JP3128023B2 - 摺動皮膜の形成方法 - Google Patents

摺動皮膜の形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は摺動皮膜の形成方法に関
する。本発明の形成方法を用いて基材上に摺動皮膜を形
成した摺動部材は、例えばショックアブソーバのピスト
ンロッド外周面を案内するガイド部材等に使用して好適
である。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開昭52−135974
号公報には、基材上にPTFE(4フッ化エチレン樹
脂)粉末とポリアミドイミド粉末との混合物を直接塗布
し、これを100℃×10分乾燥、280℃×30分焼
成し、基材上に摺動皮膜を形成した摺動部材が開示され
ている。
【0003】上記のように、PTFE、FEP、PFA
等のフッ素樹脂は、耐熱性、耐薬品性に優れているばか
りでなく、摩擦係数が小さく、自己潤滑性を有するの
で、摺動材料として各方面に広く利用されているが、耐
摩耗性としては必ずしも満足できるものではなく、ポリ
イミド、ポリアミドイミド等、他の強度あるマトリック
ス樹脂材料と混合されて使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記各従来の
方法では、いづれもマトリックス樹脂材料とフッ素樹脂
とを混合し、溶剤に溶かしたものを塗布等することによ
り摺動皮膜を得るため、マトリックス中にフッ素樹脂が
不均一に分布し、摺動皮膜の摩耗及び剥離を生じやす
い。
【0005】すなわち、フッ素樹脂は、一次粒子の径が
1μm以下と非常に微細であり、微細化をサンドミル、
ロールミル及びホモジナイザー等により積極的に行え
ば、5μm程度の粒径となる。しかしながら、フッ素樹
脂は、容易に凝着を起こしてしまい、通常10〜30μ
m、最大100μm程度の粒径をなし、上記マトリック
ス樹脂と同時に溶剤中に溶かした時に液中で不均一な分
散が生じやすい。このため、この液を用いて基材の表面
に例えば乾燥膜厚10〜20μmのスプレー塗布等を行
った場合、塗布面上でのフッ素樹脂の分散にバラツキが
発生し、フッ素樹脂が不均一に分散された部分は局部的
な摩擦力の増加により摩耗及び剥離発生の起点となる。
【0006】本発明は、上記従来の不具合に鑑みてなさ
れたものであって、フッ素樹脂の摺動面への均一分散を
可能にし、フッ素樹脂本来の優れた耐熱性、耐薬品性、
自己潤滑性等の諸特性を損なうことなく、摩擦・摩耗特
性の優れた摺動皮膜を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の摺動皮膜の形成
方法は、基材上に非晶質樹脂からなる第1層を形成する
第1層形成工程と、該第1層上にフッ素樹脂からなる第
2層を積層し積層体を得る積層工程と、該積層体を加熱
し、該フッ素樹脂を該非晶質樹脂に含浸させる加熱工程
と、を有することを特徴とするものである。 また、本発
明の摺動皮膜の形成方法は、非晶質樹脂フィルムからな
る第1層上にフッ素樹脂からなる第2層を積層し2層フ
ィルムを形成する2層フィルム形成工程と、基材上にプ
ライマーを塗布し、該プライマー上に前記2層フィルム
を積層して積層体を得る積層工程と、該積層体を加熱
し、該フッ素樹脂を該非晶質樹脂に含浸させる加熱工程
と、を有することを特徴とするものである。
【0008】非晶質樹脂としては、例えばポリアミドイ
ミド、ポリイミド、エポキシ、ポリウレタン、シリコン
等があげられる。フッ素樹脂としては、例えば、PTF
E、PFA(パーフルオロアルコキシ樹脂)、FEP
(四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合樹
脂)、ETFE(四フッ化エチレン−エチレン共重合樹
脂)、PCTFE(三フッ化塩化エチレン樹脂)、PV
dF(フッ化ビニリデン樹脂)等があげられる。
【0009】非晶質樹脂とフッ素樹脂との組み合わせと
しては、フッ素樹脂を溶融させる際、非晶質樹脂が完全
