JP3128045U - ハンカチーフ - Google Patents

Abstract

【課題】 簡単な構造で、ハンカチーフの模様の一部を利用して、前掛けとして使用することができるハンカチーフを提供する。
【解決手段】
ハンカチーフの四隅部に刺繍を施し、刺繍の一部が孔を形成するようにハンカチーフの外側に突出させる。また、ハンカチーフの模様に応じて種々の動物を刺繍のモチーフとする。使用者は、衣服の襟元のボタンを孔に通すことにより、簡易的に前掛けとして装着可能であり、食事中の衣服の汚れを防ぐことができる。
【選択図】 図１

Description

本考案は、ハンカチーフに関する。

従来、ハンカチーフは汗や洗った手を拭くばかりではなく、前掛けの代用として、食事中の衣服の汚れを防ぐためにも使用されてきた。

ここで、前掛けの代用としてハンカチーフを使用する場合には、無造作に襟元にハンカチーフを差し込んで使用するのが一般的であるが、例えば、チェーンで形成されたアクセサリーハンカチーフクリップ（例えば、特許文献１参照。）を首にかけ、ハンカチーフをクリップに挟んで前掛けとして使用すること等が提案されている。
実開平５−２０６０８号

しかしながら、特許文献１記載のアクセサリーハンカチーフクリップのような身飾品を別に携帯する必要があるだけでなく、紛失の可能性があり、特に子供用としては不向きである。

また、従来のハンカチーフは、無造作に襟元に差し込むことで前掛けとして使用しているため、特に前掛け用にデザインされておらず、模様の一部を前掛けとして使用する際に利用できるものについては、存在していなかった。

そこで本考案は、簡単な構造で、ハンカチーフの模様の一部を利用して、前掛けとして使用することができるハンカチーフを提供することを目的としている。

上記の目的を達成するため本考案は、四隅部に刺繍を施したハンカチーフであって、前記刺繍の一部が孔を形成するように前記ハンカチーフの外側に突出していることを特徴としている。また、前記刺繍のモチーフを動物とすることにより、模様のデザインをより楽しむことができる。

上述の考案によれば、四隅部に施した刺繍の一部が孔を形成するようにハンカチーフの外側に突出させているので、前記孔に使用者の衣服の襟元のボタンを通すことにより、前掛けとして容易に装着できる。このように模様の一部を利用して装着することにより、簡易的に、食事中の衣服の汚れを防ぐことができる。

以下、本考案の構成を図面に示す実施の一形態に基づいて詳細に説明する。

図１に本考案の実施形態の一例を示す。ハンカチーフ１は、四隅部にハンカチーフ１のデザインと一体になるようにツバメ型の刺繍２を施しており、ツバメの羽の部分をハンカチーフ１の外側部分に突出させ、孔３を形成している。

そして、図２で示すように、孔３に衣服の襟元のボタン４を通すことにより、簡易的に前掛けとして装着可能であり、食事中の衣服の汚れを防ぐことができる。

前記孔３の形状はボタンが挿通できればよく、デザインや刺繍のモチーフに応じて適宜選択でき、形状が限定されるものではない。

さらに、前記刺繍２は、少なくとも一つの隅部に設けられていればよく、複数設けられていてもよい。

また、図３に本考案の別の実施形態の一例を示す。この実施携帯例では、刺繍２のモチーフが猿であり、猿の尻尾の部分をハンカチーフ１の外側部分に突出させ、孔３を形成している。

なお、刺繍２のモチーフは、デザインに応じて適宜選択でき、動物に限定されるものではない。

本考案の一形態例を示すハンカチーフの図である。 ハンカチーフをボタンに装着した状態を示す説明図である。 本考案の一形態例を示すハンカチーフの図である。

符号の説明

１…ハンカチーフ、２…刺繍、３…孔、４…ボタン

Claims (2)

1. 四隅部に刺繍を施したハンカチーフであって、前記刺繍の一部が孔を形成するように前記ハンカチーフの外側に突出していることを特徴とするハンカチーフ。
2. 前記刺繍のモチーフが動物であることを特徴とする請求項１記載のハンカチーフ。

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