JP3125815U - 屋外設置型低圧室 - Google Patents
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Abstract
【課題】低圧室を屋外設置すると、降雨時には雨水が筐体を叩き騒音となり、日照時には直射日光で筐体が加熱され該筐体からの輻射伝熱により該低圧室入室者は暑苦しさ等の不快感を禁じ得ず、よって低圧室の屋内設置を余儀なくされていた。又、低圧室を平面的設置にすると、高地価地域では敷地調達に費用が嵩むため問題があった。
【解決手段】低圧に耐え得る低圧室筐体(2)と、前記低圧室筐体(2)内部の圧力を制御するための圧力制御機構(3)で構成する低圧室(1)において、前記低圧室筐体(2)の周囲に雨音や直射日光を遮る被い(7)を設けることによって、前記低圧室(1)を屋外設置できるようにし、更に、低圧室筐体(2)を、積層可能な架台(8)内部に設置し、又は、低圧室筐体(2)上部に低圧室(1)を積層可能な支持金具(10)を設けることによって、前記低圧室(1)を多段積層できるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】低圧に耐え得る低圧室筐体(2)と、前記低圧室筐体(2)内部の圧力を制御するための圧力制御機構(3)で構成する低圧室(1)において、前記低圧室筐体(2)の周囲に雨音や直射日光を遮る被い(7)を設けることによって、前記低圧室(1)を屋外設置できるようにし、更に、低圧室筐体(2)を、積層可能な架台(8)内部に設置し、又は、低圧室筐体(2)上部に低圧室(1)を積層可能な支持金具(10)を設けることによって、前記低圧室(1)を多段積層できるようにした。
【選択図】図1
Description
本考案は、高地の気圧環境を平地で実現するための低圧室に関するものである。
近年、高地環境における人の生理的意義の研究が盛んになってきている。ここで、高地とは、低酸素分圧環境を意味し、例えば平地で1気圧のとき高度1800m、2400mではそれぞれ0.80気圧、0.74気圧となる。そして、高地でトレーニングを続けると長距離種目やマラソンなどで好成績をあげている事実が伝えられている。また、日常的に運動しない人にとっても高地に滞在することにより心肺機能をはじめとする生理機能の順応力が起こり、平地と同じ生活負荷であれば高地の方が相対的に高くなり、酸素運搬機能などの向上により細胞内のエネルギー代謝の効率化が期待される。
そこで、身体を鍛える運動を気圧利用をもって行うようにした運動用気密室(例えば、特許文献1参照)や、標高の高い土地で行う実際の高地トレーニングに代えて平地で高地訓練を可能とする減圧訓練施設(例えば、特許文献2参照)や、運動選手が長期滞在できる減圧施設(例えば、特許文献3参照)、さらに、地下又は半地下に設置された運動用大規模減圧訓練施設(例えば、特許文献4、5参照)がそれぞれ提案されているものの、これらは何れも運動することを前提とした大規模低圧室の構造に関するものである。
さらにまた、疑似高地トレーニングを提案した減圧訓練施設(例えば、特許文献6参照)が提案されているものの、これらも運動することを前提とした大規模低圧室の構造に関するものである。
特公平02−42992号公報 特開平08−112373号公報 特開平11−336373号公報 特許第2919111号公報 特開2000−54666号公報 実開平02−118571号公報
従来、低圧室は減圧に耐え得る強度を確保するため機械的強度に優れる鋼板で筐体を製作しているが、このような低圧室を屋外設置すると、降雨時には雨水が筐体を叩き騒音となり、日照時には直射日光で筐体が加熱され該筐体からの輻射伝熱により該低圧室入室者は暑苦しさ等の不快感を禁じ得ず、よって低圧室の屋内設置を余儀なくされていた。また、低圧室を平面的設置にすると高地価地域では敷地調達に費用が嵩むため問題があった。そこで、本考案が解決しようとする課題は、低圧室の屋外設置における低圧室入室者の不快感解消と、低圧室を設置する敷地の有効活用にある。
上記課題を解決するため、請求項1の考案は、低圧に耐え得る低圧室筐体(2)と、前記低圧室筐体(2)内部の圧力を制御するための圧力制御機構(3)で構成する低圧室(1)において、前記低圧室筐体(2)の周囲に雨音や直射日光を遮ることのできる機能を備えた被い(7)を設けることによって、前記低圧室(1)を屋外設置できる屋外設置型低圧室であることを特徴とする。
請求項2の考案は、低圧室筐体(2)を、積層可能な機能を備えた架台(8)内部に設置し、又は、低圧室筐体(2)上部に低圧室(1)を積層可能な機能を備えた支持金具(10a)、(10b)を設けることによって、前記低圧室(1)を多段積層できる請求項1記載の屋外設置型低圧室であることを特徴とする。
本考案によって、低圧室は降雨時の雨水による騒音問題と日照時の直射日光による筐体加熱問題が解消でき、屋内・屋外を問わず何処でも自由に設置可能となった。また、低圧室の多段積層化は、高地価地域においても低圧室設置の高容積効率化が実現できるため、土地の有効利用にも絶大な効果がある。
図1に本考案の実施形態を示した正面図を、図2に図1の左側面図を、図3に図1の右側面図を、図4に図2のA−A線方向の断面図を、図5に図1のB−B線方向の断面図を、図6に図1のC−C線方向の断面図を、それぞれ示す。
低圧に耐え得る低圧室筐体(2)と、前記低圧室筐体(2)内部の圧力を制御するための圧力制御機構(3)で構成する低圧室(1)において、前記低圧室筐体(2)の周囲に雨音や直射日光を遮ることのできる機能を備えた被い(7)を設けることによって、前記低圧室(1)を屋外設置できるようにした。