に溶融したり、分解して、層としての構造を失うもので
なければ自由に組み合わせることができる。フッ素樹脂
を溶融させるには、雰囲気加熱により全体を加熱しても
良いし、高周波加熱によりフッ素樹脂のみを加熱溶融さ
せても良い。
【0010】非晶質樹脂からなる第1層は20〜50μ
mの膜厚で形成することが好ましい。第1層が20μm
未満では、後述のように第2層を最低5μmとしても、
非晶質樹脂中に含浸されないフッ素樹脂が摺動面上に多
く残留し、摺動により摩耗量が大きくなる。第1層が5
0μmを超えれば、摺動皮膜の厚さが増すため、基材に
摺動皮膜を設けた摺動部材の剪断強度が低下して摺動皮
膜の剥離を生じやすい。
【0011】また、フッ素樹脂からなる第2層は5〜1
0μmの膜厚で形成することが好ましい。第2層が5μ
m未満では第1層上にフッ素樹脂を均一に形成しにく
い。第2層が10μmを超えれば、第1層の非晶質樹脂
を最高50μmとしても、非晶質樹脂中に含浸されない
フッ素樹脂が摺動面上に多く残留し、摺動により摩耗量
が大きくなる。
【0012】
【作用】本発明の摺動皮膜の形成方法により積層体を加
熱し、フッ素樹脂のみを溶融させれば、第1層のマトリ
ックスとなる非晶質樹脂の上で第2層のフッ素樹脂が溶
融するため、フッ素樹脂が非晶質樹脂の分子構造内に含
浸される。こうして、非晶質樹脂からなるマトリックス
中に微小なフッ素樹脂が均一に分散される。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を比較例と
ともに図面を参照しつつ説明する。 (実施例1、3、7、9、11、12) 積層工程:図1(A)に示すように、密着性向上のため
にアルカリ洗浄を行った基材1上に液体状非晶質樹脂2
を塗布し、第1層を形成する。
【0014】このとき、液体状非晶質樹脂2としては、
デュポン(株)製ポリイミド(構造式を化1に示す。)
又はデュポン(株)製ポリアミドイミド(構造式を化2
に示す。)を採用した。そして、これらポリイミド又は
ポリアミドイミドを樹脂:溶剤=3:7の配合比でN−
メチルピロリドリン及びキシレンの混合溶剤に溶解さ
せ、基材1上にポリイミド又はポリアミドイミドが30
μmの膜厚になるようにスプレー塗布を行った。スプレ
ー塗布後、160℃×1時間焼成し、基材1上に第1層
を形成した。
【0015】
【化1】
【0016】
【化2】
【0017】この第1層上にフッ素樹脂3を塗布し、第
2層を形成する。このとき、フッ素樹脂3としては、P
TFE(ダイキン(株)製ネオフロン(登録商標)PT
FEディスパージョン(平均粒径5μm)、融点:28
0〜300℃)、FEP(ダイキン(株)製ネオフロン
(登録商標)FEPディスパージョン(平均粒径5μ
m)、融点:260〜280℃)又はPFA(ダイキン
(株)製ネオフロン(登録商標)PFAディスパージョ
ン(平均粒径5μm)、融点:300〜310℃)を採
用した。そして、これらPTFE、FEP又はPFAを
分散液(ダイキン(株)製ルブロン(登録商標)LD−
1,LD100)に分散させ、第1層上にPTFE、F
EP又はPFAが5μmの膜厚になるようにスプレー塗
布を行った。
【0018】こうして、表1に示すように、種々の第1
層及び第2層をもつ実施例1、3、7、9、11、12
の積層体を得る。
【0019】
【表1】
【0020】加熱工程:ポリアミドイミドを非晶質樹脂
2として採用した実施例1、3、9の積層体は300℃
×30分加熱する。また、ポリイミドを非晶質樹脂2と
して採用した実施例7、11、12の積層体は、ポリイ
ミドが熱硬化性樹脂であって熱分解温度が約550℃で
あり、0.2〜0.5MPa程度の圧力を加えつつ30
0℃×30分加熱する。
【0021】これにより、第1層のマトリックスとなる
非晶質樹脂2の上で第2層のフッ素樹脂3が溶融し、フ
ッ素樹脂3が非晶質樹脂2の分子構造内に含浸される。
このとき、加圧したものは、加圧によりフッ素樹脂3が
非晶質樹脂2の分子構造内により含浸される。こうし
て、図1(B)に示すように、基材1上で非晶質樹脂2
