JP3127688U - 屋根循環式雪氷融解装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
融雪水及び雨水を貯水槽に溜め、ボイラーと温水散水パイプを使用する高能率で経済的な屋根の循環式雪氷融解装置を提供する。
【解決手段】
貯水槽に融雪水及び雨水を溜め、揚水ポンプ、ボイラーを使用して屋根上に導き、降雪センサーの作動によって散水をして融雪を行い、融雪水は再び貯水槽に戻る循環式であって、降雪センサーの作動によって水抜きを行うこと、散水パイプに空気吸入弁を設けることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、貯水槽を設け、雨水及び融雪水を利用する循環式の屋根雪氷融解装置に関する。
雪国での屋根の消雪・融雪に関しては数多くの開発がなされているがその年々の降雪量や気温の条件、さらには装置的に大掛りとなるため経済的な負担が大きく未だ決定的な考案がなされていない。
特開2000−257304号公報 特開2005−83180号公報
上記公知文献に示すように屋根の融雪装置に関しては、数多くの発明、考案が開発されているが、それぞれ長短があって決め手となる消雪・融雪手段がなく、これは前記するように、その年々の降雪量や気象の状況の違いによるものである。
考案者は、地域的な条件や気候の状況に関係なく、雪国全地方に適用する屋根の消雪・融雪装置を提供するものであって雨水や屋根からの融雪水を同時に利用すること、循環式であって、ボイラーを使用することによって能率よく屋根の消雪が行える。また降雪センサーを用いることによって降雪を素早く感知するため、ボイラーBの作動が早く温水を供
給することが可能であり、また降雪が止めば、ボイラーBは停止し、これと共に自動水抜弁(5)が開弁して屋根A上の散水パイプ(2)及び温水パイプ(4)内の水抜きを図り各パイプ内の凍結を防ぐ。
そして本考案の融雪装置は、雨水および融雪水の循環装置のため、これらの水は屋根A上から樋(6),(7)を通して貯水槽(1)に貯水されるため夏期にあっても貯水槽(1)の水は庭の水まきや清掃等に利用可能であり、さらに貯水槽(1)が満杯になれば溢水は沈澱桝(12)を通して側溝(13)に排水される。
上述のように本考案の屋根循環式の雪氷融解装置は降雪センサー、ボイラー、自動排水弁、貯水槽等により効果的に屋根の融雪が可能で循環式のため画期的な融雪効果が期待できる。
添付図面により本考案を実施するための最良の形態を説明すると、図1は(イ)図(ロ)図と以下2段に分割して示しているが、これは作図上の理由であって、(イ)図は本考案の循環式雪氷融解装置の屋根部分の図示であり、(ロ)図は同装置の屋根Aから下の地上の部分の図示である。従って(イ)図と(ロ)図は実際には図中の符号(4)の温水パイプ及び符合(7)の立樋の部分に示されている一点破線で示しているように接続して融雪装置として完成されている。
図1は(イ)図および(ロ)図と上下に別記してあるが、作図上の関係であって、例えば温水パイプ(4)と立樋(7)で接続して装置を形成している。
図について本考案を説明すると、貯水槽(1)に設けた揚水ポンプP1によってボイラーBに送水されて加温され温水パイプ(4)に設けた送水ポンプP2により屋根A上に送られて散水パイプ(2)によって散水されて雪が融雪される。
この散水パイプ(2)の特徴はパイプ(2)の先端に空気吸入弁(3)を設ける点にある。この空気吸入弁(3)を設けることによってパイプ内に送られて来た温水は、パイプ(2)に設けた散水孔(図示していない)から空気の抵抗なくスムーズに散水放出することができる。
そして、この散水孔は単なる注水用の孔でもよいが、屋根の構造によっては散水噴出口を取付けることも可能である。
この散水によって融雪水は雨樋(6)、立樋(7)を経て再び貯水槽(1)に戻り循環方式を採用している。この作動は屋根A上の降雪センサー(8)の感知によって行われる。また感知センサー(8)の降雪が止むと配電盤からの指令により自動排水弁(5)が作動して温水パイプ(4)内の残水が抜かれてパイプ内の氷結を防ぐことができる。
融雪水の外屋根A上に降った雨水も同様に樋・立樋を経て貯水槽(1)に流入するため貯水槽(1)には溢水パイプ(1)を設け、沈澱桝(12)を通過して側溝(12)に排出される構造となっている。
このように本考案の屋根循環式雪氷融解装置は、両樋(6)を温水が通るため軒先に発生するツララを融解するため軒端の破損も防止できるという相乗的効果もある。
さらに、本考案は降雪センサー(8)を使用して全自動の融雪装置としているが、降雪量の少ないときは手動に切換て稼動させることもできる。
前記のように本考案の屋根融雪装置は循環式であり、雨水と融雪水を利用でき、しかも降雪センターを用いることによって、ボイラーを使用することで効果的に融雪氷の効果が大きく、全国の雪国で利用される期待は大きい。
本考案の屋根循環式雪氷融解装置の全体を示す構造図
符号の説明
1 貯水槽
2 散水パイプ
3 空気吸入弁
4 温水パイプ
5 自動排水弁
6 樋
7 立樋
8 降雪センサー
10 ドレン管
11 溢水パイプ
12 沈澱桝
13 側溝
A 屋根
B ボイラー
P1 揚水ポンプ
P2 温水ポンプ

Claims (5)

  1. 貯水槽(1)に揚水ポンプP1を設けてボイラーBに送り、ボイラーBで加熱した温水をポンプP2を介して屋根A上に送ること、屋根A上に散水パイプ(2)を設け、該温水を散水し、融雪水を雨樋(6)、立樋(7)を通して貯水槽(1)に循環させることを特徴とした屋根循環式雪氷融解装置。
  2. 屋根A上に降雪センサー(8)を設け、該降雪センサー(8)の感知によって、ボイラーB及び揚水ポンプP1,P2を作動させ屋根A上の散水を促すことを特徴とした請求項1に記載の屋根循環式雪氷融解装置。
  3. 散水パイプ(2)の管端に空気吸入弁(3)を設けることを特徴とした請求項1に記載の屋根循環式雪氷融解装置。
  4. 自動排水弁(5)を設けることによって、運転停止時に散水パイプ(2)内の水をドレン管(10)を介して貯水槽(1)に排出することを特徴とした請求項1に記載の屋根循環式雪氷融解装置。
  5. 屋根A上から流出する融雪水又は雨水は貯水槽(1)で受け、貯水槽には溢流パイプ(11)を設け、沈澱桝(12)を介して側溝(13)に排出することを特徴とした請求項1に記載の屋根循環式雪氷融解装置。
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