JP3125684U - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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康弘 下島
清弘 原田
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Abstract

【課題】磁気ディスク本体を効率よく冷却する磁気ディスク装置の提供。
【解決手段】両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された磁気ディスク本体10と、この該磁気ディスク本体10のネジ穴に対向した位置にネジ穴が開口されると共に、一方向に伸びるフィンが複数立設され、前記磁気ディスク本体10の一側面に前記ネジ穴を介してネジ止めされたヒートシンク11と、該ヒートシンク11からの熱を外部へ放熱するために複数のスリット12cが設けられた筐体12とを備えた磁気ディスク装置。
【選択図】図1

Description

本考案は、磁気ディスク本体を収納した磁気ディスク装置に係り、特に前記磁気ディスク本体を効率よく冷却することができる磁気ディスク装置に関する。
一般にパーソナルコンピュータの外部記憶装置として使用される磁気ディスク装置は、筐体内部に磁気ディスク及び磁気ヘッドを駆動機構と共に一体的に収納した磁気ディスク本体を収納し、パーソナルコンピュータとデータのリード/ライトを行うように構成されている。近年の磁気ディスク装置は、高記憶密度化のためにディスク回転数が増大(3000rpm→4200rpm→7200rpm→150000rpm)されることもあり、磁気ディスク本体から発生する熱量も増大する傾向にあり、磁気ディスク装置の動作安定性並びに長寿命化を図るためには磁気ディスクの表面温度を規定の温度(例えば60°C)以下に冷却する必要があることが知られている。尚、前記磁気ディスク本体の表面温度の上限値は磁気ディスク本体のメーカ仕様である。
尚、前記磁気ディスク装置の冷却構造に関する技術が記載された文献としては、例えば下記特許文献が挙げられ、特許文献1には、複数併設した磁気ディスク本体の配置列に対して複数のファンを半ピッチずらして配置することにより、1台の磁気ディスク本体を複数のファンにより冷却する技術が記載され、特許文献2記載の技術は、ファンにより吸引した外気を発熱部分(例えば書込制御用LSI)に導くダクトとを設ける技術が記載されている。
特開平5−36261号公報 特開2005−4824号公報
前記特許文献記載の技術は、例えば大型コンピュータシステムにおけるRAID構成の多数の磁気ディスク本体を筐体内部に収納した際の磁気ディスク本体の大型冷却技術に関するものであり、パーソナルユーザを対象とした小型磁気ディスク本体を数台以内収納した際の冷却構造については考慮されておらず、パーソナルユーザを対象とした小型磁気ディスク装置(例えば3.5inch〜2.5inch)の冷却構造としては適用が困難であると言う不具合があった。
本考案の目的は、前述の従来技術による不具合を除去することであり、パーソナルユーザを対象とした小型磁気ディスク装置においても磁気ディスク本体の表面温度を規定値以下に抑えることができる磁気ディスク装置を提供することである。
前記目的を達成するために本考案は、筐体内部に磁気ディスク本体を収納する磁気ディスク装置であって、
両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された磁気ディスク本体と、
一方向に伸びるフィンが複数立設され、前記磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置に開口されたネジ穴を用いて磁気ディスク本体側面にネジ止めされたヒートシンクと、
前記ヒートシンクのフィンの立設方向と開口方向とを一致させた複数のスリットを有する筐体とを備えることを第1の特徴とする。
また本考案は、筐体内部に磁気ディスク本体を収納する磁気ディスク装置であって、
側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された磁気ディスク本体と、
一方向に伸びるフィンが複数立設され、前記磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置に開口されたネジ穴を用いて前記磁気ディスク本体側面にネジ止めされたヒートシンクと、
該ヒートシンクと熱伝導出来る様に直接、若しくは熱伝導性の良い部材を介して固定された放熱プレートを側面の一部とすると共に、前記ヒートシンクからの熱を外部へ放熱するための複数のスリットを有する筐体とを備え、
前記ヒートシンクが、前記磁気ディスク本体とネジ止めされる位置において前記筐体内面に内接する第1の幅と、該第1の幅の位置を除いた位置において筐体内面に内接しない第2の幅とを有することを第2特徴とする。