からなるマトリックス中に微小なフッ素樹脂3が均一に
分散され、表1に示すように、実施例1、3、7、9、
11、12の摺動部材が得られる。各摺動部材の摺動皮
膜は、マトリックス樹脂:フッ素樹脂=4:1(重量
比)である。 (実施例2、4、5、6、8、10) 積層工程:フィルム状の非晶質樹脂2にフッ素樹脂3を
積層することにより2層フィルムを得る。
【0022】このとき、フィルム状の非晶質樹脂2とし
ては、ポリイミドフィルム(東レ(株)製、膜厚30μ
m)又はポリアミドイミドフィルム(東レ(株)製、膜
厚30μm)を採用した。また、フッ素樹脂3としては
PTFE(同上)、FEP(同上)又はPFA(同上)
を採用し、このPTFEを分散液(同上)に分散させ、
ポリイミドフィルム又はポリアミドイミドフィルムから
なる第1層上にPTFE、FEP又はPFAが5μmの
膜厚になるようにスプレー塗布を行った。こうして2層
フィルムを得る。
【0023】この後、上記実施例の基材と同種の基材1
上に5〜10μmのプライマー(ポリフロン(登録商
標))4をスプレー塗布後、プライマー上に2層フィル
ムを載置し、80℃×10分乾燥する。こうして、図5
(A)に示す実施例2、4、5、6、8、10の積層体
を得る。
【0024】加熱工程:ポリアミドイミドを非晶質樹脂
2として採用した実施例5、8、10の積層体は300
℃×30分加熱する。また、ポリイミドを非晶質樹脂2
として採用した実施例2、4、6の積層体は、ポリイミ
ドが熱硬化性樹脂であって熱分解温度が約550℃であ
るため、0.2〜0.5MPa程度の圧力を加えつつ3
00℃×30分加熱する。このとき、加圧したものは、
加圧により、2層フィルムを基材1に密着させるととも
に、フッ素樹脂3を非晶質樹脂2の分子構造内により含
浸させる。
【0025】こうして、図5(B)に示すように、基材
1上で非晶質樹脂2からなるマトリックス中に微小なフ
ッ素樹脂3が均一に分散され、表1に示すように、実施
例2、4、5、6、8、10の摺動部材が得られる。各
摺動部材の摺動皮膜は、マトリックス樹脂:フッ素樹脂
=4:1(重量比)である。なお、2層フィルムを加熱
工程で加熱することによりフィルム状の摺動皮膜とし、
このフィルム状の摺動皮膜をプライマー等により基材に
貼付する方法によっても、摺動部材を製造することもで
きる。 (比較例1)液体状ポリアミドイミド(同上):PTF
E(同上)=3:2の割合で、ポリアミドイミドにPT
FE(同上)を分散させて液を作成する。実施例1〜1
0の基材と同種の基材にこの液を固形分30μmの膜厚
で直接塗布し、これを100℃×10分乾燥、280℃
×30分焼成することにより、比較例1の摺動部材を得
る。この摺動部材の摺動皮膜は、マトリックス樹脂:フ
ッ素樹脂=4:1(重量比)である。 (比較例2)粉末状ポリアミドイミド(デュポン(株)
製、平均粒径50〜100μm)と、PTFE(同上)
混合し、N−メチルピロリドリン及びキシレンから
なる混合溶剤に分散、溶解させる。このときの配合比は
ポリアミドイミド:PTFE:混合溶剤=25:5:7
0(重量比)である。実施例1〜10の基材と同種の基
材にこの溶液を固形分30μmの膜厚でスプレー塗布
し、これを160℃×1時間焼成することにより、比較
例2の摺動部材を得る。この摺動部材の摺動皮膜は、マ
トリックス樹脂:フッ素樹脂=4:1(重量比)であ
る。 (評価1)図2に実施例5の摺動部材上の摺動皮膜、図
3に比較例2の摺動部材上の摺動皮膜、それぞれのEP
MA(特性X線図、F元素)分析写真を示す。
【0026】図2より、実施例5の摺動部材では、F元
素を示す白点が分散しており、フッ素樹脂が摺動面に対
してほぼ均一に分散していることがわかる。一方、図3
より、比較例2の摺動部材では、F元素を示す白点が偏
在し、10μm程度の粒径となってフッ素樹脂が存在し
ており、また全くフッ素樹脂の存在しない箇所も多いこ
とがわかる。 (評価2)実施例1〜10及び比較例1、2の摺動部材
について、摩擦係数及び摩耗量を測定した。摩擦係数
