JP3126295U - 可動式体重測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コスト高を招来することなく、ベッドに寝かせたままで体重を測定できるようにした可動式体重測定装置を提供する。
【解決手段】 架台(11)にXリンク機構(13)を搭載し、Xリンク機構の上端に載置テーブル(14)を設け、載置テーブル上に電子体重計(15)の荷重測定部(15A)を搭載する。架台をベッド(30)の下側に差し込み、位置決め部(20)で位置決めした後、ペダル(18C)を踏み込み、油圧ジャッキ(18)に油圧を供給し、Xリンク機構を作動させて載置テーブルを上昇させ、ベッドが持ち上げられた時に荷重測定部でベッドの荷重を受け、該荷重から被測定者の体重を求めて表示部に表示する。
【選択図】 図1

Description

本考案は可動式体重測定装置に関し、特にコスト高を招来することなく、ベッドに寝かせたままで体重を測定できるようにした装置に関する。
平成17年10月に介護保険制度が改正され、栄養ケアマネージメント制度が導入されたことに伴い、介護施設の入居者について月1回体重を測定しなければ介護保険の適用が認められなくなった。そのため、自力で動けない、いわゆる寝たきりの患者についても体重を毎月測定することが必要となった。
従来より、ロードセル、歪みゲージ、圧電素子などを用いて電子体重計を構成し、電子体重計をベッドに組み込み、ベッドに横臥したままで被測定者の体重を測定できるようにした体重計付きベッドが種々提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4)表2003−528307号公報)。
特開2005−300368号公報 特表2003−528307号公報 特公平02−10366号公報 実用新案登録第3063677号公報
しかし、従来の体重計付きベッドでは予め電子体重計を組み込んでベッドを製作するか、又は後付けできるように製作した電子体重計をベッドに組み込むようにしているので、コストが高く、多数の体重計付きのベッドを採用することは難しいのが実情である。
そのため、介護者が寝たきりの患者を抱えて体重計に載せ、測定後に再び抱えてベッドに戻すという作業を行っていたが、介護者の負担が非常に大きい。
本考案はかかる問題点に鑑み、コスト高を招来することなく、ベッドに寝かせたままで体重を測定できるようにした可動式体重測定装置を提供することを課題とする。
そこで、本考案に係る可動式体重測定装置は、測定時にベッドの下側に差し込まれ、被測定者をベッドに寝かせたままで体重を測定できるようにした可動式体重測定装置であって、底部にキャスターが設けられ、ハンドルを手で押し引きすることによって移動されてベッドの下側に差し込まれ得る架台と、該架台に搭載され、開閉可能に構成され、リンク上端に載置テーブルが設けられたXリンク機構と、ペダルが踏み込まれることによって油圧が供給されてラムが伸長され、上記Xリンク機構を縦長に開くことによって上記載置テーブルを上昇させる油圧ジャッキと、被測定者が荷重測定部に載ることによって体重を測定し表示部に表示する電子体重計であって、荷重測定部が上記載置テーブル上に搭載され、上記油圧ジャッキによって上記載置テーブルが上昇されて上記ベッドが持ち上げられた時に上記荷重測定部で上記ベッドの荷重を受け、該荷重から被測定者の体重を求めて表示部に表示するように構成された上記電子体重計と、上記架台に設けられ、上記架台を上記ベッドの下側に差し込む際に該ベッドに対して位置決めするための位置決め部と、を備えたことを特徴とする。
本考案の主たる特徴はキャスター付き架台にXリンク機構と載置テーブルとを搭載して載置テーブルを昇降可能に構成し、被測定者が載って体重を測定するタイプの電子体重計の荷重測定部を載置テーブルに載せ、架台をベッドの下側に差し込み、油圧ジャッキによって載置テーブルを上昇させてベッドを持ち上げ、荷重測定部でベッドの荷重を受け、その荷重から体重を求める、具体的にはその荷重から予め求めておいたベッドの重量を減算することによって体重を求めるようにした点にある。
これにより、Xリンク機構と油圧ジャッキを備えた手押し式架台と、市販の電子体重計によって体重測定装置を安価に構成することができる。この場合、電子体重計の表示部は荷重測定部から離れて設けるのがよい。
また、手押し式架台を体重を測定すべき被測定者のベッドの下側に差し込み、ペダルを踏み込んで油圧ジャッキを作動させてベッドの荷重を受け、荷重から被測定者の体重を求めるようにしたので、高価な電子体重計を組み込んだ高価なベッドあるいは後付けに製作された高価な電子体重計を採用する必要がない。
また、被測定者をベッドに寝かせたままで体重を正確に測定する上で、荷重測定部とベッドとは相互に正確に位置合わせする必要がある。そこで、位置決め部をベッドの側面に形成されたマークと位置合わせすることによって架台をベッドに対して位置決めするのがよい。位置決め部は例えば起立させた位置決めバーを採用することができる。
被測定者が荷重測定部に載って体重を測定するタイプの電子体重計は荷重測定部が比較的小さく、被測定者を含むベッドの重心の位置を荷重測定部の所定の位置に合わせることが難しい。そこで、荷重測定部の上に平板を搭載し、平板でベッド底面を受けるように構成するのがよい。
電子体重計はロードセル、歪みゲージ、圧電素子などを用いて体重を測定するものであれば特に限定されない。油圧ジャッキはペダルの踏み込みによって油圧を供給してラムを伸長させるものであれば特に構造や形式は限定されない。