また本考案は、筐体内部にスピンドルモータを有する磁気ディスク本体を収納する磁気ディスク装置であって、
両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された磁気ディスク本体と、
該磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置にネジ穴が開口されると共に、磁気ディスク本体の長手方向に伸びるフィンが複数立設され、前記磁気ディスク本体の一側面に前記ネジ穴を介してネジ止めされた縦方向ヒートシンクと、
前記ネジ止めされた縦方向ヒートシンク及び磁気ディスク本体を収納し、前記縦方向ヒートシンクの一端と対向する位置に開口した開口部と、前記磁気ディスク本体のスピンドルモータ位置の下方に開口された下部吸気口と、前記縦方向ヒートシンクの他端近傍に開口された上部吸気口とを有する筐体と、
該筐体の縦方向ヒートシンクの一端と対向する位置に開口した開口部に配置され、筐体内部空気を排気するファンと、
前記下部吸気口の開口面積に対する上部吸気口の開口面積の比率を、下部吸気口から吸引した空気がスビンドルモータを通過する所定の比率に設定したことを第3の特徴とする。
また本考案は、前記第3の特徴の磁気ディスク装置において、前記所定の比率が、15%〜25%であることを第4の特徴とし、前記第3の特徴の磁気ディスク装置において、前記所定の比率が、16%〜18%であることを第5の特徴とする。
また本考案は、筐体内部にスピンドルモータを有する磁気ディスク本体を複数収納する磁気ディスク装置であって、
両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された一対の磁気ディスク本体と、
該一対の磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置にネジ穴が開口されると共に、磁気ディスク本体の長手方向に伸びるフィンが複数立設され、前記一対の磁気ディスク本体の両側面に前記ネジ穴を介してネジ止めされた一対の縦方向ヒートシンクと、
前記ネジ止めされた一対の縦方向ヒートシンク及び磁気ディスク本体を収納し、前記一対の縦方向ヒートシンクの一方の一端と対向する位置に開口した上部開口部と、前記一対の縦方向ヒートシンクの他方の一端と対向する位置に開口した下部開口部とを有する筐体と、
該筐体の上部開口部に配置され、筐体内部空気を排気するファンと、
前記一対の縦方向ヒートシンクのヒィンを覆うように配設される一対のセンタプレートと、
前記筐体内部において前記上側開口部と下側開口部を遮断する遮断板を有するダクト金具と、
前記一対の縦方向ヒートシンクの他端を連通すると共に、前記一対の磁気ディスク本体間の間隙を塞ぐ遮蔽板を有するヒートシンク連結金具とを備え、
前記筐体の下部開口部から吸入した空気を、前記一方の縦方向ヒートシンクのセンタプレートにて塞がれた空間と前記ダクト金具により形成された空間と前記他方の縦方向ヒートシンクのセンタプレートにて塞がれた空間を介して前記ファンから排気する様に構成したことを第6の特徴とする。
請求項1記載の考案は、磁気ディスク本体に予め設けられたネジ穴を利用し、ヒートシンクに前記規格化されたネジ穴位置に対向した位置にネジ穴を開口しておき、これら両者のネジ穴にボルトやネジ等をねじ込むことによって取り付けているため、磁気ディスク本体とネジ止めにより容易に面接触状態で密着して一体化することができ、磁気ディスク本体から生じた熱をヒートシンクを介して効率的に外部に放熱することができる。
請求項2記載の考案は、磁気ディスク本体からの熱をヒートシンクを介して筐体の側面を占める大面積の放熱プレートを介して放熱するため、効率的に熱を排出することができる。
請求項3記載の考案は、磁気ディスク本体の上部に配した縦方向ヒートシンク上を流れる直線的な空気流を形成し、この直線的空気流がスピンドルモータ直下近傍に開口した開口部から流入した空気流がスピンドルモータを通って流通する空気流路を形成するため、主な発熱源であるスピンドルモータ部分を集中的に冷却することができ、請求項4及び5記載の考案は、前記開口面積比を具体的に限定することよって、スピンドルモータ部分を集中的に冷却することができる。
請求項6記載の考案は、間隔をもって並設した磁気ディスク本体の上下にセンタプレートによりフィンを覆った縦方向ヒートシンクを固定し、更に筐体リア側のファンとフィルタの開口部を空気的に遮断するダクト金具並びに一対の磁気ディスク本体のフロント側の間隙を覆うヒートシンク連結金具により空間を形成し、これら空間により形成したトンルネル構造内に外部空気を流通することによって、磁気ディスク本体部から発した熱を縦方向ヒートシンクのフィンとセンタプレートより形成した空間を流通する空気流に伝搬することによって、効率的に冷却することができる。
