JP3125897U - 粉体の定量排出容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全で片手で扱える美観の優れた定量排出容器を、また、簡便に排出量を変更できる粉体の定量排出容器を提供する。
【解決手段】粉体を収納する容器本体に、上面の開口部を覆う蓋部と粉体を定量取り入れる導入管を有する定量出し部材を設けた粉体の定量排出容器が知られている。本考案は、頂部に排出口3aを有するキャップ3を容器本体2の上端の開口部に嵌着し、定量出し部材4は蓋部4aに下方へのみ延出する導入管4bを有し、キャップ3と蓋部4aに排出口3aと取入口4cとが所定の位置関係になる位置決め手段を備えている。また、取入口4cは、導入管4bを断面半円に切欠いたもので、排出口3aとの位置関係を導入管4aの長手方向に直角方向に傾斜させて、排出量を変更するようにしている。
【選択図】 図1

Description

本考案は、砂糖や粉末茶などの粉体を収納して、定量を振り出すことができる粉体の定量排出容器に関するものである。
容器に収納されている砂糖や粉末茶などの粉体を所定量取り出す場合は、一般にスプーンによっているが、こぼしてしまうことが少なくない。このため、頻繁に粉体を取出すようなところでは、定量排出容器が使用されている。
従来、この粉体の定量排出容器としては、粉体を収納する容器本体に、上面の開口部を覆う蓋部と粉体を定量取り入れる導入管を有する定量出し部材を設けたもの(例えば、特許文献1)が、広く使用されている。
この定量排出容器は、容器本体を傾けることにより導入管の下端の取入口が一定量の粉体を掬い取り、導入管に連通する上端の排出管から排出するようにしている。また、特許文献1の定量排出容器では、導入管の下端の取入口部に閉塞筒体を設けて、排出量を変えることができるようにしている。
特開2002−264975号公報。
特許文献1の定量排出容器は、形状が簡素で安価に製造でき、取り扱い易い点では満足できるものの、容器の上部に斜めに切った先の尖った排出管が突出しているので、見栄えがよいとはいえず、安全上の観点からも好ましくない。なお、排出管を覆うキャップを備えたものもあるが、使用時にキャップをいちいち取り外さなければならず、扱いづらいという欠点がある。
また、特許文献1では取入口を閉塞筒体で覆うことによって排出量を変更するようにしているが、容器を振る動作によって移動しないように、閉塞筒体を導入管に固定しなければならず、この固定手段が簡単ではなく製造コストが嵩むという欠点がある。
そこで、本考案は安全で片手で扱える美観の優れた定量排出容器を、また、簡便に排出量を変更できる粉体の定量排出容器を提供することを目的としている。
本考案の排出容器は、上記の目的を達成するため次の手段を採った。すなわち、粉体を収納する容器本体に、上面の開口部を覆う蓋部と粉体を定量取り入れる導入管を有する定量出し部材を設けた粉体の定量排出容器において、頂部に排出口を有するキャップを該容器本体の開口部に嵌着し、該定量出し部材は該蓋部の中央に下方へのみ延出し下端に取入口を有する導入管を備え、該排出口と該取入口とが所定の位置関係になる位置決め手段を該キャップと該蓋部に備えたことを特徴としている。
容器本体は有底円筒状に限らず、例えば、多角形筒状でもよい。また、キャップの形状も特に限定しない。キャップに設ける排出口は、単に開口したものでよいが、スライド開口できるようにしてもよい。
取入口は、導入管の下端に向かって斜めに削ったものでもよいが、請求項2に記載のように、導入管を断面半円に切欠いたものとするのが望ましい。
そして、排出量を変更できるようにする場合は、従来技術の閉塞筒体を用いてもよいが、請求項2に記載のように、キャップの排出口と取入口との位置関係を導入管の長手方向に直角方向に傾斜させて位置決めするとよい。
位置決め手段は、キャップの排出口と取入口とが所定の位置関係にできるものであればよい。例えば、キャップに定量出し部材を所定の位置関係になるように直接係止するようにしてもよい。また、請求項3に記載のように、容器本体の上端部外周面に凸材を設けるとともにキャップに該凸材に係合する係合溝を設け、容器本体の上端に凹溝を設けるとともに定量出し部材の蓋部の外周部に該凹溝に係止する係止材を設けてもよい。あるいは、容器本体の上端に突起を設けるとともに定量出し部材の蓋部の外周部に該突起が係止する係止溝を設けてもよい。