以下、本考案を具体例に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本考案に係る可動式体重測定装置の好ましい実施形態を示す。図において、体重測定装置10は四角形状のベースフレーム11(架台)を含み、ベースフレーム11の四隅にはキャスター11Aが取付けられている。
ベースフレーム11の一方の側面中央にはパイプ製の台車12の先端が連結され、台車12には逆U字状のハンドル12Aが取付けられ、台車12にはキャスター12Bが取付けられている。
また、ベースフレーム11にはXリンク機構13が搭載されている。このXリンク機構13ではベースフレーム11の両側部内面にガイド溝11Bが凹設され、該ガイド溝11B内にはピン13Aがスライド自在に遊嵌され、ピン13AはXリンク12の一方のリンクの下端に取付けられ、他方のリンクの下端はベースフレーム11の端部に回転可能に取付けられている。
また、Xリンク13Aの上端には載置テーブル14が搭載されている。この載置テーブル14の周縁にはフランジが下方に形成され、フランジの両側部内面にはガイド溝14Aが凹設され、ガイド溝14Aにはピン13Dがスライド自在に遊嵌され、ピン13DはXリング13Aの一方のリンクの上端に取付けられ、他方のリンクの上端はフランジの内面に回転可能に取付けられている。
載置テーブル14上の一側部には電子体重計15の荷重測定部15Aが搭載されるとともに、他側部には受け部材16が搭載され、ゴムなどの弾性部材を用いて荷重測定部15Aと同じ高さに形成されている。
この荷重測定部15A及び受け部材16の上には底面が開口された函体(平板)17が被せられ、函体17がベッドの底面を受けるようになっている。
また、Xリンク機構13Aの連結軸13Eには油圧ジャッキ18のラム18Bの先端が回転可能に連結され、油圧ジャッキ18には油圧ホース18Cによって油圧ポンプ18Aが接続され、油圧ポンプ18Aにはペダル18Cとリリーフレバー(図示せず)が設けられている。
ペダル18Cを繰り返し踏み込むことによって油圧ジャッキ18に油圧が供給されてラム18Bが伸び、Xリンク機構13を縦長に開くことによって載置テーブル14を上昇させる一方、リリーフレバーを操作することによって油圧ジャッキ18の油圧が油圧ポンプ18Aに戻されてXリンク機構13が横長に開かれて載置テーブル14を下降されるようになっている。
また、油圧ポンプ18Aのケース上には電子体重計15の表示部15Bが搭載され、又電子体重計15内のメモリ15Dには患者の寝ていない空のベッドの重さが予め測定されて記憶されており、荷重測定部15Aでベッドの荷重が測定されると、演算処理部15Cでその測定値から空のベッドの重さが減算されることによって患者の体重が求められ、表示部15Bに表示されるようになっている。
さらに、台車12には位置決め棒(位置決め部)20が載置テーブル14の長手方向の中央に対応する位置に立設され、位置決め棒20をベッド側面中央に形成されたマークと合わせることによって載置テーブル14を位置決めするようになっている。
寝たきりの患者の体重を測定する場合、ベッド30の側面フレームの中央には予めマークを入れておく。台車12のハンドル12Aを持って台車12を押し引きしながらベースフレーム11をベッド30の下側に差し込み、位置決め棒20とベッド30の側面のマークを合わせると、ベースフレーム11とベッド30とを相互に所定の位置に位置決めすることができる。
次に、油圧ジャッキ18のペダル18Cを足で繰り返し踏み込むと、油圧ポンプ18Aから油圧ジャッキ18に油圧が供給され、ラム18Bが伸び、Xリンク13Aが縦長に開き、載置テーブル14が上昇され、函体17がベッド20の底面に押しつけられ、ベッド30がフロアから浮くと、電子体重計15の荷重測定部15Aにベッド30の全荷重が加わるので、その重さが測定され、測定結果は演算処理部15Cに出力される。
電子体重計15のメモリ15Dには測定すべき患者毎に空のベッド30の重さが予め測定されて記憶されており、表示部15Bの入力ボタンでベッド30を指示すると、空のベッド30の重さがメモリ15Dから読み出されて演算処理部15Cに入力され、演算処理部15Cでは測定されたベッド30の全荷重から空のベッド30の重さを減算し、これが患者の体重として表示部15Bに表示される。
こうして体重の測定が済むと、油圧ポンプ18Aのリリーフレバーを操作し、油圧ジャッキ18の油圧を解放すると、Xリンク機構13が横長に開き、載置テーブル14がベースフレーム11上に重なるように下降するので、後はハンドル12Aを持って台車12及びベースフレーム11を移動させればよい。
以上のように、Xリンク機構13と油圧ジャッキ18を備えた手押し式台車12と、市販の電子体重計15によって体重測定装置を安価に構成することができる。
また、介護者が寝たきりの患者を抱える必要がないので、看護者の負担を大幅に軽減できる。
本考案に係る可動式体重測定装置の好ましい実施形態を示す概略構成図である。 上記実施形態の構造例を示す斜視図である。 上記実施形態の使用方法を示す図である。 上記実施形態の使用方法を示す図である。 上記実施形態における電子体重計の構成例を示す図である。
符号の説明
10 可動式体重測定装置
11 ベースフレーム(架台)
12 台車
12A ハンドル
13 Xリンク機構
13A Xリンク
14 載置テーブル
15 電子体重計
15A 荷重測定部
15B 表示部
17 函体(平板)
18 油圧ジャッキ
18A 油圧ポンプ
18B ラム
18C ペダル
20 位置決め棒(位置決め部)