以下、本考案による磁気ディスク装置の実施形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本考案の一実施形態による磁気ディスク装置を説明するための図、図2は本考案の第2の実施形態による磁気ディスク装置を説明するための図、図3は本考案の第3の実施形態による磁気ディスク装置を説明するための図、図4は第3実施形態による磁気ディスク装置内部の空気の流れを説明するための図、図5は第3実施形態における下部を基準として上部の開口面積比を変化させた際の温度変化を示すグラフ図、図6は同実施形態における上部を基準として下部の開口面積比を変化させた際の温度変化を示すグラフ図、図7は本考案の第4の実施形態を説明するための図である。
<第1実施形態の説明>
図1は、本考案の第1の実施形態による磁気ディスク装置を示す図であり、図中(a)は縦型立方体形状の筐体12内に本実施形態による磁気ディスク本体(以下、HDD本体と呼ぶ)10を収納した状態を示す図、(b)は本実施形態による磁気ディスク装置における自然放熱状態を示す図、(c)は筐体12の上部に開口されたスリット12cを示す図である。尚、図中、筐体は図面の理解を容易にするために破線で外形状を表しており、磁気ディスク本体は、磁気ディスク本体内の磁気ディスク(円板)を空気流の乱れが生じないように覆うシュラウド(容器)による突出部や、磁気ディスクを回転駆動するための内蔵されたスピンドルモータ及びロータリエンコーダの端子等の突出部が存在するものであるが、本明細書の図示においては省略して説明する。
本実施形態による磁気ディスク装置は、図1(a)に示す如く、長方立方体形状の筐体12と、該筐体12に収納され、上部に複数のフィンが立設された横方向ヒートシンク11が取り付けられたHDD本体10と、該HDD本体10を筐体12内において支持する支持脚と、前記筐体12を床面15に対して支持する支持脚とから構成されている。また、前記筐体12の上部には、図1(c)に示す如く、縦型立方体形状の筐体12の横方向に開口されたスリット12cが設けられ、このスリット12cは筐体上面端部から側面上部を繋ぐL字形状に構成されているが、ヒートシンクの立設したフィン方向に沿って開口していれば良く、この形状に限定されるものではない。前記横方向ヒートシンク11は、放熱効率を向上するためにフィンに凹凸を設け、放熱面積を大きくしても良い。
また、前記HDD本体10への横方向ヒートシンク11の取付は、HDD本体10が、パーソナルコンピュータの5インチベイ等への取り付けように規格化されたネジ穴を利用し、横方向ヒートシンク11に前記規格化されたネジ穴位置に対向した位置にネジ穴を開口しておき、これら両者のネジ穴にボルトやネジ等をねじ込むことによって取り付けられている。このため本実施形態によるヒートシンク11は、前記規格化されたネジ穴位置のフィンとフィンとの間にネジ穴が開口されている。尚、実機においては、前記HDD本体10を制御するための制御回路基板や電源回路基板等も含むものであるが本実施形態では説明及び図示を省略している。
さて、本実施形態による磁気ディスク装置は、図1(c)に示す如く、支持脚により床面15との間に間隔をもって置かれ、駆動された場合、HDD本体10がスビンドルモータの回転等により熱が発生し、この熱がHDD本体10の側面と筐体側面との間隔を介して自然対流により上昇し、筐体12上部のスリット12cを通して外部に上昇空気流Bとして排出される。更に本実施形態による磁気ディスク装置は、HDD本体10の上部に横方向ヒートシンク11を直づけしているため、HDD本体10から発せられた熱がヒートシンク11に面接触にて伝わり、該ヒートシンク11のフィンによって更に上昇気流が生じ、スリット12cを通して外部に排出される。尚、前記磁気ディスク本体とヒートシンクとの固定は、更に熱伝導効率を向上するために両者間に熱伝導性の良い部材(例えば熱伝導ジェル、ゲル)等を挟み込んでも良い。これは他の実施形態においても同様である。
特に本実施形態による磁気ディスク装置は、HDD本体10の上部に固定したヒートシンク11のスリットの立設方向と、筐体12に開口したスリット12cの開口方向とを磁気ディスク装置の幅方向に統一しているため、磁気ディスク装置へ横方向から風がスリット12cを介して筐体内部のヒートシンク11のヒィンに沿って流れて外部へ放出されるため、更に放熱効率を向上することができる。
この様に本実施形態による磁気ディスク装置は、磁気ディスク本体10の上部に、HDD本体の幅方向にフィンを立設したヒートシンクを、磁気ディスク本体10に予め開口されたネジ穴を介して取り付け、HDD本体10の側面から発生する熱によって筐体12の内部に上昇気流が発生することにより、HDD本体10の上面に取り付けたヒートシンク11を介して筐体12のスリット12cから熱を外部に排出するため、自然対流を利用して筐体内部に発生する熱を外部に効率よく排出することができる。
