JP3128534U - 建築改修用へら - Google Patents

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Abstract

【課題】パテの成形形状が、不揃いであると厚部で、硬化時間が長く、薄部で、機能不足を生じる。この厚薄を避け、パテ塗布を、容易に、心を外すことなく、一定幅、厚さで、成形状態の良く、成形できるへらを提供すること。
【解決手段】 建築改修用へらであって、底部に塗布厚さと塗布幅に及ぶ切欠部を有すし、この切欠部の底内側の角が略円或いは略楕円の面取りをされている、切欠部の把持側内角が略円或いは略楕円にされていることを特徴とする建築改修用へらとすること。
【選択図】図1

Description

本考案は、建築物のひび割れ部等に用いるシール用パテベラに関するものである。
建築補修に一定の厚みを維持し、所定の幅を塗布する必要がある場合、厚さ相当のテープを、あらかじめ塗布幅の外に貼り付け、塗布物の厚さの設定と、塗布物のはみ出しを防止に用いることがあるが、テープの密着適正、継ぎ目等に工夫を要し、また、貼り付け、除去の作業は作業者の技量に依存し、時間がかかる。
具体的なものとして、非特許文献1の低圧エポキシ樹脂注入工法は「ひび割れ部に沿って仮止めシール材をパテヘら等で幅30mm,厚さ2mm程度にシールする」とされている。これは過剰にすれば、液漏れはなくなるものの、シール材を多く必要とするため好ましくなく、シール材の除去に手間を要する。一般的には厚さを一定にするため、養生テープを貼り、マスクとスペーサとし、シール材を塗ることになり、一定の厚さ、ひび割れを中心として行うことは多くの、手間と経験を要することであった。
パテベラの金属部分先端ABに、凹に対応してパテ塗布作業のできる湾曲した形状Eをパテベラの金属部分先端に構成し平面にある凹の部分を平滑にするためにパテを塗布する時、凹が広幅深溝である場合に、従来のパテベラでは技術的には熟練を工程的には重複作業を必要としていたが、適切なパテの分量を一度の作業工程で均一で短時間に塗布作業することを可能にすることが開示されている。(特許文献1)
実開平7−16844号公報 (財)建築保全センター 発行「公共建築改修工事標準仕様書
解決しようとする課題は、ひび割れ部等の対象面に、厚さ、幅設定用テープ及び貼り付け作業を無くし、容易に対象の心が判り、仕上がり面が安定し、角のない成形形状を得るへらである。
請求項1の考案は、建築改修用へらであって、底部に塗布厚さと塗布幅に及ぶ切欠部を有するものであり、高さ方向は塗布時のへらの傾きとパテの粘性による一定の厚さで、幅もへら幅に略同じ成形断面形状となる。
請求項2の考案は、請求項1に記載の切欠部の底内側の角が略円或いは略楕円の面取りをされていることを特徴とする請求項1記載の建築改修用へらで、パテ切れが良く、パテの空気巻き込み等による欠損を防げる。
請求項3の考案は、 請求項1に記載の切欠部の把持側内角が略円或いは略楕円にされていることを特徴とする請求項1乃至2記載の建築改修用へらで、成形上部角のパテの空気巻き込み等非連続性欠損を防げる。
本考案の建築改修用へらは、へらに高さ方向に厚さ、横方向に幅の切欠を設けることにより、スペーサとマスクの役目をするテープ貼り付け、除去の必要がなく、テープ等の継ぎ、曲がりよる段差がなく、一定した形状が、経験の多少に関わらず、得られる。また、底部角に略円或いは略楕円の面取りをすることにより、パテが、横方向一定の厚さが得られる。空気が入っても逃げやすく、もし入っても、シール性等の機能に影響を与えないものとなる。上部内角を略円或いは略楕円にされていることにより、成形形状の角がなくなる他、パテが不足しても、非連続変化とはならず、機能の確保が高まる。
図1は建築改修用へらの全体図であり、切欠部を図2に示す。1枚の金属を加工、或いはポリプロピレン樹脂等の成形等の加工物で、厚さは1〜3mmで、材質による剛性、強度を考慮して、設定する。把持部(1)は持ち方により、幅、長さを設定する。図1は把持部を握るもので、図3は掴むものの例である。切欠部(2)の高さ(B)はへらの塗布面との角度に設定する。例えば約45°に傾けて使用する場合は、必要な塗布厚さに傾きの余弦関数で除した高さに・パテの粘性による係数を掛けた高さで設定する。幅(A)は塗布幅と略同じであり、これを設定する。パテ保持部は、予め仮塗りした量と兼ね合いで決める。幅(E)は、耐久性、撓い易さ等、材質、パテの塗布適性に応じて適宜決める。
切欠部の底内側の角(C)の面取りは、半径1〜2mmの円或いは楕円の面取りで、楕円の場合、横方向に長円とすれば、滑らかな仕上がりとなる。面取りはC面であっても良い。
切欠部の把持側内角(D)も、同じく半径1〜2mmの円或いは楕円の面取りで、楕円の場合、横方向に長円とすれば、滑らかな仕上がりとなる。面取りはC面であっても良い。
図2は、Aを30mm、Bを3mm、C、Dをそれぞれ半径1.5mmの面取りをし、Eを15mmとした図1のへらであり、これを用いて、長さ50cm程度のひび割れの入ったコンクリート壁面に対し、ひび割れに沿ってコーキングガンでシール材ジョリシールインジェクターシールJB−QSS(アイカ工業(株)スチレンゴム系シール材、溶剤形、固形分約35%、商品名)、を40ml塗布した。前記へらを用いてこのシール材をのばしたところ、へら中央部をひび割れにあわせることが容易にでき、50cmの間を容易に、問題のないパテの成形ができた。なお、膜厚はばらつくと、厚い部分で溶剤の揮発が遅れ、硬化に多くの時間を要するが、このへらでは均一なため、不要時間を省くことができた。
本考案のへらはパテ状物だけでなく、高粘度な樹脂配合物全体に適応でき、へらの外側をガイドにあてれば、部分的なコーテングのための樹脂だめ(仕切り等)にも適応できる。
建築改修用へら 本体と中心断面図 建築改修用へら 切欠部分 右図は中心断面 持ち方による変形例 切欠部を略円状にしたその他の例 右図は中心断面
符号の説明
1 把持部
2 切欠部
3 パテ保持部
A 切欠部幅
B 切欠部高
C 切欠部底内側面取り
D 切欠部把持側内角処理部
E へら底部未切欠部

Claims (3)

  1. 建築改修用へらであって、底部に塗布厚さと塗布幅に及ぶ切欠部を有する建築改修用へら。
  2. 請求項1に記載の切欠部の底内側の角が略円或いは略楕円の面取りをされていることを特徴とする請求項1記載の建築改修用へら。
  3. 請求項1に記載の切欠部の把持側内角が略円或いは略楕円にされていることを特徴とする請求項1乃至2記載の建築改修用へら。
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