なお、排出量の変更が必要な場合は、容器本体の凹溝または定量出し部材の蓋部の係止溝を複数個とすればよい。一方、排出量を変更する必要の無い場合は、キャップに定量出し部材を固設してもよい。
本考案の定量排出容器は、頂部に排出口を有するキャップを該容器本体の開口部に嵌着し、該定量出し部材は該蓋部の中央に下方へのみ延出し下端に取入口を有する導入管を備え、該排出口と該取入口とが所定の位置関係になる位置決め手段を該キャップと該蓋部に備えたので、安全で片手で扱え、しかも、美観の優れたものとすることができる。
また、取入口は、導入管を断面半円に切欠いたものとし、排出口との位置関係を導入管の長手方向に直角方向に傾斜させることにより、排出量を変更する(請求項2)ようにすれば、従来(特許文献1)のように、閉塞筒体を必要とせずに簡素な構造とすることができる。
また、位置決め手段は、容器本体の上端に凹溝(または突起)を設けるとともに上端部外周面に凸材を設け、該凹溝(または突起)に係止する係止材(または係止溝)を定量出し部材の蓋部の外周部に設け、該凸材に係合する係合溝をキャップに設け(請求項3)れば、排出口と取入口とが確実に所定の位置関係に位置決めされ、特に、排出量を変更する場合の位置決めを簡便確実の行える。
本考案の粉体の定量排出容器の実施の形態を、図1〜図6に基づいて以下に具体的に説明する。
この粉体の定量排出容器1は、上部が開口した容器本体2と、キャップ3と、定量出し部材4とから構成されている。なお、材料は全て合成樹脂を用いている。
容器本体2は、直径が約55mm、高さが約100mmの略円筒状で、底を有し上部が開口されている。なお、容器本体2は収納した粉体が見えるように透明な材料を用いて成形されている。
容器本体2の上端部外周面2aは、キャップ3が嵌着したとき、キャップ3の外周面と容器本体2の外周面が同一になるように、径を小さくした段が形成されている。そして、ここにキャップ3の係合溝3b,3cに係合する凸材2b,2cが対向して突設されている。なお、凸材2b,2cの大きさは同じであるが、容器本体2の上端からの位置は若干変えている。
また、容器本体2の上端には、定量出し部材4の蓋部4aに突設された係止材4dが係止するための凹溝2d,2e,2fが設けられている。
キャップ3は、図3および図4に示すように、頭部の一端側を高くして頂部を形成し、ここに排出口3aが設けられている。なお、キャップ3は着色されている。
キャップ3は容器本体2の上端部外周面2aに嵌合する内径を有し、容器本体2の凸材2a,2bと係合して固定するための係合溝3b,3cが設けられている。
定量出し部材4は、図5に示すように、容器本体2の上部の開口を覆う蓋部4aの中央部に下方のみに延出された導入管4bが設けられた構成としている。そして、導入管4bの下端には長手方向に中央から切欠いた取入口4cが設けられている。なお、取入口4cの長さはここでは15mmとしている。また、導入管4bの長さは、90mmとしている。
そして、蓋部4aの外周裏面には容器本体2の凹溝2d,2e,2fのいずれかに係合する係止材4dが設けられている。
砂糖やお茶などの粉体を容器本体2に収納するときは、キャップ3を取り外し、定量出し部材4を取り外す。そして、粉体を収納したら、定量出し部材4の係止材4dを容器本体2の凹溝2dに係止させて取り付ける。しかる後、上からキャップ3を取り付ける。
このとき、キャップ3の係合溝3bを容器本体2の凸材2bに、また、係合溝3cを凸材2cにそれぞれ係合させ、キャップ3を容器本体2に対して回動させることにより、嵌着固定される。そして、排出口3aは、容器本体2に対して、常に同位置に固定される。すなわち、凸材2bと凸材2cは、容器本体2の上端からの位置が異なっているので、係合溝3bを凸材2cへ係合溝3cを凸材2bへ係合させることはできない。
キャップ3が取り付けられると、取入口4cは排出口3aに対して真後ろ側に位置している。
粉体を排出させるときは、容器本体2の胴体部を掴んで持ち上げ、茶碗などの上で排出口3aを下向きに傾倒させる。これにより、取入口4cによって粉体が所定量掬われて導入管4b内へ送り込まれ、キャップ3内に流入して排出口3aから排出される。