は、スラスト型試験機による滑り速度:毎分60m、荷
重:9.8MPa、相手材:ねずみ鋳鉄FC25、潤滑
下での測定結果である。また、摩耗量は、スラスト型試
験機による滑り速度:毎分60m、荷重:9.8MP
a、相手材:ねずみ鋳鉄FC25、試験時間:1時間、
潤滑下での測定結果である。結果を表2に示す。なお、
表2において「*」は試験荷重前に焼付きを生じたこと
を示す。
【0027】
【表2】
【0028】表2の実施例7〜9の摺動部材より、非晶
質樹脂からなる第1層は20〜50μmの膜厚で形成
し、フッ素樹脂からなる第2層は5〜10μmの膜厚で
形成することが好ましいことがわかる。また、実施例7
〜9の摺動部材を除いた実施例1〜6及び実施例10〜
12の摺動部材と、比較例1、2の摺動部材とについ
て、平均の摩擦係数を求め、最大値、最小値とともに結
果を図4に示す。
【0029】表2及び図4より、実施例1〜6及び実施
例10〜12の摺動部材は、比較例1、2の摺動部材と
比較して、マトリックス樹脂:フッ素樹脂=4:1(重
量比)では同等であるにもかかわらず、摩擦係数及び摩
耗量が優れていることがわかる。また、摩擦係数のバラ
ツキの点でも、実施例1〜6及び実施例10〜12の摺
動部材は、比較例1、2の摺動部材と比較して、差が小
さいことがわかる。
【0030】さらに、基材1に非晶質樹脂2及びフッ素
樹脂3を順次コーティングした実施例2、4の摺動部材
と、2層フィルムを形成して基材1に貼付した実施例1
1、12のものとを比較すると、摩擦・摩耗特性に差が
ないこともわかる。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の摺動皮膜
の形成方法では、特許請求の範囲記載の構成を採用して
いるため、フッ素樹脂を摺動面へ均一に分散することが
でき、これによりフッ素樹脂本来の優れた耐熱性、耐薬
品性、自己潤滑性等の諸特性を損なうことなく、摩擦・
摩耗特性の優れた摺動皮膜が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1等の形成方法を示す摺動部材の断面図
である。
【図2】実施例5の摺動部材における摺動皮膜を示す1
000倍のX線写真である。
【図3】比較例2の摺動部材における摺動皮膜を示す1
000倍のX線写真である。
【図4】実施例と比較例との摩擦係数の差を示すグラフ
である
【図5】実施例2等の形成方法を示す摺動部材の断面図
である。
【符号の説明】
2…非晶質樹脂 3…フッ素樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C10M 107:40 107:20 107:50 107:38) C10N 30:06 30:08 40:02 50:08 70:00 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C10M 107/00 - 107/54 C10N 40:02 C10N 70:00 C08J 5/16 F16C 33/04 - 33/28

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に非晶質樹脂からなる第1層を形
    成する第1層形成工程と、 該第1層上に フッ素樹脂からなる第2層を積層し積層体
    を得る積層工程と、 該積層体を加熱し、該フッ素樹脂を該非晶質樹脂に含浸
    させる加熱工程と、 を有することを特徴とする摺動皮膜の形成方法。
  2. 【請求項2】 非晶質樹脂フィルムからなる第1層上に
    フッ素樹脂からなる第2層を積層し2層フィルムを形成
    する2層フィルム形成工程と、 基材上にプライマーを塗布し、該プライマー上に前記2
    層フィルムを積層して積層体を得る積層工程と、 該積層体を加熱し、該フッ素樹脂を該非晶質樹脂に含浸
    させる加熱工程と、 を有することを特徴とする摺動皮膜の形成方法。
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