JP3126220U - 燃え残り線香屑除去具 - Google Patents

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Abstract

【課題】線香立ての灰内部の燃え残り線香屑を、簡易な操作で周囲を汚さずに効率良く取出すことができる燃え残り線香屑除去具を提供する。
【解決手段】先端が開放した複数の棒状体2を所定間隔離間して列設される櫛部4を構成し、上記櫛部4の先端を上方に折曲して折曲係止部5が形成され、櫛部4の後方に柄部6を延設して該柄部6の後端に把持部8が形成されて成り、上記把持部8を摘んで上記櫛部4を線香立て10に充填されている灰12内部に挿入し、これを掻き上げることで上記灰12内部から燃え残り線香屑15を折曲係止部5に係止して取出すようにした。
【選択図】 図3

Description

本考案は、線香立ての内部に貯まった燃え残り線香屑除去具の改良に関する。
従来より、線香の焼香時に仏壇や墓石等に使用される線香立ては、焼香した後に線香立ての内部に多数の燃え残りの線香屑が貯まり、特に墓石に設置されている線香立て用の穴や筒体は、深く細い形状で形成されていることから燃え滓が直ぐに貯まるため、底に貯まった燃え残り線香屑が邪魔になって線香が立て難い問題を有していた。
このような燃え残り線香屑を線香立てから除去する除去具として、墓石の線香立て用の穴や筒体内の底面に挿脱可能な底台に上記穴や筒体の深さより長い支軸を設け、この支軸上端に取付けられた取っ手を摘んで上記底台上に載置された燃え残り線香屑を取り出すようにした線香除去具が提案されている(特許文献1参照)。
また、別の線香除去具として、板金を打ち抜いて支柱となる八手状に展開して、墓石の線香立て用の穴や筒体内に挿入可能な円形の底板の周囲に複数の支柱(八手)を放射状に等配し、上記複数の支柱を底板に対し垂直に折曲して立上げ、各支柱上端に設けた取っ手部を摘んで上記底板上に載置された燃え残り線香屑を取り出すようにした線香除去具が提案されている(特許文献2参照)。
一方、葬儀場や一般家庭の仏壇などで使用される線香立てとして、円形筒体や角型で構成されたやや大型の線香立て用として、十能に類似した形状で角型に開口した底部に張設したメッシュの荒い網で灰をふるい落し、上記網上に残った燃え残り線香屑を取出すようにした線香除去具も提案されている(特許文献3参照)。
特開平11−311044号公報 実用新案登録第3091187号公報 意匠登録第1178062号公報
ところで、特許文献1及び2に係る線香屑除去具では、墓石の線香立てとして比較的小型に形成された穴や筒体内に予め線香屑除去具を挿入して用いられるもので、使用後に線香屑除去具を引出すことで少数の燃え残り線香屑を取出すことができるが、葬儀場や一般家庭の仏壇などの線香立て用として使用するには内部に灰が充填されるため、灰内部の燃え残りの線香屑を取出す際に多量の灰も同時に取出されてしまうため灰が外側にこぼれて線香立ての周囲を汚してしまう問題を有していた。
また、特許文献3に示されるような葬儀場や一般家庭の仏壇などで使用される比較的大型の線香立てに使用される線香除去具では、多量の灰も同時に取出されてしまうため線香立て上面で灰をふるい落とす際に上記線香立ての外側に飛び散った灰で線香立ての周囲が汚される問題を有していた。
本考案は、このような要望に着目してなされたもので、線香立ての灰内部の燃え残り線香屑を、簡易な操作で周囲を汚さずに効率良く取出すことができる燃え残り線香屑除去具を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本考案の請求項1に記載の燃え残り線香屑除去具は、焼香時に線香などを立てて使用する線香立て内の燃え残り線香屑を除去する燃え残り線香屑除去具1であって、上記燃え残り線香屑除去具1は、先端が開放した複数の棒状体2を所定間隔離間して列設される櫛部4を構成し、上記櫛部4の先端を上方に折曲して折曲係止部5が形成され、上記櫛部4の後方に柄部6を延設して該柄部6の後端に把持部8が形成されて成り、上記把持部8を摘んで上記櫛部4を線香立て10に充填されている灰12内部に挿入し、これを掻き上げることで上記灰12内部から燃え残り線香屑15を上記折曲係止部5に係止して取出すようにしたことを特徴とする燃え残り線香屑除去具である。
上記の燃え残り線香屑除去具によれば、把持部8を摘んで櫛部4を線香立て10の灰12内部に挿入し、これを掻き上げることで上記灰12内部に残されている燃え残り線香屑15が上記櫛部4ないし折曲係止部5に係止されるとともに、灰12は所定間隔離間した複数の棒状体2の隙間から線香立て10内に落下し、燃え残り線香屑15が外部に取出される。
本考案の請求項2に記載の燃え残り線香屑除去具は、上記複数の棒状体2から成る櫛部4、及びその先端を上方に折曲した折曲係止部5、ないし上記櫛部4後方に延設した柄部6、及び該柄部6後端の把持部8が薄板状ステンレス鋼鈑で形成され、上記複数の棒状体2から成る櫛部4ないし柄部6及び把持部8をプレス機械により平板状に打抜き後、上記折曲係止部5を折り曲げ加工により形成されるようにしたことを特徴とする燃え残り線香屑除去具である。
上記の燃え残り線香屑除去具によれば、薄板状ステンレス鋼鈑を用いて上記櫛部4ないし柄部6及び把持部8がプレス機械により打抜きならびに折り曲げ加工からなる少ない工程で量産される。
