JP3126219B2 - 周波数計測装置 - Google Patents
周波数計測装置Info
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- JP3126219B2 JP3126219B2 JP04154144A JP15414492A JP3126219B2 JP 3126219 B2 JP3126219 B2 JP 3126219B2 JP 04154144 A JP04154144 A JP 04154144A JP 15414492 A JP15414492 A JP 15414492A JP 3126219 B2 JP3126219 B2 JP 3126219B2
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- Japan
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- Measuring Frequencies, Analyzing Spectra (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯型マルチデジタル
メータ等に装備される周波数計測装置に係るものであっ
て、特に被測定信号の周期を計測して周波数を計算する
周波数計測装置に関するものである。
メータ等に装備される周波数計測装置に係るものであっ
て、特に被測定信号の周期を計測して周波数を計算する
周波数計測装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の周波数計測装置の機能ブロックを
図２に示す。この装置では、入力端子１に入力する周波
数Ｆの被測定信号の周期Ｔを基準周波数パルスでカウン
トする周期カウント部２、ここで得た周期Ｔを、Ｆ＝１
／Ｔから周波数換算する周波数換算部３、被測定信号の
周波数Ｆを基準時間内のパルス数としてカウントする周
波数カウント部４とを設け被測定信号の周波数Ｆが１Ｋ
Ｈｚ未満のときは、周波数換算部３で得られた信号をセ
レクタ５で選択して表示回路６に送りＬＣＤ等の表示器
７で表示し、また１ＫＨｚ以上のときはセレクタ５で周
波数カウント部４で得られた信号を選択して同様に処理
することが行われる。
図２に示す。この装置では、入力端子１に入力する周波
数Ｆの被測定信号の周期Ｔを基準周波数パルスでカウン
トする周期カウント部２、ここで得た周期Ｔを、Ｆ＝１
／Ｔから周波数換算する周波数換算部３、被測定信号の
周波数Ｆを基準時間内のパルス数としてカウントする周
波数カウント部４とを設け被測定信号の周波数Ｆが１Ｋ
Ｈｚ未満のときは、周波数換算部３で得られた信号をセ
レクタ５で選択して表示回路６に送りＬＣＤ等の表示器
７で表示し、また１ＫＨｚ以上のときはセレクタ５で周
波数カウント部４で得られた信号を選択して同様に処理
することが行われる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
周波数の大きさによって、周波数の値を得るための計測
方法が異なっていたので、計測後のデータ処理や表示の
ための処理が複雑になり、例えばマイクロコンピュータ
にて制御する場合、制御プログラムが大きくなる等の問
題があった。
周波数の大きさによって、周波数の値を得るための計測
方法が異なっていたので、計測後のデータ処理や表示の
ための処理が複雑になり、例えばマイクロコンピュータ
にて制御する場合、制御プログラムが大きくなる等の問
題があった。
【０００４】本発明の目的は、周波数の大小に拘らず、
周期の測定によって周波数計測を行うことにより、装置
全体を制御するマイクロコンピュータのプログラムステ
ップ数の増加を防止した周波数計測装置を提供すること
である。
周期の測定によって周波数計測を行うことにより、装置
全体を制御するマイクロコンピュータのプログラムステ
ップ数の増加を防止した周波数計測装置を提供すること
である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このため本発明の周波数
測定装置は、被測定信号を入力してその周期を所定の分
周比で分周し、被測定周期を得る周期制御部と、該被測
定周期の間、第１基準周波数のパルスをカウントして第
１カウント値を得る第１カウンタと、上記分周比に比例
する第２基準周波数のパルスを基準周期の間カウントし
て上記第１カウント値のカウント毎にパルスを出力する
プログラム分周器と、該プログラム分周器の出力パルス
をカウントする第２カウンタとからなり、該第２カウン
タのカウント値から上記被測定信号の周波数を得るよう
に構成した。
測定装置は、被測定信号を入力してその周期を所定の分