<第2実施形態の説明>
図2は本考案の第2の実施形態による磁気ディスク装置を示す図であり、本装置は、図2(a)に示す如く、縦型立方体形状であり、縦型の側面の一部がアルミ材等の熱伝導率が高い材質の放熱プレート12dを含む筐体12と、該筐体12に収納され、上部及び下部に複数のフィンが立設された横方向ヒートシンク11が取り付けられたHDD本体10と、該HDD本体10を筐体12内において支持する支持脚と、前記筐体12を床面15に対して間隔をもって支持する支持脚とから構成されている。また、前記筐体12の上部には、前記第1実施形態同様に、縦型立方体形状の筐体12の横方向に開口されたスリット12cが設けられ、このスリット12cは筐体上面端部から側面上部を繋ぐL字形状に構成されている。尚。図2(b)に示した放熱プレート21dは理解を容易にするために筐体側面に突出するように厚く図示しているが、筐体側面の平面を構成するように薄い構造であっても良い。
本実施形態による磁気ディスク装置の横型ヒートシンク11は、磁気ディスク本体10とネジ止めされる両端位置において筐体12の内面に略内接する第1の幅と、該第1の幅の位置を除いた略中央位置において筐体内面に内接しない第2の幅(磁気ディスク本体の幅と略同一の幅)とを有し、ヒートシンク11の平面を示す図2(c)に示す如く、両端の幅が広く、中央の幅が狭く設定され、前記第1の幅の部位に設けられたネジ穴に複数のボルト14を用いて放熱プレート12dを機械的且つ熱的に接続している。
また、前記HDD本体10への横方向ヒートシンク11の取付は、前記実施形態同様にHDD本体10に予め設けられたネジ穴を利用し、横方向ヒートシンク11に前記規格化されたネジ穴位置に対向した位置にネジ穴を開口しておき、これら両者のネジ穴にボルトやネジ等をねじ込むことによって取り付けられている。このため本実施形態によるヒートシンク11は、前記規格化されたネジ穴位置のフィンとフィンとの間にネジ穴が開口されている。
この様に構成された磁気ディスク装置は、(1)前述の第1の実施形態同様にHDD本体10から発生する熱がヒートシンク11に伝わり、このヒートシンク11から上昇空気流Bとして放熱が行われること、(2)ヒートシンク11のネジ止め箇所以外の部分の幅を磁気ディスク本体10の幅と略等しくしているため、この幅狭部分から加熱された空気が筐体上部へ上昇し、上昇空気流Bとして放熱が行われること、(3)ヒートシンク11に伝わった熱が、ヒートシンク11の前記筐体12とネジ止めされた幅広の部位から直接、若しくは熱伝導性の良い部材(ボルト等の部材)を介して放熱プレート12dに伝わり、放熱プレートの全面から放射されることによって、大幅に放熱効率を向上することができる。
尚、本実施形態による磁気ディスク装置は、磁気ディスク本体10の上下にヒートシンクを配置する例を説明したが、上部側のみにヒートシンクを配置する様に構成しても良い。また本磁気ディスク装置は、ヒートシンク11の幅を一部がHDD本体10の幅に比較して大きく設定していることにより、前記放熱プレート12dとHDD本体10の側面との間に間隙を生じ、この間隙によって外部からの振動がHDD本体10に直接伝わることを防止している。
<第3実施形態の説明>
図3は、本考案の第3の実施形態による磁気ディスク装置を示す図であり、図中(a)は長方立方体形状の筐体12内に本実施形態によるHDD本体10を収納した状態を示す斜視図、(b)は本磁気ディスク装置における強制放熱状態を示す図、(c)はHDD本体10の上部に配置した縦方向ヒートシンクの一部を示す斜視図である。
尚、HDD本体10は、磁気ディスクの回転駆動を行うスピンドルモータと前記磁気ディスクをアクセスする磁気ヘッドアクチュエータとを平面的に並べて配置さぜるおえないため、必然的にスピンドルモータの中心位置は、HDD本体10を側面から見たとき、面の中心位置から一方向へ偏芯した位置に配置される構造となる。また磁気ディスク装置内部における主な発熱源は、磁気ディスクを高速回転させるためのスピンドルモータ近傍や電源回路であり、本例においては、図面手前側が磁気ディスク装置のフロント(正面)側、図面奥方向がリア(裏面)側である。
さて、本実施形態による磁気ディスク装置は、図3(a)に示す如く、前述のように偏芯位置にスピンドルモータ10aが配置されたHDD本体10と、該HDD本体10の長手方向に延びる複数のフィンが立設された縦方向ヒートシンク21と、該HDD本体10及び縦方向ヒートシンク21を収納し、装置背面(リア)側の上位置にリア開口部20cを開口していると共に、前記HDD本体10のスピンドルモータ10aの中心の直下位置近傍に開口された下部吸気口20b並びに前記スピンドルモータ10aの中心の直下位置近傍から装置フロント方向に向かう方向に位置した上部吸気口20aとを有する筐体20と、前記縦方向シートシンク21の端部と筐体リア側の開口部20cとの間に配置され、筐体内部空気を外部へ排気するファン22と、前記縦方向ヒートシンク21の上部に配置されたトランス/コンデンサ/抵抗等の電気素子を基板上に搭載した電源部23と、本装置を制御するためのLSI等を搭載し、HDD本体10のスピンドルモータ10a以外の面に併設される制御基板(図示せず)と、前記筐体20内においてHDD本体10を支持する複数の支持脚10eと、前記筐体20を床面と間隔を持って支持する複数の支持脚20eとから構成される。
