JP3126769U - 振りかけ式包装袋 - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物の減少に応じて容積も減少する粉粒体用の袋状容器において、中身の粉体や粒体を振りかけ可能な構成を実現する。
【解決手段】粉体や粒体を包装する袋状の容器において、その開閉口より内側に閉鎖部を有し、この閉鎖部に1以上の孔を開けてある。この孔のサイズは任意である。このように、粉体や粒体を包装する袋状容器の開閉口より内側に閉鎖部を有し、この閉鎖部に1以上の孔を開けてあるため、開閉口を開けて、袋を逆さにすると、内容物は孔から落下する。小さな孔を多数開け、調味料などの粉体や粒体を入れておくと、粉体や粒体を振りかけることができて便利である。例えば飴玉などを入れる場合は、1個の飴玉より多少大きめの孔を1つ開けておくと、内部の飴玉がドサーッと一度に排出されることはなく、1個ずつ出すことができ、特に不器用な幼児や高齢者などに重宝される。
【選択図】 図4

Description

本考案は、粉粒体を包装する袋において、内部を振りかけ式にした構造に関する。
ご飯の振りかけや塩、砂糖、唐辛子、胡椒その他の粉状や粒状をした粉粒体を用いる場合、多数開けた小穴から振りかけて使用する場合が多い。実用新案登録第3030273 号に記載のように、通常の振りかけ式容器は、びんや缶などのキャップに多数の小穴を開けた構造が多い。これに対し、特開2002−128100号に記載のような開閉チャック付きの包装袋が普及している。
実用新案登録第3030273 特開2002−128100
ところが、前記のような缶やびんどの剛体の容器は嵩張るため、販売や運搬などの際に不便であり、また内容物を消費した後でも容器のサイズは減少せず、依然として嵩張るという不便が残る。内容物が減少して空間が増えると、内容物が湿気たり酸化したり、劣化しやすいという問題も生じる。これに対し、特許文献2のような、近年普及している袋状の容器は、重ねて保管したり運搬できるため、嵩張らないというメリットがある。内容物を使用して減少した場合は、内部の空間も減少するので、折り畳んだりすることによって、小形化できる。また、内部の空気を押し出してペシャンコにすれば、空気が残らないので、湿気たり酸化するのも防げる。ところが、このような袋状の容器は包装機能のみであって、粉粒体を振りかけ可能な製品が無いため、消費者にとって不便である。
本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、内容物の減少に応じて容積も減少する袋状の容器において、中身の粉体や粒体を振りかけ可能な構成を実現することにある。
本考案の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、粉体又は粒体を包装する袋状の容器において、その開閉口より内側に閉鎖部を有し、この閉鎖部に1以上の孔を開けてあることを特徴とする包装袋である。この孔のサイズは任意である。このように、粉体又は粒体を包装する袋状の容器において、その開閉口より内側に閉鎖部を有し、この閉鎖部に1以上の孔を開けてあるため、開閉口を開けて、袋を逆さにすると、内容物は孔から落下する。小さな孔を多数開けてある場合は、調味料などの粉体又は粒体を入れておくと、粉体又は粒体を振りかけることができて便利である。例えば飴玉などを入れる場合は、1個の飴玉より多少大きめの孔を1つ開けておくと、内部の飴玉がドサーッと一度に排出されることはなく、1個ずつ出すことができ、特に不器用な幼児や高齢者などに重宝される。
請求項2は、前記の閉鎖部に、振りかけ用の多数の小孔を開けてあることを特徴とする請求項1に記載の包装袋である。このように、前記の閉鎖部に振りかけ用の多数の小孔を開けてある場合は、前記のように、粉体又は粒体を入れておいて、振りかけて使用する場合に好適である。
請求項3は、前記の閉鎖部より外側に開閉用のチャック手段を設けてあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋である。このように、前記の閉鎖部より外側に開閉用のチャック手段を設けてあるため、チャック手段の外側の開閉口を開け放しにしてある場合でも、チャック手段を確実に閉じてチャックしておけば、孔付きの閉鎖部の内部に収納されている内容物が排出されるという問題が生じない。