周比で分周し、被測定周期を得る周期制御部と、該被測
定周期の間、第１基準周波数のパルスをカウントして第
１カウント値を得る第１カウンタと、上記分周比に比例
する第２基準周波数のパルスを基準周期の間カウントし
て上記第１カウント値のカウント毎にパルスを出力する
プログラム分周器と、該プログラム分周器の出力パルス
をカウントする第２カウンタとからなり、該第２カウン
タのカウント値から上記被測定信号の周波数を得るよう
に構成した。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１はその一実施例の周波数計測装置のブロック図であ
る。８は入力端子から周波数Ｆの被測定信号を入力して
分周比Ｍで分周する周期制御部であり、その被測定信号
の周期が所定長以下のときは、その分周比Ｍを大きくし
て得られる周期Ｔａが所定の範囲内に入るように処理す
る。９は第１カウンタであり、周期制御部８で得られた
周期Ｔａと基準周波数信号Ｆａを入力して、基準周波数
信号Ｆａのパルス数を周期Ｔａの間カウントして、カウ
ント値Ｎ＝Ｔａ×Ｆａを得る。１０は第１カウンタ９の
カウント出力Ｎを一時保持するラッチである。１１はプ
ログラム分周器であり、基準周波数信号Ｆｂのパルスを
基準周期Ｔｂの間カウントし、その間にＮカウント毎に
パルスを出力する。１２は第２カウンタであって、プロ
グラム分周器１１から出力するパルスをカウントし、そ
のカウント値Ｃを得る。そして、この第２カウンタ１２
が第１の所定値をオーバフローすると周期制御部８の分
周比Ｍを大きくし、第２の所定値に達しないとき同分周
比Ｍを小さくする。このカウント値Ｃは被測定信号の周
波数Ｆを示すことになる。１３はデジタル表示器であ
り、得られた周波数を表示する。
１はその一実施例の周波数計測装置のブロック図であ
る。８は入力端子から周波数Ｆの被測定信号を入力して
分周比Ｍで分周する周期制御部であり、その被測定信号
の周期が所定長以下のときは、その分周比Ｍを大きくし
て得られる周期Ｔａが所定の範囲内に入るように処理す
る。９は第１カウンタであり、周期制御部８で得られた
周期Ｔａと基準周波数信号Ｆａを入力して、基準周波数
信号Ｆａのパルス数を周期Ｔａの間カウントして、カウ
ント値Ｎ＝Ｔａ×Ｆａを得る。１０は第１カウンタ９の
カウント出力Ｎを一時保持するラッチである。１１はプ
ログラム分周器であり、基準周波数信号Ｆｂのパルスを
基準周期Ｔｂの間カウントし、その間にＮカウント毎に
パルスを出力する。１２は第２カウンタであって、プロ
グラム分周器１１から出力するパルスをカウントし、そ
のカウント値Ｃを得る。そして、この第２カウンタ１２
が第１の所定値をオーバフローすると周期制御部８の分
周比Ｍを大きくし、第２の所定値に達しないとき同分周
比Ｍを小さくする。このカウント値Ｃは被測定信号の周
波数Ｆを示すことになる。１３はデジタル表示器であ
り、得られた周波数を表示する。
【０００７】さて、入力端子１に印加した周波数Ｆの被
測定信号は、周期制御部８によって分周比Ｍで分周され
て、次の式で周期Ｔが得られる。 Ｔａ＝Ｍ／Ｆ ここで、１／Ｆ＝Ｔとすれば、 Ｔａ＝Ｍ・Ｔ となり、入力信号の周期がＭ倍される。第１カウンタ９
で得られるカウント値Ｎは、 Ｎ＝Ｆａ・Ｔａ となり、これがラッチ１０で保持される。よって、プロ
グラム分周器１１では、 が行われて、これがカウンタ１２でカウントされる。こ
こで、基準周波数Ｆｂを周期制御部８の分周比Ｍと関連
させ、別の基準周波数ＦｃをＭ倍した周波数、つまりＦ
ｂ＝Ｍ・Ｆｃに設定すると、 となる。［ ］内は固定値であり、よってカウント値Ｃ
は被測定信号の周波数Ｆに比例した値となる。そして、
例えば、Ｔｂ＝０．５ｓ、Ｆｃ＝２ＭＨｚ、Ｆａ＝１Ｍ
Ｈｚに設定しておけば、Ｃ＝Ｆになり、被測定信号の周
波数がそのまま得られる。
測定信号は、周期制御部８によって分周比Ｍで分周され
て、次の式で周期Ｔが得られる。 Ｔａ＝Ｍ／Ｆ ここで、１／Ｆ＝Ｔとすれば、 Ｔａ＝Ｍ・Ｔ となり、入力信号の周期がＭ倍される。第１カウンタ９
で得られるカウント値Ｎは、 Ｎ＝Ｆａ・Ｔａ となり、これがラッチ１０で保持される。よって、プロ
グラム分周器１１では、 が行われて、これがカウンタ１２でカウントされる。こ
こで、基準周波数Ｆｂを周期制御部８の分周比Ｍと関連
させ、別の基準周波数ＦｃをＭ倍した周波数、つまりＦ
ｂ＝Ｍ・Ｆｃに設定すると、 となる。［ ］内は固定値であり、よってカウント値Ｃ
は被測定信号の周波数Ｆに比例した値となる。そして、
例えば、Ｔｂ＝０．５ｓ、Ｆｃ＝２ＭＨｚ、Ｆａ＝１Ｍ
Ｈｚに設定しておけば、Ｃ＝Ｆになり、被測定信号の周
波数がそのまま得られる。
【０００８】
【発明の効果】以上から本発明によれば、常時周期の計