また、前記HDD本体10への縦方向ヒートシンク21の取付は、前記実施形態同様にHDD本体10に予め設けられたネジ穴を利用し、縦方向ヒートシンク21に前記規格化されたネジ穴位置に対向した位置にネジ穴を開口しておき、これら両者のネジ穴にボルトやネジ等をねじ込むことによって取り付けられている。このため本実施形態によるヒートシンク21は、前記規格化されたネジ穴位置のフィンとフィンとの間にネジ穴が開口されている。
前記縦方向ヒートシンク21は、図3(c)に示す如く、HDD本体10の長手方向に沿ってフィン21aを複数立設することによって、HDD本体10の長手方向に沿う複数の溝を形成している。
また前記筐体20の上部吸気口20aと下部吸気口20bとの開口面積は、後述する理由により、上部吸気口20aの開口面積に対して下部吸気口20bの開口面積比が、16%〜19%、好ましくは約17%に設定され、本例におけるファン22は、例えば□30mm(30角)/5000rpm程度であり、この回転数は調整可能なものであっても良い。
次に本実施形態による磁気ディスク装置の冷却動作について説明する。本実施形態による磁気ディスク装置は、図3(c)に示す如く、装置のリア側上部に配置したファン22を回転させることによって内部空気を外部に排出すると、筐体20の上部吸気口20aからの上部吸入空気10Cがヒートシンク21のフィン21aの立設方向に沿って高速に流れる直進空気流25が発生すると共に、筐体20の下部吸気口20bから下部吸入空気Dを吸入した上昇空気流26とが発生し、当該上昇空気流26が熱源であるスピンドルモータ10a近傍を通過することにより、HDD本体10の表面温度を規定の60°C以下に抑制することができる。
この上昇空気流26がスピンドルモータ10a近傍を通過する理由を、以下説明する。考案者らは、まず、前記ヒートシンクをHDD本体上に配置し、リア側からファンを用いて内部空気を強制的に排気すればHDD本体の表面温度が低下すると考え、筐体の上下部分に多数の吸気口を開口した構造を発案し、実験を行った結果、外気温度によってはHDD本体の表面温度が規定の温度以下に制御するのが困難であるとの実験結果を得た。次いで発明者らは、ヒートシンクのフィンの溝を流れる空気流量を増加させればヒートシンクから放熱される熱量を増加させることができると考え、筐体の吸気口をフロント側上部のみに開口し、実験を行ったが、やはりHDD本体の表面温度が規定の温度以下に押さえるのが困難であることを見出し、次に筐体下側にも吸気口を設ける構造を発案し、再度の実験を行った。
この改良した冷却構造における実験は、上下の開口部の面積比を変え、下面からハンダを加熱した煙の流れを観察した結果、下部開口部の面積に対して上部開口部の面積比([上部開口面積/下部開口面積]×100)が50%の場合、図4(a)に示す如く、スピンドルモータの直下から流入した空気がファンによる吸気により引っ張られ、HDD本体の側面にファンに向かって斜めに上昇する流路を形成し、前記面積比が30%の場合、図4(b)に示す如く、スピンドルモータの直下から流入した空気がヒートシンク上を流れる高速空気流による吸引とファンによる吸引により引っ張られ、スピンドルモータの前後に分離する流路を形成し、同面積比が15%の場合、図4(c)に示す如く、前述の条件に比してヒートシンク上を流れる空気流速度が大きくなり、スピンドルモータの直下から流入した空気がヒートシンクのフロント方向に強く引っ張られる流路を形成することを見出した。
この上下吸気口の開口比を変化させ、HDD本体の表面温度を測定した結果を図5及び図6に示す。図5は、下側の吸気口の開口面積を一定とし、上側の吸気口の開口面積を変化させた実験結果を示し、図6は、上側の吸気口の開口面積を一定とし、下側の吸気口の開口面積を変化させた実験結果を示している。尚、図中の縦軸は、[HDD本体の表面温度−室温]の差であるΔtを示し、横軸は開口面積比を示し、前記Δtは25°以下が望ましいとされている。
この実験結果によれば、図5及び図6の実験結果共に、上下の吸気口の配置を前述の如き配置した場合、上側の開口面積に比べて下側の開口面積の比を約16%〜19%に設定したとき、前記Δtがほぼ20°以下に抑制することができることが判る。この理由は、HDD本体の上側の縦方向ヒートシンクのヒィンによりファンが上部から吸引した強い直線水平方向の排気(空気)流が発生し、下側の吸気口から流入した空気が略垂直方向に引っ張られる吸引力と、ファン排気により斜めに引っ張られる吸引力がバランスする前記開口比が、前記16%〜19%であるためと思われる。
