JP3127120U - Ｇボール運動具セット - Google Patents

Abstract

【課題】 使用時に優れた安定効果を有するＧボール運動具セットを提供する。
【解決手段】 所定の弾性を有するＧボールと、内径が該Ｇボールの直径より小さい位置決めリングとを有するＧボール運動具セットであって、
該位置決めリングの断面形状が正六角形であると共に、該正六角形の各辺の連接箇所に滑り止めリブが設けられることを特徴とする。
【選択図】 図１

Description

本考案は、特に使用時に優れた安定効果を有するＧボール運動具セットに関するものである。

現代人は、毎日の生活が忙しく、又、生活空間も狭いため、運動不足により様々な病気にかかりやすい。故に多くの現代人は運動不足の問題を解決するために、様々な運動器具を購入し、自宅での運動を心掛けている。

又、構造がよリ簡単な運動具は、例えば台湾実用新案登録第Ｍ２５３３８３号や図６に示すようなＧボール運動具セットである。該Ｇボール（２０）は、弾性を有する柔軟な球体であり、浮き輪のような位置決めリング（２１）と一緒に使用する物である。使用時には、該Ｇボール（２０）を地面に置き、使用者がその上で横になった状態、或いは座った状態で動くことにより、腰痛や、背骨の矯正、筋力アップ、ダイエットの効果を提供できる。

しかしながら、前記Ｇボール（２０）と位置決めリング（２１）とを一緒に使用する場合、該位置決めリング（２１）は浮き輪のような構造、即ち図６に示すように、該位置決めリング（２１）の断面構造は円形であることから、地面との接触状態が、不安定な点接触であるので、使用者が該Ｇボール（２０）を使用する時、位置決めリング（２１）を所定の箇所に位置決めすることができない。このことから、該Ｇボール（２０）と位置決めリング（２１）の滑りにより、使用者が捻挫又は筋肉傷害などの運動傷害に遭ってしまう恐れがあった。

尚、図７に示すように、従来の位置決めリング（２１）に引張部材（１３）を設置する構造を有しないため、使用者は該引張部材（１３）のロープを位置決めリング（２１）に巻き回す必要があるので非常に不便であり、又、運動時、該引張部材（１３）が位置決めリング（２１）に対して摺動するので、安定性が優れない。

そこで、案出されたのが本考案であって、使用時に優れた安定効果を有するＧボール運動具セットを提供することを目的としている。

本願の請求項１の考案は、所定の弾性を有するＧボールと、内径が該Ｇボールの直径より小さい位置決めリングとを有するＧボール運動具セットであって、
該位置決めリングの断面形状は正六角形であると共に、該正六角形の各辺の連接箇所に滑り止めリブが設けられることを特徴とするＧボール運動具セット、を提供する。

本願の請求項２の考案は、前記位置決めリングの外側における対向する位置に一体形成に掛止リングが設けられ、該掛止リングに伸縮性を有する引張部材が設けられることを特徴とする請求項１に記載のＧボール運動具セット、を提供する。

本考案は上記の課題を解決するものであり、断面形状が正六角形である位置決めリングを有することにより、該位置決めリングと地面の接触状態は面接触となるので、該位置決めリングに置き込むＧボールを使用する際、優れた安定効果を得ることができる。

以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、下記実施例は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本考案の技術的範囲は、下記実施例そのものに何ら限定されるものではない。

図１は本考案に係るＧボール運動具セットの分解斜視図であり、図２は本考案に係るＧボール運動具セットの斜視図であり、図３は本考案に係るＧボール運動具セットの断面図であり、図４は本考案に係るＧボール運動具セットの使用状態を示す斜視図であり、図５は本考案に係るＧボール運動具セットの他の使用状態を示す斜視図である。

図１乃至図３に示すように、本考案に係るＧボール運動具セットは、所定の弾性を有するＧボール（１０）と、内径が該Ｇボール（１０）の直径より小さい位置決めリング（１１）とを有し、該位置決めリング（１１）の断面形状は正六角形であると共に、該正六角形の各辺の連接箇所に滑り止めリブ（１４）が設けられる。

前記位置決めリング（１１）は、軟性のプラスチック材からなると共に、内部に空気を注入できる中空な環状体であり、該位置決めリング（１１）に気体注入口（１５）が設けられ、本考案を使用しない時、該気体注入口（１５）を介して空気を押し出すことにより、該位置決めリング（１１）の体積を縮減することができる。

図３に示すように、本考案に係るＧボール運動具セットを設置する際、該Ｇボール（１０）を位置決めリング（１１）の内側に置き込むことにより、Ｇボール（１０）が所定の箇所で動かなくなる。

図４及び図５に示すように、本考案に係るＧボール運動具セットを使用する際、従来の構造と等しいため、詳細な使用方法を省略する。又、本考案に係るＧボール運動具セットの位置決めリング（１１）の外側における対向する位置に一体形成に掛止リング（１２）が設けられ、該掛止リング（１２）に伸縮性を有する引張部材（１３）が設けられ、使用者は手で該引張部材（１３）を引っ張ることにより、肩部や腕部の筋肉を伸ばして運動することができる。

本考案は上記の構成を有し、断面形状が多辺形である位置決めリングを有することにより、該位置決めリングと地面の接触状態は面接触となるので、該位置決めリングに置き込むＧボールを使用する際、優れた安定効果を得ることができる。

本考案に係るＧボール運動具セットの分解斜視図である。 本考案に係るＧボール運動具セットの斜視図である。 本考案に係るＧボール運動具セットの断面図である。 本考案に係るＧボール運動具セットの使用状態を示す斜視図である。 本考案に係るＧボール運動具セットの他の使用状態を示す斜視図である。 従来のＧボール運動具セットの断面図である。 従来のＧボール運動具セットに引張部材を設置する状態を示す断面図である

符号の説明

１０ Ｇボール
１１ 位置決めリング
１２ 掛止リング
１３ 引張部材
１４ 滑り止めリブ
１５ 気体注入口
２０ Ｇボール
２１ 位置決めリング

Claims (2)

1. 所定の弾性を有するＧボールと、内径が該Ｇボールの直径より小さい位置決めリングとを有するＧボール運動具セットであって、
   該位置決めリングの断面形状が正六角形であると共に、該正六角形の各辺の連接箇所に滑り止めリブが設けられることを特徴とするＧボール運動具セット。
2. 前記位置決めリングの外側における対向する位置に一体形成に掛止リングが設けられ、該掛止リングに伸縮性を有する引張部材が設けられることを特徴とする請求項１に記載のＧボール運動具セット。

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