測により周波数を計測するので、制御が簡単となり、プ
ログラムステップ数を減少させることができる。
測により周波数を計測するので、制御が簡単となり、プ
ログラムステップ数を減少させることができる。
【図１】 本発明の一実施例の周波数計測装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】 従来の周波数計測装置のブロック図であ
る。
る。
８：周期制御部、９：第１カウンタ、１０：ラッチ、１
１：プログラム分周器、１２：第２カウンタ、１３：周
波数表示器。
１：プログラム分周器、１２：第２カウンタ、１３：周
波数表示器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G01R 23/10
Claims (2)
- 【請求項１】 被測定信号を入力してその周期を所定の
分周比で分周し、被測定周期を得る周期制御部と、該被
測定周期の間、第１基準周波数のパルスをカウントして
第１カウント値を得る第１カウンタと、上記分周比に比
例する第２基準周波数のパルスを基準周期の間カウント
して上記第１カウント値のカウント毎にパルスを出力す
るプログラム分周器と、該プログラム分周器の出力パル
スをカウントする第２カウンタとからなり、該第２カウ
ンタのカウント値から上記被測定信号の周波数を得るこ
とを特徴とする周波数計測装置。 - 【請求項２】 上記周期制御部が、上記第２カウンタの
オーバーフロー、又はダウンフローにより上記分周比を
変更されることを特徴とする請求項１に記載の周波数計
測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04154144A JP3126219B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 周波数計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04154144A JP3126219B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 周波数計測装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322943A JPH05322943A (ja) | 1993-12-07 |
| JP3126219B2 true JP3126219B2 (ja) | 2001-01-22 |
Family
ID=15577840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04154144A Expired - Fee Related JP3126219B2 (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | 周波数計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3126219B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102664203B1 (ko) * | 2022-01-26 | 2024-05-10 | 한국전력공사 | 가스켓으로부터 이탈이 방지되는 관로구 방수장치, 이를 이용한 상기 관로구 방수장치의 설치방법 및 탈거방법 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7468186B2 (ja) | 2020-06-24 | 2024-04-16 | セイコーエプソン株式会社 | 周波数計測装置、マイクロコントローラー及び電子機器 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP04154144A patent/JP3126219B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102664203B1 (ko) * | 2022-01-26 | 2024-05-10 | 한국전력공사 | 가스켓으로부터 이탈이 방지되는 관로구 방수장치, 이를 이용한 상기 관로구 방수장치의 설치방법 및 탈거방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05322943A (ja) | 1993-12-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001003 |
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