尚、下側の吸気口の配置は、スピンドルモータの直下に限られるものではなく、前記開口面積比やファンの排気能力の大小によっては、前記直下よりややフロント側又はリア側に位置しても良い。尚、考案者らは、3.5インチHDD本体又は2.5イントHDD本体を収納する筐体において、ファンの回転数をファンの規定能力内で上下させる実験を行ったが、前記図5及び図6に示した実験結果と略同様の実験結果を得たため、前記開口面積比は3.5インチHDD本体又は2.5イントHDD本体を収納する筐体(同HDD本体を収納する容積をもつ実機用の筐体)をもつ磁気ディスク装置においては極めて有用な比率と考えられる。但し、磁気ディスク本体の発熱量の大小に応じ、前記開口面積比は、下側から吸引した空気流がスビンドルモータを主に通過する空気流路が発生し、スピンドルモータ部位の熱を冷却(放熱)可能な面積比であれば良く、例えば15%〜25%程度であっても良い。
この様に第3の実施形態による磁気ディスク装置は、前記磁気ディスク本体10を収納し、リア側の上部に開口部20cを有すると共に、前記収納した磁気ディスク本体10のスピンドルモータ10aの位置の下方に開口された下部空気流入口20b並び該スピンドルモータ10aの位置よりフロント側に向かった位置に開口された上部吸気口20aとを有する筐体20と、前記磁気ディスク本体10の上部に配置され、前記上部吸気口20aからファンに向かう方向に立設された複数のフィンを有するヒートシンク21とを設け、前記上部吸気口20aの開口面積に対する下部吸気口の開口面積の比を、下側から吸引した空気をスビンドルモータを通過する面積比に設定したことによって、HDD本体10の表面温度を規定値(60°)以下に抑制することができる。
<第4実施形態の説明>
図7は本考案の第4の実施形態による磁気ディスク装置であり、本実施形態による磁気ディスク装置は、装置後方であるリア側面の上下に開口した2つのリア開口部20cを有する筐体20と、間隔をもって並設された2台のHDD本体10と、該並設された2台のHDD本体10の上下に接して固定された2つの縦方向ヒートシンク21と、該上側の縦方向ヒートシンク21のフィンにより構成される溝を覆うように被せられた上センタプレート35と、前記下側の縦方向ヒートシンク21のフィンにより構成される溝を覆うように被せられた下センタプレート33と、前記筐体20の上側のリア開口部20cに接して固定されたファン22と、前記筐体20の下側のリア開口部20cに接して固定されたフィルタ30と、前記ファン22とフィルタ30とを空間的に遮断すると共に前記縦方向ヒートシンク21に固定された概略H型のダクト金具31と、前記HDD本体10のフロント側に配され、前記並設された2台の間隔を覆う上位置の遮蔽版31a及び下位置の遮蔽版31bを有するヒートシンク連結金具34とから構成される。前記下位置の遮蔽版31bは、装置のリア側の下位置のリア側開口部20cから外気を吸入する際の流入量を増大するため、リア側開口部20cの空間と縦型ヒートシンク21c及び下センタプレート33により覆われる空間とをほぼ密閉的に連結するために設けられている。
また、前記HDD本体10への縦方向ヒートシンク21の取付は、前記実施形態同様にHDD本体10に予め設けられたネジ穴を利用し、縦方向ヒートシンク21に前記規格化されたネジ穴位置に対向した位置にネジ穴を開口しておき、これら両者のネジ穴にボルトやネジ等をねじ込むことによって取り付けられている。このため本実施形態によるヒートシンク21は、前記規格化されたネジ穴位置のフィンとフィンとの間にネジ穴が開口されている。更に縦方向ヒートシンク21は前記実施形態3で説明したものと同様にHDD本体10の縦方向に立設したフィンが設けられ、放熱効率を向上するために前記フィンに凹凸を設け、放熱面積を大きくしても良く、これは前述の他の実施形態においても同様である。
この様に構成された磁気ディスク装置は、前記筐体20の下側のフィルタ30から吸入した空気が、下側の縦方向ヒートシンク21の下センタプレート33により覆われたフィン内の溝による空間と、前記フロント側のヒートシンク連結金具34により形成される空間と、上側の縦方向ヒートシンク21の上センタプレート35により覆われたフィン内の溝による空間とを前記ファン22に連通する空間を構成するトンネル構造の冷却通路を持つものである。尚、フィルタ30は、後述する冷却動作時に筐体に吸引する外気に含まれる塵埃を除去するものであるが、必須のものではない。更にファン22は、例えば□40mm(40mm角)/5000rpm程度、回転数は調整可能なものであっても良い。
