
    けるセンサ出力を前記出力調整用可変抵抗を調整して所
    定の出力値に調整するとともに、前記火災判別回路の前
    記基準電圧を前記基準電圧調整用可変抵抗を調整して所
    定の基準電圧に調整してなることを特徴とするイオン化
    式煙感知器。
  9. 【請求項9】前記センサ出力部の固定抵抗と定電流回路
    との直列接続点に前記センサ出力を外部へ出力する外部
    出力端子が接続され、前記火災判別回路の前記抵抗分割
    回路の基準電圧出力点に該基準電圧を外部へ出力する外
    部出力用端子が接続されてなる請求項8記載のイオン化
    式煙感知器。
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