Claims (4)

  1. 測定時にベッドの下側に差し込まれ、被測定者をベッドに寝かせたままで体重を測定できるようにした可動式体重測定装置であって、
    底部にキャスターが設けられ、ハンドルを手で押し引きすることによって移動されてベッドの下側に差し込まれ得る架台と、
    該架台に搭載され、開閉可能に構成され、リンク上端に載置テーブルが設けられたXリンク機構と、
    ペダルが踏み込まれることによって油圧が供給されてラムが伸長され、上記Xリンク機構を縦長に開くことによって上記載置テーブルを上昇させる油圧ジャッキと、
    被測定者が荷重測定部に載ることによって体重を測定し表示部に表示する電子体重計であって、荷重測定部が上記載置テーブル上に搭載され、上記油圧ジャッキによって上記載置テーブルが上昇されて上記ベッドが持ち上げられた時に上記荷重測定部で上記ベッドの荷重を受け、該荷重から被測定者の体重を求めて表示部に表示するように構成された上記電子体重計と、
    上記架台に設けられ、上記架台を上記ベッドの下側に差し込む際に該ベッドに対して位置決めするための位置決め部と、
    を備えたことを特徴とする可動式体重測定装置。
  2. 上記位置決め部は上記ベッドの側面に形成されたマークと位置合わせされることによって上記架台をベッドに対して位置決めするようになっている請求項1記載の可動式体重測定装置。
  3. 上記荷重測定部の上に平板が搭載され、該平板でベッド底面を受けて荷重測定部に伝えるようになっている請求項1記載の可動式体重測定装置。
  4. 上記電子体重計の表示部が荷重測定部から離れて設けられている請求項1記載の可動式体重測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101397099B1 (ko) * 2012-10-12 2014-05-19 주식회사 카스이앤씨 이동형 리프트저울

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