請求項4は、前記の閉鎖部はマチ構造になっていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の包装袋である。このように、前記の閉鎖部はマチ構造になっているため、小孔から内容物を出して使用する場合は、マチ構造の閉鎖部が拡がるように、袋を外側に膨出させて逆さにすると、より多くの小孔から効果的に粉粒体を排出できる。
請求項5は、前記のマチ構造の閉鎖部は、二つ折りのシートの折り目側を前記の開閉口側に向けてあり、折り目の両側のそれぞれのシートと袋の内面との一体部は折り目側が凹状の円弧状になっていることを特徴とする請求項4に記載のに記載の包装袋である。一体化部は、接着剤による接着が適している。このように、前記のマチ構造の閉鎖部は、二つ折りのシートの折り目側を前記の開閉口側に向けてあり、折り目の両側のそれぞれのシートと袋内面との接着部は折り目側が凹状の円弧状になっているため、袋を外側に膨出させると、二つ折りのマチ部が拡がって、より多くの小孔が露出して、効果的に粉体や粒体を排出できる。また、逆さにして振りかける場合、二つ折りの折り目側が下向きとなるため、マチ部に残っている残り少ない粉粒体でも全部確実に排出させて使用できる。
請求項1のように、粉体又は粒体を包装する袋状の容器において、その開閉口より内側に閉鎖部を有し、この閉鎖部に1以上の孔を開けてあるため、開閉口を開けて、袋を逆さにすると、内容物は孔から落下する。小さな孔を多数開けてある場合は、調味料などの粉体又は粒体を入れておくと、粉体又は粒体を振りかけることができて便利である。例えば飴玉などを入れる場合は、1個の飴玉より多少大きめの孔を1つ開けておくと、内部の飴玉が一度に排出されることはなく、1個ずつ出すことができる。
請求項2のように、前記の閉鎖部に振りかけ用の多数の小孔を開けてある場合は、前記のように、粉体や粒体を入れておいて、振りかけて使用する場合に好適である。
請求項3のように、前記の閉鎖部より外側に開閉用のチャック手段を設けてあるため、チャック手段の外側の開閉口を開け放しにしてある場合でも、チャック手段を確実に閉じてチャックしておけば、孔付きの閉鎖部の内部に収納されている内容物が排出されるという問題が生じない。内容物が湿気たり、酸化するのも抑制できる。
請求項4のように、前記の閉鎖部はマチ構造になっているため、小孔から内容物を出して使用する場合は、マチ構造の閉鎖部が拡がるように、袋を外側に膨出させて逆さにすると、より多くの小孔から効果的に粉粒体を排出できる。
請求項5のように、前記のマチ構造の閉鎖部は、二つ折りのシートの折り目側を前記の開閉口側に向けてあり、折り目の両側のそれぞれのシートと袋内面との接着部は折り目側が凹状の円弧状になっているため、袋を外側に膨出させると、二つ折りのマチ部が拡がって、より多くの小孔が露出して、効果的に粉体や粒体を排出できる。また、逆さにして振りかける場合、二つ折りの折り目側が下向きとなるため、マチ部に残っている残り少ない粉粒体でも全部確実に排出させて使い切ることができる。
次に本考案による振りかけ式包装袋が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本考案による包装袋の正面図で、例えば長方形状の袋1において、破線2は接着による密閉部で、破線Cの位置でカットすると、開閉口が開いて、内容物を排出可能となる。密閉部2の内側にチャック部3が有り、その内側にマチ部mがあり、4はマチ部mの折り目、凹円弧状部5は、マチ部mの袋内面への接着部である。
袋1は通常、表側のシートと裏側のシートを重ねて、各部を接着して一体化することによって袋状に構成されているが、図2は、この表側のシートを剥離した状態を正面図で示してある。外周6の左右と上下は、シールのために接着剤で接着した部分で、上端の接着部61の内側にチャック部3が、その内側にマチ部mが位置している。4はマチ部の折り目、5はマチ部の袋内面との接着面で、凹円弧状である。マチ部mには、多数の小孔hを開けてある。
この袋を図1の中心A−A位置で断面にして端面図で示すと、図3のようになる。この袋1は、内容物を封入する前の状態で、上端の接着部61の内側にチャック部3が、その内側に、多数の小孔hの開いたマチ部mが位置している。4はマチ部の折り目、5はマチ部の袋内面との接着面で、凹円弧状である。袋1の下端は開口しており、この開口7から粉粒体などの内容物を挿入してから、開口7を接着して密封すると、図4のようになる。