他の実施形態について説明する。
図7に本考案の他の実施形態を示した正面図を、図8に図7の左側面図を、図9に図7の右側面図を、図10に図2の低圧室を積層した実施形態を、図11に図8の低圧室を積層した実施形態をそれぞれ示す。
低圧室筐体(2)を、積層可能な機能を備えた架台(8)内部に設置し、又は、低圧室筐体(2)上部に低圧室(1)を積層可能な機能を備えた支持金具(10a)、(10b)を設けることによって、前記低圧室(1)を多段積層できるようにした。
図7に本考案の他の実施形態を示した正面図を、図8に図7の左側面図を、図9に図7の右側面図を、図10に図2の低圧室を積層した実施形態を、図11に図8の低圧室を積層した実施形態をそれぞれ示す。
低圧室筐体(2)を、積層可能な機能を備えた架台(8)内部に設置し、又は、低圧室筐体(2)上部に低圧室(1)を積層可能な機能を備えた支持金具(10a)、(10b)を設けることによって、前記低圧室(1)を多段積層できるようにした。
従来、低圧室は減圧に耐え得る強度を確保するため機械的強度に優れる鋼板で筐体を製作しているが、このような低圧室を屋外設置すると、降雨時には雨水が筐体を叩き騒音となり、日照時には直射日光で筐体が加熱され該筐体からの輻射伝熱により該低圧室入室者は暑苦しさ等の不快感を禁じ得ず、よって低圧室の屋内設置を余儀なくされていた。又、低圧室を平面的設置にすると、高地価地域では敷地調達に費用が嵩むため問題があったが、本考案によって、降雨時の雨水による騒音問題と日照時の直射日光による筐体加熱問題が解消でき、屋内・屋外を問わず何処でも自由に設置可能となった。また、低圧室の多段積層化は高地価地域においても低圧室設置の高容積効率化が実現できるため、低圧室サービスショップによるリラクゼーションビジネス等では土地の有効利用にも絶大な効果がある。
1 低圧室
2 筐体
3 圧力制御機構
4a 鏡板
4b 鏡板
5a 鏡板開口部
5b 鏡板開口部
6a 気密扉
6b 気密扉
7 被い
8 架台
9a 床板
9b 床板
10a 支持金具
10b 支持金具
11 階段
2 筐体
3 圧力制御機構
4a 鏡板
4b 鏡板
5a 鏡板開口部
5b 鏡板開口部
6a 気密扉
6b 気密扉
7 被い
8 架台
9a 床板
9b 床板
10a 支持金具
10b 支持金具
11 階段
Claims (2)
- 低圧に耐え得る低圧室筐体(2)と、前記低圧室筐体(2)内部の圧力を制御するための圧力制御機構(3)で構成する低圧室(1)において、前記低圧室筐体(2)の周囲に雨音や直射日光を遮ることのできる機能を備えた被い(7)を設けることによって、前記低圧室(1)を屋外設置できることを特徴とする屋外設置型低圧室。
- 低圧室筐体(2)を、積層可能な機能を備えた架台(8)内部に設置し、又は、低圧室筐体(2)上部に低圧室(1)を積層可能な機能を備えた支持金具(10a)、(10b)を設けることによって、前記低圧室(1)を多段積層できることを特徴とする請求項1記載の屋外設置型低圧室。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006006245U JP3125815U (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 屋外設置型低圧室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006006245U JP3125815U (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 屋外設置型低圧室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3125815U true JP3125815U (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=43475662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006006245U Expired - Fee Related JP3125815U (ja) | 2006-07-05 | 2006-07-05 | 屋外設置型低圧室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3125815U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07189221A (ja) * | 1993-04-30 | 1995-07-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 路面標識用合成樹脂製ブロックとそれを用いた路面標識及びその取付方法 |
-
2006
- 2006-07-05 JP JP2006006245U patent/JP3125815U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07189221A (ja) * | 1993-04-30 | 1995-07-28 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 路面標識用合成樹脂製ブロックとそれを用いた路面標識及びその取付方法 |
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