本実施形態による磁気ディスク装置は、図7(b)に示す如く、ファン22の駆動により筐体20の内部空気を排気することにより、下側のリア開口部20cからフィルタ30を介して吸入した空気が、下側の縦方向ヒートシンク21の下センタプレート33により覆われたフィン内の溝による空間と、前記フロント側のヒートシンク連結金具34により形成される空間と、上側の縦方向ヒートシンク21の上センタプレート35により覆われたフィン内の溝による空間とを通り、前記ファン22から外部に排気する様に動作する。
従って本磁気ディスク装置は、一対のHDD本体10から発生する熱を上下の一対の縦方向ヒートシンク21に伝え、前記縦方向ヒートシンク21のフィンと上下のセンタプレート35及び33により形成される空間に空気流を流すことによって、前記フィンからの熱を流通空気に伝搬し、ファンを介して外部に放熱することによって、HDD本体10の表面温度を規定値(60°C)以下に抑制することができる。
以上述べた如く、前記各実施形態による磁気ディスク装置は、HDD本体に予め設けられたネジ穴を利用し、ヒートシンクに前記規格化されたネジ穴位置に対向した位置にネジ穴を開口しておき、これら両者のネジ穴にボルトやネジ等をねじ込むことによって取り付けているため、HDD本体とネジ止めにより容易に面接触状態で密着して一体化することができ、HDD本体とHDD本体から生じた熱をヒートシンクを介して効率的に外部に放熱することができる。特に第1実施形態による磁気ディスク装置は、HDD本体からの熱によって生じる上昇気流を利用して熱を筐体上部のスリットから効率的に排出することができ、第2の実施形態による磁気ディスク装置は、HDD本体からの熱をヒートシンクを介して筐体の側面を占める大面積の放熱プレートを介して放熱するため、効率的に熱を排出することができる。
更に第3の実施形態による磁気ディスク装置は、HDD本体の上部に配した縦方向ヒートシンク上を流れる直線的な高速空気流を形成し、この直線的空気流がスピンドルモータ直下近傍に開口した開口部から流入した空気流がスピンドルモータを通って流通する空気流路を形成するように働くため、主な発熱源であるスピンドルモータ部分を集中的に冷却し、HDD本体の表面温度を規定値以下に抑えることができる。
更に第4の実施形態による磁気ディスク装置は、間隔をもって並設したHDD本体の上下にセンタプレートによりフィンを覆った縦方向ヒートシンクを固定し、更に筐体リア側のファンとフィルタの開口部を空気的に遮断するダクト金具並びに一対のHDD本体のフロント側の間隙を覆うヒートシンク連結金具により空間を形成し、これら空間により形成したトンルネル構造内に外部空気を流通することによって、HDD本体部から発した熱を縦方向ヒートシンクのフィンとセンタプレートより形成した空間を流通する空気流に伝搬し、効率的にHDD本体を放熱することができる。
尚、前記実施形態による磁気ディスク装置のファンの駆動は、常時駆動に限られるものではなく、騒音低減のために、筐体又はHDD本体表面の温度を測定する測定器を設け、該測定器による検出温度が所定値を越えたときにon/offを行う制御や、検出温度に応じてファンの回転数制御を行う様に構成しても良い。また前記実施形態においては筐体のリア側に空気吸入並びに排気を行う開口部を設けた例を説明したが、筐体のフロント側に設けても良い。
本考案の一実施形態による磁気ディスク装置を説明するための図。 本考案の第2の実施形態による磁気ディスク装置を説明するための図。 本考案の第3の実施形態による磁気ディスク装置を説明するための図。 第3実施形態による磁気ディスク装置内部の空気の流れを説明するための図。 第3実施形態における下部を基準として上部の開口面積比を変化させた際の温度変化を示すグラフ図。 第3実施形態における上部を基準として下部の開口面積比を変化させた際の温度変化を示すグラフ図。 本考案の第4の実施形態を説明するための図。
符号の説明
10:磁気ディスク本体、10a:スピンドルモータ、10C:上部吸入空気、10e:支持脚、11:横方向ヒートシンク、12:筐体、12c:スリット、12d:放熱プレート、14:ボルト、15:床面、20:筐体、20a:上部吸気口、20b:下部吸気口、20c:リア開口部、20e:支持脚、21:縦方向ヒートシンク、21a:フィン、22:ファン、23:電源部、25:直進空気流、26:上昇空気流、30:フィルタ、31:ダクト金具、31a:遮蔽版、33:下センタプレート、35:上センタプレート、34:ヒートシンク連結金具、35:上センタプレート。

Claims (6)

  1. 筐体内部に磁気ディスク本体を収納する磁気ディスク装置であって、
    両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された磁気ディスク本体と、
    一方向に伸びるフィンが複数立設され、前記磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置に開口されたネジ穴を用いて磁気ディスク本体側面にネジ止めされたヒートシンクと、