図4のように、内容物8が封入されている状態では、粉粒体などの内容物8によって袋1は膨らんでおり、上端の封止部61とチャック部3との間の鎖線c位置でカットし、封止部61側を切除すると、チャック部3によって、袋1の開口の開閉が可能となる。内容物8の使用に際して、チャック部3を開けると、図5の状態となる。この状態で袋1を逆さにし、チャック部3側を下にして袋1を振ると、内容物8の粉粒体が多数の小孔hから分散状態で排出される。したがって、内容物8が粉粒体の調味料やご飯の振りかけなどの場合は、袋1を逆さにして振るだけで、分散状態に振りかけることができて便利である。
内容物8入りの袋1は、通常の市販の状態の袋であって、内部には販売する製品が入っているので、購入して来てただちに振りかけ使用できる。袋1には、ご飯の振りかけや塩、砂糖、唐辛子、胡椒その他の粉状や粒状をした粉粒体の製品が入っている。マチ部mは、図3、図4のように、多数の小孔h…の開いたシートを二つ折りにしてある。そして、その折り目4が前記の開閉口やチャック部3側に向けてあり、折り目の両側のそれぞれのシートm1、m2の下端62側、すなわちチャック部3とは反対側は、図2のように、円弧状接着位置5で袋内面に接着して一体化されており、しかも、チャックや折り目4側が凹状の円弧状になっている。凹状円弧部5の最大半径はdである。
その結果、逆さにして振る場合に、折り目4側が下向きとなり、中心部A−A位置を断面にすると、マチ部mがV字状となるため、袋が効果的に膨出できると共に袋中の内容物が残り少なくなった場合でも、このマチ部mに溜まるので、全部効果的に排出させて使い切ることができる。なお、チャック部3を開けた状態でも、マチ部mで閉鎖された状態にあるので、内容物8が一度にドサーッと出る危険はない。前記のように、袋1を膨出させて、V字状のマチ部mを最大限まで拡げた状態の直径は、ほぼ2dとなる。
内容物を使用したら、その都度、袋1を外から押して、内部の空気を押し出してからチャック部3を閉めると、内容物が湿気たり酸化するのを効果的に防止でき、品質が劣化したり、味覚が低下するのを防げる。
以上は内容物8が粉粒体の例であるが、例えば飴玉などのような塊状の場合は、粉粒体用小孔hではなく、図5に鎖線9で示すように、内容物の塊より幾分大きめの孔9を一つだけ開けておくと便利である。その結果、袋を逆さにした際に飴玉などがドサーッと出ることはなく、1個ずつ出ることになり、幼児や高齢者などのように不器用な出し方をした場合でも安心である。
以上のように、市販の各種の粉粒体入りの袋において、粉粒体が出る程度の小孔の開いたマチ部が開閉口より内側に設けて閉鎖してあるで、チャック部を開けて開閉口を開け、逆さにして振ると、調味料などの粉粒体を振りかけることができ、市販の販売用や保管用の袋をそのまま振りかけ用として兼用できて便利である。
本考案による包装袋の正面図である。 表側のシートを剥離した状態を示す正面図である。 図1のA−A断面端面図である。 内容物が入っている状態のA−A断面端面図である。 チャックを開けた状態のマチ部の斜視図である。
符号の説明
1 袋
2 接着による密閉部
C 切除位置
3 チャック部
4 マチ部の折り目
5 凹円弧状の接着部
6 外周の接着部(封止部)
7 内容物挿入用の開口
8 内容物
9 塊排出用の孔

Claims (5)

  1. 粉体又は粒体を包装する袋状の容器において、その開閉口より内側に閉鎖部を有し、この閉鎖部に1以上の孔を開けてあることを特徴とする包装袋。
  2. 前記の閉鎖部に、振りかけ用の多数の小孔を開けてあることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記の閉鎖部より外側に開閉用のチャック手段を設けてあることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記の閉鎖部はマチ構造になっていることを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3に記載の包装袋。
  5. 前記のマチ構造の閉鎖部は、二つ折りのシートの折り目側を前記の開閉口側に向けてあり、折り目の両側のそれぞれのシートと袋の内面との一体部は折り目側が凹状の円弧状になっていることを特徴とする請求項4に記載の包装袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010111398A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Showa Marutsutsu Co Ltd 混合用袋

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