本考案は以下の効果を奏する。
請求項1に記載の考案によれば、線香立てに充填されている灰内部から複数の棒状体から成る櫛部を掻き上げる際に、上記灰内部に残されている燃え残り線香屑が上記櫛部ないし折曲係止部に係止されて外部に取出され、同時に灰が線香立て内部に落下するので、上記灰内部に残されている燃え残り線香屑を、簡易な操作で周囲を汚さずに効率良く取出すことができる。
請求項2に記載の考案によれば、薄板状ステンレス鋼鈑を用いて上記複数の棒状体から成る櫛部ないし柄部及び把持部がプレス機械により打抜きならびに折り曲げ加工からなる少ない工程で量産されるので、長期的に美観が維持され、安価で丈夫な燃え残り線香屑除去具を提供できる。
本考案の実施例を以下に説明する。
図1には、本考案の一実施例が示されている。図1は実施例に係る燃え残り線香屑除去具の斜視図、図2は線香立ての斜視図である。
図1において、1は燃え残り線香屑除去具であって、この燃え残り線香屑除去具1は、先端が開放した複数の棒状体2を所定間隔離間して列設して成る櫛部4と、その先端を上方に折曲した折曲係止部5と、上記櫛部の後方に延設した柄部6と、この柄部6の後端に形成された把持部8から構成されている。
そして、 上記複数の棒状体2から成る櫛部4、及びその先端を上方に折曲した折曲係止部5、ないし上記櫛部4後方に延設した柄部6、及び該柄部6後端の把持部8は、薄板状ステンレス鋼鈑を図示しないプレス機械により平板状に打抜き後、上記折曲係止部5は折り曲げ加工により形成されている。
図2において、10は一般家庭の仏壇等において使用されている線香立てであって、この線香立て10は、有底円筒状に形成されたもので内部には灰12が充填されている。使用時には、線香立て10内部の灰に下端を差込んで立設した線香14が焼香される。焼香が進むと線香14は燃え尽きて灰12の内部に差込まれている線香14の下端部が後述する燃え残り線香屑として残る。
これが長期的に継続して使用されたり、法要などで一気に多量の線香14が使用されると、多量の短い燃え残り線香屑が線香立て10の灰12の内部に残る。
次に、本考案の燃え残り線香屑除去具の使用例に付き説明する。図3は、燃え残り線香屑除去具の使用例を示す説明図である。
図3において、燃え残り線香屑除去具1の把持部8を摘んで櫛部4を線香立て10の灰12内部に挿入し、これを掻き上げることで上記灰12内部に残されている燃え残り線香屑15が上記櫛部4ないし折曲係止部5に係止されるとともに、灰12は所定間隔離間した複数の棒状体2の隙間から線香立て10内に落下し、燃え残り線香屑15が外部に取出される。
このように、線香立て10に充填されている灰12の内部から複数の棒状体2で構成される櫛部4を掻き上げる際に、上記灰12内部に残されている燃え残り線香屑15が上記櫛部4ないし折曲係止部5に係止されて外部に取出され、同時に灰12が上記棒状体2の隙間から容易に線香立て10内部に落下するので、上記灰12内部に残されている燃え残り線香屑15を、簡易な操作で周囲を汚さずに効率良く取出すことができる。
また、薄板状ステンレス鋼鈑を用いて複数の棒状体2から成る櫛部4ないし柄部6及び把持部8が、プレス機械により打抜きならびに折り曲げ加工からなる少ない工程で量産されるので、長期的に美観が維持され安価で丈夫な燃え残り線香屑除去具を提供することができる。
図4は横長角型線香立ての使用例を示す線香立ての斜視図である。図4において、11は横長角型の線香立てであって、この横長角型線香立て11は、葬儀場などで使用されるやや大型の線香立て11であって、焼香時に一度に多量の線香14を立てることができるようになっているため、灰12の内部にも多量の燃え残り線香屑15が残る。
図5(a)〜(c)は、上記横長角型の線香立ての灰内部に残った多量の燃え残り線香屑を取出す燃え残り線香屑除去具の使用例を示す説明図である。
図5(a)に示すように、焼香が済むと横長角型の線香立て11の灰12の内部には多量の燃え残り線香屑15が残される。そこで、図5(b)において、燃え残り線香屑除去具1を使用して複数の棒状体2から成る櫛部4の先端が上記線香立て11の底部に当接するまで灰12の内部に挿入し、上記櫛部4を前方に移動することで灰12内部に残っている多量の燃え残り線香屑15が折曲係止部5に係止されて上方に掻き上げられる。
次いで、図5(c)において、燃え残り線香屑除去具1を上記線香立て11の灰12上面に掻き上げると、燃え残り線香屑15が上記櫛部4ないし折曲係止部5に係止されて外部に取出され、同時に灰12は複数の棒状体2間の隙間から線香立て10内部にふるい落される。
なお、上記実施形態では、線香屑除去具の柄部6は直線状に形成されているが、スプーンのように後方に湾曲して形成することもでき、これにより操作性を容易にすることができる。
本考案の実施例に係る燃え残り線香屑除去具の斜視図である。 線香立ての斜視図である。 燃え残り線香屑除去具の使用例を示す説明図である。 横長角型線香立ての使用例を示す線香立ての斜視図である。 (a)〜(c)は、上記横長角型の線香立ての灰内部に残った多量の燃え残り線香屑を取出す燃え残り線香屑除去具の使用例を示す説明図である。
符号の説明
1 線香屑除去具
2 棒状体
4 櫛部
5 折曲係止部
6 柄部
8 把持部
10,11 線香立て
12 灰
14 線香
15 燃え残り線香屑