    前記ヒートシンクのフィンの立設方向と開口方向とを一致させた複数のスリットを有する筐体とを備えることを特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 筐体内部に磁気ディスク本体を収納する磁気ディスク装置であって、
    両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された磁気ディスク本体と、
    一方向に伸びるフィンが複数立設され、前記磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置に開口されたネジ穴を用いて前記磁気ディスク本体側面にネジ固定されたヒートシンクと、
    該ヒートシンクと熱伝導出来る様に直接、若しくは熱伝導性の良い部材を介して固定された放熱プレートを側面の一部とすると共に、前記ヒートシンクからの熱を外部へ放熱するための複数のスリットを有する筐体とを備え、
    前記ヒートシンクが、前記磁気ディスク本体とネジ止めされる位置において前記筐体内面に内接する第1の幅と、該第1の幅の位置を除いた位置において筐体内面に内接しない第2の幅とを有することを特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 筐体内部にスピンドルモータを有する磁気ディスク本体を収納する磁気ディスク装置であって、
    両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された磁気ディスク本体と、
    該磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置にネジ穴が開口されると共に、磁気ディスク本体の長手方向に伸びるフィンが複数立設され、前記磁気ディスク本体の一側面に前記ネジ穴を介してネジ止めされた縦方向ヒートシンクと、
    前記ネジ止めされた縦方向ヒートシンク及び磁気ディスク本体を収納し、前記縦方向ヒートシンクの一端と対向する位置に開口した開口部と、前記磁気ディスク本体のスピンドルモータ位置の下方に開口された下部吸気口と、前記縦方向ヒートシンクの他端近傍に開口された上部吸気口とを有する筐体と、
    該筐体の縦方向ヒートシンクの一端と対向する位置に開口した開口部に配置され、筐体内部空気を排気するファンと、
    前記下部吸気口の開口面積に対する上部吸気口の開口面積の比率を、下部吸気口から吸引した空気がスビンドルモータを通過する所定の比率に設定したことを特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 前記所定の比率が、15%〜25%であることを特徴とする請求項3記載の磁気ディスク装置。
  5. 前記所定の比率が、16%〜18%であることを特徴とする請求項3記載の磁気ディスク装置。
  6. 筐体内部にスピンドルモータを有する磁気ディスク本体を複数収納する磁気ディスク装置であって、
    両側面の予め規定された位置に複数のネジ穴が開口された一対の磁気ディスク本体と、
    該一対の磁気ディスク本体のネジ穴に対向した位置にネジ穴が開口されると共に、磁気ディスク本体の長手方向に伸びるフィンが複数立設され、前記一対の磁気ディスク本体の両側面に前記ネジ穴を介してネジ止めされた一対の縦方向ヒートシンクと、
    前記ネジ止めされた一対の縦方向ヒートシンク及び磁気ディスク本体を収納し、前記一対の縦方向ヒートシンクの一方の一端と対向する位置に開口した上部開口部と、前記一対の縦方向ヒートシンクの他方の一端と対向する位置に開口した下部開口部とを有する筐体と、
    該筐体の上部開口部に配置され、筐体内部空気を排気するファンと、
    前記一対の縦方向ヒートシンクのヒィンを覆うように配設される一対のセンタプレートと、
    前記筐体内部において前記上側開口部と下側開口部を遮断する遮断板を有するダクト金具と、
    前記一対の縦方向ヒートシンクの他端を連通すると共に、前記一対の磁気ディスク本体間の間隙を塞ぐ遮蔽板を有するヒートシンク連結金具とを備え、
    前記筐体の下部開口部から吸入した空気を、前記一方の縦方向ヒートシンクのセンタプレートにて塞がれた空間と前記ダクト金具により形成された空間と前記他方の縦方向ヒートシンクのセンタプレートにて塞がれた空間とを介して前記ファンから排気する様に構成したことを特徴とする磁気ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08276871A (ja) * 1995-04-03 1996-10-22 Tamura Plast Seihin Kk 自動車用リアスポイラ

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