次に、取出す量を変更する場合について説明する。
上記の場合より、少ない量にする場合は、係止材4dを容器本体2の凹溝2dから凹溝2eへ係止させる。これにより、取入口4cは、図5(c)に示すように排出口3aに対して傾いた状態となり、粉体を掬う量が少なくなる。また、さらに少なくしたい場合は、係止材4dを容器本体2の凹溝2fへ係止させる。これにより、図5(d)に示すように、取入口4cは、排出口3aに対してさらに傾いた状態となり、粉体を掬う量が少なくなる。
次に、排出口と取入口とを所定の位置関係にする位置決め手段の別の実施の形態について図7に基づいて説明する。
図7(a)は、容器本体7の上部を示す斜視図であり、上記説明した容器本体2のように、上端部に凹溝2d〜2fが設けられておらず、替わりに突起7aが設けられている。一方、定量出し部材8は図7(b)に示すように、上記説明した定量出し部材4のように、蓋部の外周部に係止材4dが設けられておらず、替わりに係止溝8a,8b,8cが設けられている。そして、係止溝8a,8b,8cの近傍には、それぞれ、大、中、小と書かれている。
このように構成されているので、取出す量を変更する場合は、定量出し部材8を容器本体7へ被せるときに、係止溝8a,8b,8cの所望するいずれかを突起7aに係止させる。係止溝8aを係止させれば、図6(b)の状態となり、係止溝8bを係止させれば、図6(c)の状態となり、係止溝8cを係止させれば、図6(d)の状態となって粉体が掬われる。定量出し部材8には大、中、小の標記があるので間違うことなく簡便に変更できる。
一方、排出量をさらに増加させる場合は、取入口4cの切欠き長さの長いもの、または、導入管4bの径を大きくした定量出し部材4に変える。
なお、上記の実施の形態では、考案の理解を容易にするため容器の寸法を記載したが、本考案はこれに限定されるものではないことは当然である。
本考案の粉体の定量排出容器の実施の形態を示す斜視図である。 同、容器本体を示す斜視図である。 同、キャップを示す斜視図である。 同、キャップを裏面から見た斜視図である。 同、定量出し部材を示す斜視図である。 同、粉体の排出量を変更する説明図で、(a)は定量出し部材の斜視図で、(b)(c)(d)は、(a)のA視図であり、(b)は最大排出量、(c)は中排出量 (d)は最小排出量の状態を示す。 本考案の粉体の定量排出容器の別の実施の形態を示すもので、(a)は、容器本体の上部分を示す斜視図で、(b)は、定量出し部材を示す斜視図である。
符号の説明
1 定量排出容器
2 容器本体
2a 上端部外周面
2b 凸材
2c 凸材
2d 凹溝
2e 凹溝
2f 凹溝
3 キャップ
3a 排出口
3b 係合溝
3c 係合溝
4 定量出し部材
4a 蓋部
4b 導入管
4c 取入口
4d 係止材
7 容器本体
7a 突起
8 定量出し部材
8a 係止溝
8b 係止溝
8c 係止溝

Claims (3)

  1. 粉体を収納する容器本体に、上面の開口部を覆う蓋部と粉体を定量取り入れる導入管を有する定量出し部材を設けた粉体の定量排出容器において、頂部に排出口を有するキャップを該容器本体の開口部に嵌着し、該定量出し部材は該蓋部の中央に下方へのみ延出し下端に取入口を有する導入管を備え、該排出口と該取入口とが所定の位置関係になる位置決め手段を該キャップと該蓋部に備えたことを特徴とする粉体の定量排出容器。
  2. 前記取入口は、導入管を断面半円に切欠いたものとし、前記排出口との位置関係を導入管の長手方向に直角方向に傾斜させることにより、排出量を変更するようにしたことを特徴とする請求項1記載の粉体の定量排出容器。
  3. 前記位置決め手段は、前記容器本体の上端部外周面に凸材を設けるとともに前記キャップに該凸材に係合する係合溝を設け、かつ、前記容器本体の上端に凹溝を設けるとともに前記定量出し部材の蓋部の外周部に該凹溝に係止する係止材を設けるか、または、前記容器本体の上端に突起を設けるとともに前記定量出し部材の蓋部の外周部に該突起が係止する係止溝を設けたことを特徴とする請求項1記載の粉体の定量排出容器。


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