Claims (2)

  1. 焼香時に線香などを立てて使用する線香立て内の燃え残り線香屑を除去する燃え残り線香屑除去具1であって、
    上記燃え残り線香屑除去具1は、先端が開放した複数の棒状体2を所定間隔離間して列設される櫛部4を構成し、上記櫛部4の先端を上方に折曲して折曲係止部5が形成され、上記櫛部4の後方に柄部6を延設して該柄部6の後端に把持部8が形成されて成り、
    上記把持部8を摘んで上記櫛部4を線香立て10に充填されている灰12内部に挿入し、これを掻き上げることで上記灰12内部から燃え残り線香屑15を上記折曲係止部5に係止して取出すようにしたことを特徴とする燃え残り線香屑除去具。
  2. 上記複数の棒状体2から成る櫛部4、及びその先端を上方に折曲した折曲係止部5、ないし上記櫛部4後方に延設した柄部6、及び該柄部6後端の把持部8が薄板状ステンレス鋼鈑で形成され、上記複数の棒状体2から成る櫛部4ないし柄部6及び把持部8をプレス機械により平板状に打抜き後、上記折曲係止部5を折り曲げ加工により形成されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の燃え残り線香屑除去具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107159662A (zh) * 2017-06-18 2017-09-15 王涛 一种清理香灰炉内未燃尽香灰根的香灰耙

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